シーブレ日記

愛艇と綴る釣り日記
最近は登山や自転車へと 遊びの範囲が拡大中

沖縄ぶらり旅

2016年02月27日 16時25分25秒 | 釣り以外のエトセトラ
2月23日~25日

沖縄に移住して30年になる高校時代の友人Sが居る。
彼は本部で農家を始め、マンゴー栽培をやって成功した。
10年に一度ぐらいの間隔で訪ねて来たが、久々にSの顔を見たくなったのでプラッと行くことにした。
同級生の数人に声掛けてみたらMが付き合うと言って来たので、今回は男二人旅となった。


23日の夕方の飛行機で那覇入り。
いつもの「ANA旅作」で航空券とホテル1泊だけ予約。これは本当に安くて使い勝手が良い。




晩飯は、僕のリクエストで辻にある88ステーキ本店へ。
ここはいつも地元民で溢れており雰囲気があります。(本店に限る)

僕は20代の前半、バックパックスタイルで石垣、西表、与那国、波照間など、八重山諸島の島々をバイトしながら渡り歩いてた。テント、野宿、誰かの家、バイト先の民宿、ユースホステルなどで夜露を凌ぎつつ、離島の豊かな自然と人々に鍛えてもらってた。
那覇の街は、そんな旅の入り口と出口であり、東京と八重山のギャップを薄める緩衝地帯として作用していた。

そんな思い出深い国際通りをそぞろ歩く。
ずいぶん変ったねぇ。。。
この晩は全工程7、8km歩いたな。タクシーで移動したら何も見てないのと同じだよね。


二日目。
今回の旅の目玉の一つ、本部までフェリーで移動します。
朝7時に那覇港発の鹿児島行きのフェリーが、ちょうどSの住む本部港に寄港する。
こういう移動手段を見つけるのも旅の醍醐味です。


レンタカー借りちゃえば事は簡単だけど、多少複雑な方が旅は面白くなるのも事実。
船の離着岸や荷積み作業を、上甲板から眺めるのって好きだな。


2時間の航海で本部港到着。(下手に車で走るより早いんじゃね?)
友人Sが港に迎えに来てくれてる筈だ。旅って感じだよね!


マルエーフェリー波之上丸です。25時間かけて那覇~本部~与論島~沖永良部島~徳之島~奄美大島~鹿児島とアイランドポッピングしてゆきます。



埠頭で10数年振りにSと再会。嬉しいな!!

彼のマニュアル仕様の軽でドライブ開始。
先ずは僕のリクエストだった「美ら海水族館」へ。ベタだがこの有名所は僕は来た事が無かったのだ。

でました、ジンベイザメの泳ぐ回遊槽。
GTもいっぱい泳いでるし!


マナティーも居ます。
ちなみに、マナティーとジュゴンって違うんだっけ・・・?


オニダルマオコゼと足。なかなかシュールな展示物だ。


昨今の水族館はリニューアルして展示方法が実に上手くなってる。その点、ここはやや遅れてるかな。
ジンベイザメもマナティーも明らかに水槽が狭いし・・・


次は昼めし。
地元系の食堂をリクエストしたら、まさにソレ。


店の中も雰囲気バツグン。


注文したのは、「中身汁」。
何かの動物の中身が入っているが何だろ? 塩味で美味かったのは言うまでもない。


食後に寄った移動チュロス屋さん。S曰く、これ以上美味いチュロスは無いとな。


3年前に岩手からこの地へやって来たとのこと。
美味いから頑張って!



次も僕のリクエストで今帰仁城址へ。
世界遺産です。


なんか凄い・・・
琉球王朝、薩摩襲来、太平洋戦争、米軍統治、日本返還、、、いろいろな歴史をくぐってきた遺跡です。



次も僕のリクエストでフクギ並木を見に。
フクギって琉球絣の染料になる樹木ですが、いまはもうこの本部以外には殆ど残ってないそうです。



本日の観光はここまで、、、というか、充分ですね。
そろそろ今夜の宿を確保せねば。
Sは自分の家へ泊まれと言ってくれたが、我々はディープ系な宿にしけ込みたかった。
僕も同行Mも、リゾートホテルはもうイイヤって派なんですよね。
車で走りながら、これはと目に付いた安宿に飛び込み交渉。素泊まり2000円でOK。

今夜の宿確保できました。門限無しだから夜もゆっくり外出できます。
安眠の場を如何に確保するかって旅の重大事であり、それを現場対応で嗅ぎ分けるのも旅の醍醐味。
などど言って、何十年経っても同じ事やってるオレって。。。(笑)


今帰仁の集落にあるアグー豚屋で晩飯&飲み開始。
もちろん地元民しか来ない店です。
半身の唐揚げとか、なかなかでした。




僕は飲まないので、僕が運転して、したたかに酔った二人を自宅&宿に連れて帰る。(もう一軒はしごしたな)
てっぺん過ぎて宿に帰還。
ああ、なんと楽しい一日だったのだろう。



三日目。
今日は二人とも夕方の便で東京に帰ります。Sが那覇まで送ってくれるという。

移動の途中で目に入った超△な山が気になり、Sに聞いたらたぶん八重岳じゃないかと。
山頂まで車で上がれるというので行ってみると、山頂はレーダーやアンテナで占拠されてた。
しかし、下から見た超△の山容ではない。違う山だな。あとで地形図で探してみよう。
また来る口実が出来たかも・・・


名護の街から東海岸へ出て、そのまま那覇に向けて下道を走る。
あちこちでプロ野球の春季キャンプやってるので、歓迎ムードが垣間見られる。

のんびり走って15時ごろ那覇に着いた。もの凄い渋滞に巻き込まれたが、ギリギリの時間まで遊ぶレンタカーの観光客なんかどうにもならんだろうね。

Sにはすっかり厄介になってしまったが、お陰で楽しく過ごす事が出来ました。
Sはもとより、付き合ってくれたMにも感謝。
沖縄ぶらり旅、無事終了。

若い頃は時間が無限にあったので、興味のままに、心折れるまで旅を続けたものでした。
今の僕には、このような小旅行でも心豊かになれます。

沖縄は、今も昔も僕の旅心を満たしてやまぬよき地でした。


コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする