しなやかな技術研究会β

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燃料電池車 vs ハイブリッドカー

2006-03-22 22:01:41 | エコロジカルなのりもの
クリッピング / トヨタ/GM、燃料電池車の共同研究中止の真相-----nikkeibp.jp -企業・経営 - 、2006年03月22日

コメント
 アメリカ市場での日本車の評価は、高い。
Japanese cars score highest in magazine(コンシューマー雑誌で日本車が”非常に”高い評価を得た) / クリッピング SignOn SanDiego.com(AP)-----しなやかな技術研究会、March 03, 2006
 上のしな研のクリップは、コンシューマー雑誌での評価についてだが、車関係のリストでないだけに、アメリカのメーカーの衝撃は大きかったと思う。ハイブリッドカーが登場したときには、燃料電池車が現れるまでのつなぎだといわれていたし、僕もそう思ってきた。初代プリウスが1997年。インサイトが1999年だそうだ。まだまだ新しい技術なのだ。当初、バッテリーの交換費用のことが話題になったが、現在はメーカーが無料で交換しているという話を聞いた。(実際にバッテリーの交換費用を払ったという方がいたら、是非情報を教えてください。)普及のために、メーカーが負担しているのだろう。つなぎだったはずの、ハイブリッド車の健闘は、乗り気でなかった欧米のメーカーにとっては、かなり痛手のはずだ。
 欧米の車メーカーにとって、現在の出遅れがあとあとまで響くのか、燃料電池車で逆転するのか、まだ予測できないが、表題の記事を読む限り、燃料電池車はその期待される登場の時期を、確実な歩みでかせいでいる気もする。
 ただ、エンジンと電気モーターのハイブリッドは、確実に歴史と経験をつんでいっている。人の安全と、人間が操作する機械である車にとって、そうした歴史と経験は、えがたい資源だ。
 また家庭用コンセントから充電する、プラグイン・ハイブリッド車に関する話題は、いまもガジェット系のブログでは頻繁に現れている話題だ。家庭の屋根に太陽電池ということが、あるていど市民権を得てきている今、そこにプラグイン・ハイブリッド車が登場ということで、、、
 電力+移動のエネルギーを太陽電池で「ほぼ」あるいは「自給」というもくろみも、石油価格があがってくれば、家を建てるときにちょっと大目に太陽電池をのっけてしまおう、という選択肢に入る可能性だってある。
 燃料電池車、ハイブリッドカー、そのどちらからも当分目が離せない。

・関連エントリー
 プラグイン・ハイブリッド(カー)について-----しなやかな技術研究会、November 11, 2005


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