うちの近くの桜堤、すっかり提灯やら屋台やらと準備万端ですが、肝心の桜はほんの一分咲きといったところです。
ここ数日花冷えが続いたからでしょうね。
早く満開の花も見たいけれど、慌てず待ちましょう。
季節はゆっくり鑑賞したいですから。
桜だよりが聞こえてくると、こんな淡ーいピンク色の布花を作りたくなります。
桜色は決して個性的な色ではありませんが、誰にでも好かれる色でしょう。
”こんな人いるなー”って思いながら作ります。本当は個性的に見られたいのにそうは生きられない、優しい人。
私も好きな色。 クリーム色をベースに、その上にピンクを染めます。
ピンクの染め方で変化が出るので面白いです。
ここ数日花冷えが続いたからでしょうね。
早く満開の花も見たいけれど、慌てず待ちましょう。
季節はゆっくり鑑賞したいですから。
桜だよりが聞こえてくると、こんな淡ーいピンク色の布花を作りたくなります。
桜色は決して個性的な色ではありませんが、誰にでも好かれる色でしょう。
”こんな人いるなー”って思いながら作ります。本当は個性的に見られたいのにそうは生きられない、優しい人。
私も好きな色。 クリーム色をベースに、その上にピンクを染めます。
ピンクの染め方で変化が出るので面白いです。
子供のころ、カメオのことを、”なんて悪趣味なブローチなんだろう”と思っていました。
よくビロードのワンピースの襟元なんかにくっついて売られていたものです。
そんなカメオを大好きになったのは、アンティークものと出会ってから。
今はもうないのですが、池袋の西武に“ロンドン商会”という骨董屋があり、
時折そのお店に寄るのを楽しみにしていました。
“ロンドン商会”はその名の通り、イギリスアンティークの家具や食器、アクセサリーなどを売っていて、
中でも、ガラスケースの中は古いイギリスを封じ込めたかのようで、吸い込まれてしまいそうでした。
その時見たカメオはひとつひとつがまるで絵画のようで、これは芸術品だとすっかり惚れこんでしまったのです。
お値段も芸術品で、まさに指をくわえてみてるだけ。。。
その後、イギリスに行って、アンティークマーケットに普通に売られているのを見た時は興奮!!
画像のカメオはその時買ったもの。それから行く度、思い出にと一つずつ集めました。
どれも気に入ってるのですけど、やっぱり初めてのコレが一番出番が多いみたいです。
よくビロードのワンピースの襟元なんかにくっついて売られていたものです。
そんなカメオを大好きになったのは、アンティークものと出会ってから。
今はもうないのですが、池袋の西武に“ロンドン商会”という骨董屋があり、
時折そのお店に寄るのを楽しみにしていました。
“ロンドン商会”はその名の通り、イギリスアンティークの家具や食器、アクセサリーなどを売っていて、
中でも、ガラスケースの中は古いイギリスを封じ込めたかのようで、吸い込まれてしまいそうでした。
その時見たカメオはひとつひとつがまるで絵画のようで、これは芸術品だとすっかり惚れこんでしまったのです。
お値段も芸術品で、まさに指をくわえてみてるだけ。。。
その後、イギリスに行って、アンティークマーケットに普通に売られているのを見た時は興奮!!
画像のカメオはその時買ったもの。それから行く度、思い出にと一つずつ集めました。
どれも気に入ってるのですけど、やっぱり初めてのコレが一番出番が多いみたいです。
前にもご紹介した、野の花 司。
銀座の裏通りにある、小さな花屋さん。ちょうど、松屋の真裏にあります。
なーんか雰囲気あるでしょう。
ここの花屋さんが他の花屋さんと一番違うとこ、それは、
季節以外の花が一本も無いことでしょう。
今を存分に咲いている草花、木が美しい。。。何の不思議もないことだけど。
お店の前には、木の箱に入った山野草の苗が風情たっぷり。
これは辛夷(こぶし)?ですよね?白木蓮でなく。
お店のお許しを頂いて撮らせていただきました。
ラムズイヤー、その名の通り、羊のお耳そっくりの葉っぱです。
2年前、たった一本の枝からこんなに増えて、ここまでになればもう安心。
この柔らかい葉っぱは、癒し系。いつまでも触っていたい。
この間行ったミニ動物園に、羊がいました。
本物の感触を確かめたくて、羊さんのお耳を触ってみると・・・
葉っぱのラムズイヤーよりもずっと固かった。
2年前、たった一本の枝からこんなに増えて、ここまでになればもう安心。
この柔らかい葉っぱは、癒し系。いつまでも触っていたい。
この間行ったミニ動物園に、羊がいました。
本物の感触を確かめたくて、羊さんのお耳を触ってみると・・・
葉っぱのラムズイヤーよりもずっと固かった。
布花教室にお越しになる方は、作るのはもちろん、コテを見るのも初めてという方ばかりのようです。
きっと、難しいもんだと思ってる方もいっぱいいるんだろうなあ~
出来るだけ分かりやすく工夫しながらも、すぐ使えるような布花を提案していくのが
自分の仕事と思ってます。
これから、少しずつではありますが、ブログを通して道具なども見ていただこうかな。
それと・・・教室は実際の布花作品を見ていただく場にしたいと思います。少しは参考になるかな~
パンジーやスミレは作り過ぎてしまった!
この写真を見ると、お花教室なのか?お菓子教室なのか?
きっと、難しいもんだと思ってる方もいっぱいいるんだろうなあ~
出来るだけ分かりやすく工夫しながらも、すぐ使えるような布花を提案していくのが
自分の仕事と思ってます。
これから、少しずつではありますが、ブログを通して道具なども見ていただこうかな。
それと・・・教室は実際の布花作品を見ていただく場にしたいと思います。少しは参考になるかな~
パンジーやスミレは作り過ぎてしまった!
