クタビレ爺イの山日記

諸先達の記録などを後追いして高崎近辺の低山中心に歩いています。

久し振りの榛名琴平山 R- 5- 1-24

2023-01-25 11:38:18 | 榛名山麓
今晩(1/24)から今冬最強の寒波が来るとテレビが
盛んに伝えている。もしそうなら高崎市街地の様な
平地は元より爺イの遊び場の山裾に積雪し路面が
凍結すれば当分は自宅で逼塞の羽目になる。
そこで未だ10℃程度の気温が残る午前中に
一寸低山散策。狙いは榛名南麓で最も南にある
殆ど登る人はいない箕郷町松之沢の「琴平山」。
此処へは低山標識付けが流行ったころの2004年に
行っているだけで久し振りの第二回目。

r-28でローランド C.Cの斜向かいの細道へ右折。
直ぐに「大沢川」から分かれた「室の沢川」を
渡る。護岸工事が立派なので細くても暴れ川?



左岸を東西に走る「林道室の沢日向線」に丁字路で
ぶつかり正面にこんな道標をみて左折。



約100m先に幅広スペースがあるので路傍駐車。
この先1km進めば「久遠の水」標石の所に
十分なスペースがあるが林道路面が極めて
悪いので敬遠。

登山口と思われるのが二か所あるが
地形図によると左は多分途中で切れる。



右の登山口は破線が琴平山に繋がっている。
歩行距離は多分1km程度で比高は120m。



地形図で雑木林マークが付いているので
危惧したが数百米は篠竹薮。



植林地に達して藪は無くなりやがてY字分岐、
山頂は北西だから左を選択。



林間の道は別に登山道ではなく作業道、それを
利用して尾根道に接近するのだ。



やがて前方に尾根が現れた。作業道から離れて
取りつき易い箇所目指して林間を登る。



尾根に着くとはっきりした尾根道があり一安心。



落ちていた枯れ木を尾根に置いて帰路の
斜面下りの下降位置マークを作る。



時々は藪が現れるが大方こんな軽い登りの
尾根道を楽に進む。



このルート最初で最後のマーク、一本尾根に
何の為かと思ったが若しかすると爺イと同じように
この位置で尾根道に出て来た御仁の帰路ルート?



間もなく前方の雰囲気が頂上近しの気配で
傾斜がきつくなり倒木も多くなる。



この巨大倒木の先に大きな笹薮、あれが
頂上だろう。



巨木は跨げないので左から回り込むと
根っこから出ているが根が人工的にカット
された痕跡も無く腐ったように短い。
樹木の病気なのかな?



勢いよく頂上に入ったら何だ?これは?
身動きでない篠竹の藪。



目印の三角点を探すどころではないので
鉄塔がある筈と上部を見渡したら漸く
赤茶の鉄塔が見つかったの回り込みで
接近。



その途中に倒木に押しつぶされた神社の
残骸。これでは地形図の神社マークも
空しいな。



2004年の訪問時のブログに社殿の画像が
あったので元の姿をご参考まで。
序に19年ほど前の爺イの姿も。



鉄塔を下から。ここは戦時中は帝国陸軍、
戦後は米軍管理を経て現在は自衛隊管理だが
何時の時代のものか?何の用途だったのか
分からない。



鉄塔の脚に沿ってコンクリート柱、今は読めないが
上の三字は確か「防衛庁」だった。



その近くに三角点。四等で点名は「琴平山」
標高 553.33M



本日の爺イ、毛糸の防寒帽で頭の血管を保護。



景観は北のみ、相馬山からの東麓だろうか?



北側に離れて石柱一基、彫りは「陸軍」だと
某研究者の記事にあった。



山頂の雰囲気


帰路に付こうとしたらこの赤杭のある北側に
はっきりした踏み跡。



それを辿ったら藪を全く通らずに巨木の所に
通じていた。往路でこの踏み跡に気づけば
何事も無く楽々と頂上に来られたのだ。



この位置からの下りは幅広の扇状なので
南の窪縁に近い尾根を撰んで下る。



何の苦も無く往路で置いた目印に到達して
斜面下り。



林間の作業道は上から見ると鮮明で
迷いの心配は無し。



y字分岐を通過して振り返り。




最後の藪を突破



林道に飛び出して本日終了。「久兵衛」経由
で自宅に着くころ風が強まり気温も下がって来た。
明日から数日は引きこもりだな。



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2 コメント

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Unknown (toboketaG)
2023-01-26 20:50:07
あの鉄塔が今も朽ちずに残っていたんですね。
何年前になるか、同じルートで鉄塔に着き未だ若かったので用心しながら上まで登ってみました。眼下の谷を越えて演習場が一望でした。砲撃演習の際の着弾地の確認にでも使用したのでしょうか。今写真で鉄塔をみると結構高いですね。懐かしい。
re.琴平山 (爺イ)
2023-01-28 11:03:40
toboketaGさん
コメント有難うございます。寒気の合間を縫って
一寸一歩きしてきました。聞くところによると
この山はかって地元の人に「こんぴらさん」として
親しまれていたようですから頂上の篠竹を一寸だけ
刈ってもらいたいものです。尤も国有林だとすると
簡単には出来ないんでしょうかね。

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