マルメゾンの庭から

都会における田園生活のようすと工夫。

布地好き

2016-07-17 09:04:30 | 日記

趣味や好きなものが多々あって時間とお金との戦いになります。とてもひとりでは足りない、ドラえもんが分身を作ってくれたらといつもお思います。そんな中行ってきました。トワル・ド・ジュイという展覧会です。フランス語のわかる方は見当がつくと思いますが、布の展覧会です。ベルサイユの南にあるジュイ村に布の工場ができ多くの布を作り出していたのです。フランスの布はエキゾチックなものがありますが、それはインドから輸入された布の影響を受けているからです。ヨーロッパの人は東洋の富に目を奪われました。その中に美しい布もあったのです。いまでもマドラスチェックなど有名ですね。インドの金糸の入った布ややジャワなどから輸入された更紗など、珍しい布が輸入され王侯貴族にもてはやされたのです。植物模様の細かい模様や色の濃いエキゾチックなデザインが喜ばれたのです。輸入だけでなくフランスでも当然真似をして作り始めるのですが年数がたつにつれフランス的なデザインも生まれ当時のはやった思想つまり自然に目を向けることだったのです。風景と人物の組み合わせが特徴で、昔ながらの中東、東洋てきな植物模様も合わせて作られていました。そのほかにフランス人お好きなバラのデザインも多く採用されました。

当時のフランス王妃マリー・アントアネットも重々しい宮廷服よりこのころはやりのイギリス風ドレスデザインでこれらの軽い生地を好んだようです。着るのも難しく思いドレスはもはや時代遅れとなっていましたが、王妃の彼女が軽くて値段の安いドレスを着ることを悪く言う庶民も多くいました。彼女の姿を描いたデザインの布地も出展されています。

写真がぼやけていて申し訳ありません。急ぎ撮ったためです。朝は空いていたのですが昼になると近くの中庭がレストランになっており混みだしてゆっくり写真を撮れなかったからです。会場は渋谷東急デパート文化村の地下一階ですが地下といっても中央は吹き抜けになっていてテーブルとイスが並べてあり食事をとれるようになっていて混んでいました。ワゴンもでてお土産も売られています。建物内部もフランスやアンティークのものが売られていました。美術館の売店では特に目新しいものがなかったのが残念でした。いつも美術館の売店はその時のテーマのはがきとクリアファイルとメモ用紙とキーホルダー、紅茶ばかりなのは何とかならないでしょうか。今回は布なので期待があったのですが布もあまりデザインとしてはありきたりでした。たまにいいなというのもあるのですが。ということで本屋さんで本を買っただけで帰りました。

同じく中庭で売られているパン屋さんがおいしそうだったのですがちょうどお昼時で混んでいたのであきらめてしまいました。写真だけ撮りました。

クロワッサンやクイニーアマンなどフランス的メニューでした。中庭はフランスにいるかのようなたたずまいがよかったです。

外はやはり渋谷らしく人込みで混雑していましたが偶然目の前に小さなカレー屋さん?がありテイクアウトに2種類のカレーパンがあり普通のほうというのを選びました。jinnnannカレーとかいう名前でした。意外に辛さ控えめでおいしかったです。

 


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