心の港

心の港、演歌のタイトルではありません。

「今まで誰一人として自分を嫌った人などいない。」
何て言うのは自慢にも何にもなりません。
自慢どころか、悲しげな心が隠れているのは明らかです。
それが真実であるならば愛しあえる人どころか、
本当に心許せる友人一人すら得ていないはずです。

一度や二度ではなく何度となく経験する不安、苦しみ、
悲しみ、哀しみ、辛さ、怒り、憤り、悔しさ、

そんな時に、気の利いた言葉を望んでもなく、
何かの解決策を授けて欲しいのでもなく、
その時の自分の気持ちを分かってくれようとする存在。
一緒に考えようとしてくれる存在。
ただ、傍にいてほほ笑んでくれる存在。
そんな人が一人でもいるだけで、
人は力が湧き、再び立ち上がることが出来ます。

それらは本来、まず生まれ育った場所で得るものです。
叱られ、怒られ、怒鳴られて、叩かれても、
愛情と必要とされるものを感じながら、
その芽と根は、枯れることなく育っていく。
しかし、昨今のニュースなどを見ると、
得ることが出来なかった人も多くなっているようです。

両親の質なのか、環境の劣化なのか、社会の劣化なのか、
原因は何であれ、私達の資質はもっと温かいはず。
もうすぐお正月、大切な人と、
もう一度向き合ってみる良い機会となればと思っています。

神戸花時計、今年最後のブログ。
１２月２９日（火）より１月５日（火）まで、
お休みとさせて頂きます。
来年もまた、訪問して下されば嬉しく思います。
良いお年をお迎えください。

催眠療法＆心理療法　神戸ストレスカウンセリング・ルーム花時計

フット・オン・ザ・ガス

運転免許を取得して一度も運転しないで何年も経過してしまうと、
いざ、運転をしようと思っても怖くて中々思いきれないもので、
「やっぱり止めとこう。」でペーパードライバーへと一直線。
何かの理由や事情があったのだろうけれども、
せっかくの免許は本来の役目を果たすことなくなりますが、
これはこれで身分証明など、結構色々なところで役には立ちます。

肝心の車の方はてえっと、
故障やガス欠等を経験したドライバーもいるかと思いますが、
動かない車ほど困ったものはありません。
手に持って帰ることもできません。
便利なものから、もう、ただの大きな荷物と化します。

動かないまま、そのままにして置いていたとしても
自分の個室として使うには外から中が見えますし、
夏は暑すぎ、冬は寒すぎる。
物置として使うにも大事なものを置いておけるほど、
機能しません。

やはり、車は動いてこそのもので、
本来の力、魅力を存分に発揮するところです。
イグニッションコイルでスパークさせ、
エンジン点火。アクセルを踏み込み、さあ、出発。
ボディに景色を映し取りながら進む姿が一番美しい。

また新しい年が始まろうとしています。
埃をかぶっていても、傷はあったとしても、
あなたのエンジンは力を宿しています。
エンジン点火、命を吹き込みましょう。

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聖夜

メリー・クリスマス

愛する人がいる人も、いない人も、
幸せな人も、そうだと思えない人も、
一人で過ごす人も、仲間と過ごす人も
仏教徒の人も、無信仰の人も、
子供も、大人も、おじいちゃんも、おばあちゃんも、
社長も、社員も、

色々な想いの中にいる人も、
受験勉強中の人も、
失恋した人も、想いが叶った人も、
健康な人も、そうでない人も、

それは、それとして横において、
クリスマスという日が持つ何かの感じを、
何かほかの夜と違う感じを、
身体全部で感じてみると、
チョットでも、つかの間でも良い感が味わえる。

