【陶のぐい呑や】店長の日記

全国やきものの窯里で創られるぐい呑にこだわった通販専門店【陶のぐい呑や」
店長が見聞したことや新着ぐい呑を紹介します!

名古屋ドーム開催された大きな陶磁器店”ドームやきものワールド” !!

2011年11月29日 | 酒器 ぐい呑
先週の11月23日(水)から28日(月)まで”ドームやきものワールド”が開催されました。 全国では、東京の”テーブルウエアフェスティバル”、福岡の”陶磁器フェア”とここ名古屋の”ドームやきものワールドが全国規模の三大陶磁器展でしょうか・・・全国の焼き物の産地からたくさんの窯元さんが集合しご自慢の焼き物を展示販売します。 ここでは全国の窯元さんと一度に会えますので、昨年から行くようにしています。 6時間ほど歩き回りたくさんの顔なじみの窯元さんと話ができてとても満足しました。 昔は、卸店に頼って販売していた陶磁器ですが、造り手が直接販売するようになって来ました。 お客さんと直接お話しをすることによりニーズを知ることができますので、大変有意義なマーケティングになります。 伝統の焼き物の活性化につながってほしいです・・・ 来年は、仙台でも同じような展示会が開催されるとの話があり期待しています。 会場の中央には、華道家の作品の大きなディスプレィが目に付きました。 1,111の着物の帯と花を使ったもので、東日本大震災からの復興を願っています。 そしてギネスにも挑戦しているとのことでしたが・・・

今回、大きな間違いをしてしまいました。 開催時期を11月17日から21日と思い込んで20日(日)に名古屋に出向きました。 ちょうど日本シリーズの頃でしたので、どのような調整でドームで開催されるのかと疑問を持ちながら会場まで行きましたが、誰もいませんでした。 そこで初めて日程が違うことが分かりました。  他にも予定がありましたので、全くの無駄ではありませんでしたが、大ショックでしたネ!! 2日後が初日でしたので、泊るかどうか迷いましたが、取りあえず帰りまして、再挑戦しました。 こんな間違いは、人生初めてでした。 どうやら3.11の震災の影響で、野球開催の日程が変わったために”ドームやきものワールド”の日程も変更になったとのことでしたが・・・

さて,最近Facebookでの情報発信を始めましたが、この度、当店のFacebook公式ページも公開しています。 これを記念して来年の干支”龍”の箸置きプレゼントキャンペーンを実施しています。 Facebookを使っている方は、下のFacebook店のURLから参加ください。

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京都・東福寺の紅葉が・・・

2011年11月23日 | 酒器 ぐい呑
先日、京都に行ってきました。 京都の焼き物は、京・清水焼で有名ですが、色々な地区で生産・販売をやっています。東区の泉涌寺近辺には、30軒程の窯元が集合した地区があります。 この時期に「泉涌寺窯もみじ祭」が開催されますので、面白いぐい呑をもとめて窯元を巡ってきました。 平日のためか店開きしていない窯元もあり人出は、イマイチでした。 反面、窯元さんも丁寧に対応して頂けました・・・

実は、この地区の隣に新緑と紅葉の名所である「東福寺」があります。 ちょうど、「もみじ祭」の時が、紅葉盛りの時となりますので、これを見ることも今回の目的の一つでした。 今秋は、暖いため、70%紅葉の状態でしたので、期待ほどではありませんでしたが、なかなかの景観でした。 東福寺は、「京都五山」の一つで、京都最大の大伽藍がある由緒あるお寺で、境内に入るとゆったりとした空間で驚かされます。この写真は、境内に向かう屋根付きの「臥雲橋」から「通天橋」方向を撮ったものですが、撮影スポットになっています。 逆に、「通天橋」から「臥雲橋」を望む景色も大変に綺麗ですヨ・・・ 平日にも関わらず大変な人出でした。 今週末は、最高の紅葉を楽しむことができるでしょう・・

アクセスも京都駅からJR奈良線で最初の駅ですから、気楽に行けるところですので、散策してはどうでしょうか!!!


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上杉家が活躍した山形県の米沢 !!

2011年11月16日 | 酒器 ぐい呑
夏に巡った東北の様子を紹介してきましたが、間もなく完結します。 今回は、山形県米沢にある「上杉神社」を紹介します。 この神社は米沢城の本丸跡にあり、NHK大河ドラマで人気のあった上杉謙信と歴代の家主が祀られている「上杉家廟所(びょうしょ)」があります。 初代藩主は、生涯独身であった謙信の養子となった上杉景勝ですので、直江兼続もこの地で活躍しました。 

米沢での上杉家は、12代斉定まで続きますが、その中で、9代藩主の上杉鷹山(ようざん)が有名です。 瀕死の米沢藩を立て直す際に武士や藩民に対して立て直しの心構えを説いた「なせばなる なさねばならぬ何事も ならぬは人の なさぬなりけり」は、聞いたことがあるでしょう。 私自身も、上杉鷹山の言葉だったとは、知りませんでした・・・ 実は、故ケネディー大統領が座右の銘にしていたと云われています。 知る人ぞ知るですネ。

米沢には、伝統の成島焼(米沢焼)を正式に再興した鳴州窯があります。 近々紹介する予定です・・・

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山形県村山にある釉薬が面白い楯岡焼 !!

