今日のニュースで、15年12月に京都府が獣医学部新設について、文科省に提案していたとの報道があった。
おや?
確か、今治市の国家戦略特区が決まったのも、12月の特区諮問会議だったのでは?
【15年】
6月5日 今治市 国家戦略特区に鞍替え申請
新味のない資料のみ>http://www.kantei.go.jp/jp/singi/tiiki/kokusentoc_wg/h27/150605imabari_shiryou02.pdf
6月30日 石破4条件、閣議決定
11月12日 広島県 構造改革特区提案(春・秋10月分)から国家戦略特区に鞍替え提案
12月2日 京都府&京都産業大の獣医学部提案
>http://www.pref.kyoto.jp/seisakuteian/documents/280608_32.pdf
『平成27年12月2日に、大阪府を除く5府県の知事連名の「京都産業大学の獣医学部設置に関する要請書」を文部科学省、農林水産省、厚生労働省に持参し、協力を要請』
この時には、3閣僚が面談した加計学園理事長とは、全く別の対応ということが分かる。
12月10日 今治市&広島県 追加提案
今治市>http://www.kantei.go.jp/jp/singi/tiiki/kokusentoc_wg/h27/150605imabari_shiryou01.pdf
過去に一度も提案のなかった「しまなみ海道」の登場。広島県との合体プランが構築された模様。これが不自然だったわけで。
12月15日 国家戦略特区諮問会議
今治市&広島県の区域指定の追加が決まる
【16年】
1月29日 国家戦略特区 3次指定 今治市&広島県
6月8日 京都府&京都産業大(実施主体ときちんと記載されている)の提案(上述の文書)
9月21日 今治市分科会で追加提案(※分科会があるのは、カケだけ、否、ここだけ!)
今治市>http://www.kantei.go.jp/jp/singi/tiiki/kokusentoc/hiroshimaken_imabarishi/imabari/dai1_shiryou3.pdf
一行のみ提案www『獣医学教育空白地域「四国」に大学獣医学部の新設を目指します!』
加戸提出資料>http://www.kantei.go.jp/jp/singi/tiiki/kokusentoc/hiroshimaken_imabarishi/imabari/dai1_shiryou4.pdf
4条件に即した説明はほぼなし、クリア条件の提示も具体性なし
10月17日 京都府&京都産業大 提案(WG)
資料>http://www.kantei.go.jp/jp/singi/tiiki/kokusentoc_wg/h28/teian/161017_shiryou_t_1.pdf
(今回の問題が発覚し国会で追及されるまで、何故かHP上に未掲載だったとされる)
議事要旨>http://www.kantei.go.jp/jp/singi/tiiki/kokusentoc_wg/h28/teian/161017_gijiyoushi_01.pdf
11月9日 特区諮問会議で獣医学部の新設が決まる
ここまでの流れを見れば、仮に京都府&京産大の進捗状況につき、そこそこの情報を持っているなら、先んじておく必要があるとの判断から、未熟な提案(例えば今治市の分科会提案資料)であろうと、何らかの形式を整えるべくやったもの、という可能性は考えられる。
しかも、内容的にも京都府&京産大の提案内容の方がはるかに整っており、京都府が動いてくる度に大慌てで「今治市の国家戦略特区指定」をやり、続いて獣医学部設置に関しても、唐突感がある特区諮問会議の決定というのがある。
京都府が何故、自発的に記者会見を開催したのか?
普通であれば、断念したという自治体であるから、特に「残念には思ってない、結果は正当だった」などと、アベの援護射撃をするべき理由などないはずなのだが、裏手の方から「やって欲しい」的な上からのご意向があったなら、やるかもしれんな。だって、記者会見をやらないと「予算でイジメるぜ、補助金は渋るぜ」等と言う典型的イジメ手法で報復されることは目に見えるからな。「断れない」んだよw普通の人間であれば。
この流れからすると、京都の動きよりどうしても先に出ておきたい、ということがアリアリと分かるわけで、しかも今治市の提案の稚拙なレベルのままで押し切られた、というのが分かるだろう。
京都の要請書がきた15年12月2日の直後、何故か今治市の追加提案が12月5日にあり、その10日後の15日には区域指定が諮問会議で決定された。
同じように、京都の提案が10月17日に来たら、11月9日の諮問会議で獣医学部設置が決定された。その文言には、『現在、広域的に獣医師系養成大学等の存在しない地域に限り』という、「規制緩和が仕事なんだ、余計な規制を作るんじゃない、岩盤規制は全部緩和しろ!」と狂ったように謳ってくる、特区諮問会議(民間議員)さまが、新たな「地域的制限」規制を創作したということですわ。
これが、彼らの言う、規制緩和、とやらの正体だ、ということですわな。
おや?
