JECA五所川原福音キリスト教会ブログ

五所川原福音キリスト教会の活動の様子を写真などで綴ります。

山&鳥&りんごの古木

2015-05-18 19:51:47 | 景色・散策

5月もすでに半ばを過ぎました。
今年は、比較的暑い5月になりました。
夏が早めに訪れるのかもしれませんね。




西北五地域から見た岩木山は、三角で男らしいと言われます。
私は、この山を「三角おむすびの山」と呼びます。笑





(中南津軽から見た岩木山)


長い間、この3つ山の形の山を見て育ってきたので、
三角の岩木山は、岩木山と違う!と思っていました。

でも、毎日この山を見ていると、
この三角山に愛着が湧いてきている自分に気づくのです。



何事も角度を変えて見る。


大切な事だと気づかされます。





その岩木山の残雪も、このところの高温のために、
かなり解けてきました。

水田にも稲が植えられました。
特に今年は、新品種・特Aの「青天の霹靂」を植える
農家さんもいらっしゃるので、神経を使うことでしょうね。



***




津軽では、「カッコウ」が鳴くと、
「そろそろ苗を植え付けていいよ」という
合図になるのですが、


今年は、桜もりんごも1週間以上早い開花となり、
「カッコウ」が鳴く前に、すでに畑に植え付けた方も
多かったと思います。


ところで、この「カッコウ」ですが・・・
自分では卵を温められません。
(体温が低い説あり)

なので、「オオヨシキリ」に托卵します。




茂みなどで「ギョギョシー、ギョギョシー」と言う
大きな声を聞くことがあるでしょうか。
この辺では、かなりの数います。




(これはお借りした画像です。)

カッコウが我が子だと勘違いして、オオヨシキリの親は
カッコウを育てます。
自分よりかなり大きなカッコウの幼鳥です。


カッコウの幼鳥は、自分だけ生き残ろうとして、
他のオオヨシキリの卵を下に落としてしまいます。


これは、私たちの目には、とても残酷ですが、
生態系が保たれるためなのです。



カッコウの声が聞こえたら、是非、
オオヨシキリのことを思い出して下さいね。



托卵するのは、他に、ウグイスとホトトギスがあります。
ウグイスの巣にホトトギスが卵を産みます。



そのせいか?
ウグイスの「ホーホケキョ」と
ホトトギスの「ケキョ、ケキョ」はよく似ています。



**



近くの公園にいた小鳥たち。




キジ(オス)もいました。




もず。電柱に止まっていました。





シジュウカラ。
白い体に縦長のネクタイ。



飛んでいきました。





あ、ここにもいました。




***





隣のつがる市にある「日本最古のりんごの木」。
樹齢137年。


「マッサン」で有名な北海道の余市からここに移植された木のうち、
残っていたのが3本のみ。

普通りんごの木の寿命は30~40年ほど。
137年という樹齢は、実に「奇跡」です。

持ち主の方がどれほど大切に管理してこられたか、
ご苦労を考えると大変だったと推察します。


青りんごと赤りんごの2種類が
60箱分も収穫できるそうで、
主に、お祝い用やお見舞い用に
用いられているそうです。

すばらしいですね。


ちなみに、りんごも桜もバラ科の植物です。



西北五地域には、人気スポットの中に入らない、
知られていない場所がたくさんあります。
是非遊びにおいでくださいね。