クラシック輸入盤・新譜情報/グッディーズ

コメントはメーカー案内書より抜粋です。お問い合わせ:goodies2@pc.highway.ne.jp

07-12 No.20-2

2007年12月19日 12時52分37秒 | Weblog
SVSEA 005 \1780
チュルリョーニス、ドビュッシー、グラズニフ:海
ミカローユス・チュルリョーニス(1875-1911):交響詩「海」
ドビュッシー(1862-1918):3つの交響的スケッチ「海」
グラズノフ(1856-1936):幻想曲「海」
エフゲニー・スヴェトラーノフ(指揮)
ロシア国立交響楽団
録音:1971-1993年(1993年のみ?)、from Evgeny Svetlanov's Archives

SVET 04981-6 6枚組 \7120
【旧譜】
ラフマニノフ(1873-1943):管弦楽作品集
交響曲第1番ニ短調 Op.13/幻想曲「岩」 Op.7
交響曲第2番ホ短調 Op.27/交響詩「死の島」Op.29
交響曲第3番イ短調 Op.44/交響的舞曲集 Op.45
6つの女声合唱曲 Op.15(++)/カンタータ「春」Op.20(+)/
オペラ「アレコ」から
詩曲「鐘」Op.35(*)/ヴォカリーズ Op.34 Op.14(V・キン編曲)
交響詩「ロスチスラフ公」(1891)/ジプシーの主題による奇想曲 Op.12
スケルツォ(1887)/楽興の時 ロ短調 Op.16 No.3(**)/同 Op.16 No.5(**)
ヴォカリーズ Op.34 Op.14(エフゲニー・スヴェトラーノフ編曲)(**)
前奏曲ニ長調 Op.23 No.4(**)/悲歌 Op.3 No.1(**)
ガリーナ・ピサレンコ(ソプラノ(*))
アレクセイ・マスレンニコフ(テノール(*))
セルゲイ・ヤコヴェンコ(バリトン(*/+))
ユルロフ・ロシア合唱団(*/+)
モスクワ放送女声グループ(++)
エフゲニー・スヴェトラーノフ(指揮(**以外)、ピアノ(**))
ソヴィエト国立交響楽団(**以外)
録音:1954-1978年

SVCD 001/4-004/4 4枚組 \5340
【旧譜】
エフゲニー・スヴェトラーノフ(1928-2002):管弦楽のための作品集
交響曲第1番ロ短調 Op.13
ヴァイオリンと管弦楽のための詩曲(ダヴィド・オイストラフの思い出に)(+)
交響詩「赤いゲルダーローズ」(ワシーリー・シュクシンの思い出に)
ピアノ協奏曲ハ短調(*/**)/前奏曲集(交響的試案)
交響的絵画「原野の夜明け」/3つのロシアの歌(#)
狂詩曲「スペインの絵」/狂詩曲第2番
ハープと管弦楽のためのロシア変奏曲(++)
交響詩「ダウガワ」(**)/シベリア幻想曲
イーゴリ・オイストラフ(ヴァイオリン(+))
ライザ・ボブリネワ(ソプラノ(#))
ナジェジダ・トルスタヤ(ハープ(++)
エフゲニー・スヴェトラーノフ(指揮(*以外)、ピアノ(*))
ソヴィエト国立交響楽団(**以外)
マクシム・ショスタコーヴィチ(指揮(*))
モスクワ放送交響楽団(**)
録音:1954-1978年




<CRD>
CRD 3301 \1780
グラナドス(1867-1916):ゴイェスカス(第1巻&第2巻 全曲)
トマス・ライナ(ピアノ)
新装再発売。規格番号の変更はございません。

CRD 3454 \1080
【数量限定特価】
ハーバート・ハウエルズ(1892-1983):合唱&オルガン作品集
聖ミカエルのシークエンス/ド・ラ・マールのパヴァーヌ
聖セシリアのための讃歌/Walton's Toye/心の家/Flourish for a Bidding
マニフィカト(ニュー・カレッジ・サーヴィス)/ヌンク・ディミティス(同)
St Louis come to Clifton/おお、エルサレムの平和のために祈れ
ヤコブの口論/栄光の王
エドワード・ヒギンボトム(指揮)
オックスフォード・ニューカレッジ聖歌隊
デイヴィッド・バーチェル(オルガン)
録音:オックスフォード、ニューカレッジ・チャペル  初出:1989年

CRD 3510 \1080
【数量限定特価】
ジョージ朝時代のアンセム集
サミュエル・ウェスリー(1766-1837):
神に向かって歓呼せよ/御身は彼らをこの地の君とする
ウィリアム・クロッチ(1775-1847):御身のはからいのいかに貴いことか
ジョナサン・バティシル(1738-1801):主よ、思い起こしたまえ
トマス・アトウッド・ウォムズリー(1814-1856):来たれ、聖霊
トマス・アトウッド(1765-1838):主よ、心に留めたまえ
サミュエル・ウェスリー:皆一つ所へ往き
ジョナサン・バティシル:おお、主よ、天より見下ろしたまえ
ウィリアム・クロッチ:強大な神なる主は御言葉を発し
トマス・アトウッド・ウォムズリー:晩祷式の頌歌 ニ短調
エドワード・ヒギンボトム(指揮)
オックスフォード・ニュー・カレッジ聖歌隊
録音:2002年7月22-24日、オックスフォード・ニュー・カレッジ礼拝堂

CRD 5009 5枚組 \3240
【数量限定特価】
王政復古期とジョージ朝のアンセム集
[CD-1: CRD 3504]
ヘンリー・パーセル(1659頃-1695):ヴァース・アンセム集
My heart is inditing / O sing unto the Lord / Rejoice in the Lord alway
Organ Voluntary in D minor / Praise the Lord O Jerusalem
My beloved spake
[CD-2: CRD 3491]
ウィリアム・クロフト(1678-1727):アンセム選集
O Lord God of my salvation / We will rejoice in thy salvation /
O Lord I will praise thee / Organ Voluntary in A minor / Hear my prayer
God is gone up with a merry noise / I will sing unto the Lord /
Organ Voluntary in D / We wait for thy loving kindness /
O Lord rebuke me not
[CD-3: CRD 3484]
モーリス・グリーン(1696-1755):アンセム選集
Lord let me know mine end / O clap your hands / Thou visitest the earth
/
God is our hope and strength / How long wilt thou forget me, O Lord /
Let God arise / The King shall rejoice / Have mercy upon me /
Organ Voluntaries 1, 8 & 11
[CD-4: CRD 3483]
ウィリアム・ボイス(1711-1779):アンセム選集
O where shall be wisdom be found / Wherewithal shall a young man /
I have surely / Voluntary IV (organ) / O praise the Lord / Turn thee /
O give thanks / Voluntary I (organ) / By the waters of Babylon /
The Lord is King / Voluntary VII (organ)
[CD-5: CRD 3510] ジョージ朝のアンセム集
サミュエル・ウェスリー(1766-1837):Exultate Deo / Constitues eos
principes
ウィリアム・クロッチ(1775-1847):How dear are thy counsels
ジョナサン・バッティシル(1738-1801):Call to remembrance
トマス・アトウッド・ウォルミスリー(1814-1856):Remember, O Lord
トマス・アトウッド(1765-1838):Come, Holy Ghost
サミュエル・ウェスリー:All go unto one place (Funeral Anthem)
ジョナサン・バッティシル:O Lord, look down from heaven
ウィリアム・クロッチ:The Lord, even the most mighty
トマス・アトウッド・ウォルミスリー:Evening canticles in D minor
エドワード・ヒギンボトム(指揮)
オックスフォード・ニュー・カレッジ聖歌隊
ポール・プラマー、ティモシー・モリス、ゲイリー・クーパー、他(オルガン)
既発売盤をスリムボックス・セット化。





<MAP>
MAPGCD 0029 \2180
[Golden MAP]
アルパソーラ ルイサ・プランディーナ・プレイズ・ホルンガッハー・ハープ
No.407
ドビュッシー(1862-1918):2つのアラベスク/月の光/亜麻色の髪の乙女
フォーレ(1845-1924):塔の中の姫君
ピエルネ(1863-1937):奇想的即興曲
アルベニス(1860-1909):
マラゲーニャ/入り江のざわめき/マヨルカ/グラナダ
グラナドス(1867-1916):スペイン舞曲第5番/詩的なワルツ
サルセード(1885-1961):主題と変奏曲
ルイサ・プランディーナ(ハープ)
16歳でミラノ市立音楽学校を最高栄誉賞付きで卒業したルイサ・プランディー
ナはECユース管弦楽団、ヨーロッパ室内管弦楽団の首席ハープ奏者を務めた後、
国際コンクールを勝ち抜き23歳にしてミラノ・スカラ座管弦楽団の首席ハープ
奏者の座を得ました。アンドレア・グリミネッリ(フルート)、ロジャー・ノリ
ントン指揮ザルツブルク・モーツァルテウム・カメラータ・アカデミカと共演
したモーツァルトの協奏曲の録音(DECCA)でご記憶のリスナーも多いことでしょ
う。ここではフランスとスペインのオリジナル曲と編曲作品を魅力いっぱいに
披露。使用楽器の製造元であるホルガッハー社はドイツのバイエルン地方、
シュタルンベルク湖のほとりで少数精鋭の職人たちが手作りしている著名な
ハープ工房です。

LCCD 40.103 \2180
[Lyra Classica]
フランチェスコ・モリーノへのオマージュ
フランチェスコ・モリーノ(1775-1847):フルートとギターのための作品集
夜想曲 Op.38/3つの二重奏曲 Op.16/夜想曲 Op.37
3つの二重奏曲 Op.61/夜想曲 Op.39
ジャンニ・ビオコンティノ(フルート)
アントネッロ・ギドーニ(ギター)
録音:1997年11月15-16日、イタリア、ピエモンテ州アスティ県モンカルヴォ
フランチェスコ・モリーノはピエモンテ地方の音楽一家に生まれたイタリアの
ギタリスト・ヴァイオリニスト・作曲家。50歳でパリに移住しソルやカルッリ
と同時期にギタリストとして活躍しパリに没しました。ギターを含む作品を数
多く残しています。

LRCD 089 \2180
[Lyra Classica]
ジャコモ・ゴティフレード・フェッラーニ(1763-1842):
フラウト・トラヴェルソとピアノのためのソナタ集
チェンバロまたはピアノとフルートの伴奏のためのソナタ ト長調 Op.32 No.3
フォルテとフルートのオブリガートのための3つのお気に入りのソナタ Op.33
第1番ニ長調,第2番ト長調,第3番ハ長調
マリオ・ラッキーニ(フラウト・トラヴェルソ)(*)
キアラ・ニコラ(卓上フォルテピアノ)(+)
使用楽器:
1994年、ルドルフ・トゥッツ製
(モデル:1780年頃、アウグスト・グレンザー製)(*)
1799年頃、ライリー製(イングリッシュ・メカニック)(+)
ジャコモ・ゴティフレード・フェッラーニは南チロル地方のロヴェレートに生
まれ、ナポリ、パリ、ロンドン等で活躍しロンドンに没した作曲家・音楽理論
家・声楽教師。オペラ・声楽の分野でも成功が目立ちましたが、ヴァイオリン
またはフルートを伴うソナタも40曲以上残しています。

LRCD 090 \2180
[Lyra Classica]
ピアノ六手連弾による、歌のないオペラ・ファンタジー
アンジェロ・パンツィーニ(1820-1886):
ヴェルディのオペラ「トロヴァトーレ」の動機によるディヴェルティメント
カール・チェルニー(1791-1857):華麗なロンド Op.227
パーシー・グレインジャー(1882-1961):ザンジバルの舟歌
ジュスト・ダッチ(1840-1915):
ヴェルディのオペラ「シリチア島の夕べの祈り」による華麗な幻想曲
リッカルド・ヴィアネッロ(1944-):太陽の花
アンジェロ・パンツィーニ:
ヴェルディの「ルイザ・ミラー」の動機によるディヴェルティメント
小ディヴェルティメント「三本の百合」Op.5
エンリコ・バッティストーニ(1947-):ソナティナ
ラフマニノフ(1872-1943):ロマンス/ワルツ
ジュスト・ダッチ:ヴェルディのオペラ「椿姫」による幻想曲
ジョルジョ・スピリアーノ(1964-):フロア・ショー
イ・タスティ・トスティ
リリアーナ・フローラ、クリスティーナ・オルヴィエート、
パオロ・フローラ(ピアノ)
録音:2002年11月3日

LRCD 097 \2180
[Lyra Classica]
フランコ・マルゴーラ(1908-1992):フルートとギターのための音楽
ソナタ dC211/5つの印象 dC698/フルートとギターのために dC684
フルートとギターのために dC686/マルチェッタ dC701
第7のソナタ dC266/スピリトゥオーソ dC709/ソナタ dC708
アレグロ dC695/アンダテ dC696/モデラート dC703
モデラート dC704/モデラート dC702/ヴィヴァーチェ dC710
夜の歌とアレグロ dC229/指示無しの曲 dC691/指示無しの曲 dC689
アンダンテ dC697/ソナタ第9番 dC707
サブリーナ・ピシアーリ(フルート)
グレゴリオ・アルトゥンギ(ギター)
フランコ・マルゴーラはブレーシャ近郊に生まれ、カゼッラらに師事したイタ
リアの作曲家。作品の中では2曲の「子供のための協奏曲」が比較的知られてい
るようですが、オペラ(1つだけ書いたようです)にも前衛にも背を向けて前時代
的な器楽曲を書き続けたため、異色ながら地味な存在として扱われる点は否め
ません。しかし、その音楽そのものの美しさに気付いた演奏家によって少しず
つ録音が増えてきています。当アルバムの選曲はもはやマニアックな領域に踏
み込んでいるかもしれませんが、そこに魅力を感じるリスナーもいらっしゃる
に違いありません。もちろんフルート・ファン、ギター・ファンならばチェッ
クでしょう。




<Margola>
MAPG2CD 0032 2枚組 \1550
[Golden MAP]
【数量限定特価】
武満徹(1930-1996):ギター独奏作品全集
フォリオス(1974)/すべては薄明の中で(1987)
ギターのための小品-シルヴァーノ・ブソッティの60歳の誕生日に(1991)(*)
エキノクス(1993)/森の中で(1995)
ギターのための12の歌(1977)/ラスト・ワルツ(1983)
アンドレア・ディエチ(ギター)
録音:2003年5月19-21日、ミラノ県サン・ジュリアーノ・ミラネーゼ、
ロッカ・ブリヴィオ
世界初録音(*)を含むタケミツ・ギター・アルバム。アンドレア・ディエチは
1969年ミラノ生まれ。ジュゼッペ・ヴェルディ音楽院でパオロ・ケリーチに師
事し、オスカル・ギリア、ジュリアン・ブリームの教えも受けました。14歳で
演奏活動を開始した彼はすでに世界各国で活躍しており、2003年には来日も果
たしています。