確か、今治市の国家戦略特区が決まったのも、12月の特区諮問会議だったのでは?
【15年】
6月5日 今治市 国家戦略特区に鞍替え申請
新味のない資料のみ>http://www.kantei.go.jp/jp/singi/tiiki/kokusentoc_wg/h27/150605imabari_shiryou02.pdf
6月30日 石破4条件、閣議決定
11月12日 広島県 構造改革特区提案(春・秋10月分)から国家戦略特区に鞍替え提案
12月2日 京都府&京都産業大の獣医学部提案
>http://www.pref.kyoto.jp/seisakuteian/documents/280608_32.pdf
『平成27年12月2日に、大阪府を除く5府県の知事連名の「京都産業大学の獣医学部設置に関する要請書」を文部科学省、農林水産省、厚生労働省に持参し、協力を要請』
この時には、3閣僚が面談した加計学園理事長とは、全く別の対応ということが分かる。
12月10日 今治市&広島県 追加提案
今治市>http://www.kantei.go.jp/jp/singi/tiiki/kokusentoc_wg/h27/150605imabari_shiryou01.pdf
過去に一度も提案のなかった「しまなみ海道」の登場。広島県との合体プランが構築された模様。これが不自然だったわけで。
12月15日 国家戦略特区諮問会議
今治市&広島県の区域指定の追加が決まる
【16年】
1月29日 国家戦略特区 3次指定 今治市&広島県
6月8日 京都府&京都産業大(実施主体ときちんと記載されている)の提案(上述の文書)
9月21日 今治市分科会で追加提案(※分科会があるのは、カケだけ、否、ここだけ!)
今治市>http://www.kantei.go.jp/jp/singi/tiiki/kokusentoc/hiroshimaken_imabarishi/imabari/dai1_shiryou3.pdf
一行のみ提案www『獣医学教育空白地域「四国」に大学獣医学部の新設を目指します!』
加戸提出資料>http://www.kantei.go.jp/jp/singi/tiiki/kokusentoc/hiroshimaken_imabarishi/imabari/dai1_shiryou4.pdf
4条件に即した説明はほぼなし、クリア条件の提示も具体性なし
10月17日 京都府&京都産業大 提案(WG)
資料>http://www.kantei.go.jp/jp/singi/tiiki/kokusentoc_wg/h28/teian/161017_shiryou_t_1.pdf
(今回の問題が発覚し国会で追及されるまで、何故かHP上に未掲載だったとされる)
議事要旨>http://www.kantei.go.jp/jp/singi/tiiki/kokusentoc_wg/h28/teian/161017_gijiyoushi_01.pdf
11月9日 特区諮問会議で獣医学部の新設が決まる
ここまでの流れを見れば、仮に京都府&京産大の進捗状況につき、そこそこの情報を持っているなら、先んじておく必要があるとの判断から、未熟な提案(例えば今治市の分科会提案資料)であろうと、何らかの形式を整えるべくやったもの、という可能性は考えられる。
しかも、内容的にも京都府&京産大の提案内容の方がはるかに整っており、京都府が動いてくる度に大慌てで「今治市の国家戦略特区指定」をやり、続いて獣医学部設置に関しても、唐突感がある特区諮問会議の決定というのがある。
京都府が何故、自発的に記者会見を開催したのか?
普通であれば、断念したという自治体であるから、特に「残念には思ってない、結果は正当だった」などと、アベの援護射撃をするべき理由などないはずなのだが、裏手の方から「やって欲しい」的な上からのご意向があったなら、やるかもしれんな。だって、記者会見をやらないと「予算でイジメるぜ、補助金は渋るぜ」等と言う典型的イジメ手法で報復されることは目に見えるからな。「断れない」んだよw普通の人間であれば。
この流れからすると、京都の動きよりどうしても先に出ておきたい、ということがアリアリと分かるわけで、しかも今治市の提案の稚拙なレベルのままで押し切られた、というのが分かるだろう。
京都の要請書がきた15年12月2日の直後、何故か今治市の追加提案が12月5日にあり、その10日後の15日には区域指定が諮問会議で決定された。
同じように、京都の提案が10月17日に来たら、11月9日の諮問会議で獣医学部設置が決定された。その文言には、『現在、広域的に獣医師系養成大学等の存在しない地域に限り』という、「規制緩和が仕事なんだ、余計な規制を作るんじゃない、岩盤規制は全部緩和しろ!」と狂ったように謳ってくる、特区諮問会議(民間議員)さまが、新たな「地域的制限」規制を創作したということですわ。
これが、彼らの言う、規制緩和、とやらの正体だ、ということですわな。