WONDER IS ALL I NEED 

思いをカタチに。気づきを大切に。

   ~ 信じて進もう ~

本当に食べたい“ もの ” を出してくれる料理店・・・その5

2008年10月26日 22時13分51秒 | WONDER
では、前回の続きです。


さて・・・


本当に食べたいものを出してくれるという噂が立つこの店のオーナーが、

双子の姉のオーダーしたメニューをテーブルので運んできました。


姉のこころの中:この店は、どれだけ、私を待たせているの???

          まあ、いいわ。

          さっさと食べて、この気が利かない店を出ましょ!!


店のオーナー :本当に、大変、お待たせしまいたしました。

          当店自慢の自然栽培で取れたサラダと、

          キノコのスパゲティ・ホワイトソース仕立てです。

          サラダのドレッシングは、

          ご注文いただきましたゴマドレッシングとなります。


姉のこころの中:わ~、私の食べたかった、

          自然栽培で取れたサラダ&ゴマドレッシングと

          ホワイトソースのキノコのスパゲティだわ!

          これ、ほんと食べたかったのよね~


店のオーナー :以上でお揃いでしょうか?


姉        :ありがとっ!!


店のオーナー :では、ごゆっくりとご堪能くださいませ。

        また、何かございましたら、いつでもお呼びくださいませ。


双子の姉は、

本当に食べたいメニューが目の前に届けられたことで、

それまでの一切のことを忘れて、

ただただ、料理を見入っていました。


そんな時、双子の妹が口を開きました。


妹        :ねえ、ねえ、お姉さん・・・


姉        :何なの!

           ほんと美味しそうだから、さっさと食べましょう!!


妹        :ねえ~、お姉さんってば!


姉        :何なのよ!!


妹        :お姉さんが注文したメニューって・・・

           それだったっけ???


姉        :えっ!!


姉のこころの中:そういえば・・・あっ!

          私がオーダーした料理は、

          かぼちゃのスープと魚介とキノコのホイル焼きと

          パンだったはずだわ!!



妹        :お姉さんは、確か・・・

          かぼちゃのスープと魚介とキノコのホイル焼きだったんじゃない? 


姉        :それに、パンもよ!

          どういうこと、これは!!

          私がオーダーしたものじゃない料理が出てくるなんて・・・

          いったい、どういうことなの?


姉のこころの中:あ~、本当は、この料理が食べたいのに・・・

          何で、こんな事を言わなきゃいけないの、私ったら。。。


妹        :どこかのテーブルと間違って持ってきたのかもしれないから、

          ちよっと、聞いてみるね。

          すいませ~ん!


姉        :あっ!!


姉のこころの中:余計なことしなくていいのに~!!

          呼ばなかったら、この料理、食べたのに。。。

          ほんと、この子ったら、

          まったく気が利かないんだから!!


店のオーナー :お待たせしました。

          何か、ご用でも?


妹        :姉の料理が、

          オーダーしたものとは違うのですが・・・


店のオーナー :はい、よく存じ上げております。

          ただ、この店の「セールスポイント」は、ご存じのとおり・・・

          本当に食べたい“ もの ” を出すことにあります。

          これに関しましては、

          この店が開店してからお越しいただきました

          すべてのお客様のご希望通りのオーダーを承り、

          ご希望通りのメニューを出させていただいています。


          お客様(双子の妹)自身が、一番お分かりだとは思いますが、

          目の前に届けさせていただいた、この料理は、

          お客様が、本当に食べたいと感じられた料理だと存じあげます。


妹        :はい、その通りです♪

          
店のオーナー :当店のオーダーシステムは、

        メニューを見ている時の、そのお客様のこころの中で、

        「“ 幸せな気持ち ” を一番溢れさせたオーダー」を、

        実際の目の前に届けさせていただくようになっています。


        お客様(双子の妹)も、そうだったのでは?


妹        :はい♪

        今日のために、何日も前から楽しみにしていた料理ですもの!!


姉のこころの中:さっきから、黙って聞いてると・・・

          この私に、いったい、何が言いたいというの?



その時、双子の妹が、姉に聞いてみました。。


          
妹        :ということは・・・

          お姉さんは、この料理が・・・一番食べたかった?

          ということなの???



このあと、どうなったのか???


続きは、また次回。

本当に食べたい“ もの ” を出してくれる料理店・・・その4

2008年10月24日 18時20分49秒 | WONDER
では、前回の続きです。


さて・・・


料理が出てくるのを待っている間、

2人は、会話を始めました。


姉        :本当に、この店は、

          私の食べたい料理を出してくれるの?


