事務局の松原です。学習会のお知らせです。
ご参加をお待ちしております。
●テーマ 持続可能性の条件を再確認・共有するために ~つながりに関する深い気づきとは~ ●日時 12月16日(金) 19:00〜21:00 ●場所 戸塚地域センター 地下1階 集会室2 JR高田馬場 徒歩3分 http://www.tcc-tokyo.net/access/ ●参加費無料 (当日参加も可能ですが、事前申し込みいただけると助かります。) 申込先 「持続可能な国づくりを考える会」事務局申込担当:増田満 FAX. 042-792-3259 E-mail : mit.masuda@nifty.com |
アメリカ大統領選は大方の予想を裏切った大番狂わせでした。予備選でのサンダースの健闘とも対応した、現状への大きな不満から来た、何であれ「変化」を求める声の現われでしょう。
確かに間違いなくそれぞれの国も世界全体も大きな変化が必要な時代だと考えられますが、言うまでもなく変化すればいいわけではなく、いい・適切な・つまり持続可能な、国、世界の新しい秩序に向けた変化が必要です。
大河の水源がごくささやかな湧き水であるように、私たちの活動は今はささやかであっても、そうした持続可能な国づくりに向かう社会潮流の水源としての湧き水になりうると信じたいと思います。
さて、今回はこれまで学んできた、資本主義が必然的に格差社会を生み出すことを明らかにしたピケティの著作、スウェーデン・福祉国家の基礎となったミュルダールの業績、持続可能な社会に向けた広井氏、正村氏の提案とも対照しながら、私たちの『理念とビジョン』で語られている持続可能性の必須の条件である「つながりへの深い気づき」の意味を再確認する学習会にしたいと思います。
岡野守也
おかの・もりや 当会運営委員長。サングラハ教育・心理研究所主幹。長年にわたり、内面・心と外面・社会の変容に向けた探究とメッセージの発信を続けている。著書『「金剛般若経」全講義』『コスモロジーの心理学』『日本再生の指針』『仏教とアドラー心理学』『唯識の心理学』他。