くらしのタネ


原田 晴子
やきものやる日々

GW

2019-05-02 | 旅行
まだまだ終わらないGW。もう、いい加減よさないか。って思う。
とりあえずは少し休みらしい事。ってわけで
たまには自然でも満喫しよう。ってわけで
岐阜の高鷲へ。
まずは泊まるところだけは押さえて、
温泉行って、川の流れでも見て。
くらいに考えて出発。
それでもえらいもんで娘が食品サンプル作りを
したい。と提案してくれて、2日目の帰りに
体験できるように予約。
さて。あとはどうなるか。
ガソリンスタンドに寄り忘れ慌てて早めに高速を降りて多治見あたり。行けども行けどもガソリンスタンドがなくて慌てる。
なんとなーく見つけたサイエンスワールドで
色々と工作なんかしつつ、ついでに化石博物館へも足を伸ばし娘らがお土産に買ったのは

発掘体験キット。
なんでしょうね、、、
ともかく根性で瑞浪のあまからという老舗五平餅をゲットしたり、のんびりしてたせいで温泉でたらもう近所の飲食店どこもやってなかったり。
ドタバタな一日目を終え、2日目は朝から
道の駅あゆパークにてあゆかイワナか、マスが釣れる釣り堀体験。獲った魚は自分で捌き、炭火で焼いて頂いた。なかなかやれない経験だなあ。
アウトドアな一家でないからね。
命を頂く経験は貴重だった。綺麗な山々の新緑。
大きな川。食品サンプルの体験も
密かにやりたかった事で楽しかった。
エビ天がもうひとつだった。
世の中楽しい事は色々。
明日からはお祭り。夫君のいない祭は少し
寂しいけど。
あと少し。GWを乗り切れますように

台湾へそ曲がり旅後編

2016-06-28 | 旅行

二日目。早起きして、まずは龍山寺へ。そんなこと言ってたのに。結局起きたら8時くらい。

それならこのホテルで朝食を済ませて、あとはホテルに戻ってこなくてもいいように

しようか。そんなわけでビュッフェ会場へ。

写真にはクロワッサンだの素敵な写真が写っていたのにもろ大陸。大陸のお客様が

大半だっただけにあっちからもこっちからもなかなかに喧噪。でもちょっと頑張って

ガーデンテラス風にしてあるのがかわいらしい。定番のお粥にそぼろ風トッピング

干し豆腐の炒め物的なものをさらさらっと頂き、竹の子かな?っと思ってたぶつ切りは

しょうが。そんなかんじだが珈琲も飲めたし。ちなみに今回のホテルは素敵なカフェが

併設されていてそれがポイントで選んだ物件だった。

だのに朝からはやっていないし、

第一ずっと食いつかれした胃袋に珈琲はともかくクロワッサンやマフィンはちょっと・・・

なんにしろ二泊三日でバーゲンセールで一人8千円くらいの宿なのだから十二分である。

部屋の窓から見える光景。おっさんが庭の緑にそんなに???!!

と言うくらいひたすら水をかける。

最初は二日目台南へ行こう。今度こそちょっと・・なんっつってたのに結局1時間半の電車に揺られる

時間が惜しくなり、龍山寺の後、近くの薬草街で苦茶をなめ、青草茶をまたさらに頂き、目にいいお茶と

よく眠れるお茶をセレクトしてもらう。よく眠れるというのは”夜猫茶”だった。

本当は今回はよく寝られると聞いた”蓮の種のお茶”と肺にいいデトックス的な漢方でもありはしないか

と思っていたのだけれど、漢方薬屋らしきところで”旅の指さし会話”を取り出し、

”悪いと思う” ”肺”

と指さすと、店主は筆談で

”看 医者”

との返事。医者へいけってことかよ。それでもめげずに

”求 漢方”   と書くと、

”看 漢医”  (漢方医にみてもらえ)