<SOMM>
SOMMCD 238-9 2枚組 \2980
ヘンデル(1685-1759):オラトリオ「エステル」HWV50b(改訂版;1732)
ローズマリー・ジョシュア(ソプラノ:エステル)
ジェイムズ・ボウマン(カウンターテナー:アハスエルス)
スーザン・ビックリー(メゾソプラノ:モルデカイ)
クリストファー・パーヴズ(バス:ハマン)
レベッカ・アウトラム(ソプラノ:イスラエルの女)
アンドルー・ケネディ(テノール:第1のイスラエル人)
セシリア・オズモンド(ソプラノ:第2のイスラエル人)
アンガス・スミス(テノール:ハルボナ)
ローレンス・カミングズ(指揮)
ロンドン・ヘンデル管弦楽団&合唱団
録音:2002年8月23、25日、ロンドン、ハノーヴァー・スクエア、
聖ジョージ教会、
ロンドン・ヘンデル・フェスティヴァル25周年記念演奏会、ライヴ
ロンドン・ヘンデル・ソサイエティとの共同制作。1732年版による初録音。
プレス原盤トラブルのためにディスク1をCD-Rにする形で初回500ユニットを製
造・出荷したこの新譜、そのイレギュラーな形態にもかかわらずあっという間
に売り切れ、やむをえず同じ形態でさらに500ユニットを製造したところまた
も完売。ここでようやくレギュラー・プレス盤の製造に入れる旨、レーベル側
より連絡がありました。日本への輸出は新年になりそうですので、このタイミ
ングで受注を仕切り直すことにいたします。よろしくお願い申し上げます。

SOMMCD 054 \1300
【旧譜・限定特価】※数に限りがあります
メンデルスゾーン(1809-1847):オルガン作品全集 Vol.5
前奏曲とフーガ ニ短調 Op.37 No.3(*)/ソナタ第5番ニ長調 Op.65(+)
フーガ ヘ短調(18.7.1839)(*)/フーガ ハ短調(11.1.1835)(#)
(トッカータ)ニ短調(断片)(**)/同曲(ジェニファー・ベイト補筆完成版)(**)
アンダンテ ヘ長調(21.7.1844)(+)/アレグロ ニ短調(25.7.1844)(*)
アンダンテ ヘ長調(28.12.1844)(++)/アレグロ変ロ長調(31.12.1844)(##)
コラール ニ短調(26.1.1845)(+)/アンダンテ ニ長調(26.1.1845)(+)
フーガ ニ短調(27.1.1845)(+)
アレグロ・マエストーソ変ロ長調(2.1.1845以前)(#)
ジェニファー・ベイト(オルガン)
録音:2003年11月12日、ロンドン・フリート・ストリート、テンプル教会(*)
2004年8月9日、ロンドン、マーガレット・ストリート、
オール・セインツ教会(+)
2004年10月8日、ロンドン、アッパー・ノーウッド、聖ジョン教会(#)
2004年9月29日、ドーセット州ウィンボーン、ウィンボーン修道院(**)
2004年7月30日、ロンドン、ベイズウォーター、聖マシュー教会(++)
2004年9月28日、ドーセット州ボーンマス、聖ステファン教会(##)

SOMMCD 059 \1300
【旧譜・限定特価】※数に限りがあります
マヌエル・デ・ファリャ(1876-1946):オペラ「はかない人生」
ビクトリア・デ・ロス・アンヘレス(ソプラノ:サルード)
パブロ・シビル(テノール:パコ)
ロサリオ・ゴメス(メゾソプラノ:祖母アブエーラ)
エミリオ・パヤ(バリトン:伯父サルバドール)
ジョゼフィーナ・ピュチセク(カルメーラ)
エルネスト・ハルフテル(指揮)
バルセロナ・オペラ交響楽団
カピーリャ・クラシカ・ポリフォニカ
録音:1954年、バルセロナ、音楽堂




<TEKNON>
TK 12-252 2枚組 \2450
【数量限定特価】
ヨハン・ゴットフリート・ミューテル(1728-1788):
「3つのソナタ、2つのアリオーソと12の変奏曲」(ニュルンベルク、1756)から
ソナタ第1番ヘ長調/ソナタ第2番ト長調/ソナタ第3番ハ長調
アリオーソ第1番ト長調/アリオーソ第2番ハ短調
12の変奏曲
ベンノ・ファン・デルフト(クラヴィコード)
使用楽器:1763年、ハンブルクにてJ・A・ハース製
(エジンバラのラッセル・コレクション所蔵)
ミューテルはドイツの作曲家・オルガニスト。1753年にリガ(当時ロシア帝国領、
現ラトヴィア)に移住し、宮廷と教会に職を得て活躍、生涯独身のまま当地に没
しました。自己の内面を音楽で表現しようと試みた彼は当時は特異な存在であ
り、そのため「シュトルム・ウント・ドラング(疾風怒濤時代)初期を代表する
最も片意地な作曲家と呼ばれていますが、鍵盤ソナタの中間楽章における大げ
さなまでの表現の追求は、彼が手本としたC・P・E・バッハのそれをはるかにし
のいでいるといわれています。
近年頭角を現しつつあるオランダの奏者ベンノ・ファン・デルフトが、作曲当
時に製作されたオリジナルのクラヴィコードを弾いた注目すべき演奏です。

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07-12 No.19-1

2007年12月18日 17時23分17秒 | Weblog
<Chandos>
CHAN 10456 \2180
G・マーラー:交響曲第10番嬰ヘ短調(クック版第3稿第2版)
ジャナンドレア・ノセダ(指揮)、BBCフィルハーモニック
シャンドスの看板を背負うノセダ&BBCフィルハーモニックによる最新録音は
マーラー、しかもクック版にゴルトシュミットとマシューズ兄弟が改定を加え
た「クック版第3稿第2版」を用いた交響曲第10番全曲!
去る8月-9月に開催された2007年のBBCプロムスでノセダ&BBCフィルはマーラ
ーの交響曲第10番を取り上げて大喝采を浴びているという実績があるだけに、
セッション録音による今回のリリースには否が応でも期待させられてしまう。
またマーラーの交響曲でも第1番-第9番、大地の歌ではなく、敢えて交響曲第
10番の全曲を初のマーラー録音に選んできたあたりもノセダ、そしてシャンド
スらしい粋な選曲と言える。

CHSA 5058(SACD-Hybrid) 2枚組 \5700
ジョン・フォウルズ(1880-1939):ワールド・レクイエム(世界初録音)
ジャンヌ=ミシェル・シャルボネ(ソプラノ)、
キャサリン・ウィン=ロジャース(メゾソプラノ)、
スチュアート・スケルトン(テノール)、
ジェラルド・フィンリー(バリトン)、
レオン・ボットスタイン(指揮)、
トリニティ少年合唱団、チャーチ・エンド祝祭合唱団、
フィルハーモニア合唱団、BBC交響楽団&合唱団
近年その作品のリリースなどが進み、再評価の気運が高まっている後期ロマン
派のイギリスの作曲家ジョン・フォウルズが遺した最大規模の作品「ワールド
・レクイエム」が遂にシャンドスから登場!!
ホルストやヴォーン=ウィリアムズの同世代としてイギリスに生まれながら
も、東洋の音楽や文化、特にインドの音楽に強く魅了され、自らの作品にも
そのエッセンスを取り入れるなどしたジョン・フォウルズは、旅先のカルカッ
タでコレラに倒れ1939年に同地で没した異色の作曲家である。
この作品は第1次世界大戦で命を落とした戦没者に対する鎮魂歌として作曲さ
れた大規模な作品であり、1923年から1926年の4年にわたって毎年ロイヤル・
アルバート・ホールで演奏され多くの聴衆を集めたフォウルズの代表作として
知られている。
長らく演奏機会に恵まれなかったフォウルズの「ワールド・レクイエム」の
蘇演でタクトを執ったのは、アメリカの指揮者であり音楽学者、研究者として
も高名なレオン・ボットスタイン。ボットスタインの研究と検証の成果、そし
て演奏者陣の熱意によって幻の大作がここに復活する!

CHAN 10449 3枚組 \4360
A・ドヴォルザーク:歌劇《ルサルカ》
シェリル・バーカー(ソプラノ)、ロサリオ・ラ・スピナ(テノール)、
ブルース・マーティン(バリトン)、エリザベス・ホワイトハウス(ソプラノ)、
アン=マリー・オーウェンス(メゾソプラノ)、サラ・クレイン(ソプラノ)、
タリン・フィビック(ソプラノ)、ドミニカ・マシューズ(メゾソプラノ)、
バリー・ライアン(バリトン)、シアン・ペンドリー(ソプラノ)、
リチャード・ヒコックス(指揮)、
オペラ・オーストラリア管弦楽団&合唱団
その功績が認められ大英帝国上級勲爵士(CBE)に叙せられるなど、世界最強の
イギリス音楽の伝道師として数多くの知られざる名曲を世に送り出してきたリ
チャード・ヒコックス。
イギリス音楽のスペシャリストとしてだけでなく、合唱指揮者、宗教音楽の
指揮者などの多彩な才能を持ったヒコックスのオペラ指揮者としての録音第2
弾はドヴォルザークの「ルサルカ」。
地元オーストラリアの世界的ソプラノ奏者シェリル・バーカーがタイトル・ロ
ールを歌ったこの「ルサルカ」は、現在ヒコックスが音楽監督を務めているオ
ペラ・オーストラリア(オーストラリア歌劇場)とのコンビで2007年3月にシド
ニーのオペラ・ハウスで行われた公演のライヴ録音である。
シェリル・バーカーの演じたルサルカ、ヒコックスとオペラ・オーストラリア
の熱演は、オーストラリアン誌、キャンベラ・レビュー誌、シドニー・モーニ
ング・ヘラルド誌など各メディアから絶賛されており、特にヒコックス・ファ
ン、オペラ・ファンにとって注目のリリースとなるだろう!2007年3月のライ
ヴ録音。

CHAN 10447 \2180
G・フォーレ:
チェロ・ソナタ第1番ニ短調Op.109/同第2番ト短調Op.117/
ピアノ三重奏曲ニ短調Op.120/夜想曲第13番ロ短調Op.119
キャスリン・ストット(ピアノ)、クリスティアン・ポルテラ(チェロ)、
プリヤ・ミッチェル(ヴァイオリン)
極度の難聴と聴覚障害に悩まされていた晩年のフォーレが苦しみながらも生み
出した室内楽作品を、今を輝く3人のアーティストたちがシャンドスに録音!
とても広く深い内面と美しさを兼ね備えた晩年の室内楽作品は、友人のダン
ディからも称賛の声が届けられた「チェロ・ソナタ第2番」など円熟の時期を
迎えたフォーレの卓越した作曲技法を証明する傑作群である。ちなみにチェロ
・ソナタは2曲とも名匠コルトーによって初演が行われている。
重要な役割を担うピアノ・パートを弾くのは、シャンドスからリリースされ
た「カバレフスキーのピアノ協奏曲集」や「スメタナのピアノ作品集」など
で充実の演奏を披露するなど、大きな期待を寄せられているイギリスの女流奏
者キャスリン・ストット。
チュマチェンコ、ペルガメンシコフ、シフから薫陶を受け、一躍スターダムへ
と急浮上してきたスイス期待の天才チェロ奏者ポルテラ、イギリスのBBCニュ
ー・ジェネレーション・アーティストに選出され、飛ぶ鳥を落とす勢いで活
躍中のミッチェルはこのフォーレがシャンドス・デビューとなる。

CHAN 0748 \2180
H・I・V・ビーバー:
食卓の音楽
ヴァイオリン、ヴィオローネとチェンバロのためのソナタ イ長調
パーセル・クヮルテット、ジェーン・ロジャース(ヴィオラ)
1644年にボヘミアのヴァルテンベルクで生を受け、17世紀を代表するヴァイオ
リン奏者、作曲家として現在までその名を語り継がれるビーバー。
代表作「ロザリオのソナタ」などヴァイオリン作品以外の録音は意外と少な
く、この室内楽作品集も重要な録音として重宝されるだろう。
1680年に作曲された6つのパルティータから成る「食卓の音楽」は、ビーバー
の才能を認めていたザルツブルク大司教マックス・ガンドルフに捧げられた作
品である。
1983年の創設以来、20年以上にわたってバロック音楽のスペシャリスト集団と
してトップの地位を築いているパーセル・クヮルテット。これまでシャンドス
に40枚を超える録音を行っており、演奏面と歴史的価値の両面で熱い支持を受
け続けている。




<Nimbus>(NimbusはレーベルオフィシャルのCD-R盤となります)
NI 5808 \2080
シュレーカーとその弟子たち ――
フランツ・シュレーカー(1878-1934):間奏曲、スケルツォ
ユリウス・ビュルガー(1897-1995):バリトンと管弦楽のための《2つの歌曲》
エルンスト・クルシェネク(1900-1991):交響曲第1番Op.7
ディートリヒ・ヘンシェル(バリトン)、
ジョン・アクセルロッド(指揮)、ルツェルン交響楽団
来る2008年6月から7月にかけて初となる来日公演が予定されているスイスの名
門オーケストラ、ルツェルン交響楽団のリリース第2弾。
ウィーン音大卒業直後に作曲されたシュレーカーの間奏曲とスケルツォは、と
ても22歳の時の作品とは思えないほどの完成度。またクルシェネクの初期の力
作「交響曲第1番」も緩と急、動と静の対比が見事であり、ルツェルン響の好
演が光る。そしてビュルガーの「2つの歌曲」には、世界的リート奏者として
名高いディートリヒ・ヘンシェルがソリストとして登場!
ヘンシェルの歌声はもちろんのこと、バーンスタイン、エッシェンバッハ、
ムーシンから教えを授かったアクセルロッドの高い統率力がルツェルン響の
実力を十二分に引き出すことに成功しており、演奏の充実度はかなり高い。
2006年7月4日-5日の録音。

NI 5811 \2080
スペインの印象-ポール・コールズの音楽 ――
ポール・コールズ(1952-):
スペインの印象/2つの子守歌/主題、即興と終結/ハバネラ/幻想曲第1番
/マズルカ第1番/ワルツ第1番/放浪する騎士の物語
クレイグ・オグデン(ギター)
シャンドスからリリースされている吉松隆のギター協奏曲「天馬効果」、ロド
リーゴの「アランフェス協奏曲」の名演で一気に世界的ギタリストとしての評
価を確立したオーストラリア出身のクレイグ・オグデン。
久々のリリースとなるニンバスからの新録音は、ウェールズのペンブローク
シャー生まれのコンポーザー・ギタリスト、ポール・コールズの作品集。
情熱と哀愁を持ち合わせた「スペインの印象」、ドン・キホーテの物語を題材
とした「放浪する騎士の物語」などスペインのテイストを醸しだしている収録
作品は、名手オグデンの実力に相応しい魅力的なものばかり。ギター・ファン
&関係者は要チェック。
2006年2月20日-21日、10月30日、2007年5月4日の録音。

