太田川漁協日記

漁協での出来事や釣果など日々を綴ります

モクズガニの放流

2018年11月26日 | カニ

 

今月は何度かにわけてモクズガニの放流を実施しています。

放流は、11/14・11/19・11/22・11/26

成カニ57.5kg(約580匹)を放流しました。

春には小さなモクズガニを約4.6kg(40万尾)放流しています。

今年は例年よりたくさんのカニを放流する事ができました。

 

 

 

 


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中国新聞

2018年11月20日 | 

 

水温:13.8度

事務所の窓から見える紅葉がとてもきれいです。

日曜日の中国新聞さんに太田川のアユの記事が掲載されました。

 

ゴマのように見えるのは、高瀬堰の下にいたアユの大群です。

この記事を書いて下さった中国新聞の記者さんは受精卵放流にも来て下さいました。

 

『太田川アユ復活の兆し』

 じぃ~ん  じぃ~ん  うれしい   

 

受精卵放流も親魚放流も頑張ったけど、

太田川アユ復活のため、捕りたい気持ちを我慢して

禁漁区に協力してくれた組合員さん、遊漁さん

皆さんのご協力が少しずつ結果につながっているのだと思います。

この記事、見てほしい。 

 

 

 

 


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受精卵放流の発眼率

2018年11月16日 | 

水温:14.0度

海水温:19.8度(水深0m 11/12)

先日、11月7日に実施した受精卵放流の発眼率を、市・水産課さんが計測して下さいました。
発眼卵放流を初めて、今年で3年目!!
今年の発眼率は53.3%で、この3年間では一番良い発眼率でした

設置から5日後、広島市水産課の職員の方が、3ヶ所から少しのシュロを回収し、受精卵100粒を各場所から採取し、顕微鏡で発眼を確認して下さいました

流下仔魚数は約156万尾と推定されます
来年の遡上を、待ってるね

 

11月12日の親魚放流の写真も、広島市水産課の方からいただきましたので、再度掲載します

放流した親魚アユたちです

たくさん卵を産んでね

 

 

 


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親魚放流

2018年11月12日 | 

水温:14度

今日の午後から、,養魚場の親魚アユ約8,000匹を、安佐南区東野2丁目(通称 ヤナギ)へ放流しました
親魚として育てていた宮崎海産のオスアユも、一緒に放流しています
先日の受精卵放流にも、宮崎海産のオスアユを使用しています

お昼から養魚場で、10tトラックへ親魚アユの積み込みを行いました



放流場所へ到着し、理事、たくさんの総代さん・組合員さん、広島市水産課、広島県内水面漁連の皆さんが、バケツリレーに参加してくださいました

お腹にたくさんの卵を持った親魚アユを、バケツで大事に運んで川へ放しました
バケツに約30~50匹入った親魚アユを、約200回ぐらいバケツリレーを行いました




約20cm、約85gの親魚アユを放流しました。
18cmぐらいのメスアユは、約2万粒の卵を持っていると言われています。
放流したアユが無事に産卵を終え、その孵化したアユが、たくさん太田川へ戻ってくることを、期待しています

今回も、この親魚放流の取り組みにご賛同いただき、山崎製パン㈱広島工場様よりたくさんのパンのご提供をいただきました
本当にいつもありがとうございます


 


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受精卵放流(高瀬堰直下右岸側)

2018年11月07日 | 

水温:15.6度

海水温:20.7度

とっても天気の良い中、午後1時から高瀬堰直下右岸側にて受精卵放流を行いました。
午前中に受精に適した親魚のアユを、メス230匹、オス300匹選別しました。

午後から河川で卵をしぼり、しゅろに付着させ、河川の流芯へ設置しました。
カワウに産卵を迎えたアユが食べられないように、案山子を設置しています。
今年は、漁協の理事や総代、組合員さん以外に、国交省、広島市水産課、㈱荒谷建設コンサルタント、かめや釣具㈱さんや釣りクラブのたくさんのが、お手伝いに来てくださいました

組合長より、担当や段取りの説明があり、まずは1回、デモンストレーションをしました
みんな、ちゃんと覚えていました

バケツリレーで川の水を運び、約180枚のシュロを水にぬらし、受精させた卵が付着しやすいようにしておきます。

メスの卵を採卵し、計測します。
1gで、約2500粒の卵があります。
一匹のメスで約6gぐらい、採卵できました。

雄の精子をしぼり、混ぜ合わせます。

やさしく、水鳥の羽で混ぜて、受精させます。

シュロに付着させます。

流れのある場所へ、シュロを設置しています。

シュロが流されないように、鎖や鉄筋に結び付けます。


今年は、約283万粒のアユの卵をシュロに付着させました。約2週間後、どれぐらい卵がふ化したか、広島市水産課さんと一緒に調査します
今年は、アユ仔魚の流下促進を目的に、国土交通省の高瀬分室が試験運用として、右岸・左岸の両岸を開けていただいています。多くの受精卵をふ化し、流下仔魚が海域へ流下することを期待しています。
また、広島市水産課の調査により、高瀬堰左岸側の瀬に、約135万粒の産卵状況の報告がありました。(10/18・10/29潜水調査)

今年3年目の受精卵放流は、皆さんとってもテキパキとこなし、2時間余りで終わりました。
地元企業の山崎製パン㈱広島工場さんからのご厚意により、パンの提供があり、お手伝いに来られた方へ、おいしいパンを配らせていただきました
いろんなパンを、たくさんいただきました

 

天然アユの遡上の取組みとして、11月12日(月)の午後2時から、安佐南区東野2丁目(通称:ヤナギ)にて親魚放流を行います。8,000匹の親魚の放流を予定しています


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