心の扉 神戸カウンセリング花時計

心理療法や催眠療法、ストレス解消や悩み等メンタルに関するもの、そして日常の出来事を自由気ままに掲載します。

その時のあの娘

2009年11月28日 | 雑感・愚見
これからの時期、忘年会や新年会など共に、
それぞれが実家で正月を迎えるために故郷に帰ってきたりしますので
同窓会が開かれることも多いのではないでしょうか。

同窓会では、その頃の仲間や好きだった人に会えるのが楽しみであったり、
付き合いが始まったり、幻滅したり。

時折聞く事があるのが、「あ~あの頃に戻れたらなあ~。」という話。
今の自分が持っているものをそのまま持って帰ることが出来たら。
もちろん若くなってです。

そうであると、今の自分の人生が違ってくるという意味なのか、
何かその頃にやり残したことがあるという意味なのか分かりませんが、
そんな希望は、どんなに神や仏に祈ってみてもかなうわけがありません。
かのアインシュタインも、私達は未来には行ける可能性はあるが、
過去には行けないと言っていますしね。

それよりも、今の自分は10年15年後の未来から
帰ってきたんだと想うようにして、
今の自分が何を変えるために帰ってきたのか、
どのようなやり残したことを埋めるために帰ってきたのかを考える方が、
より現実的な考え方です。

でも「あの頃の、あの娘と、付き合うことに意味があって、
今のあの娘と付き合うことが出来ても意味がないんだよなあ。」
という気持ちも分からなくもない。

どうあがいても人生は、ままならないものである。
結論。人生の達人とは、受け入れと、次を楽しめる人である。

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思うも思わないも

2009年11月25日 | 雑感・愚見
失敗することを避けることは簡単にできる。
絶対に成功すると思えることだけをするだけのこと。

しかし、そのような人も例外なく
結果が不確かな危うさに興味引かれてしまう。

失敗も成功も、正しい行いも過ちも、
自分がそう思えば、そうだし、
そう思うわなければ、そうではないのである。

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2009年11月21日 | 雑感・愚見
黒でも白でも良い。
赤でも、青でも、緑でも何だって良い。
見た目が悪かろうと、変だと思われる色でも良い。

とにかくどんな色だって、色が付いてさえいれば、
その色を輝かすことが出来る。
透明人間だけには絶対になりたくないなあ。

あなたの色を見たい、感じたい。
あなたが、どんな色だってかまわない。
透明のあなたは見ることが出来ないから。



しかし、色の種類はどれ程あるのだろうか、
日本の伝統色だけでも250は超えるようです。

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良い気持ち、良くはない気持ち、良くない気持ち

2009年11月21日 | 雑感・愚見
日テレ「アイドル☆リーグ」
11月22日(日)12月6日(日)
関東地区の方は、仲山の催眠を見てくださいね。
きっと楽しめると思います。

さて、ここに3つの気持ちがあります。

1つは、良い気持ち。

この気持ちは、喜び、楽しさ、満足の気持ちです。
私達を幸せな気分にしてくれます。

1つは、良くはない気持ち。

この気持ちは、困難な事に挑む時、難解なもの挑む時等、
何かの可能性に挑んでいる時の気持ちです。
苦しさ以上に、私達をワクワクする気持ちにしてくれます。

最後の一つは、良くない気持ち。
この気持ちは、苦しみ、後悔、悲しみ、自己否定、落胆等、
私達を絶望へと近付けて行こうとします。

最初の一つは、まあ良いとしてです。
2番目の気持ちと3番目の気持ちには、
どちらも苦しさを伴います。

しかし、一方はワクワク、そして一方は絶望へ。
この違いは、諦めているか、諦めていないか、
の違いではないかと思うんです。

何かに挑み、そして結果が良くなくとも決して諦めることなく
違う方法、別の選択肢を探し、それが引き返すことであっても
遠回りであったとしても、それが必要なら迷いなく選択をし、
決して諦めない。