NI 5812 \2080
W・A・モーツァルト:セレナード第12番ハ短調K.388《ナハトムジーク》
L・ヤナーチェク:管楽六重奏のための組曲《青春》
ヴェルナー・ピルヒナー(1940-2001):
木管五重奏のための弦楽四重奏曲PWV.15
クインテット・ウィーン、ラインホルト・ブルンナー(バス・クラリネット)
クインテット・ウィーンは、1994年にウィーン・フォルクスオーパー響のフル
ート奏者ハンスゲオルク・シュマイザーによって結成されたウィーンの木管五
重奏団。
このアンサンブルにはシュマイザーだけでなく、ウィーン・フィルのオーボエ
奏者ハラルト・ヘルトやオーストリア・ハンガリー・ハイドン・フィルのホル
ン奏者マルティン・ブランベックなどウィーンの超一流奏者たちが名を連ねて
いる強力アンサンブルなのである。
モーツァルトの名曲とヤナーチェクにオーストリアの個性派作曲家ピルヒナー
の珍曲を加えるなど、実力だけでなくプログラミングも一級品!
2006年5月29日-6月1日の録音。

NI 5813/14 2枚組 \3180
エンゲル・ロンの伝承曲集(全49曲)
ノルベルト・マイン(ディレクター)、リーダー・シアター・ロンドン、
オウリ・ブロンクティ(ピアノ)、ジェームス・サウスオール(ピアノ)、
キャスリン・スタロック(ピアノ)
1902年にレイキャヴィクで生まれたデンマークのソプラノ奏者エンゲル・ロン
が、伴奏者のフェルディナンド・ラウターと共に歌い続けた世界各地の伝承曲
を集めたコレクション。
1936年にオックスフォードの出版社から初めて出版されたこのコレクションに
は、ロンの生まれ故郷であるアイスランドを含めた北欧、東西のヨーロッパ、
そしてアメリカなど14カ国49曲の伝承曲が収められており、これだけまとまっ
た形での録音は初となる。
(収録曲詳細はこちらのURLをご参照下さい。
http://www.wyastone.co.uk/nrl/main/5813b.html)

NI 5809 \2080
ルクサンドラ・ドノーセ、ブレタンを歌う
ニコラエ・ブレタン(1887-1968):歌曲集 ――
Si Daca Ramuri Bat In Geam/Cucule, De Ce Nu Vii?/Rea De Plata/Nu
Te-Ai Priceput!/In Parcul Luxemburg/他 全17曲
ルクサンドラ・ドノーセ(メゾソプラノ)、ジュリアス・ドレイク(ピアノ)
ニンバスが積極的にその作品のレコーディングを行い世界に向けて発信してき
たニコラエ・ブレタンは、ハンガリーで生まれルーマニアで没した20世紀の作
曲家。
バリトンのルドヴィク・コンヤが歌った1970年代の録音以来となる歌曲集を歌
うのは、ウィーン国立歌劇場など世界のトップシーンで活躍するルクサンドラ
・ドノーセ。名手ジュリアス・ドレイクのピアノ伴奏がドノーセの歌声をさら
に引き立てている。2005年7月6日-7日の録音。

NI 5810 \2080
アレクサンドル・アガーケ、ブレタンを歌う
ニコラエ・ブレタン(1887-1968):歌曲集 ――
Padurea/Septembrie Cu Roze/Prea Sus Ati Fost!/Liniste/Cucule,
De Ce Nu Vii?/Casa Noastra/他 全24曲
アレクサンドル・アガーケ(バリトン)、
マルティン・ベルコフスキー(ピアノ)
ドノーセの歌うブレタンと同時にリリースとなるのが、ドノセーと同じくルー
マニア生まれのベテランバリトン奏者アレクサンドル・アガーケによる歌曲
集。アカーゲは、ウィーン国立歌劇場やミラノ・スカラ座、メトロポリタン
歌劇場などの主要な歌劇場だけでなく、ここ日本の新国立歌劇場での公演に
も出演するなど世界各地でその歌声を響かせている。
2005年11月8日-9日の録音。




<Quartz>(QuartzはレーベルオフィシャルのCD-R盤となります)
QTZ 2057 \2180
S・バーバー:チェロ・ソナタOp.6
E・グリーグ:チェロ・ソナタ イ短調Op.36
B・マルティヌー:スロヴァキアの主題による変奏曲
クリスティーヌ・ブラウマネ(チェロ)、ヤコブ・カツネルソン(ピアノ)
バルト海の小国ラトヴィアの首都リガで音楽一家に生まれたクリスティーヌ・
ブラウマネ。22歳という若さでアムステルダム・シンフォニエッタの主席チェ
ロ奏者に就任。カメラータ・バルティカではゲスト・リーダーを務めるなど今
が旬の女流チェリストである。
バーバー、グリーグ、マルティヌーという意欲十分のプログラムも大器の証明
と言えるだろう。今後が楽しみなアーティストである。
2007年3月19日-21日の録音。





<Amon Ra>(Amon RaはレーベルオフィシャルのCD-R盤となります)
CD-SAR 47 \2180
A・ヴィヴァルディ:室内協奏曲集 ――
協奏曲ヘ長調RV.100/同ニ短調RV.96/トリオ・ソナタ ニ長調RV.84/
同ハ長調RV.83/協奏曲ト短調RV.106/同ニ長調RV.91
ヌーヴォー・クヮルテット、アンドリュー・ワッツ(ファゴット)
ヌーヴォー・クヮルテットは、イギリスの鍵盤奏者ポール・ニコルソンが中核
を担うフルート、ヴァイオリン、 チェロ、チェンバロによるピリオド・アン
サンブル。
ピリオド楽器で奏でるバロック音楽と古典派音楽の演奏には内外から好評価を
受けており、ヴィヴァルディの室内協奏曲はそのスタイルに合致している。
1990年3月の録音。

CD-SAR 8 \2180
M・クレメンティ:
ピアノ・ソナタ ト短調Op.50-3《見捨てられたディドーネ》
12のモンフェリーナOp.49
リチャード・バーネット(ピアノフォルテ)
イギリスのケントにある「フィンチコックス古楽器博物館コレクション」所蔵
のクレメンティ製ピアノフォルテ(1822)を用いて、クレメンティの作品を演奏
した興味深い作品集。
このシリーズでお馴染みの鍵盤奏者バーネットが取り上げたクレメンティの作
品は、使用楽器の製作年から僅か1年前に出版された2作品。作曲者が意図した
形に極めて近い演奏が聴ける貴重なタイトルである。1982年11月の録音。

CD-SAR 70 \2180
フルート音楽の至宝 ――
J・S・バッハ:ソナタ ハ長調BWV.1033
F・シューベルト:ワルツ
A・ヴィヴァルディ:協奏曲ニ長調
C・M・V・ウェーバー:フルート三重奏曲ト短調Op.63より
T・アーン:トリオ・ソナタ ト長調Op.3-2より
G・F・ヘンデル:ソナタOp.5より
E・ケーラー:花のワルツOp.87
F・ベンダ:協奏曲ト長調より
J・ハイドン:三重奏曲第1番より
G・P・テレマン:ソナタ第2番ト短調より
M・コレット:ソナタ ニ長調Op.14-2
W・A・モーツァルト:恋とはどんなものかしら
C・P・E・バッハ:三重奏曲ト長調H.568
M・ジュリアーニ:グランド・デュオ・コンチェルタンテOp.52より
リザ・ベズノシウク(バロック・フルート)、
ナイジェル・ノース(リュート)、
スティーヴン・プレストン(バロック・フルート)、
ヌーヴォー・クヮルテット、他
アモン・ラ(Amon Ra)やピリオド楽器の演奏への入門編としても最適な「音楽
の至宝」シリーズのバロック・フルート版。
ベズノシウクやプレストン、ノース、バーネットなどの名手たちによる演奏
をふんだんに収めたバロック・フルートづくしのコンピレーション・アルバ
ムとなっている。1983年-1992年の録音。

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07-12 No.19-2

2007年12月18日 17時22分42秒 | Weblog
<Saydisc>(SaydiscはレーベルオフィシャルのCD-R盤となります)
CD-SDL 381 \2180
ライター・サイド-ファイン・アーツ・ブラス・アンサンブル ――
ロッシーニ(ロバーツ編):《ウィリアム・テル》序曲より
フォーレ(ロバーツ編):パヴァーヌ
チャイコフスキー(ロバーツ編):くるみ割り人形より
エルガー(ロバーツ編):朝の歌
バーリン(ロバーツ編):
踊るリッツの夜、トップ・ハット、アレキサンダーズ・ラグタイム・バンド
シャルパンティエ(ホッグ編):《テ・デウム》前奏曲
ホロウェイ:金管五重奏曲Op.67
J・S・バッハ(アレン編):主よ、人の望みの喜びよ
スーザ(ロバーツ編):ワシントン・ポスト・マーチ
ファイン・アーツ・ブラス・アンサンブル
ニンバスからリリースされたアーノルドの「金管楽器のための室内楽作品全
集」(NI 5804)のヒットが記憶に新しいイギリスの金管五重奏団ファイン・ア
ーツ・ブラス・アンサンブル。
1989年に録音されたこのアルバム「ライター・サイド」は演奏技術はもちろ
んのこと、とにかく遊び心が満載!ホルンが咆哮を上げ摩訶不思議な展開を
見せる「くるみ割り人形」や、膨大な数のスタンダード・ナンバーを書いた
バーリンの作品などユニークで楽しい作品がズラリ!金管奏者&関係者にイ
チ押しの1枚。1989年11月の録音。

CD-SDL 254 \2180
フォーサム・フォー・ブラス-金管四重奏のための音楽 ――
A・スパージン:フォーサム・フォー・ブラス
A・モーティマー編:An Eriskay Love Lilt
G・ヴィンター:Fancy's Knell
リチャードソン:メアリー
ビショップ:Foresters,Sound The Cheerful Horn
W・リマー:コンコーディア
オード・ヒューム:バタフライ・カプリース
G・ヴィンター:アラ・ブルレスカ
C・ピンスティ:おやすみ、おやすみ、いとしい人よ
デレク・ガーサイド(コルネット)、ウィリアム・トーマス(コルネット)、
ハイドン・ハリス(テナーホーン)、リンドン・バグリン(ユーフォニアム)
金管バンド王国のイギリスらしいコルネットとテナーホーン、ユーフォニアム
という編成による金管四重奏曲集。
金管五重奏や十重奏が主流となっている今日において、本場イギリスの奏者た
ちの演奏で金管四重奏というスタイルを知ることの出来る貴重な音源の復刻と
なるだろう。またテナーホーンが加わる小編成の金管アンサンブルの演奏も
非常に珍しい。1974年の録音。

CD-SDL 328 \2180
コンダクターズ・ショーケース ――
D・ブルジョワ:ファンファーレ、ボーン・イディル
G・ガーシュウィン(ブルジョワ編):プロムナード
M・ラヴェル(ブルジョワ編):道化師の朝の歌
J・S・バッハ(ブルジョワ編):フーガ変ホ長調
J・P・スーザ(ブルジョワ編):星条旗よ永遠なれ
W・レスリー:マドリッドへの夜間飛行
伝承曲(レーン編):ウェン・ザ・ボート・カムズ・イン
W・A・モーツァルト:アヴェ・ヴェルム
クライン:クランベリー・コーナーUSA
G・リチャーズ編:羊飼いの歌
G・ラングフォード:コンサート・マーチ《リヴァイアサン》
マッサージャー:ハンガリー舞曲
レーン:ヨーデリング・ブラス
デレク・ブルジョワ(指揮)、クリフ・セイアーズ(指揮)、
ローリー・ヒンクリー(指揮)、ブライアン・ハワード(指揮)、
デイヴィット・ウィリアムス(指揮)、
サン・ライフ・スタンショー・バンド
1968年に結成されたサン・ライフ・スタンショー・バンドは、BBCバンド・オ
ヴ・ザ・イヤーの獲得や様々なコンクールで賞を勝ち取ってきたイギリス金管
バンドの古豪である。
現在は作曲家として魅力的な作品を次々と生み出しているブルジョワの自作自
演や編曲作品が聴けるところもポイント。イギリスの金管バンドのレベルの高
さと層の厚さを実感させられる。

CD-SDL 375 \2180
クリスマスがやってきた! ――
J・ジュベール:
クリスマスがやってきた!Op.27、There is no rose of such virtue
B・ブリテン:聖母への讃歌
A・ブルックナー:エッサイの若枝は芽を出し
H・ハウエルズ:清らかな一輪のばら
J・ペインター:ばら
K・レイトン:ルリ・ルラ
P・ワーロック:いざベツレヘムへ
G・ホルスト:This have I done for my true love
R・R・ベネット:ワット・スウィーター・ミュージック
ウクライナ民謡:鐘のキャロル
A・ボーモント:むかしむかし
D・ウィルコックス編:He Smiles Within His Cradle
N・バート編:ディン・ドン!
J・ラッター編:ウェックスフォード・キャロル
F・グルーバー(カシュモア編):きよしこの夜
F・プーランク:大いなる神秘、この日キリストは生まれぬ
グリン・ジェンキンス(指揮)、ブリストル・バッハ・コアー
アラン・ファーニルとエイドリアン・ボーモントによって1967年に結成された
混声合唱団ブリストル・バッハ・コアーのクリスマス作品集。
やはり大きな特徴は、近現代のイギリス人作曲家の作品が数多く含まれている
ところだろう。ブリテンやホルスト、ワーロック、ハウエルズ、
ベネット・・・生粋のイギリス音楽ファンにも推薦できる合唱アルバムに仕
上がっている。1988年1月の録音。

CD-SDL 271 \2180
パイプ、バレルとピン-メカニカル・ミュージック ――
サーテン・パーティ/カントリー・ダンス/ヘンゼルとグレーテル・コレク
ション/ロンドン・トゥ・メルボルン・マーチ/ダンス・ル・ボワ - マズル
カ/バイ・バイ・ブラックバード/バラード-アニー・ローリー/ラモーナ
/他 全17曲
自動演奏
ウェスト・コーンウォール博物館の誇りであり名物だった小型のオルゴール
から、大型のフェア・グラウンド・オルガンなどの自動演奏楽器による演奏
を録音したアルバム。どこか懐かしい音色が心に響いてくる。

CD-SDL 390 \2180
シャヴィエル・アルヴァレス(1956-):
アクエルドス・ポル・ディフェレンシア/テマツカル/パパロトル/マンナム
/アシ・エル・アセロ
ヒュー・ウェブ(ハープ)、ルイス・フリオ・トロ(マラカス)、
フィリップ・ミード(ピアノ)、イノク・ペク(カヤグム)、
サイモン・リンブリック(テノール・スティール・パン)
1956年メキシコ・シティ生まれの作曲家アルヴァレスの作品集。ハープ、マラ
カス、韓国のカヤグム、テノール・スティール・パンのなどのために書かれて
おり、エレクトロアコースティックの作曲家としての独自色を打ち出すことに
成功している。1992年の録音。