妹        :そう、聞いたけど。。。


姉        :私は、そう思わないわ。


妹        :どうして、そう思うの? お姉さん。


姉        :えっ!!


姉のこころの中:そんなこと言えるわけないでしょ!

          私が、自然栽培で取れたサラダ&ゴマドレッシングと

          ホワイトソースのキノコのスパゲティを食べたかったなんて・・・

          口が裂けても、言えるわけないでしょ!!

          そんなことを言うことなんか、

          私のプライドが許さないわ!


妹        :お姉さん、どうかした?


姉        :えぇ、何もないわ。

          さっきの話だけど、

          この店の料理の味が、私の舌を喜ばせたとしても、

          私の本当に食べたいものを食べさせることはできないことだけは、

          あなたには、言っておくわ!


姉のこころの中:と、言っても、

          私の食べたいものは、私にしか知らないし、

          結局、この事実は、私にしかわからないのだから、
 
          この子に言ったところで、どうしようもないのだけど。

          フフフッ・・・


このあと、

この双子の姉妹は、たわいもない会話をしました。


すると、

先ほどの店のオーナーが、

料理を持って、双子の姉妹の席に向かって歩いてきました。


まずは、

先に注文した双子の妹の料理がやってきました。


店のオーナー :お待たせしました。

          当店自慢の自然栽培で取れたサラダと、

          キノコのスープ・スパゲティです。

          サラダのドレッシングは、

          ご注文いただきました青じそドレッシングとなります。


妹        :わ~、おいしそう!!

          ありがとうございます。


姉のこころの中:どうなっているの、この店は!

          なぜ、姉である私からじゃないの???

          本当に気が利かない店だわ!!

          ほんと、不愉快ね。。。


と、その瞬間・・・


店のオーナー :(双子の姉の方を向いて・・・)

          それは気が利かず、本当に申し訳ございません。

          もう少し、お待ちいただけますでしょうか?


その言葉を聞いた双子の姉は、

一瞬、“ ドキッ!! ” としながらも、冷静を装いながら・・・


姉        :ええ、お気遣いなく。。。


姉のこころの中:何なの、この人・・・

          私のこころの中で言っていることが聞こえていたかのように、

          すごいタイミングで、私に謝るなんて。。。

          ビックリさせないでよ、まったく!!


ふと、我に返った双子の姉は、目の前にいる妹の姿に気づきました。


双子の妹は、目の前のテーブルに置かれた料理を見入っていました。

そして、全身を包むかのような、その香りに包まれながら、

姉の料理が届けられるのを、今か、今かと待ちわびていました。


すると、双子の姉が・・・


姉        :食べたかったら、先に食べてもいいわよ!


姉のこころの中:あ~、おいしそだわ。

          やっぱり、私も自然栽培で取れたサラダ&ゴマドレッシングと

          ホワイトソースのキノコのスパゲティにしておけばよかったわ!

          あ~、だんだん腹が立ってきたわっ!!

          いったい、私は、何をしにきたのかしら、まったく!!!


すると、妹は・・・


妹        :あっ!

          お姉さんの料理がやってきたよ!!


姉        :ふ~ん、そうなの。


姉のこころの中:この店は、どれだけ、私を待たせているの???

          まあ、いいわ。

          さっさと食べて、この気が利かない店を出ましょ!!


さて、このあと、

どんなことが起こってくるのでしょう???


続きは、また、次回に・・・

本当に食べたい“ もの ” を出してくれる料理店・・・その3

2008年10月23日 18時33分13秒 | WONDER
さて、昨日の続きです。


表層(顕在)意識のみがすべてである(裏を返せば、

潜在(無)意識に、隠し持っている意図【動機・欲求】に突き動かされる

可能性に見向きもしないでいる)かのように生きる双子の姉と・・・


表層(顕在)意識に表れてくる欲求と、

潜在(無)意識に、隠し持っている意図【動機・欲求】の存在を見失うことなく、

常に、目の前の現実と照らし合わせながら、

価値判断を超えた「正しい認識」と「ありのままの自覚」をモットーに生きる

双子の妹がいました。


さて・・・


噂の料理店のオーナーに手渡されたメニューを眺めながら、

この双子の姉妹は、何を注文しようか、考えていました。


すると、先に注文したいメニューが決まった双子の妹が、

この料理店のオーナーに注文しました。


妹        :私は、この・・・

          自然栽培で取れたサラダとキノコのスパゲティを

          いただけますか?


