hanatumI 花通信

埼玉県深谷市で
布花サロン布花教室をオープンしています。
庭づくりも奮闘中です。

庭のバラのブーケ

2012-05-31 | よしなし事


アイナカフェに飾った庭の花たちが、まだ元気です。

全て、ステラリビングの庭に咲いていた花々をパキパキっと切らせてもらったのです。

庭には、バラの他、野草もたくさん咲いてます。

手の中で束ねてるだけでなんとも素敵なブーケが出来ました。

銅葉のツワブキも、とてもスタイリッシュだと思いませんか?


バラを野草的な草花と合わせるのが自分の好みです。


アスチルベの葉をバラに重なるようにしたりして。

”こんなところにも花があるのね。”というような、庭の風景を写したような花束。




ところで、
これからの季節は、生けた花を、いかに長持ちさせるかが、問題ですね。

春の球根花と違って、とにかく水が下がりやすいのです。


私は、夜休む前に、花も休めます。

茎を切り戻し、水を張ったボールに首まで沈めます。

朝にはまた、シャッキとして、こちらの気持ちもいいものです。



アイナマルシェ 

2012-05-30 | よしなし事



とても賑やかなマルシェでした。





ドア越しに見えるのは、soranihanaさんと言うお花屋さん。

アイナカフェさんにピッタリ。外国の花屋さんのようでした。













前日、ステラリビンングの庭から摘んできた花も飾りました。

”今が一番美しい”、そんなブーケが出来た!!


お越しいただきました皆さま、どうもありがとうございました。

普段、家に籠もっての仕事が多いので、今回、お話が出来てとても勉強になりました。






























金環日食

2012-05-21 | よしなし事
宇宙の事を考えてると、スケールの大きさに頭がおかしくなってしまうのですが、


なぜ、こうも正確に太陽と月と地球が一直線につながるんだろう・・・・?

どこのだれの思惑なのか? 人間でないことは確かであるし、、、、


考えても分かるわけないし・・・。


でも老若男女が空を見上げて興奮する姿って、オモシロイ。平和な姿。



今朝、子供は近所のプラネタリュームの観察会に参加し、そこから学校へ登校。

帰ってくるなり、感動を伝えてくれたので、内心ホッとしました。
(星小僧にならなくても、男の子なら天体に少しは関心を持ってもらいたいという親のエゴ。)


次回は北海道で部分日食が10年?20数年後だそうで、

息子はその時は、連れてってくれるなどと、可愛いことを言ってくれたけど、

それまで元気でいられるかどうか・・・ ちょっと危ない気もするな~。




古い帽子とバラ

2012-05-17 | 布花
今週は忙しさに、パソコンを開く間がありませんでした。

こんな時にかぎって沢山メールをいただいておりました。

お返事遅れてすみません。


母の日は、オーダーを頂いていた、幾つかのバラのブーケを束ねていました。。

一日が
あっという間でした。




すこし落ち着いて、布花をさわっています。





草花のブーケ

2012-05-11 | 布花教室



今月は、4種の花や草を作っています。

細かいけれど、それぞれは、とても単純な作り。


先月のムギと組み合わせて花束にしたり、グラスに入れたり。

自由に楽しんもらえたらと思います。


出来上がった可憐なブーケを眺めながらお昼ゴハン。

そして、

持ってきた箱にしまったり、かごバッグから、のぞかせたりして帰られる姿がすごく可愛かったな。
        

 また来月ね。






道端にこんな素敵な色のひなげしが咲いてました。

教室の方が帰りがけ摘んでくださいました。  麗しい~。

儚い一日花ですから夕方には、花びらが、はらはら落ちて、、、でもそれがいいですね。


一輪でいいから、部屋に花をおくと、あたりの空気が変わるのが、わかります。

たんぽぽ

2012-05-07 | 布花



雑草ばかり作ってる今日この頃。

たんぽぽも作りました。

気取らない花を見てると、心がなごみます。



ブラッドベリーの”たんぽぽのお酒”って読んだことありますか?



夏に、この花でお酒を作って、

真冬に黄金色のたんぽぽのお酒の瓶を透かして見ると、

青々とした草原が現れて・・・って場面があるんです。



ところで、私が子供のころ、たんぽぽは白いのが、主流でした。(しべはちょっと黄色い。)

東京に住んでいた祖母が遊びに来た時、

白いたんぽぽをすごく珍しがったので、

祖母が帰るという日、急いで摘んで学校から帰ると、もうすでに帰ってしまっていた。

あの時はショックだった。

白いたんぽぽを見たことがないという、いとこ達にお土産にしようと張り切っていたのに~。

そして・・・下駄箱の上に置かれた、たんぽぽの花束はあっという間に萎れてしまったのだった。

菖蒲湯

2012-05-06 | よしなし事


昨日5日は子供の日、端午の節句だったので、

菖蒲の葉を切ってきて用意をしていたら、

子供たちが、「なんでそんな葉っぱを入れるの?邪魔だ邪魔だ!」と言う。その言葉、ちょっとびっくりした。

何年も菖蒲湯をしていなかったからすっかり忘れていたようだった。


「なんにも匂いがしないよ。肌にいいの?」 こんな調子。アロマな入浴剤の感覚である。

娘は、かつてゆず湯に入った後、体がヒリヒリしてひどい目にあったから、なおさら疑わしい目をしている。


こういう習わしは続けることで、記憶されるんだろうな。

旧家であるわけでもないから、気まぐれにやったりやらなかったり・・・子は親の鏡なのだ。




5月と言えば、筍もさけては通れない。

道端で売っていたり、直売所には山のようだ。雨後のたけのこですから。

採れたてのたけのこは、5,6分茹でただけで柔らかくなります。

この時期は裏に竹やぶがある農家がうらやましい。  自然の恵み。






棚の隅も草ぼうぼう。布で作った草。

未完成だけど、明日の布花教室に持って行きます。

矢車草が咲いた。

2012-05-04 | 生花


冬にともだちから分けてもらった矢車草。

ぐんぐん伸びて、つぼみが膨らんで真っ青な花びらが見え、いよいよ咲いてきた。

きれいなロイヤルブルー。

子供のころは雑草のように身近な花だったから、

古い友達のようです。



矢車草と言えば、ツタンカーメン。

小学校の何年生だったか、

夏に読んだ、「ツタンカーメンの秘密」という本。

発掘の時の話が細かく忠実に書かれていた。
(夜中にミイラの写真を思い出してコワくてコワくて、真夏だというのに布団かぶって寝た。)


その本の中に、こんな一節があった。



(いよいよ発見というクライマックスの中)

ツタンカーメンの棺の上に、花が置いてあった。


その花は何千年の時が経ったにもかかわらず、わずかに青い色を残していた。

手を触れると一瞬でこなごなになった。



それからずーっと、あれはなんという花だったんだろう、、、、心の隅っこにあった。

大人になって、ある時、新聞の花の歳時記で矢車草の記事を読んだ。

その記事の最後に、「ツタンカーメンの棺から見つかったのは、この花。」とあった。

あの時、長い疑問が解けた。


矢車草を見て、昔も今も

人の性って変わらないんだな~って思った。

来月6月 布花教室予定

2012-05-01 | 布花教室



来月は、アジサイを作ります。

今回のアジサイは、花びらも葉も、モフモフして、くたっとした作りのものです。



厚手の布ですので、リボンでウェストに止めたりしたら可愛いかもと、想像したり。

結婚式のお呼ばれがあったら、こんなふうに使ってみたいな。。。



布花は作りながら夢が見られますね。

地味な茎巻きも仕上がりをイメージすれば、頑張れるというものです。