と言われるしまつ。残念であった。ともかくそのまま地元マーケットをきゃあきゃあと

覗きながら楽しんで、歩きまくってたらじゅんちゃんがメモってた豆花屋さんにも行け、

その前にどうしてもと牛肉麺と皮蛋豆腐なんかもたべちゃったりして。

それでもこの後一応家族には仕事。と言った手前、台湾における日本陶器の市場調査的な。

政治家の海外出張みたい。

最近何人かこの台湾の 小 器 で展示会をすると聞く。ちょっと覗いてみたいよね。って

リクエストしてまずたどり着いたらなんとそこは 梅酒屋だった。ひとまず二人でお向かいの

ステキカフェで一服。 みんな珈琲飲んでるのに

二人は・・・・。ちなみにじゅんちゃんはライトビール?だったかホワイトビールだったかを

頼み、ほかには何がありますか?と店員さんに英語で尋ね、じゃあ、リッチビールで。

とたのんだらなんとライチビールが。想像つかなかった。

その後オサレなセレクトショップ 小 器 は案外近くにあり、視察も終えていったんホテルへ

そしてちょっと食べてみたかった、自助餐・・・というビュッフェスタイルのお弁当屋さん。

これから地下鉄にも乗るのにホテルの一杯の為にゲット。

十穀米くらいのごはんにへちまの炒めたのや、干し豆腐の煮もの、竹の子の炒め物、角煮なんかを

指さしでチョイス。おかみさんはよしよしとばかりに私たちに選んで盛ってくれようとした卵とトマトの炒めなど

をいらんいらんとすげなくかわし、ずうずうしくもこれね。あ~それはちょっと・・などと

言葉の通じないのもお互いに苦にもせずゲット。

こういうのが楽しい。 無事ホテルまで持ち帰ってさっそく。

その後じゅんちゃん曰く新宿っぽいとい西門の街へ繰り出し、カモを堪能。

 地元の家族連れや友人同士で来る店らしい。

早速ビール!というと、体育会系大学生バイト風が「セブン ・イレブ~ン」と歌った。

持ち込みなんだそうで。もちろんわたくし走りました。

・・・どんだけ飲んでるやら。とっもかく。正直今回もだけど地元スーパーや夜市で飲みに来たの。

私たち。リフレッシュなの。

そんな旅でした。歩いて。食べて。〆は足つぼ。翌日には早朝に起床し、常滑に戻ったわけです。

悔いはない。だってまた行くもん。いつかはわからないけど。

 

 

 


モーレツ京都・奈良

2014-07-29 | 旅行

なにがモーレツかと言えば、あっつ~・・・・まさに猛暑であった。

五条坂陶器市で、そぞろ歩く外国人旅行者をみては

こんな暑い時期に京都に・・もったいないと思っていたというのに、まさに今しかない!