店のオーナー :かしこまりました。

          ドレッシングの方は、いかがいたしましょう?


妹        :では・・・、青じそドレッシングで、お願いします。


店のオーナー :かしこまりました。

          スパゲティの味付けの方はいかがされますか?


妹        :では・・・、この・・・

          コンソメベースのスープスパで!


店のオーナー :かしこまりました。


妹のこころの中:わ~、とても楽しみ~♪


一方、双子の姉はというと・・・


姉のこころの中:何なの、あの子!!

          私が注文しようとしていたサラダとスパゲティを、

          私より先に、注文なんかしちゃってっ!

          それは、私が一番食べたかったメニューだったのよ!!

          まったく、気が利かない子ね!

          それに、私なら、胡麻ドレッシングねっ!

          スパゲティも、私は、ホワイトベースが良かったのよ!!

          まあ、いいわ。

      
姉        :じゃ~、私は・・・

          この、かぼちゃのスープと魚介とキノコのホイル焼きを

          いただくわ。

          あと、パンも付けておいて。


店のオーナー :かしこまりました。

        少々、お待ちいただけますか?


姉のこころの中:結局、食べたいメニューは食べられないのに、

        なぜ、私は、こんなところに来たのかしら・・・もう!!


さて、このあと、

どんなことが起こってくるのでしょう???



続きはまた明日・・・。





本当に食べたい“ もの ” を出してくれる料理店・・・その2

2008年10月22日 18時14分57秒 | WONDER
さて、昨日の続きです。


双子の姉妹の姉は、

何も言わなくても、自分の想っていることを察してくれる人には、

とんでもないぐらいの優しさを前面に出し、そして、非常に可愛がる一方で、

何も言わなくても、自分の想っていることを察することのできない人に対しては、

「私のことを分からない“ あなた ”は、とんでもない奴だ!!」

と怒り、時には、それをこころの中に隠すものの、

最終的には、「感情的」に抑えきれないほどの形で、

その相手にぶつけてばかりいました。


そんな姉を(周りの人たちが)一見すると、

見た目(表面的)には、1人で強く生きているかのように見えるのですが、

実際、周りに醸し出している“ 雰囲気 ” はというと・・・


「私をかまってちょうだい!」


という“ オーラ ”を、片時も休ませることなく醸し出していました。


しかし、当の本人である双子の姉は、

悲しいかな、

その醸し出している“ オーラ ”には気づいておらず、

心底、自分は、1人でも、強く生きていけると思い込んでいるのでした。


双子の姉自身の想い(表面的で、表層意識的)では・・・


「私1人で、何一つ問題なく、生きていける!」


と、強く思い描いているのですが・・・


双子の姉の(潜在意識を通して)醸し出している“ オーラ ”と、

それに結び付くように、実際の目の前の現実に表れている事象はというと・・・


「私をかまってちょうだい!

 私にかまってくれない奴は、絶対に許さないから!!」


という「強烈な欲求」によるものでした。


双子の姉は、

この潜在意識から醸し出している「強烈な欲求」に気づけないまま、

いつも周りの人たちを振り回しながら、

そして、一番、自分自身を振り回しながら、過ごす毎日でした。


一方、双子の妹はというと、

そんな姉の言動や行動に巻き込まれることなく、

また、(姉に対して)「頭」と「こころ」の中に湧き起こってくる

「批判」や「同情」に飲み込まれる(洗脳される)ことなく、

その瞬間、その瞬間、

「本当に大切にしたいものは何なのか?」

をはっきりさせながら、

それに対して、常に、正直に、そして、誠実に、

生きることのできる人でした。


なぜなら、

双子の姉が醸し出している「強烈な欲求」と同じ要素が、

自分自身の(頭と心の)中にあることに対して、

目を背けることなく、しっかりと「自覚」していたからなのでした。


また、「自覚」だけではなく、

その「強烈な欲求」を無視することによって引き起こされる現象について、

「正しい認識」と「深い理解」を示していたからでした。


双子の妹は、

「私1人で、何一つ問題なく、生きていける!」

ことも知りながら、

「私をかまってちょうだい!

