【陶のぐい呑や】店長の日記

全国やきものの窯里で創られるぐい呑にこだわった通販専門店【陶のぐい呑や」
店長が見聞したことや新着ぐい呑を紹介します!

よみがえる炎 尾花沢上の畑焼 !!

2010年09月29日 | 酒器 ぐい呑
8月の仕入れ旅行で、感動の出会いがありました。 山形県尾花沢の銀山温泉にほど近いところに磁器の「上の畑焼」があります。 東北では、大変珍しい地元の陶石を使った磁器の焼き物です。 宮城県切込焼や福島県会津本郷焼などで、磁器生産の実績がありますが、東北の焼き物の実態は、陶器でしょう。 約170年前の江戸末期に、この地に染付の磁器が興りました。 残念なことに10年程で廃窯してしまいますが、30年程前に伊藤瓢堂さんが、情熱的な探究の結果、この幻の焼き物を復興させました。 フランスでの個展を開くなど芙蓉手には、大変な評価を得ています。伊藤さんの弟子が、近くで独立して2軒の窯元が「上の畑焼」を発展させています。

尾花沢には、銀山温泉の他にキャンプ場があります。 昔、数年間、夏のキャンプを楽しんだことがありました。その時には、焼き物には関心が無く、「上の畑焼」には、気が付きませんでしたネ 私にとっては、予期せぬ感激の出会いでした・・


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大正ロマン漂う山形県尾花沢の銀山温泉 !!

2010年09月21日 | 酒器 ぐい呑
山形の銀山温泉のことを知っている人は多いでしょう。 今でも海外で人気のあるNHKテレビ小説「おしん」の舞台にもなったところです。 温泉街のアメリカ人旅館女将のCMなども記憶にあるでしょう。 何より、銀山川の両岸に並ぶ大正ロマンが漂う旅館街は、とても雰囲気があります。 タイムスリップしたような感じです。 ゆっくり建物を見ながら散策が楽しむことができますよ・・・

今回、ここに「上の畑焼」と呼ばれる東北では、珍し磁器の焼き物を見つけました。 次回、紹介致します。 

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青森の八戸三社大祭の山車(だし)・・・

2010年09月16日 | 酒器 ぐい呑
8月の東北出張時の出会いに戻ります。この2~3年訪問できなっかた八戸焼を見るために思い切って八戸に泊まって見ました。JR駅前に「ユートリー」と呼ばれる地場産業センターがあり覗いてみましたが、入口に色鮮やかな人形などが展示されていました。これは、270年ほどの歴史を持つ八戸の山車(だし)の題材とのことでした。 「八戸三社大祭」には、神話、伝説、歌舞伎物、童話などを題材にした子供から大人までの山車が披露されるそうです。 東北には、有名な夏祭りがありますが、ここにも伝統の祭りがあるには、驚きます。 

念願の八代焼の2代目の窯元とお母様と楽しくお話を伺うことができました。 窯元は、静かな雰囲気の方ですが、非常に挑戦的な活動をされている様子でした。 気に入った伝統的な装飾の酒器を購入しました。 

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東京ビッグサイトのギフトショー

2010年09月10日 | 酒器 ぐい呑
最近のブログは、先月の東北出張時のトッピックスを取り上げていますが、まだまだ時間が掛かりますので、直近の話題も割り込ませて頂きます。

今日(8/10)まで東京ビッグサイトで【ギフトショー】が開催されています。 東京ビッグサイトは、東京で最大級のイベント会場ですが、全面を使った展示会で、その規模に驚きました。分野も多岐にわたっていますので異業種を知るのに大変に参考になります。初めて行きましたが、様子が分かりましたので、来年は、もっと掘り下げて見ます。

「焼き物」の仕事に直接関係するブースは多くはありませんでしたが、九谷焼の新しいぐい呑を見つけましたので、話を進めるつもりです。 その他にも、今検討テーマにている酒器のテーブルウエア関係のヒントも見つけましたので、大変に有意義な情報を得ることが出来ました。 やはり出歩かなければ新しいアイディアも浮かばないですね。 満足です!!

もう少し、会場の様子が分かる写真と仕事に参考となる写真を撮りたかったのですが、「撮影禁止」となっていましたので、会場の雰囲気の写真を載せました。

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津軽の登り窯の里・津軽金山焼!

2010年09月08日 | 酒器 ぐい呑
青森県五所川原に焼締め陶器を焼いている「津軽金山焼」があります。 地元の土と赤松の恵まれた資源を使い登り窯などで大規模に作品を作っています。千年ほど前には須恵器の生産地であったとされてますが、「津軽の陶芸を全国に発信したい」との思いで開窯されました。従って、歴史は浅いですが、協同組合形式で多くの若い陶芸家が技術を磨く場を提供し、海外の陶芸家を招へいしてイベントを開くなど、活動は非常にユニークです。 

東京ドームで開かれる「テーブルウェア・フェスティバル」へ参加するなど、認知度向上へも積極的です。 新しい日本の焼き物の方向を模索する全国的に見ても珍しい焼き物と言えます。 

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みちのく弘前の焼き物・・・・津軽焼

2010年09月04日 | 酒器 ぐい呑
全国には、たくさんの焼き物があります。青森県弘前にも、江戸元禄時代に藩の用度品を焼いた津軽焼がありましたが、近代になり廃窯となってしまいました。 ネットで検索してもなかなか窯元さんの情報がでてきませんが、2~3軒ほどあるように感じます。 なかなかたどり着けません。 唯一、弘前市城南の「津軽千代造窯」さんとは、親しくして頂いています。 ここも、ナビで近くまで行けるのですが、たどり着けません。 今回も、近くから電話して窯元さんにお迎えをお願いしてしましました。

窯元は、小山陽久さんです。 仙台の堤焼で勉強した方ですが、色々と挑戦的な仕事をされています。 訪問の度に新しい作品を見ることができます。 今回は、「黄瀬戸」に挑戦されていました・・・ 青森の焼き物が、珍しいためか、千代窯さんのぐい呑は、当店でも人気があります。 

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店長が巡った窯里紹介サイト     : 【「陶の酒器」探索】