という事で行ってしまった。

ともかく我が家の女子供ならぬ"外人子供"に奈良の大仏を見せてあげたい。

そんな思いから。

小学校の修学旅行で、子供ながらその昔東大寺の門をくぐりその広大な中庭と

そこを通り抜ける風に何とも言えない清々しさと威厳を感じた。

それを家族と共有したい。たまたま25日に奈良のゲストハウスが取れた。

ほぼ外国人が泊まるところであるが、まだ新しくて、二段ベッドが二つ部屋にあり、トイレ・シャワー

がついている。冷蔵庫やミニキッチンが共有スペースにあり、ゲームなんかもやり放題。

ほぼ満室なのに、その日だけは空きがあったのだ。

ともかく、早朝から出発。

9時ちょい過ぎには京都駅辺りに到着して京都たわーへ。

 そして、あっちにしようかこっちにしようかと望遠鏡でいろいろ見た後、

清水寺・祇園方面へバスで。

もはや"熱い"花見小路をひいひい言いつつ(娘が)歩き、なんとかラーメンにありついて

また歩く。

今更ながら上の娘は全くのヘタレで、もう歩きたくないだの足が痛いだの、横っ腹がいたいだのと

うるさいうるさい。

今までやはりのんびり自堕落に育ててきてしまったのだなと反省。

その後昼過ぎには一路奈良へ。

夕方ゲストハウスへついて、まずはおやつタイム。

二段ベッドでまったり。

その後、春日大社で6時半から催されている"イルミ奈~良"という植物園でのイルミネーションを

見に行こうということになった。

その前に地元の銭湯へ行こう!とそぞろ歩いてついたとたん、お財布を部屋に忘れたことに

気が付く。

あ~あ・・・・・・しかも夫君も財布置いてきちゃったと言う。持ってこいや!!と

自分を棚に上げてむっとしつつ黙って部屋でシャワー。

むすっとしながらも、ともかくイルミ奈~良へ。

けっこう怖い。

ただでさえ長い植物園への入口であるが

人もまばらで暗い。

肝試しかよ・・・と言いつつついてみると、なかなかに面白かった。

さて、翌日は暑いから早朝から東大寺へバスで進む。

しかせんべいでモテモテ。

思った通り、奈良公園でシカと戯れ、壮大な東大寺に満足。

朝は気持ちがいい。

大仏の圧倒感は、タイで見た横たわる涅槃像と頭の中でごっちゃになっていて、思ったよりも

インパクトがなかったが、大人になるとそんなもんなのかもなと思う。

でも、満喫したよ。

その後39度まで上がると言われている昼を常滑への移動時間にしたことは言うまでもない。

ヘタレ一家であるのでそんな中貪欲にほかの寺に行ってみようなどとは思わんのだ。

また来たいしね。


最終日 in 台湾

2013-12-02 | 旅行

さて、一日はさんでしまったがこれはどうしても書きたい。

三日目。一応有名どころ小龍包の鼎泰豐(ディんダイフォン)へ行こうかと言っていたのに

結局初日に行けなかった西門あたりへ行こうということになり、胡椒餅目当てにだけど。

少し歩いても時間がかかるので一回くらいは。とホテルの朝食をとり、ずかずかと地図を

片手に(じゅんちゃんの)歩く歩く。

最初に空港でお迎えのガイドさんが「正直台北の街は小さいのでMRTとか乗るよりタクシーが

便利。初乗り70元でどこまでいってもそうかからない」と言われて正解。

行きは歩いて、帰りはタクシーでと使い分けしつつ、歩いてどこまでもカンタンに行けた。

ともかく食べ歩きの旅が目的だったのでお気づきの通り故宮博物館や行天宮、孔子廓など

有名観光地へ行っていない。

西門あたりは大学などがある若い街。

美容整形のクリニックなどがあったりして、われらがイチロー風に絶色整形されたか・・・

(SONYの看板だけど)

一回くらい名刹仏閣もねえ・・・とガイドブックに総合運ならここ。

とあった龍山寺(ロンシャンスー)は西門の先にあり、ともかくも歩いてまずはパワースポットへ

行こうとなった。台湾の皆さんはとても信仰が厚く、道にぽっとあるお堂のようなところに

若い女性が長い線香を掲げお祈りする姿をよく見かけた。

市場の中でじゅんちゃんと共にちょっと中を覗いたりしたが、お参りの作法があったことに

後で気づく。全くなっていない無礼者たちであった。

近くは薬草が軒にほしてある薬草茶スタンドがあちらにもこちらにも。

着くとお経の大合唱が一帯に響き、荘厳な雰囲気。

たちのぼる線香の煙、黒装束の寺のコーラス隊のようなお経をあげる女性達。

まずはロウソクと線香を購入。ロウソクに点火しようと辺りを見回すと、黒装束のお婆さんが

「こっちに一本。あっちに一本。」と日本語で教えてくれた。

目と目が合って、「ありがとうございます。」とお礼を言うと、涙がこぼれてしまった。

久しぶりのおばあさんの目。皺の刻まれた顔に灰色の少し白く濁ったでもきれいな目。

2年前に他界した祖母に出会ったような気がして嬉しくなった。

老婆に飢えていたんかしら・・・線香の点火場で男泣きにウデを目に押し付けている私に

じゅんちゃんは「まあ、一所懸命祈ろ」と言ってくれたので助かった。

じゅんちゃんまで「ああ・・・」などと感傷に浸ってくれたらもう泣き止むどころでなかったかも。

龍山寺のスピリチュアルパワーがさせた出会い。そんな感じで一層厳かな気分になりました。

心底行ってよかった。みなさん「あ、日本人ね」とわかっていらしただろうがとても親切だった。

泣いたカラスは・・胡椒餅をゲット。

その後薬草茶を飲み、トイレ休憩がてら

何かの日本の遼だったというとこのこんないたずら書きみたいなのを見たり、

ファンシー・・・

やっとお目当ての誠品書店でオリジナルバッグを買ったり(お目当ての色と大きさはなかったが)

確実にやろうと計画したことをやった・・・・そんな満足感が大きい旅であった。

欲張らなかったということもあるし、お互い食い歩きが目的であったことも大きい。

(じゅんちゃんがあわせてくれただけだったりして・・ ハッ!!!)

しかし長い付き合いながら初めての二人旅。女同士とてもう!こんな癖が?!!とか

もう嫌っ!!となったり夜な夜な打明話などして涙活して帰国かな・・なんて思っていたので

あるが、まるで名古屋あたりへランチでも行ったかのように過ごし、

3日も一緒にいたのに「あ~あれじゅんちゃんに話そうと思ってたのに・・」なんて

また思ったりする。ありがたい友の存在に改めて感謝。

ブレない・・・そうブレない距離感よ。ありがとう。(二回言いました。)

何をやったわけでもないし、外国に行った感があまりないけれど、やっぱりモノづくりへの

刺激はいただきました。仕事がんばるぞ~!!!