大切な人に大切なプレゼントを
サンタに任せず、頼らずに、
そして、最後に自分が欲しいと心で思っているものを、
自分で自分にプレゼントをしてあげましょう。



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お茶ずけ一杯

またまた、モリ―先生との火曜日からの抜粋です。

「人は、お金、仕事、野心に埋没してしまう。
でも、それが本当に自分が求めていることなのだろか。」

満足する人生の過ごし方は、山登りのようなものではないでしょうか。
山の頂きに立つことだけが目的ならヘリで運んでもらえばすむことなのに、
えっちらおっちらと息を切らし、汗を流して、自分の足で登ります。
自分の好きペースで登ります。

私は山登りに挑戦したことが無いので分かりませんが、
頂上に立つことに一番価値があるのではなく、
頂上から見える景色に一番価値があるのではなく、
高ければ何でもいいのでもなく、
その過程にこそ、本当の価値があるのだと思います。

山頂に立ちたいと思うあまりに、
本当自分を喜ばしてくれるもの、楽しませてくれるものを、
見失わないようにしたいものです。

そうでなければ、
例え、世界を手に入れたとしても
お腹がすいた時に食べるお茶づけ一杯の価値も、
そこにはないはずです。

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海と波

ある小波は、
陽光と風に戯れながら
上へ下へと波打ち
幸せな時を送っていた。

そして、ある波が岸にぶつかるのを見て
怖くなった。

それを見た別の波が聞いてきた。
「何が悲しいの。」

小波は
「僕らは岸にぶつかり消えてしまんだ。分かるだろ。」

それを聞いた別の波は
「馬鹿だなあ。僕らは波じゃない、海の一部なんだ。」
「いいかい、海の一部なんだ。」

この話は、モリ―先生との火曜日と言う映画の中の一節です。
ちょっと素敵な話なので紹介させて頂きました。

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しし鍋

今日、和歌山でイノシシの取りもの劇があったようですが、
先日、私の友人が勤務している会社の社長が、
趣味の猟で射止めたイノシシ肉を一ブロック譲ってもらったとのことで
さっそく友人達と神戸ルミナリエから帰ってきた夜に
しし鍋を決行しました。

私にとっての初めての獅子肉料理、
しかも友人３人とも誰も作ったことのない料理です。
ネットでレシピを調べ、レシピ通りにやるしかないと挑みました。

白みそ赤みそ、レシピでは１対１でしたが、
混ぜ合わせているうちに比率が無茶苦茶になっていき、
砂糖を入れるとあったのでもう少し入れた方がいいのではと、
もう少し、もう少しと入れているうちに
鍋の中には立派な量が入ってしまい、

「これ多すぎるぞ!」「甘過ぎる」と怒号が飛び交い、
それではと、出汁を入れて薄めても取り返せず、
もう一度作りなおそうとか、いやこのまま行こうとか、
こうなったらレシピに無い醤油を入れてみようとか、
塩を入れたらどうかとか、大騒ぎの末に出来上がったのが
上の写真です。

最高の出来かどうかについては疑問がありますが、
覚悟を決めて食べてみると、なかなかの出来栄えでした。
色々な素材が混じる鍋は、
どうやっても美味くなるという結論に達した次第です。

量が多すぎて食べ切れなくなった
我がしし鍋レシピ

昆布とかつおの出汁、
白味噌と赤味噌の合わせ味噌（比率不明）
醤油（ドバドバ）塩（パラパラ）
砂糖（驚きのおおばん振舞）

獅子肉１ブロック（およその見た目８００ｇ）
さきがけしたゴボウ一本分
輪切りにしたニンジン一本分
白菜１／４
輪切りレンコン２０㎝分
糸コンニャク２袋
豆腐一丁
そのまま椎茸１０個、縦切りエレンギ２本、
シメジ１パック、白くて細いキノコ１パック
大きな手作りつくね２０個
最後の〆としての雑炊用のご飯２合

