どこかで不安を抱えるから
願望が浮き彫りになるんだと思う。
僕はこーやって
少しずつ自身を整理している。
この年になってみて
改めて気づいたことがある。
傍から見れば
バカげたように思えるかもしれないが
思ったことを口にすることは
想像以上に難しい。
そんなことに気づいた。
気づけば本心を逸らし
「結局、なるようになる」と思って
自身の思いを直視しない。
どこかでつながる本心との出会いに
何度も確認を取りながら
「僕はこれで良いんだ」なんて
言い聞かせていた。
よく考えてみたら
それはとても遠回りで
本来の自分とは
少し違うように思う。
高校の頃
どこか自身にストイックだった。
勉強をがんばって
部活をがんばって
まわりと違うことをすることに
「別に良いや」って
どこか違う世界にいる感覚があった。
でもそれが結果として
いまにつながっている気はする。
自身の「やろう」という決意に
行動がつながったのだろう。
ただ、とてもつらかった。
思考は思いに
連動していなかったのだろう。
どっちにしろ
あるのは「いま」だけである。
ふとそんなことを思った時
「あぁ。信じてもらいたいんだ」と
僕は思った。
人から信頼されるために
なんだかんだで行動をしていて
人のことを考えるから
とりあえずの行動だけは
先にしてみようと思うようになった。
でもそれは紙一重で
自身を見失う結果にもつながっている。
何をしたら良いかなんて
もうどうでも良いなぁとくらいにしか
思えない結果を招いている。
どこかで
「信じてもらいたい」なんて
すでに信じられていない自身を作り出しているから
思考がすでに逃げ腰になっている。
まわりを気にして
思い通りに身体が動かなくなっている。
それが良いとか悪いとかではなく
そーなってる事実だけが
あるということを
ただ言葉にしたいから
こーやって書くのだと思う。
あぁ。
人生は深い。