水位:+51cm
晴れ
今週に入ってからようやく晴れてきましたが、
長く続いた雨で川はまだ増水しています。
昨年から新たにはじめた受精卵の放流ですが、
今年は水位が高くなかなか実施できないまま、
アユのお腹も、もう限界 を迎えてしまいました。
せっかく始めた取組みを今年も継続したいとの思いから、
今年は、去年川で行った作業を養魚場で行う事にしました。
採卵した卵を受精させ、いったん養魚場の池につけておき、
水位が落ち着いたころに川へ運びます。
広島市水産振興センターの職員さんに指導をしていただきました。
受精させた卵をシュロに付着させます。
白いつぶつぶが卵です。
シュロを養魚場の池につけます。
今日はオスメス370匹のアユから約400万粒の卵を採取しました。
受精させてから約2週間で孵化するそうです。
この卵は11月6日に下流域の産卵場に移動をする予定です。
親魚放流のお知らせ
卵も採取できたので、残るは親魚放流です。
日 時:11月2日(木)14:00~
放流場所:ヤナギ(通称)
約5,500匹の親魚を放流予定です。
ダブルの効果で来年の遡上に期待します。
(いずれも、今後の水位により変更となるかもしれません。)
昨日、10月26日(木)
太田川水系漁業振興協議会が開催されました。
太田川水系の各漁協と関係する行政機関があつまり、
今年の放流状況、アユの成育等について発表し、
関係機関の方と意見交換をしました。