<Prima Voce>(Prima Voceはレーベル・オフィシャルのCD-R盤となります)
NI 7890 \1680
ネリー・メルバ(1861-1931)-録音集(録音:1905年-1926年) ――
W・A・モーツァルト:
歌劇《フィガロの結婚》より 恋とはどんなものかしら
C・グノー:歌劇《ファウスト》より 早く!早く!
G・プッチーニ:歌劇《トスカ》より 歌に生き、恋に生き/他
ネリー・メルバ(ソプラノ)、様々なアーティスト
「プリマ・ヴォーチェ」は、往年の名歌手たちの歌声が収録された78回転のS
P盤の演奏をマイクロフォンで拾い、デジタル化を行う復刻シリーズ。ニンバ
ス・レーベルのテクノロジーが実現させた貴重な音源の宝庫である。オースト
ラリアの大ソプラノ、ネリー・メルバばキャリアの中期から終盤にかけて収録
した録音集。

NI 7889 \1680
ミゲル・フレータ(1897-1938)-録音集(録音:1922年-1927年) ――
G・ヴェルディ:歌劇《アイーダ》より もし私が将軍であれば…清きアイーダ
G・プッチーニ:歌劇《ラ・ボエーム》より 冷たい手を
G・ビゼー:歌劇《カルメン》より お前が投げたこの花は/他
ミゲル・フレータ(テノール)、様々なアーティスト
ミゲル・フレータは、プッチーニの「トゥーランドット」の初演時にカラフを
歌ったことでも知られているスペインのテノール奏者。

NI 7888 \1680
リチャード・クルックス(1900-1972)-歌曲とバラード(録音:1924年-1941年)
メトカーフ:アブサン
フォスター:
故郷の人々、夢路より、懐かしきケンタッキーの我が家、
おいで愛する人のまどろむところへ、オー・スザンナ、
オールド・ブラック・ジョー、草競馬/他
リチャード・クルックス(テノール)、様々なアーティスト
往年の名テノール奏者リチャード・クルックスの歌うフォスターなどを収録。




<EINSATZ RECORDS>
EZCD 017 \2300
J.S.バッハ:
ヴァイオリン協奏曲第1番、第2番
無伴奏パルティータ第2番より「シャコンヌ」
ヘンリク・シェリング(Vln)
ガブリエル・ブイヨン指揮 コンセール・パドルー
シェリングが30歳代に録音した、バッハの協奏曲の記念すべき最初の録音。
真摯な演奏スタイルは後の2種の録音にも共通するが、やはり若い情熱はこの
演奏から顕著に感じ取れる。伴奏指揮は、当時パリ音楽院で指導していたガブ
リエル・ブイヨンでヴラド・ペルルミュテールやピエール・フルニエとトリオ
を組んでいた経歴を持つ。「シャコンヌ」は1955年に録音した最初の「無伴奏
ヴァイオリン・ソナタとパルティータ」全曲盤からのもので、若きシェリング
の伝説の名演。
(協奏曲)原盤:仏ODEON ODX114 録音:1951年
(シャコンヌ)原盤:ODX123 録音:1955年からの復刻。
国内盤仕様…日本語帯付、裏面の曲目トラックリストも日本語併記 簡単な
解説も封入しております

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07-12 Nio.18

2007年12月17日 19時43分25秒 | Weblog
<naive>
ABCD 220 \2300
J・S・バッハ/ミカ・ヴァユリネン編:
前奏曲とフーガ ニ長調BWV532、イエス わが喜びBWV147より、
おお主なる神 われを憐れみたまえBWV721
高橋悠治:水牛のように(1985)
J・S・バッハ/ブゾーニ/ミカ・ヴァユリネン編:
いざ来たれ異教徒の救い主よBWV659、シャコンヌ ニ短調 BWV1004
パトリク・ビュスイユ:アルボリス I 《命の木》(1980 rev.2004)
グバイドゥーリナ:深き淵より(1978)
ミカ・ヴァユリネン(アコーディオン)
今年9月の来日ではその圧倒的なテクニックと音楽に向う真摯な姿勢が聴衆の
心を掴んだミカ・ヴァユリネン(1967-)。アコーディオンによる「ゴルトベル
ク変奏曲」(ABCD191)では世界中から多くの賛辞が寄せられました。「低い声、
高い声。速いパッセージとゆったりしたパッセージ。どの音符でも彼の芸術的
手腕は輝きを放っている。ミカ・ヴァユリネンにとって難しすぎるということ
は何もなさそうだ」 ("Accordions Worldwid")。高橋悠治、グバイドゥーリ
ナ。エコール・ド・ロマンでクラシカルアコーディオンと作曲を教えるパトリ
ク・ビュスイユ(1956-) の「アルボリス I 《命の木》」。オリジナル作品と
バッハ作品の編曲をならべた興味あるプログラムが組まれています。アコー
ディオンの表現力を無限に広げた前代未聞のアコーディオン奏者ミカ・ヴァユ
リネン。一聴の価値あり!

ABCD 224 \2300
ユッカ・ティエンスー(1948-):
アルマ III《粋》(1998) (交響楽団とサンプラーのための)、
ピアノ協奏曲《Mind》(2000) (小管弦楽のためのステレオ音楽)、
アルマ II《魔力》(1996) (交響楽団とサンプラーのための)
ユハニ・ラーゲルスペツ(P)
スサンネ・マルッキ(指)
タンペレ・フィルハーモニック管弦楽団 
「コンサート・レパートリーを増やすことを作曲家の義務だと考えて作品を書
くのではない。われわれの時代では、どの作品をとっても、ひとつひとつが創
造される確かな理由を持っていなければならない」と語るユッカ・ティエンス
ー(1948-)。音楽の新しい可能性を絶えず探り、さまざまな試みを行っていま
す。1990年代ティエンスーのもっとも充実した内容をもち、単独で演奏される
「アルマ」三部作。もっとも抒情的で静謐な《魔力》、ダイナミックな《粋》。
平均律の調律ではなく、内部奏法による色彩も使われるピアノ協奏曲。大地-
反射、空気-戯れ、水-夢、火-情熱。それぞれ2つの言葉からなるタイトルが4
つの楽章の内容を示しています。

ABCD 227 \2300
バルトーク:ヴァイオリンとピアノのためのラプソディ第1番 Sz86
ヤナーチェク:ヴァイオリンソナタ(1921)
ラヴェル:ヴァイオリンソナタ ト長調
エルヴィン・シュルホフ:ヴァイオリンソナタ第2番(1927)
レカ・シルヴァイ(Vn) クリストフ・ベルナー(P)
ヴィヴァルディの「四季」に3つの"Between Seasons"を組み合わせたヘルシン
キ・ストリングズのアルバム"7 Seasons"でソロを弾いたレカ・シルヴァイ。
"怒号の1920年代" を代表するヴァイオリンとピアノの作品を録音しました。

ABCD 232 \2300
ペルッティ・ヤラヴァ:弦楽オーケストラのための作品集
ピアノ、フルートと弦楽オーケストラのための協奏曲(2001)、
弦楽オーケストラのための幻想曲第1番《ため息のように》(1999)
弦楽オーケストラのための幻想曲第2番《表面》(2002)
弦楽オーケストラのための-風の中で (2003)
トゥオマス・トゥッリアゴ(P) イラリ・レヘティネン(Fl)
タンペレ・ロー アリ・アンゲルヴォ(指)
録音:2005年11月26日-27日 タンペレ音楽院
制作:ペルッティ・ヤラヴァ、
録音:カリ・カッリオラハティ、タンペレ音楽院の学生たち
ペルッティ・ヤラヴァは、クラシカルの分野で作曲を始める前はジャズミュー
ジシャンとして活動していました。ジャズとクラシカルを区別。ジャンルをク
ロスオーバーさせないところは、同じようにジャズ出身のフィンランドの作曲
家、ユッカ・リンコラと共通しています。モダニズムの色彩が表れた2つの幻
想曲、エネルギッシュで新古典的な協奏曲。ヤラヴァがもっとも活発に作曲を
行った時期の作品集。演奏するタンペレ・ローは、主に現代の作品を紹介する
ため、タンペレ・フィルハーモニックの若い音楽家たちが核になって結成した
アンサンブル。国内の音楽祭に参加しながら、タンペレとヘルシンキでは定期
的にコンサートを開催しています。

ABCD 234 \2300
ブロッホ:
ピアノと弦楽オーケストラのための合奏協奏曲第1番、
弦楽オーケストラと弦楽四重奏のための合奏協奏曲第2番
ブゾーニ:
ピアノと弦楽オーケストラのための協奏曲 ニ短調 作品17
弦楽オーケストラのための悲歌第7番子守歌(イリヤ・ホフマン編)
リスト・ラウリアラ(P)
ダニール・ライスキン(指)聖ミケル弦楽オーケストラ(ミッケリ市管弦楽団)
録音:2006年1月2日-5日 ミカエリ
制作:ラウラ・ヘイキンヘイモ、録音:マッティ・ヘイノネン
ブロッホ後期の傑作、バッハの音楽を思わせる合奏協奏曲第2番。ピアノのヴィ
ルトゥオーゾ、ブゾーニが12歳で作曲した協奏曲。「ポーランド弦楽オーケス
トラ作品集(ABCD173)」の聖ミケル弦楽オーケストラ(ミッケリ市管弦楽団)と
フィンランドのピアニスト、リスト・ラウリアラ(1949-)の共演。バッハ、ベ
ートーヴェン、シューベルト、ブラームスを主なレパートリーとするラウリア
ラはシベリウス・アカデミー出身。バッハのゴルトベルク変奏曲 (ABCD103)、
シューベルトの変ロ長調ソナタ(ABCD109)を録音しています。

ABCD 226 2枚組 \4600
メシアン:幼子イエスにそそぐ20のまなざし(1944)
ヤーナ・カルッカイネン(P)
2008年生誕100年を迎えるオリヴィエ・メシアンが書いた20世紀ピアノ音楽を
代表する傑作をフィンランドのピアニスト、ヤーナ・カルッカイネン(1960-)
が録音しました。シベリウス・アカデミー、リムスキー=コルサコフ音楽院
(サンクトペテルブルク)、ウィーン音楽大学で学び、リゲティのピアノ協奏曲
など、"同時代の音楽" をレパートリーにコンサート活動を行っています。ピ
エール・ブーレーズの「Sur Incises」やキンモ・ハコラの「エチュード」は
彼女が初演しています。代表的録音はメリライネン(1930-2004) のピアノ作品
集 (ABCD 106)。パリとフィンランドで演奏した「幼子イエスにそそぐ20のま
なざし」は、彼女のもっとも新しいレパートリーのひとつです。





<MWIZARD>
MWCN 10907 \3000
(1)バッハ/グノー:アヴェ・マリア
(2)ピアソラ:鮫
(3)ズィーツィンスキー:ウィーンわが夢の街
(4)メンデルスゾーン:ピアノ三重奏曲 ニ短調Op49
(5)エルガー:朝の歌
(6)カッチーニ:アヴェ・マリア
石田泰尚(Vn) 村井将(Vc) 下森佳津美(Pf)
石田は新星日響のコンマスを経て現、神奈川フィルのコンマス。村井は新星日
響、東フィルの主席チェロを経て現在、N響のチェロ奏者。下森はデュオ・シ
ルフィードでHOMA DREAMからギターとピアノのデュオを発売している。

MWCG 10705 \2800
ブラームス:4手のためのハンガリー舞曲集(全曲)
ゲンソウジン(持田正樹、日南由紀子 Pf 1880年製造 ベヒシュタイン使用)

MWCG 10904 \2800
(1)モーツァルト:
キラキラ星変奏曲Kv.265、
グラスハーモニカのためのアダージョKv.356(617a)、
小さなジーグ ト長調Kv.574
(2)バルトーク:3つのチーク地方の民謡、アレグロ・バルバロ
(3)コダーイ:セーケイの哀歌
(4)シェーンベルク:6つの小ピアノ曲
(5)リスト:葬送
ゲンソウジン((1)日南由紀子(2)-(5)持田正樹 
Pf 1880年製造 ベヒシュタイン使用)
一聴してピアノの音の違いに驚かされます。柔らかいのに芯のあるベヒシュタ
イン独特の音色が楽しめます。




<ORFEO>
ORFEO 749071 \2450
クララ・シューマン:
それはある日のこと,花よ、何を泣いているの,あなたの肖像画,
無言の蓮の花,月桂樹
シューマン:
「ミルテの花」 Op.25から(ズライカの歌,まだ見ぬ人,くるみの木,
お母さん!お母さん!,彼の胸にすがらせて,蓮の花,献呈)
メンデルスゾーン:
新しい愛 Op.19a-4,花束 Op.47-5,月 Op.86-5,魔女の歌 Op.8-8
ショパン:愛する人 Op.74-8,リトアニアの歌 Op.74-16,闘士 Op.74-10
リスト:
美しい芝生が広がるところ,わが子よ、もし私が王様だったら,
ああ、私が寝る時
ブラームス:
セレナード Op.106-1,メロディのようなものが僕の心に Op.105-1,
あの下の谷の底では,どうやって扉の中に入ればいいの,
甲斐のないセレナード Op.84-4
メンデルスゾーン=ヘンゼル:山の憩い,なぜばらが褪せているの,南へ
ほか全34曲
ディアナ・ダムラウ(S) ヘルムート・ドイチュ(P)
録音:2006年9月4日,シュヴァルツェンベルク
今、日の出の勢いで頭角を現しているソプラノ、ディアナ・ダムラウ。彼女が
オーストリアのシュヴァルツェンベルクの音楽祭、シューベルティアーデで行
ったリサイタルのライヴ録音です。ダムラウはバイエルン州東部の町、ギュン
ツブルク出身。モーツァルト「魔笛」の夜の女王が大評判となり、以来ザルツ
ブルク音楽祭、スカラ座、メトと大活躍。その一方で、リートなど歌曲でも高
い評価を得ています。このリサイタルでも、シューマン,メンデルスゾーン、
ブラームスのみならず、ショパンやリスト、またクララ・シューマンやメンデ
ルスゾーンの姉ファンニなど、多彩な曲を聞かせてくれます。盛大な拍手喝采
に応えて、アンコールも4曲。会場の熱気まで伝わってくるCDです。

