PEUGEOTで散歩

天地自然とむきあうことから癒しがはじまります。

灯油窯焼成

2020-05-19 11:09:38 | 陶芸

17日6時から灯油窯の焼成を始めました。

このバーナーで本焼きするのは初めてです。

煙突の加減も少し不安があったのですが、うまく機能してくれたようです。

950度くらいまで酸素を供給しながら焼いていきます。

それからはドラフトを開けてあげて風量を調節していきます。ドラフトを開けて風量を抑えると炉内の圧力が高くなって上のサマ穴から炎が噴き出してきます。

高温の窯の中はとても神秘的な色をしています。

私が焼き物をするのはこんな色、景色を見たいからかなとも思います。

ドラフトの口に煉瓦の破片を置くことによって微妙に温度の上がり具合が変わります。とても微妙な感じがします。

どの作業が昇温に適しているかを判断するには、じっくりと構えなければなりません。温度が上がらないときに様々な対応をすると、どの作業が功を奏したのかわからなくなるのでゆったりとした気持ちでやることです。

窯の中が落ち着いてきたようで、もう少しです。

この後、午後11時過ぎに目標の温度設定1230度まで上がりました。


電気窯修理

2020-05-16 20:50:53 | 陶芸

経緯年劣化で電気窯が随分と痛んでました。

思い切って修理をすることにしました。

何分、高温で焼成するため、断熱材、金属部分が致命的なダメージを受けていました。

断熱材だけ新しくして、使える部品は元の材料を使いました。断熱材を固定するボルトをステンレスに変えようかと思いましたが、メーカーに聞くと「つかわないでくれ」とのことでした。ニッケルクロムの合金だそうです。そのボルトがさび付いて分解することが出来ない状況になっていました。

和田さんの工房で大きな万力やバーナーであぶったりしながらやっと分解することが出来ました。

 


やり直し

2020-05-02 18:20:50 | 登り窯

一昨日、呉須の絵の具で絵付けをしましたが、どう考えても、厚く塗ってしまっています。

筆の筋目が出たらいやだと思いましたから、つい厚塗りになってしまいました。

今朝から、思い切ってはがして塗りなおしました。

やはりはがしたところは汚いので慎重にしなければなりません。

後から気づくことが多いので、やはり作り続けていなければなりません。