うちから歩いてすぐの、桜堤。
熊谷の名所のひとつです。
花が咲くまで、もうすこし。
今年は例年になく遅いけど、季節は確実に前に進んでる。
桜舞い散る並木もいいけれど、提灯はぶら下がるし、人の出はすごいしで、
こんな花のない静かな今が、いい時だったりします。
人が歩いた跡だけ草が生えてない、このうねうねの道が好きです。
うちから歩いてすぐの、桜堤。
熊谷の名所のひとつです。
花が咲くまで、もうすこし。
今年は例年になく遅いけど、季節は確実に前に進んでる。
桜舞い散る並木もいいけれど、提灯はぶら下がるし、人の出はすごいしで、
こんな花のない静かな今が、いい時だったりします。
人が歩いた跡だけ草が生えてない、このうねうねの道が好きです。
ベージュの薔薇と言ってますが、
何色なのか、自分でも、よく分かってません。
いろんな色を混ぜた上に、前に作って、容器に残った染料も加えたりと、
最後は”ウナギのたれ”状態なんです。
ベージュ、この色も幅が広くて。
もう少しトーンの違うのを作って組み合わせて、ガーランドにします。
この色合いは、人の肌に自然に馴染むように思います。
何度作っても飽きない色です。
心をいつも同じ状態にしておくのは難しいことですね。
たまに観るテレビ番組で、NHKの”こんなステキなにっぽんが”というのがあります。
古き良き日本の伝統を守る人達を紹介するドキュメンタリーです。
放送の時間帯からいって、たぶんマイナーなプログラムでしょうが、観ていると、温かい気持ちになる番組です。
地震のちょっと前に、岐阜の和紙職人が紹介されていました。
夫婦二人三脚で、気の遠くなるような忍耐の作業が続き、工程はいよいよ紙を漉く段階。
その時、ご主人が言いました。
「紙には自分の心が表れる。なにか心配事があると上手くいかない・・・・。」
それを聞いた時、 「へえ~、そうなんだ。」 と思ったのですが、
花を作るのも、生けるのも、ホント同じなのです。
心の中と、手は繋がっているんだな~。
番組を観て、そんなことを、再確認しました。
じっくり考えながら染める。
淡い紫や青から、こっくりとした深紫へ。
ステラリビングのレースをあしらい、
エレガントなパンジーのコサージュが出来上がりました。
こんな襟元に付けたら素敵でしょうね。
つつましやかな女性の姿が浮かびます。
※ こちら、私が作ったのではなく、教室参加いただいた方の作品です。
今週は、この不安定な状況と、お気持ちの中、
布花教室に、お越しいただきましたこと、感謝申し上げます。
また、楽しみにしていただきながら、交通事情等でお越しいただけなかった皆さまには、
後程、機会を作れたらと思っております。
あの日から、誰しも同じでしょうが、
気持ちの切り替えが難しく、心ここにあらずといった状態でした。
教室の開催も、迷いましたが、
無理せず、来られる方に来ていただこうという事にし、
”マンツーマンになってもいいから”との、ステラさんの言葉に甘え、オープンしました。
実際、布花を作っているときは、何も考えず、終わったときは気が晴れ、自分の中に力が湧いてくるのがわかりました。
よく考えれば、何も失ってない者が、いつまでも下を向いている場合ではありません。
限りある時間を無駄にせず、言い訳を止め、前に進んでいこうと思います。
被災した方に、恥ずかしい生き方はしたくないです。
はなにら。
これも懐かしい花で、青白~い印象がある。
一夜明け、被害の大きさに、ただただ茫然とするばかりで言葉が見つかりません。
とても怖かったけれど、
実際に被害にあわれた方々の、恐怖や不安に比べれば、私なんて・・・。
中止した今日の布花教室、 直接ご連絡も出来ない方もいらっしゃり、ご迷惑をおかけ致しました。
延期ですかとのお問い合わせもあり、
ステラリビングさんと相談し、中止というのも・・・・と、振替日を設けてみました。
3月26日土曜日
ご都合のよろしいかたは、お電話ください。
090-8877-6958 (石井)
=お知らせ=
明日、12日の布花教室は、
地震のため、中止させていただきます。
皆さん、無事にご帰宅出来てますか?
家族、友人とも携帯つながらず・・・・。
心細い・・・ですね。
49回目の・・・・誕生日どころの話ではなく・・・・
あまりに痛ましく、眠れそうにありません。
今年のパンジーは、小花を添えてみました。
パンジーが大きめのお花ですので、小花が入ると、互いに引き立てあうと思います。
なんとなく、草っぽい印象です。
今回は、コテは使いません。
コテがなくても、布花が作れるんですよ。
私も、久しぶりに、いろんなパンジーを作ってみたくなりました。