自分は、きっと良い結果を導き出せると信じている。
また、そのためだけ思考を働かせ、そのためだけの行動をとる。

その人達に共通することは、
「分からない。」「出来ない。」「無理。」「無駄。」
の言葉が存在することを、
まるで知らないかのような考え方、話し方をする。

3番目の気持ちの人達に加えて欲しいことは、
自分が何かになることを、自分が今以上に欲することを
諦めるなら、受け入れること。その自分を受け入れ楽しむこと。
受け入れたとしても、その自分も案外捨てたもんじゃないかもしれないよ。
楽しみだしたら思いがけないことが起きたり、見つかったりするもんだ。
と、私は思う。

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仲山和輝

2009年11月19日 | お知らせ
私が催眠を学んだ東京クリア研究所の仲山和輝氏が
日本テレビの番組「アイドルリーグ」に出演します。

11月22日(日)12月6日(日)25時~25時30分
関東地区において放送予定です。

関西地区での放送は現在のところ何時の放送となるのかが、
確認できていませんが、関東地区の皆様は
仲山和輝氏の催眠をお楽しみ下さい。

仲山氏は今まで100以上の数多くのTV番組に出演しています。
その番組内容は催眠の現象を楽しむものから、
催眠療法に関するものまで様々です。

仲山の催眠は数分で出演番組での被験者を催眠状態に誘導するため、
番組を成立するための事前の催眠誘導時間を多く準備する必要がありません。
また、全く事前の催眠誘導の時間が無いまま、
ぶっつけ本番で収録が始まることも多くありました。
そして、その全てを成功させてきたことゆえに、
TV関係者には催眠と言えば仲山と言われています。

私も仲山のTV収録のその殆どに付き添い、
その技術を学ばせて頂きました。
催眠療法においては、いかに短い時間で催眠に導くことが
重要視されるものではありません。

しかし、仲山と同じ結果を導くためには
目的のために、余計なコミュニケーションを徹底的に削り落し、
相手の反応に瞬時に適切に必要なコミュニケーションだけを行うことによって
達成することが出来ます。

さらに、催眠誘導を高確率に成功させるためには、
押しつけのものではなく、被験者にとって無理のない誘導を
行う必要があります。

余計なコミュニケーションを削り落し、
しかも被験者に無理のない誘導をする。
この一見、矛盾しているようなことを行うことで達成できます。
ゆえに、仲山の催眠に関わった者は、
魔術的な不思議さを持たれることが多くありました。
関東地区の方は、その仲山の催眠を是非ご覧ください。

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人生の秘訣は一つ

2009年11月16日 | 雑感・愚見
随分前に見た映画なんですが、
「シティ・スリッカ―ズ」なるものがあります。
ジャンルは、一応コメディーだったと思いますが、
アメリカ特有のドタバタのコメディー映画ではなく、
これ、なかなか味わいのある記憶に残る映画でした。

確か、40歳を目前にして、それぞれの歩んできた人生について、
これで良いというものを持てず気持が迷い揺れ始めた
都会に住んでいる3人の友人達が、
自分たちの人生を一度見つめなおすためなのか、
骨休めとしてなのか、都会を離れカーボーイ体験ツアーに参加します。

この映画の中で一人の老カーボーイのセリフが粋なんです。
印象に残る言葉の一つが、
「人生において大切なのはただ一つだ。」
これを聞いて、それは何なのかを教えて欲しいと言うのですが、
老カウボーイは、その答えをハッキリとは言わず、
もう君は知っているはずだという感じで、
「それは自分で見つけるものだ。」と答えます。

このただ一つのものを3人の友人達が体験ツアーを通して、
それぞれのたった一つのものを発見するという映画でした。

恐らくこの映画の伝えたいメイン・メッセージは、
この「人生において大切なただ一つのもの。」だと思うのですが、
私は、それが愛なのか、友情なのか、冒険なのか、
何かに挑む勇気なのか、
何だと言わんとしているのかを掴みきれませんでした。
映画の中では、ハッキリとそれを言っていたのかもしれませんが、
だとしたら私は完全にそれを聞き逃したということになるのですが、

ただ、映画の中でも3人の友人達が、
それぞれの大切なものを見つけたように、
映画を見ている私達も、その3人の友人達と同じように、
それを見つけなさい、そして、あなたはもう知っているよ。
と言うことだったのかもしれません。

