ハナママゴンの雑記帳

ひとり上手で面倒臭がりで出不精だけれど旅行は好きな兼業主婦が、書きたいことを気ままに書かせていただいております。

おしかけ居候

2018-09-04 22:02:35 | 娘のこと

旧友からの助け舟のおかげで、ひとまず旧友の母君シーラの家に居候できることになったムスメですが。

シーラ宅から最寄駅までは、歩いて10分ほどかかります。ほぼ一本道ですが、道路の片側にしか歩道がなく、しかも歩道の脇はずっと鬱蒼とした林。明るいうちはいいけれど、暗くなってからはかなり物騒ぽくで・・・ シーラも言ってました。「娘(スティーヴのお姉さん)がまだ家に住んでいた頃は、夜暗くなってから駅に着いた娘を車で迎えに行ったものよ。帰り道は人気がなくて心配だったから。」

 

バラ・マーケットとザ・モニュメントに行った日、ムスメは遅番だったので終業は午後11時でした。その時間帯になると列車の本数も限られてきて、最寄駅に帰着したのは真夜中過ぎ!   車で迎えに行ってみましたが、さすがにロンドン郊外のことはありました。そんな深夜にもかかわらず、駅の外にはタクシーが10台くらい客待ちしていたし、ムスメと同じ列車からも15人くらいが降車したのでひと安心。グロスター駅の夜9時10時頃よりも人が多いわぁ!

 

それでもやはり深夜のひとり歩きはさせられませんから。私がシーラ宅をお暇してからは、「深夜に帰着したときは必ずタクシーを使うよう」ムスメにきつく言い渡しました。タクシーなら2~3分の距離だもの、多少の出費は身の安全には代えられません。

私の帰宅前日だった9月1日(土)は、シーラとスティーヴへのお礼に夕食を外ですることにしました。スティーヴが選んでくれたのは、テムズ川沿いのパブ。日没前ののどかな眺めに癒されました。

 

相変わらずセルフィーが下手くそな私・・・   フィッシュ&チップスはおいしかったです

 

シーラとスティーヴと記念撮影後、ぐーたらムスメをお願いして翌9月2日(日)帰宅。車の走行距離は、全部で413km(258マイル)でした。所要時間は、往きが2時間50分、帰りは2時間20分。ロンドンを囲む環状高速道路M25で往路復路ともに少し渋滞したけど、それ以外は問題なかったです。

シーラのお宅を倉庫に使うわけにはいかないので、ムスメが当座は必要ないものは積んで帰ってきたのですが、それでもこの(下右画像)量!

 

それにムスメのみならず私まで、結局5泊もさせていただいてしまって・・・ 本当に本当にありがとう!

ムスメは以前シーラたちに会ったことをすっかり忘れていたようなので、帰宅してからアルバムを開き、(スキャナーが故障中なので)昔の写真を写真に撮ってムスメに送りました。

 

そうそう、スティーヴが訪ねてきてくれたとき、アウルペン・マナーにも一緒に行ったっけ。

 

コーンウォールのティンタージェルでスティーヴのお姉さんが旦那さんとカフェを営んでいたときは、家族旅行のついでに寄ったんですよね(下左)。そうしたらシーラとゴードンもちょうど泊まりがけで訪問していて、思わぬ再会ができました。ゴードンは2006年に亡くなり、私もお葬式に参列しました。(下右、全員が冬支度なのにスティーヴだけTシャツなのが笑える。) (オットーの影が薄いですが、それはカメラマンだったからです。オットーもちゃんとその場にいましたよ。

 

シーラもスティーヴも(ムスメの居候は)「通勤に列車運賃がかかるんだから無料でいいよ!」と言ってくれたけど、人間は存在するだけでお金がかかります。電気、水、暖房、それに「勝手に何でも食べてね」と言ってくださるキッチンの食料品などなど。なのでムスメには「必ず居候費用を受け取っていただくように」言ってきました。どうしても受け取ってくれなかったら、私が小切手を書いて郵送しちゃおうっと。

ドイツ熱にうかされていた33年前、ミュンヘンに8週間だけ私費遊学した私。スティーヴはその語学学校のクラスメートでした。あのときミュンヘンに行っていなかったら、こうして33年後にムスメのピンチを助けてもらうこともなかったんだなぁ・・・ 縁て不思議。

シーラは「話相手ができて嬉しいから、(ムスメはシーラのお宅に)いたいだけいてくれていいのよ」と言ってくださるけど、そうそう甘えるわけにはいきません。

ムスメに手頃な部屋が、早く見つかりますように・・・・・!

 


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4 コメント

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滞在 (チビまま)
2018-09-05 08:32:34
ハナママゴンさんも5泊されたんですね。
こんなにピンチを救ってくれて、そして娘さんと楽しい滞在で本当によかったですね。
しかも費用も無料でいいだなんて。。。
バラマーケットも行ったことがないのですが、素敵ですね。
でも人との出会いは偶然ではないですよね。
過去の出会いや繋がっている今があるんですものね。

ハナママゴンさんミュンヘンに留学もなさっていたんですね。
ドイツ語も分かるのでしょうか。
私は少し齧りましたが、ひとつも覚えていません(汗)

娘さんにいいお部屋が見つかりますように!!
Unknown (ちい)
2018-09-05 16:25:21
シーラさんとスティーブさん、本当に優しくて心の広いかたですね。
私も見習わないと‥(^ ^)

夜道は怖いですから、女の子だしタクシー乗った方がいいですよね。
うちは小学生の娘なんですが、近くの習い事を夕方暗くなったら迎えに行ってるのですが、歩いて帰る子が多くて過保護なのかなーと思ってたんですけど、やはり過保護なくらいでいいわと思います。特に、女の子は連れ去りとか変質者とか怖すぎますよね。
チビままさんへ (ハナママゴン)
2018-09-06 02:27:56
ムスメと一緒になってパニックするしか脳がなかった私・・・
困ったときの、『世話好きで頼れる友達だのみ』をしてしまいました。
ずっと不義理をしていたにもかかわらず速攻で助けてくれて、ただただ感謝です。
いつか恩返しができたらいいのですが。

バラ・マーケット、面白かったです。でも観光客が多かったですね。
そこはやはり、お値段が観光客向けだからかな、と思いました。
話のタネに行くにはいいけど、毎日あそこで飲食していたら破産しそうです

そうなんです、ドイツに憧れてドイツ語を頑張ったんです。が・・・
私にはドイツ語は難しすぎて、結局あきらめるしかありませんでした。
使う機会がないので、もうほとんど忘れちゃいました。
情けないなぁ・・・・・
ちいさんへ (ハナママゴン)
2018-09-06 02:38:45
ものぐさなので、誰かに「泊めてくれる?」なんて訊かれたらまず(メンド臭いなぁ・・・)と思ってしまう私。
シーラとスティーヴの寛大さ・親切心にはもう脱帽です。
困った人がいるとき助けられるということは、自分は恵まれた立場にあるということなのだから、私も人に助けを求められたら、出来るだけのことはしなければ!と二人のおかげで思えるようになりました。
これも含めて、シーラとスティーヴに大感謝です。

そうですよね、日本は安全だから、子供の一人歩きもけっこう許容されていますよね。
イギリスはその点かなり違って、最低でも子供が10歳くらいになるまでは、大抵の親は学校の送り迎えをします。
暗くなってからの一人歩きなんてもってのほか。
何かあってから後悔したって後の祭りですから。

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