2011年11月12日 | 酒器 ぐい呑
ドライブが好きな人には、好きな一般道があります。 運転のし易さや景色などで何かホットする道がありますが、山形県山形市から北に向かう国道13号は、私のそんな道の一つです。 昔、キャンプや縄文遺跡を訪ねるため良く利用しましたし、前職の仕事でもこの地区へ出張もしました。 今の仕事を始めてからも焼き物の窯元さんを訪ねて利用している道です。 バイパスが整備されていますので、渋滞なしに快適なドライブが楽しめます!!

村山市には、楯岡焼窯元の小松沢工房があります。 以前に紹介した碁点焼も同じ地区にありますが・・・最上川の三大難所(碁点、三ケ瀬、隼)の三ケ瀬と隼に挟まれた大地の土を使用しているとのことですが、何と云っても付近の多種の草木を原料とした多彩な釉薬が特徴です。 桑の木、サクランボの木、ブドウの枝、梅の枝、りんご、クヌギ、そばなどの灰を利用した多彩な表情が面白いです。 以前、村山の道の駅で見つけた焼き物ですが、やはり実際に訪問してお話を伺いながら作品を見ると印象が全く違いますネ・・・

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益子町にある大きな登り窯 !!

2011年11月06日 | 酒器 ぐい呑
先回の記事で益子焼の「秋の陶器市」を紹介しましたが、明日(11/7)までの開催となっています。 記事の中で、東日本大震災で被害を受けた登り窯にも触れましたが、その写真を追加します。

益子陶芸美術館のある「陶芸の丘」には、人間国宝の濱田庄司さんが使った登り窯が復元されていますが、気楽に見学できる登り窯は、里山通りの太平窯にあります。 町指定文化財の大きな登り窯二基が残っています。 写真は、西側にある連房式10室の窯ですが、静岡以北では最大規模(間口5.94m 奥行き18.7m 高さ1.8m)と云われています。 昭和28年再興され昭和50年まで使われていたとのことです。 東側には、慶応年間に現益子町で作陶を始めた岩下作衛門の子供の太平が築いた歴史ある8室の登り窯があります。 今は、古窯いわした(岩下製陶)ですが、「太平窯」の看板もありました・・・

大分整理はされていますが、写真の通り大口のレンガが崩落しているのが分かります。 上の方は、立ち入り禁止でしたが、窯元の岩下哲夫さんが、気さくに説明していただきました。

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11月7日まで益子陶器市開催です・・・

2011年11月04日 | 酒器 ぐい呑
今の時期は、全国で秋の陶器市が開かれます。 栃木県益子町でも恒例の「益子陶器市」が開催されています。 近い窯里は、意外と行けないものですが出向いて見ました。 関東圏では、最大の焼き物の産地で、たくさんの窯元や陶芸家の方が作陶活動をしていますが、なかなか個々の方には、お会いできませんが、この陶器市は、一度に知り合いになれる機会ですので嬉しいですネ。 一般的に全国の窯里でも大きなギャラリーや販売店も運営している窯元さんは、目に付きますが、実際は、その何倍もの陶芸家の方が作品作りに励んでいるのが現実です。 

城内坂に沿った実店舗が中心で賑わっていますが、今年は、小さな窯元や陶芸家の方がテント村を作り自慢の焼き物を売っているのが目に付きました。 通常は、大きな小売店経由で販売しているのでしょうが、お客様と話をしながら焼き物を売るのは、意味のあることですね・・・特に、城内坂の先になる里山通りへ入ると右側の空き地ににたくさんのテント村が出来ていました。 面白いです。 

3.11の東北大震災で益子の登り窯が大変な被害を受けとの話を聞いていましたので、里山通りにある大平窯(岩下製陶)の歴史ある文化財の大きな登り窯を見せて頂きました。  整理されていましたが、窯づめや焚き口などは、レンガが崩れ落ちて被害の大きさが理解できました。 窯元のお話では、使っているレンガは、昔サイズのもので、レンガ造りから初めているようでした。 時間が掛かるようでした。 登り窯は、積み上げたレンガでできていますので地震には弱いのですネ・・・

驚いたことに岐阜県の裏木曽焼の彩明付知窯さん がテントを張っていました。 今年、始めて関東での販売挑戦で、出店したそうですが、前向きな窯元さんです。 裏木曽地方の清流をイメージした清涼感漂う釉薬を使っています。 昔と違って作るだけではなく、販売ルートも切り拓くこと(マーケティング)が、求められている時代だと云うことでしょう!!


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