ORFEOR 755071 \2080
モノラル
モーツァルト:「後宮からの逃走」,「フィガロの結婚」
ベッリーニ:「ノルマ」
ヴェルディ:「オテッロ」,「トラヴィアータ」
プッチーニ:「ボエーム」
チャイコフスキー:「エウゲニ・オネーギン」
R.シュトラウス:「ナクソスのアリアドネ」
からのアリア
テレサ・シュティッヒ=ランダル(S)
マックス・シェーンヘル(指),アントン・ハイラー(指),
クルト・リヒター(指)
ウィーン大放送管弦楽団
録音:1953,56,59年
2007年7月17日に亡くなった、米国生まれのソプラノ、テレサ・シュティッヒ
=ランダルがウィーンで放送用に歌ったアリア集です。シュティッヒ=ランダ
ルは1927年、コネッチカット生まれ。若くしてトスカニーニに才能を認められ、
「アイーダ」と「ファルスタッフ」の放送で彼女を起用。その後彼女はヨーロ
ッパ、特にフランスで活躍し、モーツァルトを得意としました。近代的知性と
洗練さを感じさせつつも、どこか翳りのある美しさと潤いを感じる彼女の歌に
は、今でも熱烈なファンがいます。このCDには、モーツァルトの「後宮からの
逃走」や「フィガロの結婚」のような彼女の得意としたものだけでなく、商業
録音で残さなかった珍しい曲が多数。特に聞きものは「ボエーム」のミミ、意
外なほど素晴らしい名唱!シュティッヒ=ランダルのファンはもちろんです
が、レパートリー的に彼女をあまり聞くことのなかったオペラファンにこそ
お勧めです。




<ambroisie>
AM 133 2枚組 \4760
ヘンデル:《ゴールのアマディージ》
マリア・リッカルダ・ヴェッセリング(Ms アマディージ)
エレナ・デ・ラ・メルセド(S オリアーネ)
シャロン・ロストルフ・ザミール(S オルガンド)
ジョルディ・ドメネチュ(CT ダルダーノ)
エドゥアルド・ロペス・バンソ(指)アル・アイレ・エスパニョル管弦楽団
録音:2006年
ヘンデルの《アマディージ》は、1715年にロンドンで発表されたヘンデルの
比較的初期のイタリアオペラ。アマディージはゴール(=フランス辺り)の英雄
で、幸福の島の王女オリアーナと愛しあっています。しかし魔女メリッサがア
マディージに横恋慕、オリアーナを愛しているトラキアの王子ダルダーノを利
用して、二人の仲を妨害。様々な困難の末、アマディージがオリアーナと結ば
れる、という話。《アマディージ》は1990年代前半まではほとんど埋もれたオ
ペラで、録音も1989年のミンコウスキの録音だけ。ところが近年急速に人気が
高まり、1996年以降十数のプロダクションで上演されている人気作になってい
ます。バンソとアル・アイレ・エスパニョルは、2005年から数回上演、この録
音は2006年7月のモンペリエでの演奏会形式上演をもとにしたもの。ヘンデル
のメッゾ役で高い評価を得ているヴェッセリングを筆頭に、スペインの注目の
ソプラノ、メルセド、イスラエルのソプラノ、ザミール、そしてバルセロナ出
身のカウンターテナー、ドメネチュと、非常に強力なキャストです。もちろん
バンソのダイナミックにして繊細な音楽もヘンデルのオペラを大いに盛り上げ
ています。
なお、バンソとアル・アイレ・エスパニョルによるヘンデルのオペラは、2008
年に《ロドリーゴ》が予定されています。





<CASCAVELLE>
VEL 3107 \2080
パーセル:「ディドーとエネアス」
イルマ・コラッシ(Ms ディドー)
イヴォン・ル・マルカドゥール(Br エネアス)
ジゼル・ヴィヴァレッリ(S ベリンダ)
ユーグ・キュエノー(T 精霊)
マルグリート・ピフトー(Ms 魔女)
ほか
ピエール・カプドヴィーユ(指)
スイス・ロマンド管弦楽団員,ジュネーヴ音楽院合唱団
録音:1951年1月11日,ジュネーブ
7貴重な音源が発掘されました!1951年にジュネーヴで放送用に収録されたパ
ーセルの「ディドーとエネアス」です。今でこそ人気も高く、多数の録音があ
る「ディドーとエネアス」ですが、かつてはあまり顧みられることがありませ
んでした。フラグスタートを起用した初の本格的な全曲の商業録音が1952年で
すので、それに先立つこの録音は、まさに画期的な試みだったと言えるでしょ
う。ディドー役のコラッシは、1918年アテネ生まれのメッゾ。幼い頃パリで育
ち、その後アテネで音楽教育を受けました。1948年からフランスを拠点に活動
し、血性派のメッゾとして幅広いレパートリーで高い評価を得ました。残され
た録音は多くはないものの、現在でも熱狂的なファンがいる、知る人ぞ知る名
歌手です。イヴォン・ル・マルカドゥール(1898-1985)は、古楽復興のパイオ
ニア的存在のバリトン。録音も十分良好で、当時の時代の最先端を感じられる
演奏です。




<スリーシェルズ・レーベル>
3SCD-0005 \2800
「別宮貞雄管楽作品コレクション」Sadao bekku Wind Music Collection
【収録曲】(*:世界初CD化)
1. 行進曲「清くあれ爽やかなれ」(1988)
2-5. 組曲「映像の記憶」改訂版(1987/2005)
(マタンゴ、黒い樹海、遙かなる男、鍵の鍵)
6-9. 木管五重奏のための日本組曲第1番(1955)*
10. プティ・パストラル -フルートとピアノのための(1983)*
11-14. アルト・サクソフォンとピアノのための組曲「街の歌」(1981)*
【演奏】
1-5. 指揮:福田滋/リベラ・ウィンド・シンフォニー
6-9. シリウス木管五重奏団
10. フルート:江尻和華子 ピアノ:佐藤美佳
11-14. アルト・サックス:斎藤茂 ピアノ:佐藤美佳
【録音】
1:2006年4月、2-5:2005年10月、6-14:2006年10月
別宮貞雄は1922年5月生まれの85歳、現役最長老の作曲家の一人である。こど
もの頃から歌うのが好きで、即興の鼻歌をよく口ずさんでいたそうで、東大で
理論物理学を研究するかたわら、本来の勉学とは別に、池内友次郎について音
楽理論を学んだ。1946年には毎日音楽コンクールで2位、次の年も2位、その次
の年には今も盛んに演奏される歌曲集《淡彩抄》で1位をとり、本格的に作曲
家として歩むことを決心。一足飛びにパリ国立音楽院へ留学してしまう(矢代
秋雄、黛敏郎と同期)。フランスではダリウス・ミヨーとオリヴィエ・メシア
ンに師事し、自己の音楽を研鑽した。ミヨーを語るとき必ず別宮が引用するの
が「音楽に古い新しいの別はない。よい音楽とわるい音楽があるだけだ。」と
いうミヨーの言葉で、そのため別宮は手法の新旧に偏見を持つことなく、様々
な音楽へ心を開いてきたと語っている。
主な作品としては、4つのオペラ《三人の女達の物語》《有馬皇子》《葵上》
《井筒の女》、5つの交響曲、ピアノ、ヴァイオリン、チェロ、ヴィオラの協
奏曲、歌曲、合唱曲があげられるが、実は管楽器の作品にも傑作が埋もれてい
る。
このCDの収録曲は別宮本来の歌心に溢れている。《清くされ爽やかなれ》は爽
快なメロディーが耳に心地よいが実は高度な作曲技術に支えられている。《映
像の記憶》は映画、TV、ラジオのための100作にのぼる映像音楽から別宮自身が
選んで演奏会用に仕上げたもの。別宮の上質なポピュラー性の結晶である。
《木管五重奏曲》は別宮がフランス留学中にミヨーにレッスンを受けながら書
いた作品。母国を思い、日本民謡を素材にしてフランスで学んだ高度な技法が
ふんだんに使われている。《プティ・パストラル》はカトリック信者でもある
別宮の敬虔な祈りの音楽。教会旋法によるフルートの透明なサウンドが美しい。
《街の歌》は本CD中の白眉と言えよう。別宮62歳の時の作品であるが、アルト
・サックスとピアノの音色を最大限に引き出し、都会に生きる者の寂しさ、孤
独、そして慰みを、粋に、洒脱に描いた、都会に暮らす者のオアシスのような
極上の逸品。フランス仕込みの別宮ならではのお洒落な音楽である。




<VENEZIA>
CDVE04299 4枚組 \2700
プロコフィエフ:管弦楽作品集
CD.1
(1)スケッチ「春」 op.8 1962年
ソビエトRTV大交響楽団
(2)バレエ音楽「道化師」組曲 op.21bis 1962年
ソビエトRTV大交響楽団
(3)「年とった祖母のお話」 op.31 1957年
ソビエト国立交響楽団
CD.2
(4)序曲 変ロ長調 op.42 1979年
ソビエト国立交響楽団
(5)弦楽合奏のためのアンダンテ op.50bis 1962年
ソビエトRTV大交響楽団
(6)ロシア序曲 op.72 1990年
ソビエト国立文化省交響楽団
(7)付随音楽「ハムレット」 op.77 1988年
ナターリャ・ゲラシモワ(ソプラノ)、アナトーリ・サフューリン(バス)
ソビエト国立文化省交響楽団
CD.3
(8)歌劇「セミョーン・コトコ」から組曲 op.81bis 1985年
ソビエトRTV大交響楽団
(9)交響組曲「1941年」 op.90 1985年
ソビエト国立文化省交響楽団
CD.4
(10)戦争終結に寄せる賛歌 op.105  1984年
ソビエト国立文化省交響楽団
(11)組曲「ワルツ集」 op.110 1967年
ソビエトRTV大交響楽団
(12)偉大なる十月社会主義革命30周年のためのカンタータ op.114 1986年
ソビエト国立文化省交響楽団、室内合唱団
以上、指揮はゲンナジー・ロジェストヴェンスキー

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07-12 No.17-1

2007年12月13日 14時39分05秒 | Weblog
<WAON RECORDS>
WAONCD 100 \2080
上畑正和作品集2 「光のしずく」
(1)光のしずく
(2)白壁の町
(3)こもれび
(4)かざぐるま
(5)Galle
(6)春の光
(7)夕暮れに
(8)冬の海
(9)組曲:赤い月
(10)家路
(11)落葉
上畑正和(リードオルガン)、崎川晶子(チェンバロ)、橋本薫明(鳳笙)、
亀井真知子(ハンドベル)
上畑正和の作品集第2弾。上畑が奏でるリードオルガンのどこか懐かしいほっ
こりとした音色にのって、ぴちぴちと可愛らしいチェンバロ、あたたかいハン
ドベル、神秘的な笙・・・すべての音色がからまりあいます。一曲一曲、一音
一音ごとに「音」がプリズムのように姿を変えていくのを聴いていると、自分
の中の新しい耳が開かれるような気分になります。「音」そのものをじっくり
と味わいたい1枚です。すべての楽器の音色が巧みにとらえられた録音も秀逸。




<SATIRINO>
=新レーベルのご案内=
サティリノは1997年にイアン・マルキンとクリスティン・マンギーによって創
設され、フランスおよび世界の代表的なクラシックの演奏家、アンサンブルと
オーケストラを専門的に手がけるフランスのマネージメント会社。2001年に同
社は、傘下アーティストの録音を目的としてサティリノ・レコード・レーベル
を立ち上げました。現時点でカタログには、豪腕ピアニスト、バリー・ダグラ
スのベートーヴェン・シリーズやチェンバロ奏者ケネス・ヴァイスなどの注目
のアルバムがあり、順次ご紹介してゆきます。

STRN 074 3枚組 \4500
ベートーヴェン:ピアノ協奏曲全集(第1番-第5番)、三重協奏曲*
*チー・ユン(Vn)、アンドレス・ディアス(Vc)
バリー・ダグラス(P & 指)カメラータ・アイルランド
録音:2007年5月9-15日ロンドン(三重協奏曲)
2005年6月9 & 10日(第2番&第4番)、
2006年4月8 & 9日(第1番&第5番)
ダブリン、ヒーリクス・シアター、マホーニー・ホール
なんとも雄渾で輝かしいベートーヴェン。1986年に第8回チャイコフスキー国
際コンクールで第1位に輝いたバリー・ダグラスもことし2007年で47歳(1960年
生まれ)。北アイルランドのベルファストに生まれた彼が1999年に結成した手
兵カメラータ・アイルランドを率いての久々の新録音は、弾き振りによるベー
トーヴェン。
ピリオドからモダンまでさまざまなスタイルで親しまれている名曲中の名曲
に、真っ向正攻法のアプローチで挑むダグラス。スタインウェイから繰り出さ
れる、磨きのかかった煌びやかな美音とあざやかなテクニックに思わず恍惚と
なることでしょう。ヴァイオリン両翼型配置でたいへん見通しのよいサウンド
を聴かせるカメラータ・アイルランドは、LSO、ハレ管、アルスター管とイギ
リスのオケでトップ・クラスにある、南北アイルランド出身の精鋭メンバーに
よって構成されています。
カップリングの三重協奏曲では、ダグラスとは室内楽のパートナーであるディ
アス、チー・ユンが息の合ったところをみせます。収録場所に選ばれたヒーリ
クスはアイルランド国内最大規模を誇り、最新鋭の設備を整える総合舞台芸術
センター。響きもたいへんすぐれています。

=シリーズ分売=
STRN 073 \2500
ベートーヴェン:
(1)ピアノ協奏曲第3番ハ短調Op.37
(2)三重協奏曲ハ長調Op.56
バリー・ダグラス(P & 指)カメラータ・アイルランド
(2)チー・ユン(Vn)アンドレス・ディアス(Vc)

STRN 063 \2500
ベートーヴェン:
(1)ピアノ協奏曲第1番ハ長調Op.15
(2)ピアノ協奏曲第5番変ホ長調Op.73「皇帝」
バリー・ダグラス(P & 指)カメラータ・アイルランド
録音:2006年4月8 & 9日
ダブリン、ヒーリクス・シアター、マホーニー・ホール

STRN 051 \2500
ベートーヴェン:
(1)ピアノ協奏曲第2番変ロ長調Op.19
(2)ピアノ協奏曲第4番ト長調Op.58
バリー・ダグラス(P & 指)カメラータ・アイルランド
録音:2005年6月9 & 10日
ダブリン、ヒーリクス・シアター、マホーニー・ホール




<Ambroisie>
AM 125 \2500
「バッハ王朝」-J.S.バッハ、C.P.E.バッハ、W.F.バッハの作品
(1)J.S.バッハ(1685-1750):チェンバロ協奏曲ニ短調BWV 1059
(2)C.P.E.バッハ(1714-1788):チェロ協奏曲 イ長調Wq172
(3)C.P.E.バッハ:交響曲ハ長調Wq182/3
(4)W.F.バッハ(1710-1784):フルート協奏曲ニ長調BR WFB C15
クリストフ・ルセ(指&チェンバロ)&ル・タラン・リリク
サカイアツシ(Vc) ジョスリン・ドービグニー(Fl)
そもそもバッハの息子たちは、「バッハ」と名乗った時点で間違いだったので
す。あまりにも偉大すぎる父J.S.バッハのおかげで、音楽家の息子達はその真
価を認められないままであるといっても過言ではないでしょう。息子達は、偉
大なる父バッハ像を超えることを求められ、結果モダンで、さらに父の築いた
ものとは違うところでスタイルを築こうと必死でした。後世の音楽愛好家たち
はしかし、彼らの音楽が、大バッハと違う、というだけで期待を裏切られたよ
うな気分になったのです。しかし、息子達があの偉大なる父とは違うことを
し、何かを築こうとしただけでも賞賛に値すると考えることもできましょう。
この後期バロックから古典派時代をつなぐ重要な音楽家たちの作品を、いま
一度再認識しようではありませんか。ルセと、ル・タラン・リリクの面々によ
る刺激的な演奏と、ソリストたちの名人ぶりをとくとご覧あれ。

