こうした男女間における「恋愛格差」は何故生じるのか。理由は結婚適齢期の男女人口比が10:9とも10:7とも言われ、元々女性の数が足らないということ、加えて金持ちやイケメンなど特定の男性に多くの女性が集中してしまうこと、次に離婚した男女では女性より男性の方が再婚を求めることが多いこと、また妻子持ちの男性と不倫する女性も存在すること、更に男性と元々接触したくない女性や男遊びに疲れた女性など「拒男症」も存在すること、これらのことから恋愛、結婚市場における実質的男女人口比は著しく男性過多、女性過少になってしまうからである。従って、女性の売手市場という実態が恋愛格差を生み出していると考えられる。
女性の売手市場という恋愛格差がある現状、女性は特に努力をしなくても自然に男性が寄って来るので、女性は自分を磨く努力を怠ってしまう。逆に男性は女性争奪戦の競争社会の中でより高く自分を磨くことを要求される。この状況では、優位な立場である女性は益々我侭に(理想が高く)なり、逆に男性はより高い水準を要求されることになる。つまり女性優位の恋愛格差では女性の質は低下し、男性の質は向上するという皮肉な現象が起きてしまうのだ。
こうした恋愛格差が作る男女の違いは次のように例えられる。
女性から見た場合、男性はあり余るほど存在する。品揃えも豊富で品質も高いものばかり。ミネラルウォーターから栄養満点の濃厚牛乳、それに天然果汁の濃縮ジュースなど。アルコール類も同様に豊富で地酒からウィスキー、ブランデー、年代もののワインなど美味しい飲物が勢揃いだ。女性はその中から気に入った飲物を安価で手に入れられる。しかしそれで女性は決して満足しているわけではなく、「もっと美味しい飲物はないの? 味気ないものばかりじゃないの」と不満をぶちまける。
一方で男性から見た場合、女性は慢性的に不足している。品揃えも少なく更に品質も悪い。ミネラルウォーターや濃厚牛乳といった、美味しく飲めるものなどごく僅か。そればかりか、ただの水道水や食塩水など決して味わって飲めないものや、どぶの水や毒入りの水など、飲んだら危険なものも決して少なくない。だがこれらの飲物を男性は高い金を払って手に入れなければならないのだ。しかし男性の多くは女日照りでサハラ砂漠のど真ん中に長期間放置されているようなもの、贅沢など言ってる場合ではなく、「どぶの水でもいいから飲ませてくれ」と悲痛な叫び声を上げている。
(つづく)
【主な出来事、話題】
・臓器売買で患者と仲介者を逮捕、愛媛。(1日)
・安倍総理、「村山談話」を継承。(2日)
・スケート連盟元会長ら、背任容疑で逮捕、東京。(3日)
・自立支援施設の入所少女9人が暴行、職員の女性2人けが、愛知。(3日)
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まあその進化が進歩かというと,ちょっと判断が付きませんが
但しそれが生命としての人間社会のあるべき姿と言えるのか、今後も検証していきたいと考えています。
恋愛(繁殖)が女側に優位性があるのは、ほとんどの生物に共通することなので、そういうもんとして割り切るしかないのではないですか?
元来、オスは出来るだけ多くのメスに子供を生ませようとし、メスは出来るだけ優秀な遺伝子を残そうとするものです。「この人の遺伝子を残したい」と思える相手としか交配しようとしないのは本能なので (そうでない人も一部でいますが)、オス側がいくら吠えてもどうしようもないんじゃないでしょうか。人間とはいえ自然の摂理には抗えないもんです。
一夫多妻制を認めれば、結婚する女性は増えるんじゃないでしょうか。生涯独身の男性も増えるでしょうが。
>そういうもんとして割り切るしかないのではないですか?
その手の女性優位正当化論はフェミ支持の姑息な言い訳として至る所で聞きます。
自然の摂理には逆らえないと言うのなら、腕力で女性が及ばないのも仕方ないですね。雄の交尾本能にも逆らえないですね。レイプを無罪にしますか?
その秩序を維持するために、適齢期が来たら人は結婚し家庭を築き、子孫を残していくという当たり前のことをするわけです。それが人に課せられた義務です。
出来るだけ優秀な遺伝子を残したいのは誰でも同じです。しかし一方的に自分の要求水準だけを優先させるというのは明らかに社会秩序を乱しています。それに何が優秀で何が優秀でないのか、その判断基準も人により異なり極めて曖昧です。
大切なのは、出来る限り1人でも多くの人が家庭を持ち子孫を残していくことではないでしょうか。それが「命の役割」を果たすことであり、理性的な動物が築き上げる人間社会の秩序だと思います。その基本を崩すような意見は暴論以外の何物でもないでしょう。