この写真を見ると、お花教室なのか?お菓子教室なのか?
香りをお伝えできないのが残念です。
まだおとなしい畑ですが、かき集めるとこんな感じに。
左の白いのは、”はなにら”。 子供のころ、花束を作ってよく遊んだっけなあ。
このちょっとクセのある匂いをかいだ瞬間、あのころに引き戻されます。
まだおとなしい畑ですが、かき集めるとこんな感じに。
左の白いのは、”はなにら”。 子供のころ、花束を作ってよく遊んだっけなあ。
このちょっとクセのある匂いをかいだ瞬間、あのころに引き戻されます。
深雪スタジオ・・・東中野の静かな住宅街に建つアートフラワーとフランス料理の小さな学校です。
私と布花との出会いはここから始まりました。
28年前、当時短大の2年生だった私は、暇になった授業の合間、ここに通いました。
そして、もともと勉強があまり好きでなかったこともありましたが、こちらの世界の方に
傾いていき、卒業後、縁があってこのスタジオに数年間勤めることとなったのです。
この教室では4年間生徒として色々な花を作りましたが、さらにスタジオの裏方で働くことによって
教室に通うだけでは、見ることのできなかったアートフラワー(布花)に触れることが出来、何よりの勉強だったと、今思う。
オーダーされた素晴らしい薔薇のブーケ、撮影の花、アメリカのレーガン大統領へ贈るという大きな蘭の盛花も忘れることができません。
深雪アートフラワーといわれる、ここの花は、モナコの故グレース王妃にも大変愛されました。
私が入社する数年前にはモナコ展も催され、いまだその余韻が冷めやらずといった一番華やかな時に働いていたのかもしれません。
でも、その素晴らしく貴族的な布花に触れているうち、だんだんと違う世界の花も見たくなってきました。
自分らしい布花をさがしたくなったんです。
今、私はゴージャスな布花は作らず、自分の花さがしの旅の途中なのですが、
始まりはこのスタジオ、ここが原点です。 そして、
103歳でお亡くなりになった、飯田深雪先生は生涯尊敬する先生に間違いありません。
私と布花との出会いはここから始まりました。
28年前、当時短大の2年生だった私は、暇になった授業の合間、ここに通いました。
そして、もともと勉強があまり好きでなかったこともありましたが、こちらの世界の方に
傾いていき、卒業後、縁があってこのスタジオに数年間勤めることとなったのです。
この教室では4年間生徒として色々な花を作りましたが、さらにスタジオの裏方で働くことによって
教室に通うだけでは、見ることのできなかったアートフラワー(布花)に触れることが出来、何よりの勉強だったと、今思う。
オーダーされた素晴らしい薔薇のブーケ、撮影の花、アメリカのレーガン大統領へ贈るという大きな蘭の盛花も忘れることができません。
深雪アートフラワーといわれる、ここの花は、モナコの故グレース王妃にも大変愛されました。
私が入社する数年前にはモナコ展も催され、いまだその余韻が冷めやらずといった一番華やかな時に働いていたのかもしれません。
でも、その素晴らしく貴族的な布花に触れているうち、だんだんと違う世界の花も見たくなってきました。
自分らしい布花をさがしたくなったんです。
今、私はゴージャスな布花は作らず、自分の花さがしの旅の途中なのですが、
始まりはこのスタジオ、ここが原点です。 そして、
103歳でお亡くなりになった、飯田深雪先生は生涯尊敬する先生に間違いありません。
春が日に日に動いてるのを感じる。
もたもたしてたら、ふきのとうが次々大きくなっていた。
こんなことにかなり慌てるのが春なのです。
ふきのとうを摘まないと、なにか春に忘れ物をしたような気になる。
まずは好みの器に入れて楽もう。
紫つつじの芽吹きと共に。
こんな花を見ていると、川瀬敏郎先生の教室に通っていた頃を思い出す。
生けて楽しんだら、てんぷらに。 もちろんお塩でね。
目もおなかも、春いっぱいになったとさ。。。
もたもたしてたら、ふきのとうが次々大きくなっていた。
こんなことにかなり慌てるのが春なのです。
ふきのとうを摘まないと、なにか春に忘れ物をしたような気になる。
まずは好みの器に入れて楽もう。
紫つつじの芽吹きと共に。
こんな花を見ていると、川瀬敏郎先生の教室に通っていた頃を思い出す。
生けて楽しんだら、てんぷらに。 もちろんお塩でね。
目もおなかも、春いっぱいになったとさ。。。
今回の教室は、初めてお目に掛る方もいらっしゃると思うと、いつになく緊張しました。
(私の方が緊張するっておかしな話ですが)
でもでも、実際はとても楽しい教室となり、
皆さんそれぞれのパンジーが出来上がり、どのパンジーもとても素敵でした。
私はレッスン用に見本をたくさん作るのですが、私の作った見本の花よりずっと素敵に思いました。
これは本当の事で、なぜなんだろう?といつも考えるのですが、
やはり、想いを込めて丁寧に作るからなのでしょう。
見本となると、可もなく不可も無く、というようなつまらない花になっちゃうみたいですね。
(私の方が緊張するっておかしな話ですが)
でもでも、実際はとても楽しい教室となり、
皆さんそれぞれのパンジーが出来上がり、どのパンジーもとても素敵でした。
私はレッスン用に見本をたくさん作るのですが、私の作った見本の花よりずっと素敵に思いました。
これは本当の事で、なぜなんだろう?といつも考えるのですが、
やはり、想いを込めて丁寧に作るからなのでしょう。
見本となると、可もなく不可も無く、というようなつまらない花になっちゃうみたいですね。