AM 104(1CD+ボーナスDVD VIDEO) \2500
(1)ドビュッシー:ヴァイオリン・ソナタ
(2)バルトーク:無伴奏ヴァイオリン・ソナタSz 117
(3)ラヴェル:ヴァイオリン・ソナタ第2番
デイヴィッド・グリマル(Vn)、
ジョルジュ・プルーデルマッヒャー(Pf)
フランスが生んだ名ヴァイオリニスト、デイヴィッド・グリマル(1973-)の待
望のソロ新譜は、ヴァイオリンの王道名曲をあつめた1枚。ピアニストに名手
プルーデルマッヒャーをむかえ、丁々発止のアンサンブルを展開しています。
グリマルのバルトークは、独特の土の薫りを感じさせつつもどこかクールさを
保っており、実に独特。ドビュッシーでも変幻自在の音色とリズムで聴く者を
引きつけて放しません。グリマルの魅力が充分にたのしめる1枚となっており
ます。




<naive>
V 5118 2枚組(1枚価格) \2280
ギュスターヴ・クールベ-画家クールベの音楽世界
ショパン、ベルリオーズ、マーラー、リスト、ドビュッシー、デュパルク、
ショーソンらの作品
多数の演奏家
ギュスターヴ・クールベ(1819年6月10日 - 1877年12月31日)の絵画は力強い革
命の力に満ちています。クールベは、印象派の画家達がサロンに挑み、絵画の
常識を覆すその前から、たった一人ですでに伝統に挑戦していました。ちょう
どベートーヴェン、ベルリオーズ、ワーグナーが音楽で成し遂げた革命を思い
起こさせます。彼が生涯にわたってのこした絵画を、革命を起こした音楽家た
ちのことを想いながら鑑賞することを提案するセットです。(パリで開催され
た「クールベ展」用特別企画CD)

V 5120 6枚組 \5400
サルスエラ・コレクション
[CD1-2]エミリオ・アリエータ(1823-1894):サルスエラ「マリーナ」
[CD3]トマス・ブレトン(1850-1923):サルスエラ「ラ・パロマの前夜祭」
[CD4]アマデオ・ビベス(1871-1932):サルスエラ「ボヘミアン」
[CD5-6]アマデオ・ビベス:サルスエラ「ドニャ・フランシスキータ」
[CD1-2]マリア・バーヨ(S)、アルフレード・クラウス(T)、
フアン・ポンス(Br)、
ヴィクトル・パブロ・ペレス(指)テネリーフェ交響楽団
[CD3]プラシド・ドミンゴ(T)、マリア・バーヨ(S)、
アントーニ・ロス=マルバ(指)マドリード交響楽団
[CD4]アントーニ・ロス=マルバ(指)
テネリーフェ交響楽団、ラグーナ・ポリフォニコ合唱団、
マリア・バーヨ(S)、ルイス・リマ(T)他
[CD5-6]アントーニ・ロス=マルバ(指)テネリーフェ交響楽団&合唱団
アルフレード・クラウス(T)他
サルスエラとは、スペインの国民的な小規模のオペラ。もともとは神話から題
材をとるものも多く書かれましたが、18世紀頃から、民衆的なテーマによるも
のがかかれるようになりました。ここに収められているのは、19世紀から20世
紀にかけて書かれたサルスエラです。いずれもスペインの村の薫りが濃厚に漂
い、恋あり揉め事ありのシンプルなドラマの中に魅力的なアリアがちりばめら
れています。10年ほど前に録音されたバーヨの歌声は見事、可愛らしい声なが
ら難曲を聴かせます。ほかにもアルフレード・クラウスのスペインものがたっ
ぷり聴けるのも嬉しい限り。もちろんドミンゴの力強い歌声も、色気もたっぷ
り湛えた魅力的なもの。名歌手たちによるサルスエラがこれだけまとまって
お買い得になっているのは、見逃せないところです。

V 5119 2枚組 \1780
映画音楽-バッハからワーグナーまで-
[CD1]ヒロイック・ムービー
(1)2001年宇宙の旅(R.シュトラウス:ツァラトゥストラはこう語った)
(2)地獄の黙示録(ワーグナー:ワルキューレ)
(3)ベイブ(ビゼー:カルメンより「闘牛士の歌」)
(4)ゴッドファーザーIII(ヴェルディ:ナブッコより合唱曲)
(5)大逆転(フィガロの結婚序曲)
(6)ファンタジア(チャイコフスキー:雪の精の踊り)
(7)バリー・リンドン(ヘンデル:グランド・サラバンド)
(8)シャイン(ショパン:ポロネーズop.53-6)
(9)愛と宿命の泉(ヴェルディ:運命の力(序曲))
(10)カジノ(R=コルサコフ:熊蜂の飛行)
(11)プリティー・ウーマン(ヴェルディ:椿姫)
(12)バベットの晩餐会(モーツァルト:お手をどうぞ)
(13)時計仕掛けのオレンジ(ベートーヴェン:歓喜の歌)
[CD2]ロマンティック・ムービー
(1)アイズ・ワイド・シャット
(ショスタコーヴィチ:ジャズ組曲より「ワルツ」)
(2)エレファント・マン(バーバー:弦楽のためのアダージョ)
(3)ファリネッリ(ヘンデル:私を泣かせて下さい)
(4)アウト・オブ・アフリカ(モーツァルト:クラリネット協奏曲)
(5)伴奏者(R.シュトラウス:子守歌)
(6)禁じられた遊び(愛のロマンス)
(7)007私を愛したスパイ(バッハ:管弦楽組曲第3番よりアリア)
(8)007ムーンレイカー(ショパン:前奏曲第28番)
(9)アマデウス(モーツァルト:レクイエム(ラクリモサ))
(10)炎のランナー(アッレーグリ:ミゼレーレ)
(11)ヴェニスに死す(マーラー:アダージェット)
(12)さよなら子供たち(シューベルト:楽興のとき第2番)
(13)007私を愛したスパイ(モーツァルト:ピアノ協奏曲第21番)
(14)深夜カフェのピエール(バッハ:無伴奏チェロ組曲第1番)
往年の名画で特に印象的に響いたクラシックの名曲がずらり勢ぞろい。ブック
レットには、ここに収められたもののほかにも、主要な映画とその音楽のリス
トが掲載されており、映画好きにはたまらないセットとなっています。




<MIRARE>
MIR 047 \2500
ショパン:ピアノ協奏曲第1番&第2番
ボリス・ベレゾフスキー(P)
ジョン・ネルソン(指)パリ室内管弦楽団
ヴィルトゥオーゾ・ピアニストであり、ロシア・ピアニズムの継承者として、
近年確固たる地位を確立しているボリス・ベレゾフスキー。1990年チャイコ
フスキー国際音楽コンクールで優勝以来、世界中のオーケストラと共演、最近
では「ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン」に毎年出演し日本のファンにも
強く支持されています。今回リリースされるのはショパンの協奏曲。ベレゾフ
スキーの詩的な感性、卓越した技巧、輝きと艶を持った音色が、ショパンの
音楽上に豊かに降り注ぎます。第1番の第2楽章はショパンの甘いメロディー
の誘惑に過度に反応せず、弾き手自身から湧き上がる音楽の綾を美しく織り
上げていき、第3楽章のコーダ部分では豪華絢爛、豊かで躍動感あるピアニズ
ムを聴かせてくれます。またパリ室内管弦楽団の透明感溢れる変化に富んだ
響きが、時折みせるベレゾフスキーの繊細さを上手くすくい上げ、その異彩
の輝きにはっとさせられる秀逸な1枚です。

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07-12 No.17-2

2007年12月13日 14時38分37秒 | Weblog
<PNEUMA>
PN-850 \2450
あなたの瞳の源に-あなたの瞳は春山のよう ハスィン旋法のスィルスィラ
アルジェリア北東部コンスタンティヌのアンダルシア古典音楽マルーフ
バシュラフ・アライッスィ/イスティクバル、あなたは私を愛に導いた
[ハスィン旋法のインクラベテ]
あなたの瞳は春山のよう/私の情熱/夜の訪問
愛はライオンを従順にする/酩酊状態の付き添い/不在/愛の矢/月の光
サリム・フェルガニ(歌、4コースのラウード)
ユーセフ・ブナス(ジュワク・オ・ファル、ズルナ)
ナビル・タレブ(ケマンジャ=ヴィオラ)
バシール・グリ(タール)
ハレド・スマイル(ダルブカ)
録音:2006年6月12日、アリジェリア、コンスタンティナ、
Palacio de los Beys
スィルィラとは、即興歌のイスティクバルに先行する関連した詩の連続で、
一種の連歌のようなものでしょうか。濃厚な色恋に関する内容でも、さらり
と優雅に聞かせるのがアンダルシア音楽の粋なところかもしれません。サリ
ム・フェルガニは、コンスタンティヌに伝承されるアラブ・アンダルシア音
楽の名手。[近藤博隆]

PN-870 \2450
サラーフ・ベイの死を悼む哀歌
アルジェリア北東部コンスタンティヌのアンダルシア古典音楽
イスティクバル/カミト・サリ・グジャーダ/アンティ・テトガーラ
サラー・ベイ「ガル・ラ・アラブ・ガル」/ハラス、ハウア・ヤ・エル・ハ
ウア
ハスィン旋法の組曲
サリム・フェルガニ(歌、ウード・アル・アラビー)
ユーセフ・ブナス(ジュワク・オ・ファル、ズルナ)
ナビル・タレブ(ケマンジャ) バシール・グリ(タール)
ハレド・スマイル(ダルブカ)
録音:2006年6月14日、アリジェリア、コンスタンティナ、
Palacio de los Beys、ハーレム
19世紀半ば辺りからフランスが進出してきますが、その前はオスマン帝国領
だったアルジェリア北部。常備歩兵軍団イェニチェリの一員から出世し、コ
ンスタンティヌ地方を治める君主に登りつめながら、最後は刑死という哀れ
な末路を辿ったサラーフ・ベイを追悼する曲とのこと。1771-1792年までこの
地に平和と繁栄をもたらした人だったようです。アンダルシア音楽の要素が
勝ちながらも、リズムではオスマン・トルコの軍楽のリズムがはっきり聴き
取れます。チャルメラのようなけたたましい音色のズルナもトルコ風な印象
を強めます。[近藤博隆]

PN-920 \2450
見捨てられた恋人
アルジェリア、コンスタンティヌのアンダルシア系古典音楽と大衆音楽
[ハウズィ&マフジュズ]
イスティクバル、私たちの傷ついた二つの心
ハウズィ、あなたの愛する人を見捨てないで/マフジュズ、悲嘆にくれる恋人
[ラハウィ旋法の組曲]
ラハウィ旋法のウードとファルのタクシーム/ファルのタクシーム、
愛の苦しみ
イスティクバル、愛を知りたいあなた/インクラブ、今夜のために
フラス、あなたの幸せが続きますように
サリム・フェルガニ(歌、ウード・アル・アラビー)
ユーセフ・ブナス(ジュワク・オ・ファル、ズルナ)
ナビル・タレブ(ケマンジャ) バシール・グリ(タール)
ハレド・スマイル(ダルブカ)
録音:2006年6月14日、アリジェリア、コンスタンティナ、
Palacio de los Beys、ハーレム
アルジェリア北部を東西に走るアトラス山脈の東部に位置する町、コンスタ
ンティヌは中世スペインのアンダルシア地方からの移住者が多く住んできた
町の一つ。サリム・フェルガニは、コンスタンティヌに伝承されるアラブ・
アンダルシア音楽の名手。ここでは大衆的な口語吟遊詩ハウズィとラハウィ
旋法による古典的な組曲を聞かせます。ハウズィは後のライなどの大衆歌謡
を生み出す母体の一つになったアンダルシア音楽系の伝統歌謡。イスティク
バルは歌い手による即興的な歌で、ラウド弾き語りで古雅な節を聴かせる「コ
ンスタンティヌの吟遊詩人」サリム・フェルガニの真骨頂の部分でしょう。
マフジュズはハウズィよりは軽いリズムで演じられる田舎起源の大衆口語吟
遊詩。都市部の口承歌謡であるハウズィとは対照的。[近藤博隆]

PN-940 \2450
バシュラフ・カビール 
アルジェリア、コンスタンティヌのアンダルシア古典音楽
バシュラフ・カビール
旋法の木、ヴィオラ(旋法の輪によるケマンジャのタクシーム)
イスティクバル-傷ついた心
ハスィン旋法のタクシーム (ラウード、フラウタとヴィオラによる)
旋法の木、フラウタ(旋法の輪によるファルのタクシーム)
サリム・フェルガニ(歌、ウード・アル・アラビー)
ユーセフ・ブナス(ジュワク・オ・ファル) ナビル・タレブ(ケマンジャ)
バシール・グリ(タール) ハレド・スマイル(ダルブカ)
録音:2006年6月13日、アリジェリア、コンスタンティナ、
Palacio de los Beys、ハーレム
バシュラフはアラブ-トルコ古典音楽における前奏曲のような楽曲形式、カビ
ールはアラビア語で「大きい」の意味。タイトル通り16分を越える器楽合奏
の長大なバシュラフに始まります。悠揚たるアンダルシア音楽においても、
これだけ長い前奏曲は珍しいのでは。イスティクバルは歌い手による即興的
な歌で、ラウド弾き語りで古雅な節を聞かせる「コンスタンティヌの吟遊詩
人」サリム・フェルガニの真骨頂の部分でしょう。タクシームは器楽の即興
演奏。マグレブではヴィオラを膝に立てて弓奏する場合にケマンジャと呼び
ます。「旋法の輪」とは、一曲の中で複数の旋法を渡り歩く形式のようです
が、演奏者にマカーム音楽の高い技術を要求するものと思われます。聞き手
は、その展開の妙をよく味わって聴くべきだろうと思います。[近藤博隆]

PN-970 \2450
アル・アンダルースのイスラーム神秘主義と祈祷の歌
マドリッドのマスラマ讃(1007年没)
祈祷、カーヌーンのタクシーム
ムワル・アル・ブルダ、シャラフ・アッディン・アル・ブスィリ(1212-1294)作
フィヤシッヤー、スィディ・バールールに捧ぐ
内省、イラクとアジャム旋法のラウド・タクシーム
コーラン第1章、ファティハの朗唱
ハムズィッヤー、シャラフ・アッディン・アル・ブスィリ(1212-1294)作
外向性、マズムン旋法のラウード・タクシーム
酩酊、ムワル・アル・ハッラク(18世紀)
創造の驚異、ヒムノ・アル・クレアドール(作者不詳)
暗闇の中での質問、ムワル・アル・マーヤ
ナスィリの祈り-イブン・ナスィールの剣
ムハンマド・イブン・ナスィール(?-1674)
おお、彼はより大きくなる(ムワル)
アッゼディーヌ・アル・バドリ(歌)
モハメド・エル・アラビー・セルギニ(歌、パンデーロ)
エドゥアルド・パニアグァ(カーヌーン、ダルブガ、ダフ)
モハメド・ベッラク(歌) オマル・メティウィ(ラウード)
アブデスラム・エル・アムラニ・ブホブザ、サイード・ベルカディ(歌)
10世紀スペインの数学者、天文学者の「マドリッドのマスラマ」を讃えるア
ルバム。色々な時代のスーフィーたちの祈祷歌を巡りながら、10世紀の科学
者を偲ぶという中世イスラームらしい趣向。ムワルとは即興的に間を崩して
歌われるアラブのマウワルのマグレブ版でしょう。[近藤博隆]




