磯輪日記

世界の段ボールビトを幸せに!
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世界一社風のいい会社を目指しています。

さすがだな~

2016年10月16日 23時59分59秒 | オフ・ビジネス

ということで、昨日の 中部アカデミアです。

メインの講師は、私の念願叶って『ストーリーとしての競争戦略』の著者 楠木建先生。

楠木先生の話は戦略を考える上でとても参考になるし、その上面白いので、如水会の
メンバー以外にも、ISOWAの社員、知り合いにも声を掛けました。

結果、ISOWAだけでも15名くらい参加しました。
また『磯輪日記』の読者の方も。

でも、大丈夫、終わってみれば、

「ホント、来て良かったです。
ありがとう!」

と言ってもらえること請け合いですから。
だって 冒頭の写真を見るだけでも、まるで 教祖さま の様に、神々しいでしょ 笑


こうして始まった楠木先生の基調講演。

先生の本は何度も読んでるので、肝は自分なりに理解しているつもりです。

それは ビジネスのコンセプト と キラーパス。
時間的な流れ、順番、つながりを考える。
部分部分で従来発想で見ると、大きなトレードオフが発生しても、ストーリー全体で
捉えるとそれがトレードオフではなくなる。

この話を生で、先生の口から直接聴くことによって、より強く自分の頭に刻み込む。
今日は、それが目的です。

今日一番参考になったのは、

人間は連続性の中で生きている。
そこに非連続な戦略を持ち込むのだから、
本来の連続性のことを頭に置いて、非連続性を
考える。

という点でした。

メチャ エキサイティングな先生の講演に続いて、パネルディスカッションへ。




パネリストは:

 バーニャカウダの古川亮さん。

 freeeの佐々木大輔さん。

 レアジョブの加藤智久さん。


一橋の卒業生というと大企業に就職するものという社会一般の固定観念を覆し、
若くても、一橋で学んだことを活かして起業して、成功を収めている同窓生が
いることを世間に、そして中高年OB、OGにも認知してもらうこと、そして
そういう起業家同窓生自身の口で、自社の戦略ストーリーを語ってもらい、
それについて楠木先生が突っ込むという、自分で考えておいて言うのも
ズウズウしいけど、とてもワクワクする企画です。

古川さんは、今回7回目となる中部アカデミアの初回からお世話になって
いる沼上先生のゼミ生で、推薦がありました。

また佐々木さんはアタックスの西浦さんがお仕事でお付き合いがあっての
紹介で、その佐々木さんが、

「私の中学、高校、大学の同級生です」

と、まるでタモリのテレフォンショッキングのように加藤さんを紹介して
頂きました。

パネリストには、楠木先生から、

「自社の戦略ストーリーをA41枚でまとめて下さい」

というとても難易度の高い宿題が事前に出され、この日は、それに基づいて発表して
もらいました。


それぞれのビジネスのコンセプトを各社のHPのトップの言葉で紹介すると:

 バーニャカウダさん
  
  「55分で明日が変わる、人生を変える。
   ボイスマルシェは、大人のための電話相談です。」

 freeeさん

  「クラウド会計ソフト freee で経理の効率が50倍に。」

 レアジョブさん

  「続く。だから伸びる。
   あなただけの英会話スクールを、お手軽に。」


パネリストの発表が始まると、そのストーリーの素晴らしさに、
楠木先生も、

「私の大好きなタイプの話です。
もうこれだけで ご飯3杯食べられちゃいます」

とドンドン前のめりになってきました。

私が聞いても、3名の戦略ストーリーは本当によく練られていました。

会計ソフトとか、英会話スクールという、結構成熟した業種でも、
こんなに他者と違った戦略が描けるんだ!

まして、若い女性専門の電話カウンセリングという聞いたことの無い
様なコンセプトと、そのストーリーは見事でした。

楠木先生ほど理解できない私でも、3杯は無理かもしれないけど、
お替わりして2杯ならいけそうでした 笑

古川さんのゼミの指導教官だった沼上先生は、

「こういう卒業生を見て、誇らしかったし、自分たちの
教育もこうして世の中に役立っていることが確認
できました」

参加者からも、

「こんな風に起業して頑張っている後輩がいろいろ
いることを知って、とても頼もしかった」

という感想が多くありました。

ISOWAのメンバーも、

「社長、本当に面白かったです」

「プレゼンってああやってやるんですね」

「ISOWA200年の計に活かしましょう」

など、一様に興奮してました。 紹介した甲斐がありました。
むしろ聴かなかった人は、損しましたね。確実に 笑


今回、初めてメインで担当して、設営という面でも気付いたことがたくさん
ありました。

名古屋支部での行事ではなく、一橋大学としての行事であること。

大学の事務局担当だったKさんには本当にお世話になり、何だか
戦友気分になったこと。Kさん、ありがとうございました。

アタックスのSさん、安井家具のGさんには、いつもながら
休日返上で応援してもらえたこと。Sさん、Gさん、
ありがとうございました。

他の名古屋支部の行事以上に、支部組織として取り組まなければ
ならないこと。


いろいろ大変でしたが、たくさんの人からもらった

「これまでの中で一番いいアカデミアだった」

という声が本当にうれしかったな。


ということで、以上、本編でした。

番外編は明日をお楽しみに!



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4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (NOMURA)
2016-10-17 14:39:19
今、絶賛売り出し中の企業家3名ですからさぞかし盛り上がったことでしょう。東京じゃなかったことが残念。
返信する
さすがでした! (社内参加者N)
2016-10-17 17:23:06
貴重な中部アカデミアに参加させていただきありがとうございました。
とにかく楠木先生のトークがすばらしかったです。
返信する
たまには名古屋にも (磯輪)
2016-10-17 23:52:44
NOMURAさん

たまには名古屋にも出かけて来てよ。 歓迎します。
また、東京でも面白い企画があったら、誘ってね。
返信する
お得だったでしょ (磯輪)
2016-10-17 23:54:39
Nくん

あのセミナーが無料だなんて、本当に超お得だったでしょ。
ISOWA200年の計に活かしましょう!
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