そうだとしたら、あれから何年経過したのでしょうか、
私は、今だそれを発見していない未熟者のようです。
あっこれ、これ、これだ。と感じられる答え、
幸せの扉をあける鍵、
人生は素晴らしいものだと気付かせてくれるもの。
誰のものでもない、自分にとっての一つの答え、
それが何なのか映画の中の3人のように、
皆さんもそれを見つけてみませんか。

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一念岩をも徹す

2009年11月13日 | 雑感・愚見
一念岩をも徹す。

これは、とても出来そうでないと思われることも
強い信念を持って努力をすれば成し遂げられるという意味ですが、

その想いが強すぎるとです。
あらゆるものを、自分が見たいように見てしまう危険性もあります。

カツン。ガシ。ゴツン。ガチャ。ガーン。ドスン。
それだけ叩いても割れなかったら、
それは、卵ではないことに私達は気付く必要がある。

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自己否定の感情から

2009年11月12日 | 雑感・愚見
自分が自己否定を感じている状態に気が付いたら
そこに長く留まったり、必要以上に自分を責めることを止めたいものです。

止めるためには、反対の理由。
つまり自分を肯定するための理由を見つければ良いのですが、
神経症といわれる状態にまでなっていると、
自己否定する思考パターンが繰り返され強化されていたり、
自己否定するに至った強い感情を伴う出来事を経験していたりして、
簡単ではありません。

このような場合は、医療機関、又は、
私たちのような仕事をしている専門機関で取り組むことを勧めます。

ですが、そこまででないと思われる方には次のような取り組みが
自己否定の状態から抜け出すことを助けてくれます。

自己否定の状態にいることに気が付いたら
すぐさま自己肯定の考えを持ってみる。
それが難しいことに気が付いたら、難しいことに固執せず、
自己否定の思考の動きを、変えようと取り組まずに、

自分の身体の動きを変えてみます。

自己否定の状態にいると、姿勢は丸まり、首は垂れ、
肩は落ち、視線は下を向きがちになります。
動きは停滞気味、呼吸は浅く、気分は沈みがち、
これを変えましょう。
背筋を伸ばし、正面、または上を向き、視線を上げ、胸を張り、
呼吸は深くゆったりと、

それでもまだ足らない場合は、動きをプラス
変顔をして鏡でみる。体操をしてみる、
人に見せられないようなポーズをとってみる、
音楽に乗せて踊ってみる、何やら怪しげな踊り、舞をしてみる。

このような取り組みを、ある一定の時間行ってみると、
自己否定の思考を続けることが出来なくなります。

もし、それでも続くようなら、あなたは自己否定の達人、名人、マイスター。
または、神経症圏にいると考えられますので、専門機関で相談されることを
考えてみる必要があります。

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パナキ

2009年11月11日 | 雑感・愚見
吉本のお笑いコンビ「サバンナ】の八木真澄さんの持ちネタに
パナキなるものを見たんですが、
何ともバカバカしくて、妙な味わいを感じます。

八木さんが一人しりとりをするのですが、
どんな言葉からでも最後はパナキという言葉で終わるという言葉遊びです。

例えば、エビ→ビル→ルパン三世→イカ→
カニ→肉→クジラ→ラッパ→パナキ。とやる訳でです。

文字にすると何が面白いのか分かりませんが、
本人がやると、本人の個性の面白さが加わり、
何とも妙な面白味が生まれています。

悩みの根源は、自己否定であると言った人がいます。

人前で話そうとすると過緊張で上手く話すことが出来ない。
→こんな自分は駄目だ。

他人から何かの要求をされる。→NOと言うことが出来ない。
→こんな自分は情けない。

決断をしなければならない。→決断しなくてはどちらにも迷惑をかける。
→何を決断したとしても悲しむ人が出る。
→決断できない自分は駄目な人である。

他人に嫌われるのが怖い→他人の気持ちが気になっておどおどしてしまう。
→おどおどする自分は情けない人だ。

最後の自己否定をし、それを確定し信じてしまうと、
悩みの状態としては強烈なものとなります。

そして、先ほどのパナキと同じように、
何を経験しても最後の自己否定にたどり着くようになり、
その感情に圧倒されてしまうようになります。

ですから、まず、この強烈な感情、確定した自己評価を
解除することから始めていく必要があります。

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