<ALMAVIVA>
DS 0145 \2450
アル・アンダルースの音楽 オリエントへの門
サレー・アル・マハディ:ヒジャーズ・クルディ旋法のサマーイ
不詳:ムワッシャハ・ムッラ・アルタジャンニ
不詳:ムワッシャハ・ザラニ・アルマーブーブ
不詳:ムワッシャハ・アフディヒ・ザビアン
メスード・ジェミル:ナハーヴァンド旋法のサマーイ(*)
イブン・ズホル:ムワッシャハ・アユハ・アルサギ
イブン・アルハリブ:ムワッシャハ・ジャダカ・アルガイト
ムスタファ・ハルキ:ラウ・クンタ・タドリ
ジェミル・ベイ:シャド・アラバン旋法のサマーイ(*)
アレッポの伝承曲:マウワル
アレッポの伝承曲:カド・ミリ・マ・マル・アルハワ
ジェミル・ベイ:ナハーヴァンド旋法のロンガ(*)
アンサンブル・アル・ルザファ
オマル・サルミニ(歌)
ハメス・ビタル(音楽監督)
録音:2007年1月、スタジオ・アルテ・ソノーラ
アラブ・アンダルシア音楽起源のムワッシャハ(本来は恋愛詩を歌う形式)は、
15世紀のレコンキスタでスペインからマグレブに中心が移った後、18世紀頃か
らは中東一帯に広まり、特にシリアのアレッポでは深く根付きました。この
グループもその伝統を継承する団体の一つ。トルコ音楽の影響も強い所で、
オスマン・トルコの古典器楽作品も間で何曲か演奏しています(*)。サマーイ
は器楽前奏曲のバシュラフが凝縮されたような形式。ロンガは平易なリズム
で書かれた魅惑的な曲で、コンサートの最後に演奏され、プレストにテンポが
上がって終わります。[近藤博隆]




<EDICIONS ALBERT MORALEDA>
MORALEDA 0169 \2180
サルバドー・ブロトンス(1959-):管弦楽作品集
黄道十二宮組曲[Chinese Zodiac Suite]Op.65
融合[Fusion]Op.45(1987)
不動心[Ataraxy]Op.35(1984)
前兆[Presage]Op.34(1984)
室内交響曲 Op.38(1985)
サルバドー・ブロトンス(指揮)
コルドバ管弦楽団
録音:2004年11月、スペイン、コルドバ、プリンシパル劇場
ブロトンスはバルセロナに生まれ、バルセロナ音楽院でフルート、作曲、指揮
を学び、さらにフルブライト奨学金を得て渡米、フロリダ州立大学で音楽博士
号を取得しました。モンサルバーチェらに作曲を、ロス=マルバらに指揮を師
事。2003年の時点で80を超える作品を書き、またスペインと合衆国を中心に指
揮活動を展開しています。

MORALEDA 0165 \2180
【旧譜】
ブラームス、ベルク、アイスラー:歌曲集
ヨハネス・ブラームス(1833-1897):
秘密 Op.71 No.3/セレナード Op.106 No.1/日曜日 Op.47 No.3
乙女の歌 Op.107 No.5/子守歌 Op.49 No.4/五月の夜 Op.43 No.2
サラマンダー Op.107 No.2/永遠の愛について Op.43 No.1
わが恋は緑 Op.63 No.5/おお、涼しい森よ Op.72 No.3
おお、帰り道を知っていたなら Op.63 No.8/教会墓地で Op.105 No.4
夜中にはね起きて Op.32 No.1  アルバン・ベルク(1885-1935):
部屋で/愛の頌歌/ナイチンゲール/夏の日々
ハンス・アイスラー(1898-1962):罪/母と父/死
イネス・モラレーダ(ソプラノ)
バルバラ・ヘルツル(ピアノ)
録音:2004年7月17-18日、リェローナ

MORALEDA 3634 16枚組 \26000
【旧譜】
ホアキーン・トゥリーナ(1882-1949):ピアノ作品全集(ボックス・セット)
Vol.1-Vol.16
豪華解説書(232頁、スペイン語/英語;ボックス・セットのみに添付)
[序説と献辞/伝記/物語/スペイン音楽モダニスムの旗手/
市場/作品表]
前ディストリビューターは【8427702003634】で規格番号管理しておりました
が、MORALEDA 3634】として管理いたします。

MORALEDA 7474 \1300
【在庫限定特価】
フアン1世の宮廷の前衛的音楽(14世紀)
カメラーコ:Credo
トレボール[ジャン・ロベール]:Quant joyne cuer(バラード)
不詳:Kyrie "Rex inmensa maiestatis"/Kyrie
ジャコブ・ド・サンルシュ:Fuions de ci(バラード)
不詳:グローリア
トレボール:Passerose de beauté(バラード)
不詳:Kyrie "O Virgo sactara Maria"/Kyrie "Ave desideri"
トレボール:En seumellant(バラード)
グラシアン・レノー:Va t'en mon cuer(ロンド)
イン・カント・アンサンブル
アレシャンドリーナ・ポロ(ソプラノ) 
トニ・グバウ(アルト/カウンターテナー)
ドロルス・セラ(フラウト・トラヴェルソ) 
ジョルディ・コメーリャス(ラベク)
フェルナンド・キローガ(ビウエラ) 
ジョルディ・レグァント(オルガン)
録音:1997年?
アラゴン=カタルーニャ連合国王フアン1世(1350-1396;在位1387-1396)の宮廷
において演奏されたと考えられる、アルス・スブティリオールと称される「14
世紀後半の前衛音楽」を収録したアルバムです。

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07-12 No.16

2007年12月12日 19時07分24秒 | Weblog
★EUROARTS DVD(輸入盤) 限定入荷★ 各1枚 \1650
下記28タイトルが代理店に特別価格で限定入荷しました。代理店の在庫がなく
なり次第特価でのご提供は終了となりますので、よろしくご検討ください。

EUROARTS 2010228(DVD-Video)
モーツァルト:ピアノ協奏曲集
アンドレ・プレヴィン、ゾルタン・コチシュ、ハイドルン・ホルトマン(pf)
マーク・アンドレー指揮、スイス・イタリア放送交響楽団、他
収録曲:ピアノ協奏曲第1番K.37、第4番K.41、第23番K.488、第24番K.491

EUROARTS 2050356(DVD-Video)
J.S.バッハ:ミサ曲ロ短調
ゲオルク・クリストフ・ビラー指揮、
ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団、聖トーマス教会合唱団
ホルトン(Sop)レクスロート(C-T)・ゲンツ(Ten)メルテンス(Bs)

EUROARTS 2050366(DVD-Video)
J.S.バッハ:音楽の捧げもの BWV.1079
バルトルト・クイケン(トラヴェルソ)シギスヴァルト・クイケン(Vln)
ヴィーラント・クイケン(Vla)ロベール・コーネン(Cemb)

EUROARTS 2050396(DVD-Video)
J.S.バッハ:ヨハネ受難曲
鈴木雅明指揮、バッハ・コレギウム・ジャパン
鈴木美登里(Sop)ブレイズ(C-T)テュルク(Ten)浦野智行(Br)
マクロウド(Bs) 、他

EUROARTS 2050526(DVD-Video)
「リズムと踊り」
スーザン・グレアム(MSop)児玉麻里、児玉桃(pf)林英哲(和太鼓)
ケント・ナガノ指揮、ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
収録曲:バンテュ:ヒー・ガット・リズム(ジョージ・ガーシュウィンをたた
えて)/ラヴェル:ラ・ヴァルス、ダフニスとクロエ第2組曲/松下功:和太
鼓協奏曲「飛天遊」/林英哲:「宴」/チャオ・チーピン:管弦楽のための
組曲「さらば、わが愛(覇王別姫)」/ガーシュウィン:「淑女よ善良なれ」
より「魅惑のリズム」「私の愛する人」、「ア・ダムセル・イン・ディスト
レス(踊る騎士)」より「うまくやれたら」、「オー・ケイ」より「サムワ
ン・トゥ・ウォッチ・オーヴァー・ミー」、「ポーギーとベス」より「サマー
タイム」、「ガール・クレージー」より「アイ・ガット・リズム」/リンケ:
オペレッタ「ルーナ夫人」より「ベルリン気質」

EUROARTS 2050746(DVD-Video)
J.S.バッハ:2台のクラヴィーアのための協奏曲BWV.1061
カティア・ラベック、マリエル・ラベック(pf)
ジョヴァンニ・アントニーニ指揮、イル・ジャルディーノ・アルモニコ
収録曲:J.S.バッハ:3台のクラヴィーアのための協奏曲BWV.1063
C.P.E.バッハ:シンフォニアWq182-1
ヴィヴァルディ:ヴァイオリン協奏曲RV.242

EUROARTS 2051368(DVD-Video)
ブルックナー:交響曲第8番(ノヴァーク版)
カルロ・マリア・ジュリーニ指揮、ワールド・フィルハーモニー管弦楽団

EUROARTS 2052129(DVD-Video)
「サウンズ・ライク・クリスマス」
アンゲリカ・キルヒシュラーガー(Sop)
ゴットフリート・フォン・デア・ゴルツ指揮、
アンサンブル・アマルコルド、フライブルク・バロック・オーケストラ
収録曲:バッハ、ヘンデル、コレルリを中心に クリスマスキャロル

EUROARTS 2053299(DVD-Video)
「サマーナイト・オブ・ミュージック」
ディー・ディー・ブリッジウォーターカルテット、キングス・シンガーズ、
ゲヴァントハウス管弦楽団、マイスキー、ボレイコ、他

EUROARTS 2054028(DVD-Video)
「グレート・スターズ・オブ・オペラ」
オレグ・カエターニ指揮、プラハ交響楽団
演奏:ルチア・アリベルディ、アグネス・バルツァ、デボラ・サッソン、
アンナ・トモワ=シントウ、ニール・シコフ、ヴィンツェンツォ・ラ・スコ
ーラ、クルト・リドル、他

EUROARTS 2054038(DVD-Video)
C.P.E.バッハ:オラトリオ「イエスの復活と昇天」Wq.240
J.S.バッハ:オラトリオ「御国にまします神を讃えよ」BWV.11
シギスヴァルト・クイケン指揮、ラ・プティット・バンド

EUROARTS 2054178(DVD-Video)
リュリ:歌劇「ペルセ」
エルヴェ・ニケ指揮、ターフェルムジーク・バロック管弦楽団
シリル・オーヴィティ、アラン・クロンブ、オリヴィエ・ラケール、
マリー・ル・ノールマン、ステファニー・ノヴァチェク、モ
ニカ・フィッチャー、コリン・エインズワース、ヴィルマ・ヴィトルス

EUROARTS 2054248(DVD-Video)
ダンス&ドリーム 「ヨハン・シュトラウス」
レスリー・ギャレット(Sop)
デビット・チャールズ・アベル指揮、ウィーンアカデミー、他

EUROARTS 2054398(DVD-Video)
エヴェリン・グレニー(Perc)イン・ルクセンブルク
ブラウェル・トヴェイ指揮、ルクセンブルク・フィルハーモニー管弦楽団

EUROARTS 2054528(DVD-Video)
ビゼー:歌劇「カルメン」
エルンスト・メルツェンドルファー指揮、ブルーノ国立歌劇場管弦楽団
ナディア・クラステヴァ、アレクサンドル・アントネンコ、
セバスティアン・ホレチェク、アサ・エルムグレン、他

EUROARTS 2054538(DVD-Video)
ヘンデル:歌劇「アグリッピーナ」
アルノルト・エストマン指揮、ロンドン・バロック・プレイヤーズ
ギュンター・フォン・カンネン、バーバラ・ダニエルズ、
ダヴィッド・キューブラー、ジャニス・ホール、他

EUROARTS 2054548(DVD-Video)
チマローザ:歌劇「秘密の結婚」
ヒラリー・グリフィス指揮、ドロットニングホルム劇場管弦楽団
カルロス・フェラー、バーバラ・ダニエルズ、デーヴィッド・キューブラー、
ジョージン・レシック、マルタ・シルマイ、クラウディオ・ニコライ、
ヴェルナー・シンデマン、他

EUROARTS 2054578(DVD-Video)
モーツァルト:弦楽四重奏曲集、他
収録曲:弦楽四重奏曲第14番、第19番「不協和音」、
第21番「プロイセン王四重奏曲第1番」、
セレナード第13番「アイネ・クライネ・ナハトムジーク」
ゲヴァントハウス弦楽四重奏団、シュテファン・アデルマン(Cb)

EUROARTS 2054678(DVD-Video)
モーツァルト:交響曲第39番、フルートとハープのための協奏曲
パトリック・ガロワ(Flu)ファブリス・ピエール(Harp)
ネヴィル・マリナー指揮、スイス・イタリア語放送管弦楽団

EUROARTS 2054708(DVD-Video)
「ディヴァイン・ダンサーズ」
マスネ:マノン(抜粋)/ワイル:どのくらい長い時間/ラフマニノフ:想い出
/シナトラ&アンカ:マイ・ウェイ/プーニ:ファラオの娘(抜粋)/
パーセル:ムーア人のパヴァーヌ/ガーシュウィン:フー・ケアーズ/
チャイコフスキー:眠りの森の美女より「グラン・パ・ド・ドゥ」/
ブレル:アムステルダム、レ・ブルジョワ/グラズノフ:ライモンダ(抜粋)
出演:ポリーナ・セミョーノワ、イゴーリ・ゼレンスキー、
ナターリャ・ホフマン、アルティン・カフティラ、デルフィーン・バイ、
ダニール・シムキン、ドミトリー・シムキン、マリア・アレクサンドロワ、
セルゲイ・フィリーネ、シャルル・ジュード、ステファニー・ルーブルト、
ジャン=ジャック・エルマン、他

EUROARTS 2054968(DVD-Video)
ロッシーニ:歌劇「結婚手形」
ジャンルイージ・ジェルメッティ指揮、シュトゥットガルト放送交響楽団
ジョン・デル・カルロ、ジャニス・ホール、デイヴィッド・キューブラー、
アルベルト・リナルディ、カルロス・フェラー、アメリア・フェッレ、他