これにて台湾編終了~。

また猫日記になるか・・・


長い一日 in 台湾 夜編

2013-11-30 | 旅行

朝から飛ばしてもうこれでもかというほど食べまくっているので

なんとなく胃がパンパン。しかしもたれた感じは少ない。全体にお味がさっぱり

しているし、歩きまくっているせいもあるかも。

やたらと見た派手な鳥。おしどりじゃないかとじゅんちゃんは言っていた。

ともかくやっと4時過ぎて九份ツアー申し込み場所のホテルへ。

バスに揺られること約1時間。すっかり夕方の九份へ。Sisiyちゃんは九份へ行くなら

朝から!と言っていたが、夜の風景が見たかった。そんなわけで日本では

千と千尋の神隠しの最初のお父さん達が引き込まれて豚になっちゃう繁華街で

有名な九份。かなり切り立った山の上にぼうっと提灯や店の明かりが浮き上がる。

幻想的で異国情緒あふれる感じ。バスガイドさんの注意は、元々ゴールドラッシュで

湧いたこの街がゴーストタウンとなり、映画のロケ地となってまた人が集まり、さらに

宮崎監督がモデルにしたことでさらに有名になった。

土地代はぐんぐん上がって、お土産物屋さんは苦しいので材料代を安くしないといけない

と言うわけで中国のものを使っています。安いものと高いものがあったら、高い方を

選んでください。台湾製です。ときっぱり言った。

屋台などでも切ったフルーツは未だにサッカリンを使って甘くしているのだそうで

体に悪いから食べない方がよいのだとか。

彼らの中では同じ言葉を話してもきっぱりと大陸との線引きがなされているのだ。

細い階段道が続く。両際はぎっちりお土産屋か

食べ物やさん。道行く人はほぼ日本人。

私たちはここからぐっと離れててっぺん付近にある九份茶坊へ。

こちらはちょっとお高いので逆にお客が少なくてゆったり出来て正解。

熱々の鉄瓶から出る湯気と目下に広がる夜景。

お茶葉を買って残りは包んで持ち帰り。二人で東方美人茶をチョイス。

烏龍茶と蜜で煮た梅と共に。

少しづつ蒸らして注がれるお茶はなんとも優雅。

が、しかし七煎目まで飲めると言われたがお腹はがぽがぽに・・・

台湾の人は遠方から来た友(久しぶりに会う友人)とは茶坊へ行き、そこでゆったりと

した時間を過ごすのだそう。贅沢だね・・・

素敵店内。

ちなみに東方美人茶はうんかという虫に茶葉を噛ませその唾液ではちみつのような

芳香をつける(たしかそんな感じ)なのだそう。不思議~

その話を裏のフランス人にすると「気持ちわるいですネ~」と言う。

カビ食ってるくせによく言うよ。

ともかく素敵な時間であった。(ほぼガイドさんとのぞろぞろ歩きだけど)

またなんとかバスに揺られ、じゅんちゃんの膀胱がやばいことになりながら

台北へ。

さあ、いよいよ屋台デビュー。夜市へGO!!

いろんな具材。カエル・・

やっと私のお目当て包子(パオズ)とじゅんちゃんの

お目当て臭豆腐をゲット。臭豆腐屋の裏のテーブル席へ。ビールはコンビニで。

持ち込みしても嫌な顔はされないが、老いも若きも周りにビール飲んでいる人はいなかった。

美味し。包子の皮はふわふわ。

高菜みたいなものと肉のあん。そこにピーナツ粉と香草が。(二人共香草好きなのでいいが

嫌いな人はたまらんかな)臭豆腐は台湾の人も好き嫌いがわかれるそうなのだが、これは

揚げてあるせいかさほど匂いは気にならない。腐った豆腐のようかと言われると違う。

酸っぱくないし。カリッとしていてにんにくたっぷりの醤油っぽいソースが効いている。

サワーなキャベツの漬物が添えられていて合う。

このあと河岸を変えていよいよ水餃子など。

やっと乾麺(汁なし麺)とプリプリの水餃子。

ここは焼き餃子もあってお客さんは結構そちらを頼んでいた。春巻きみたいな長いものだった。

お気づきの通り食べ過ぎ。

ホテルに戻り、最後にまだ食い下がって豆花をテイクアウトしたが

もうじゅんちゃんは食べられず・・・でもあの人ぷしゅっと開けてた。

その夜は臭豆腐のにんにくが胃で噴火・・・・苦しい一夜であった。

寝たのはもう1時を回った頃。台湾の夜はながいのだ。