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ヒーロー

正義は勝つ。悪が栄えたためし無し。
正義の味方。我らがヒーロー。
今の子供達の人気のヒーローは何だろう。
少し前は、セラームーンがヒーローだったような気がする。

私の子供の頃のヒーローと言えば、
実写版では「ウルトラマン」「仮面ライダー」「仮面の忍者赤影」
アニメでは「マッハＧＯ」「エイトマン」「鉄腕アトム」
そして、鉄人２８号。

何と、この鉄人２８号の実物大が作られた。
しかも、私のカウンセリング・ルームのある
兵庫駅の一つ隣の駅だということを聞いては、
行かずにはおれないということで、
友人達と鉄人２８号詣でを決行する。

東ではお台場でガンダムの実物大。
西では鉄人２８号の実物大。
どっちも過去に実物など存在したことはありませんが、
それでも実物大。
細かなことはさておき、とにかく実物大とやらを
拝みに行ってまいりました。



うっひゃ～。とにかく大きい。
商店街を抜けたところにある公園に、
想像していたのよりもずっと大きい鉄人２８号が、
カッコ良いポーズでそびえ立っていました。



周りに人がいる中でちょっと恥ずかしかったのですが、
ここはノリノリで童心にかえり、
同じポーズで鉄人とツーショットを決めてみました。

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光の中へ

初めてルミナリエに行ってきました。
私が東京に行く前後に始まったルミナリエ、
今まではこの時期には東京で施療を行っていましたので、
訪れることが出来ませんでしたが、
今回、友人と一緒にやっと訪れることが出来ました。

この日は、１２月１２日（土）。
兵庫駅から元町へとｐｍ８時に出発。
東京ディズニーランド人気アトラクションの行列を遥かに上回る。
物凄い人、人、人。

後で調べたら来場者は６０万人を超えいたようです。
数えきれない人達が目的地に向かって定められた順路を、
１時間以上かけて歩きます。



ミッキーも、キティも、ドラえもんも登場しない。
絶叫マシンも、お化けも出てこない。
光のイルミネーションがそこにあるだけなのですが、
やっと待ちに待った会場に到着。


この光の回廊がルミナリエの始まり。
光の幻想の世界と、あたりに流れるＢＧＭが
私達を非日常の世界へと引き込みます。

ここをゆっくりと通り抜けると待っていたのは、







トレビア～ン。
この地に上空から天使が舞い降りてきても
何ら不思議でもないと思えて、



いや～、来て良かった。
どうですか、この私のご満悦な表情。
会場を後にしたのは、ｐｍ１０時をまわっていました。

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少し言ってみた

「虎穴に入らずんば虎子を得ず。」

虎子でなくても猫の子でも良いかな。

「少年よ大志を抱け。」

小志を積み重ねても良いような。

「雉も鳴かねば撃足れまい。」

これ完全に責任転換とちゃうん。

「覆水盆に返らず。」

もう一度、水を汲み直すことも出来るよなあ。

「石の上にも３年。」

３年もじっくり乗せてくれる石も
最近は減ったような気がする。
嘆かわしい世の中である。

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役どころ

この時計、メイドインある国なのだが、
とても繊細な時計で、ちょっとした刺激があると
気分を害して働くことを止めてしまう。

新品当初から、気難しい時計で、
故障もなく健康で、必要なエネルギーも食べてるのにだ。
困った時計である。

どんなふうに作ったらちょっとした刺激で止まる時計が
作れるのだろうなんて考えていると、
これが、ガスレンジや石油、ガスストーブなら
地震の揺れを感知すると機能を停止。
優れモノになるなあ。

所違えば困ったものも、優れモノになるものである。

思えば、ある仕事で花が咲か無かった人が、
違う仕事では水を得た魚のように能力を発揮したり、
誰かに振られた理由が、誰かに愛される理由になったりする。

フランスでも大人気のカニカマも、
確か中華クラゲを作ろうとして上手くいかず、
カニカマになったらしいし、
これを題して「捨てる神あらば拾う神あり。」と言う。

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