帯状疱疹を発症した人では、心臓発作や脳卒中のリスクが急増する恐れがあるとの研究結果がJournal of the American College of Cardiologyに発表されたそうです(AFPBB NEWS)。水痘ウイルスの再活性化によって引き起こされる帯状疱疹は高齢者により多くみられる病気。研究論文によると、それぞれのリスクは、心臓発作で59%、脳卒中では35%高かったそうです。また、リスクが最も高い期間は発症後の1年以内で、それ以後は減少してく傾向があったそうです。脳卒中リスクが最も高かったのは、40歳未満の年齢層だったとも。今回の研究は、2003年~2013年に追跡調査を実施した患者51万9880人の医療記録データベースに基づくものだそうです。ちなみに、帯状疱疹が心血管障害のリスクを上昇させる理由についてはよくわかっていないということです。
http://www.afpbb.com/articles/-/3134387
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