今日の午後、藤岡市美九里公民館で『かんな川水辺の楽校に棲むバッタたち』というテーマの公開講座が開催されました(主催:かんな川水辺の楽校運営協議会)
かんな川水辺の楽校には群馬県動物レッドリストで絶滅危惧Ⅰ類に指定されているカワラバッタが比較的多く生息していますが、今年、やはり県のレッドリストで絶滅危惧Ⅰ類のエゾエンマコオロギが発見されました。
今回の公開講座は、そのエゾエンマコオロギを発見した佐藤祐治さんを講師にお迎えしました。佐藤さんは神奈川県在住で、生物調査のプロです。
カワラバッタ Eusphingonotus japonicas
カワラバッタ(展翅標本)
後翅が美しいですね。
エゾエンマコオロギ Teleogryllus yezoemma
ちなみにこれはエンマコオロギ Teleogryllus emma
外観ではエゾエンマとエンマコオロギの見分けは難しそう・・・。でも鳴き声は明確に区別できます。
カワラバッタもエゾエンマコオロギも撹乱が多く不安定な環境である河原の砂礫地が主な生息地(エゾエンマコオロギは砂浜も)にしています。ダムによる流量調整で河川の撹乱作用(大水)がなくなり、砂礫地が減少したことや、河原に公園やゴルフ場などが造成されるなどして、生息適地が減少したことにより、両種とも各地で生息数が減少しています。
そして、どちらも詳しい生態は未だ明らかになっていないそうです。
来年はかんな川水辺の楽校で、カワラバッタの生態をじっくり観察してみることにいたしましょう。
おまけ
美九里公民館の網戸についていたクワコ
クワコはカイコのご先祖様。絹糸をとるカイコは、中国で約5千年も前にクワコから誕生したと言われています。
最新鋭の戦闘機、あるいはSFに登場する飛行機に見えてしまうのは私だけだろうか?
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かんな川水辺の楽校には群馬県動物レッドリストで絶滅危惧Ⅰ類に指定されているカワラバッタが比較的多く生息していますが、今年、やはり県のレッドリストで絶滅危惧Ⅰ類のエゾエンマコオロギが発見されました。
今回の公開講座は、そのエゾエンマコオロギを発見した佐藤祐治さんを講師にお迎えしました。佐藤さんは神奈川県在住で、生物調査のプロです。
カワラバッタ Eusphingonotus japonicas
カワラバッタ(展翅標本)
後翅が美しいですね。
エゾエンマコオロギ Teleogryllus yezoemma
ちなみにこれはエンマコオロギ Teleogryllus emma
外観ではエゾエンマとエンマコオロギの見分けは難しそう・・・。でも鳴き声は明確に区別できます。
カワラバッタもエゾエンマコオロギも撹乱が多く不安定な環境である河原の砂礫地が主な生息地(エゾエンマコオロギは砂浜も)にしています。ダムによる流量調整で河川の撹乱作用(大水)がなくなり、砂礫地が減少したことや、河原に公園やゴルフ場などが造成されるなどして、生息適地が減少したことにより、両種とも各地で生息数が減少しています。
そして、どちらも詳しい生態は未だ明らかになっていないそうです。
来年はかんな川水辺の楽校で、カワラバッタの生態をじっくり観察してみることにいたしましょう。
おまけ
美九里公民館の網戸についていたクワコ
クワコはカイコのご先祖様。絹糸をとるカイコは、中国で約5千年も前にクワコから誕生したと言われています。
最新鋭の戦闘機、あるいはSFに登場する飛行機に見えてしまうのは私だけだろうか?
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読んでいて戦闘機ってところで「確かに!」って膝をたたきました。ステルス式かしら?
蜘蛛の写真が綺麗ですね。
動作は鈍いだろうと思うのですが
この形はステルス戦闘機に見えてしまいますね。
蛾はよく見るとカワイイものが多いです。