私たちの会が何を考えていて何を提案したいのか、ぜひ読んでみてください。
「持続可能な国づくりの会・理念とビジョン」
ダイジェスト版
全 文
運営委員長の岡野です。
スウェーデン関係の本を読んでいて、次のような格言に深くうなづきました。
「政治に無関心な人民は愚かな政治家に支配される。」(古代ギリシャの格言)
市民が政治に深い関心・関わりを持った近代のスウェーデンは、まさにこの逆で、
「政治に関心のある人民が賢い政治家を選出した。」
その結果、「緑の福祉国家=エコロジカルに持続可能な社会」を着々と構築しつつある、といえそうです。
今、鎌田慧『新版 日本の原発地帯』(岩波書店同時代ライブラリー)を読んでいて、歯軋りしたくなるほどの残念さを感じていますが、戦後日本のとても善良だったけれども政治的には愚かだったというほかない庶民―市民総体には、古代ギリシャの格言がみごとに当てはまってしまいそうです。
次世代に、原発などという信じがたく持続不可能な負の遺産を遺すことなく、豊かな(放射能などに汚染されていない)国土を遺してやりたいのなら、日本人のみなさん、これから政治に積極的関心・関わりをもって、賢い政治家を生み出し、選び、押し上げていきましょう!
日本の政治家の理想像・聖徳太子の言葉を現代語意訳で。
「だが、上も下も〔権力欲や利権や面子を離れて〕和の心をもって徹底討論できたならば、やがておのずから事実と真理が一致したところで意思一致ができるだろう。そうすれば、どんなに困難なことであっても必ず実現できる!(何事か成らざらん!)」
「持続可能な国づくりの会・理念とビジョン」
ダイジェスト版
全 文
運営委員長の岡野です。
スウェーデン関係の本を読んでいて、次のような格言に深くうなづきました。
「政治に無関心な人民は愚かな政治家に支配される。」(古代ギリシャの格言)
市民が政治に深い関心・関わりを持った近代のスウェーデンは、まさにこの逆で、
「政治に関心のある人民が賢い政治家を選出した。」
その結果、「緑の福祉国家=エコロジカルに持続可能な社会」を着々と構築しつつある、といえそうです。
今、鎌田慧『新版 日本の原発地帯』(岩波書店同時代ライブラリー)を読んでいて、歯軋りしたくなるほどの残念さを感じていますが、戦後日本のとても善良だったけれども政治的には愚かだったというほかない庶民―市民総体には、古代ギリシャの格言がみごとに当てはまってしまいそうです。
次世代に、原発などという信じがたく持続不可能な負の遺産を遺すことなく、豊かな(放射能などに汚染されていない)国土を遺してやりたいのなら、日本人のみなさん、これから政治に積極的関心・関わりをもって、賢い政治家を生み出し、選び、押し上げていきましょう!
日本の政治家の理想像・聖徳太子の言葉を現代語意訳で。
「だが、上も下も〔権力欲や利権や面子を離れて〕和の心をもって徹底討論できたならば、やがておのずから事実と真理が一致したところで意思一致ができるだろう。そうすれば、どんなに困難なことであっても必ず実現できる!(何事か成らざらん!)」
ところでスウェーデンの選挙の投票率はどのくらいなのでしょうか??
コメント有難うございます。
スウェーデンの投票率は、『スウェーデンの政治』(早稲田大学出版部、1994)によれば、「投票率はスバ抜けて高い。どんな時も、85%から90%前後の投票率を記録する。」とのことです。
「スウェーデンの今」というブログによれば、2010年も84.63%だったそうです。
http://blog.goo.ne.jp/yoshi_swe/e/e5a8a3331415a8c4750e224be26d6013
日本とは、国民の政治参加意識がまったく違うようですね。うらやましいことです。
菅首相は、5/26,27のG8サミットで日本のエネルギー政策について「原発継続」の方針を演説するそうです。
原発事故を被災した国民の立場からすると、「信じられない」思いですが、一体どこの何に配慮して「原発継続」の方針を出しているのでしょうか? それによって日本の国益は、どう保たれるのでしょうか? 納得のいく説明を戴きたいものです。
閑話休題、
今日は、この会の原発に対する方針と親和性の高い主張を行っている政治団体の記事を見つけましたので、ここで紹介させて戴きます。
日本共産党サイトより
「『科学の目』で原発災害を考える」
ttp://www.jcp.or.jp/seisaku/2011/20110510_fuwa_genpatsu.html
原発に関する科学的な見地からの問題指摘だけでなく、その組織運営や国政との関わり等、驚くほど詳細に調査をした上で問題の指摘をしています。今後この会が、反原発のための政治活動を行っていくのであれば、参考にすべき点は多いと思います。
まず、最近の菅さん他の発言で、はなはだ残念ながら民主党が脱原発についても持続可能な国家についても、スウェーデン社民党のような知恵を持っていないことが明らかになった(前から明らかだった)と思います。
それは、共産党についても社民党についても同様だと考えています。
なぜそう考えるかについては、今後、ある程度詳しくご説明していく必要があると思っていますので、よろしければお待ちください。
なぜ、私がスウェーデン社民党を評価するかに関しては、私のブログの記事をお読みください。
また、近日中に『「日本再生」の指針――『十七条憲法』と「緑の福祉国家」』という本を出す予定ですから、詳しくはそちらをご覧ください。