老人雑記

生活の中で気づいた浮世の事

一日早いけれどお世話になりました

2016-12-30 16:36:24 | 俳句
  

早やかった。
一年の過ぎるのが。
夫が二回、私が二回、同じ心臓の手術で入院をした。
来年は夫は何回か、検査と手術があると担当の医師から告げられている。
私も検査の入院が控えている。
生きて、人さまの世話にならず、楽しい毎日がおくれるようお互いに励ましあっている。

葉は枯れているけれど、この美しい色を残している 紫陽花。
山の寺などで咲残っている紫陽花を良く見みかけるけれど、こんなに綺麗な色で年を越そうとしているのを見たのは初めて。

     

「しりとり俳句 」から
しりとり俳句に参加しておられる皆さんお世話になりました。
楽しかった。

    
    💐    類想を恐れてゐたる竃猫    ラスカル

    💐    年暮るる月並類想句を残し    むめこ

このような句をはからずも繋ぎました。類想、類句から遠いと思う句を選びました。
勉強不足の私が独断と偏見で選びました。お許しくださいな。

    💐    霜柱踏んで流火の墓参り    猫髭     

    💐    狐火を見ながら酌める初しぼり    猫髭

    💐    野の果てに動くかに見ゆ狐の火    ミミ

    💐    清掃車今ごろ来たか小春空    カツオ

    💐    歩行器のかたんかたんと冬たんぽぽ    ラスカル

    💐    寄鍋の具のそれぞれにある戦後    涼

    💐    炉話を聞いておしゃまな子に育つ    今村征一

    💐    木枯しや星の匂ひを連れて来し    樹里

    💐    地震の地に働く重機山眠る    しぐれ

    💐    集落の限界間近里神楽    杜人

    💐    神棚の背中を拝む白障子    らっこ

    💐    神殿の神座整へ神迎    ヘェアウエイ

    💐    数え日の後ろ映して美容院    菊子

    💐    ペンギンはいつでもどこでも冬ぬくし    兎波

    💐    実は僕猫年でした玉子酒    かげお

    💐    冬霞酒呑童子の吐息かと    登美子

    💐    半分は父の温みの懐炉かな    ぴのこ

    💐    無くて七癖よく首回すちゃんちゃんこ    よひら

あくまでお遊びのしりとり句会です。
取り落とした方々すみません。
来年もよろしくお願申し上げます。
コメント
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