観・環・感

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英国王のスピーチ

2011年09月18日 | 映画・テレビ
この3連休、シーズンになった「タカの渡り」を観察することを期待していたけど、生憎、雨が続くようだ。
雨では仕方ないので昨日ビデオを借りてきた。最初に観たのが、今年アカデミー賞で作品賞、主演男優賞
(コリン・ファース)など主要4部門を受賞した『英国王のスピーチ』
英国王ジョージ5世の次男、ヨーク公が、オーストラリア出身の言語聴覚士ライオネル・ローグとの個人
レッスンによる治療の成果で吃音症を治療していく。紆余曲折を経て、英国王ジョージ6世として、その
スピーチで第2次大戦に突入していく暗い英国や英連邦の人々を鼓舞し、国民から慕われるようになるまで
をさらっと追ったドラマ。
彼の演じた英国王役は、ヒューグラントとポール・ベタニーに断られ、彼は3番手の候補であったらしい。
主演を演じたコリン・ファースの過去の作品を私は一度も観ていないが、先の二人の候補だとアカデミー賞は
無理だっただろうと思わせた。彼が演じたからこそ、アカデミー賞が取れたのではないかと思うほど彼の演技は
素晴らしかった。
国王ジョージ6世の妻を演じた女性は、どこかで見たことあると思ってよく見ると、この
『アリス・イン・ワンダーランド』  で赤の女王を演じていた。
(このBDは、3DのBDを観ようと買ったソニーのテレビのおまけのBDの1枚だ。ところが、私の行ってる
 レンタルショップには3DのBDは置いてない。)
彼女は、『スウィーニー・トッド フリート街の悪魔の理髪師』でもジョニー・デップと共演してしている。
さらにこの女優ヘレナ・ボナム=カーターは『ハリー・ポッター』で魔女ベラトリックス・レストレンジを演じてる。
ジョニー・デップとティム・バートン監督は、ジョニー・デップの出世作であるシザー・ハンズ以来、コンビ作品が
続いているが、彼女もティム・バートン監督作品の常連の女優で現在のパートナーでもある。2003年に男の子を
もうけている。彼女の曾祖父は英首相をつとめた良家の出身。しかし、今までエキセントリックな役柄の作品しか観て
いなかったので、現エリザベス女王の母親役もこなせることに驚いた。なんと、彼女は、彼女の演じたクイーン・マザー
(エリザベス王妃の後年の通称)に会ったこともあるらしい。
主人公の父ジョージ5世を演じた俳優もどこかで見た顔だと思ったら、彼マイケル・ガンボンは、「ハリーポッター」
で校長役をやっていた。彼は、68歳にして男児の父親になっているが、準貴族の称号、Sir(サー)の持ち主でもある。
普段ならこんな渋い作品のビデオは借りないのだが、天気が悪いおかげで、いい映画に出会えて得した気分。
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