嘘の吐き方(うそのつきかた)

人はみんな嘘をついていると思います。僕もそうです。このページが嘘を吐き突き続ける人達のヒントになれば幸いです。

言葉という武器

2001年12月06日 08時46分04秒 | 駄文(詩とは呼べない)
言葉が僕の武器ならば、人の心を傷つけるだろうか?
言葉が僕の武器ならば、彼女の身体を切り裂く事が出来るだろうか?
言葉が僕の武器ならば、人を殺すことも出来るだろうか?
言葉が僕の武器ならば、戦争に使うことも出来るだろうか?
言葉が僕の武器ならば、僕は強くなれるだろうか?
言葉が僕の武器ならば、言葉は意志を持つだろうか?
言葉が意志を持つならば、言葉は前へと突き進む。
言葉が僕を支配する。
言葉が人を支配する。
言葉が動き続ける。
言葉が変化を続ける。
言葉は生き物になる。
言葉は生き続ける。
言葉は僕よりも長生きするだろう。
僕が昨日死んでも、明日の言葉は今日を生きるだろう。
言葉が明日死んでも、僕の言葉は明後日を作るだろう。
昨日の言葉はもう覚えていない、それでも今日も僕は言葉と共に生きている。
僕の思考は言葉と共にある。
思考が言葉へと成長し、言葉は思考を育てる。
言葉の変化があるからこそ、僕は今を感じられる。
言語が思考と共に生きるように、僕の脳裏に生きている言葉がある。
この言葉はどこへ行くのだろう?
この言葉は誰が作ったのだろう?
考える事が言葉の反射の繰り返しであるように、僕の心の一雫も言葉の海へと流れる。
僕の言葉は世界を作る。
この言葉は世界を作る。
世界は今日も慌ただしく、のんびりと言葉のマジックを繰り返している。