中高年になれば誰でも脚力に不安を感じるようになる。
「感じない、若いころとまったく変わりがなく、ずんずんと歩ける」
と言える人は、よほど頑張っているアスリート以外いないのではないかと思う。
以前少しだが、市民ランナーの真似ごとをしてマラソン大会に出場したりしてたが、脚力に陰りがではじめた。
自分では以前と同じように歩いたり走ったりしてるつもりだが、長続きしなくなってきた。
散歩でいえば1時間、ランニングにすれば5キロくらいがちょうどいい。
気持ちは若いころと変わらないが、身体は着々と老化している。
それが当たり前とわかっていながら、「疲れたのって、たまたまじゃないか」と思いたくなる。
しかしそれはたまたまではなく、確固たる現実なのである。
美人を自負しているご婦人が、シワやシミを見つけたときの衝撃は非常に大きいだろうが、シワやシミは現代の美容整形技術でいくらでも取れるし、化粧でごまかすことも可能だ。
だが脚力は残念ながら若いころのパワーを取り戻せない。
とにかく無理をしないで、だましだまし少しでも負担をかけないように、日々を過ごしていくだけである。
世間でいう10連休の恩恵を授かった人もいれば、休みが多くて収入が減るって困るという人もいるはずだ。
アタクシは相変わらずいい加減人生の旅が続いておりますが、行く末がだんだん見えてきつつある人生の終盤にさしかかっているのであります。
日御碕へ行く途中の海岸べり
巨岩が釣り人の背後に寄りかかっている。
時化てはいないが灰色の海。
スッキリしない天気がつづくゴールデンウィークです。