 私をかまってくれない奴は、絶対に許さないから!!」

という要素も、

小さいながらも、しっかりと携えていることを、

「“ 体感 ” と “ 理解 ” を統合(一致)」させていたのでした。


さて・・・


双子の姉妹は、

店のオーナーに手渡されたメニューを眺めていました。


この続きは、また、明日に・・・

本当に食べたい“ もの ” を出してくれる料理店・・・その1

2008年10月21日 19時58分01秒 | WONDER
ある噂が広がっている料理店がありました。


その噂とは・・・


ご来店したお客が、

その時、一番食べたいと欲している「料理」をオーダーとして注文を取り、

そして、その「料理」を食べてもらうというものでした。


そこに、2人のお客がやってきました。


一卵性の双子の姉妹です。


姉の雰囲気と性格は、

身なりは、とても小奇麗で、個性豊かな美的感覚もあるのですが、

どことなくお高くとまっていて、

ちょっとでも気に食わないことがあると、

その“ プライドの高さ ” から、

すぐに「感情的になってしまう」という一面を持っているため、

周りの人にとってはわかりやすい反面、

扱いずらい性格でした。


一方、妹はというと、

姉とは全く違い、

身なりは、美的感覚はあるものの、とても落ち着いた感じで、

自分の気持ちに正直で、

周りの人たちの気持ちに対しても、

同じように、心を開いているため、

感情的なストレスをため込むことなく、

また、自分の人生を生きながらも、

周りとも、馴染みながら、過ごすことのできる人でした。



そんな性格を持つ、この双子の姉妹は、

この料理店の噂を聞きつけて、

“ 期待に胸を膨らませ ”ながら、店の中に入りました。


店のオーナー:いらっしゃいませ。


双子の姉妹は、

オーナーに案内され、予約しておいた席に座りました。


店のオーナー:メニューです。

         どうぞご覧になってください。


メニューを渡された姉は、

とてもびっくりした表情を見せながら・・・


姉        :ありがとう。

姉のこころの中:私の食べたい物を出してくれると聞いてきたのに、

          なぜ、わざわざメニューを見なきゃならないの!!


一方、妹はというと・・・


妹        :ありがとう。

妹のこころの中:わ~、おいしそうなメニューがそろってる~

          どれにしようかな~


さて、この双子の姉妹は、

どんなことになっていくのでしょう???


続きは、また、明日・・・




誰かが何かをしている。

2008年10月20日 17時00分47秒 | WONDER

いま、目の前で何かが起きている。




当然のように過ごす日々でも

どこかに小さな変化がある。

そんな変化に

「僕も今日はこうしようかな」とか

勝手に妄想してみては

試してみる。



が、そーうまくはいかない。



なのにいつの間にか

その妄想がとても単純で

バカみたいに想えるほど

できるようになっていることがある。




別に何をしたわけでもない。

特別な訓練をしたわけでもない。




ただただ

妄想し続けただけ。




その連続が

僕を動かして

誰かを影響させて

何かを動かし

何かに動かされて




現実を創る。




馬鹿げているよーだけど

それが現実なんだな。





誰かが何かをしている。

そんな感覚だ。






自分に言い聞かせること。

2008年10月18日 22時05分59秒 | WONDER

誰かに何かを伝えるということは

自分にその「何か」を言い聞かせることだ。





別に誰の格言というわけではないけど

僕の中での格言である。


僕は人にサッカーを教えることを

1つの仕事としているが

それを通していつも

自身へのFBをしているよーな

不思議な感覚になる。




それはサッカーだけではなく

私生活へのFBにもなる。





すべてはつながっている。





そー感じる一瞬である。







何がある?誰がいる?

2008年10月14日 13時09分45秒 | WONDER

いつか描いていた夢がある。


その夢ははたして

叶うものなのか

絵空事なのか

どーなのだろうか。




いつも想うが

できるできないは

だーれでも

何らかの物差しを使って

判断している。



やるやらないも然り。



んじゃ叶うか叶わないかはどーだ?

とはいえ僕は

「そんなのわかるわけない」なんて

想っていた。




でもどこかで

想っていた。




描いたものから逃げたくない。

いや、逃げられない。




想ってしまったぶん

変な責任感によって

生かされていた。




何がある?誰がいる?




そんなの知らない。





その瞬間にいる人と

その瞬間にあるものと

いま、自分がすることとを合わせて

イメージをカタチにする。





明確かどーかを言われると

いつも穴だらけで

欠陥だらけかもしれない。





でも絶対

成し遂げている。





意味わからないけど

1ついえるのは

「叶っている」という

事実があること。





不思議だけど

それは認めても

良さそうだ。