EUROARTS 2054978(DVD-Video)
ロッシーニ:歌劇「絹のはしご」
ジャンルイージ・ジェルメッティ指揮、シュトゥットガルト放送交響楽団
デイヴィッド・グリフィス、ルチアーナ・セッラ、ジェーン・バネル、
デーヴィッド・キューブラー、アルベルト・リナルディ、
アレッサンドロ・コルベッリ、他

EUROARTS 2054988(DVD-Video)
ロッシーニ:歌劇「ブルスキーノ氏」
ジャンルイージ・ジェルメッティ指揮、シュトゥットガルト放送交響楽団
アレッサンドロ・コルベッリ、アメリア・フェッレ、
アルベルト・リナルディ、ヴィート・ゴッビ、デイヴィッド・キューブラー、
オスラヴィオ・ディ・クレディコ、カルロス・フェラー、ジャニス・ホール

EUROARTS 2054998(DVD-Video)
ロッシーニ:歌劇「なりゆき泥棒」
ジャンルイージ・ジェルメッティ指揮、シュトゥットガルト放送交響楽団
ステュアート・ケイル、スーザン・パターソン、ロバート・ギャンビル、
ナターレ・デ・カローリス、モニカ・バチェッリ、
アレッサンドロ・コルベッリ、ポール・ケッペラー、オラツィオ・ロマー、他

EUROARTS 2055018(DVD-Video)
モーツァルト:歌劇「後宮からの逃走」
ジャンルイージ・ジェルメッティ指揮、シュトゥットガルト放送交響楽団
マティアス・ハービヒ、ルース・アン・スウェンソン、
マリン・ハルテリウス、ハンス・ペーター・ブロッホヴィッツ、
マンフレート・フィンク、クルト・リドル、他

EUROARTS 2055088(DVD-Video)
モーツァルト:交響曲第41番「ジュピター」
ピアノ協奏曲第20番K.466、ディヴェルティメント第1番K.113
シュテファン・ヴラダー(pf)
ハルトムート・ヘンヒェン指揮、
カール・フィリップ・エマヌエル・バッハ室内管弦楽団

EUROARTS 2055108(DVD-Video)
ヴェルディ:歌劇「仮面舞踏会」
リッカルド・シャイー指揮、ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団
マッシミリアーノ・ピサピア、フランコ・ヴァッサッロ、キアラ・タイギ、
アンナマリア・キューリ、ユン・イー・ユー、他

EUROARTS 2055178(DVD-Video)
スピリッツ・オブ・モーツァルト
ヴァリアスアーティスツ

==================================

※コメントはメーカー案内書より抜粋です。

<STRADIVARIUS>
STR 33758 \2180
ルイジ・ボッケリーニ(1743-1805):6つの弦楽四重奏曲 Op.2
第1番ハ短調,第2番変ロ長調,第3番ニ長調
第4番変ホ長調,第5番ホ長調,第6番ハ長調
アレア・アンサンブル
フィオレンツァ・デ・ドナーティス、アンドレア・ロニョーニ(ヴァイオリン)
ステファノ・マルコッキ(ヴィオラ) マルコ・フレッツァート(チェロ)
ロニョーニ、マルコッキ、フレッツァートの三重奏で〈MV CREMONA〉レーベル
からモーツァルトの「ディヴェルティメント 変ホ長調 K.563」をリリースし
ていたアレア・アンサンブルが今回は四重奏でボッケリーニを録音。

STR 33802 \2180
ジャチント・シェルシ(1905-1988):コレクション Vol.2
Pranam II(アンサンブルのための;1973)(*)
To the master(チェロとピアノのための;1974)(+)
Wo Ma(低声のための;1960)(#)
Rotavita(2台のピアノと打楽器のための;1930)(**)
Trio(ヴィブラフォン、マリンバと打楽器のための;1950頃)(++)
Preghiera per un'ombra(変ロ管クラリネットのための;1954)(##)
Chukrum(弦楽合奏のための;1963)(***)
アンサンブル 2e2m(*) リヴィア・マッツァンティ(オルガン(*))
カルロ・テオドーロ(チェロ(+)) アルド・オルヴィエート(ピアノ(+))
ニコラス・イシャーウッド(バス(#))
アルス・ルーディ・アンサンブル(**)
クリスティーナ・ビアジーニ、マルコ・マルツォッキ(ピアノ(**))
ムジカテアトロアンサンブル(++)
ヴェロニク・フェーヴル(クラリネット(##))
ルカ・プファッフ(指揮(***)) ローマ&ラツィオ管弦楽団(***)

STR 57006 \2180
サルヴァトーレ・シャリーノ(1947-):
ローエングリン(ソリスト、器楽と声のための見えないアクション;1982-1984)
デイジー・ルミーニ(声)
サルヴァトーレ・シャリーノ(指揮)
ムジカ・ドッジ器楽グループ

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07-12 No.15-1

2007年12月12日 19時06分11秒 | Weblog
<audite>
★SACDサンプル盤・特価限定入荷★
当店在庫・代理店在庫が無くなり次第、取り扱い終了となります。
お早めにご注文下さい。

AUD 10012(SACD-Hybrid) \680
サン=サーンス:
ピアノ協奏曲第3番、ピアノ協奏曲第5番
アンナ・マリコワ(P)
トーマス・ザンデルリンク 指揮
WDRケルン放響
2007年カタログ付のお試し版ですが、レギュラー盤と同内容の全曲収録です。

===================================

※コメントはメーカー案内書より抜粋です。

<DYNAMIC>
DYNDVD 33561(DVD-Video) 2枚組 \4180
字幕:伊英独仏西
ベッリーニ:「ノルマ」
ディミトラ・テオドッシュウ(S ノルマ)
ダニエラ・バルチェッローナ(Ms アダルジーザ)
カルロ・ヴェントレ(T ポリオーネ)
シモン・オルフィラ(Bs オロヴェーゾ)
ロベルタ・ミンヌッチ(Ms クロティルデ)
ジャンカルロ・パヴァン(T フラーヴィオ)
パオロ・アッリヴァベーニ(指)マルケ地方財団管弦楽団
マルケ“ヴィンチェンツォ・ベッリーニ”合唱団
演出,装置,衣装:マッシモ・ガスパロン
収録:2007年8月,マチェラータ音楽祭
2007年夏に大変な話題となった、マチェラータ音楽祭での「ノルマ」がDVDに!
今や当代最高のノルマ歌手、ディミトラ・テオドッシュウと、イタリア最高の
メッゾ、ダニエラ・テオドッシュウの二人が真っ向勝負。これにポリオーネ役
で引っ張りだこのヴェントレという最強の布陣です。アッリヴァベーニの指揮
も優れもの。ガスパロンの演出は、シンプルな中、黒と赤の対比が美しいもの
です。横長のマチェラータの舞台を16:9のハイ・ディフィニション収録、映像
の美しさも特筆です。

CDS 570 2枚組 \3780
レオンカヴァッロ:歌曲全集
ドン・ジュアンの歌
宣告
愛の全能
これが愛なら
ニンナ=ナンナ
狂おしい哀願
ナポリのセレナード
今夜と明日
舟歌-夜想曲
十月
シュゾン
ルイット・オーラ
小ギター
ニノンに
メリッジャータ
勝利は我々のもの
セル
愛の歌
思い
セレナテッラ
告別
解放-フランス讃歌
愛させて
花咲く五月
街頭オルガン
若さと春
私は何も知らなかった
フランスのセレナード
おばあさんの歌
マダム
マンドリネッタ
あなたの眼差しに
知りたくない
アンダルシアの女
君は望むの
おいで、愛する人
眼の歌
いとしい女よ、私は死にたい

十二月の夜

それは夢だった
ミューズへの祈り
朝の歌
ほか、全51曲
バルバラ・メスツァロス(S) エクトル・サンドヴァル(T)
ルイ・ルデズマ(Bs) ウンベルト・フィナッツィ(P)
録音:2007年8-9月
2007年はルッジェーロ・レオンカヴァッロ(1857-1919)の生誕150年。「道化師」
で有名なレオンカヴァッロ、実は数多くの歌曲の作曲もしているのですが、
「朝の歌」など一部の有名曲を除くと、未出版のものも多く、あまり知られて
いません。今回、なんと51曲を一挙録音!もちろん世界初録音多数。イタリア
語の曲のみならず、フランス語やドイツ語の歌もあり、「道化師」のイメージ
とは随分異なったレオンカヴァッロの芸術が楽しめます。バルバラ・メスツァ
ロスは、スイスのヴィンタートゥール生まれのソプラノ。

CDS 555 \1980
パガニーニ:ギター独奏のための気まぐれ MS43(全43曲)
アドリアーノ・セバスティアーニ(G)
録音:2007年1月5-7日
パガニーニはギターのための作品を多数作曲しています。その中でも最もユニ
ークな分野が、この「気まぐれ」。いずれも気楽に楽しめる、気の利いた小品
です。パガニーニはこれらの43曲を1820年頃に作曲。1971年に自筆稿が公開さ
れ、その存在が広く知られるようになりました。アドリアーノ・セバスティア
ーニはイタリアのギタリスト。パガニーニの室内楽作品の演奏にも積極的なこ
とで知られています。




<ZIG ZAG Territoires>
ZZT 071102 \2480
THE VOICE IN THE VIOLIN
G.パオロ・チーマ:宗教的コンチェルトより
G.マルコ・ウッチェリーニ:ソナタ、コレンティとアリア集Op.4より
G.バティスタ・フォンターナ:ソナタ第2番、第3番
モンテヴェルディ:戦いと愛のマドリガーレ
リカルド・ロニョーニ:別れのときは
ダリオ・カステッロ:現代的なソナタ・コンチェルターテ第2巻より
カルロ・ジェズアルド:マドリガーレ第5巻より
ジョヴァンニ・バッサーノ:リチェルカーレ
ジロラモ・フレスコバルディ:
歌曲集アリエ・ムジカーリ第1巻より「そよ風ふけば」
G.アントニオ・パンドルフィ・メアッリ:ソナタ「ラ・チェスタ」
フランチェスコ・マリア・ヴェラチーニ:
ウト、レ、ミ、ファ、ソ、ラによるカノン
エンリコ・オノフリ(Vn&指)
イマジナリウム[アレッサンドロ・タンピエーリ(Vn) マルグレット・コル(Hrp)
リカルド・ドーニ(クラヴサン、Org) アレッサンドロ・ パルメリ(Vc)マリア
・クリスティーナ・ヴァシ(A)]
録音:2006年7月20-22日
現在、古楽界屈指の気鋭の音楽家エンリコ・オノフリ率いるイマジナリウムに
よる、17世紀前半イタリアの作曲家によるヴァイオリン作品を中心としたアル
バム。17世紀、ヴァイオリンは歌の伴奏から独立したソロ楽器として発展を遂
げた期間であり、次々と銘器が誕生しました。人の歌う声が演奏の基本とされ
た歌心に満ちた素晴らしい作品もまた多く生み出されました。ヴァイオリンの
名手としても知られる作曲家ウッチェリーニやフォンターナなどの作品を鬼才
エンリコ・オノフリは深い造詣と鮮烈な解釈で引き締まった美しい演奏を聴か
せくれます。オノフリは2008年1月に浜離宮朝日ホールにて行われるヘンデル
・フェスティバル・ジャパンに出演予定です。

ZZT 071101 \2480
ショパン:ピアノ・ソナタ第3番 Op.58、子守歌 Op.57
リスト:ノクターン「夢のなかに」、ロ短調ソナタ
ム・イェ・ウー(P)
第32回ロン=ティボー国際コンクール(ピアノ部門)入賞の中国期待のピアニス
ト、ム・イェ・ウ-によるショパン、リストの王道プログラム。彼は1985年北京
生まれ。5歳でピアノを始め、1994年9歳で香港のピアノ・コンクールで優勝。
1998年12歳の時に「中国で最も有望な若手演奏家」に選ばれた逸材です。演奏
は若さに走ることのない落ち着いた演奏で、豊かな歌心が感じられる1枚です。



<EUROARTS>
20 72168(DVD-Video) \2580
(1)シューベルト:交響曲第9番ハ長調D.944「ザ・グレイト」
(2)シューマン:「マンフレッド」序曲
レナード・バーンスタイン(指)
(1)バイエルン放送交響楽団
(2)ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
収録:
(1)1987年6月10-15日ミュンヘン、ドイツ博物館、コングレスザール(ライヴ)
(2)1985年10月23日-11月6日ウィーン、ムジークフェラインザール(ライヴ)
(監督:ハンフリー・バートン 映像制作:ユニテル・クラシカ)
2008年に生誕90周年を迎える巨匠バーンスタイン。これを記念した数多くのリ
リースでにぎわいをみせるなか、ユーロアーツから大ニュースが飛び込んでき
ました。なんと完全初出による、バイエルン放送響との「グレイト」ライヴ映
像が急遽登場するというのです。
1969年に11年間におよぶニューヨーク・フィルの音楽監督を辞任してのち、ヨ
ーロッパに活動拠点を移してからのバーンスタインは、破格のスケールに綿綿
たる情緒表現へといっそう傾きを深めてゆきます。なかでもバイエルン放送響
にはしばしば客演を果たし、トリスタンとイゾルデ(81年)、モーツァルトのレ
クイエム(88年)にハ短調ミサ(90年)といった伝説の名演を繰り広げました。そ
のバイエルン放送響との「グレイト」は、これより4ヶ月ほどのちRCOとのライ
ヴ盤(1987年10月)と基本的にアプローチは重なるものの、巨匠が屈指の機能性
を誇るオケを駆りシューベルトの旋律美を歌いに歌い尽くして、もう最高です。
さらにカップリングの「マンフレッド」序曲は、ウィーン・フィルとの交響曲
全集ライヴ(84年、85年)とほぼ同時期にあたるもので、こちらも初出。
これはアニバーサリーを大いに盛り上げ、またひとつバーンスタインの新たな
伝説を打ち立てるタイトルの登場といえるでしょう。

20 72228(DVD-Video) \2580
モーツァルト:
(1)ヴァイオリンとヴィオラと管弦楽のための協奏交響曲 変ホ長調 K.364
(2)セレナード第6番 ニ長調「セレナータ・ノットゥルナ」 K.239
(3)ペルト:
モーツァルト=アダージョ(ヴァイオリン、チェロとピアノのための)
(4)シュニトケ:ハイドン風モーツァルト
(5)テディ・ボーア:
マックモーツァルトのアイネクライネ・ブリヒト・ムーンリヒト・ニヒト・
ムジーク
クレメラータ・バルティカ室内管弦楽団
(1)(2)(3)(4)(5)ギドン・クレーメル(Vn) (1)(2)(5)ウラ・ウリジョナ(Va)
(2)(5)アンナ・カンディンスカヤ(Vn) ダネリウス・ルビナス(コントラバス)
アンドレイ・プシカレフ
(3)(5)マルタ・スドラバ(Vc)レイヌート・テップ
(4)(5)マリア・ネマニテ(Vn)
録音:2002年1月31日、2月2日 ザルツブルク・モーツァルテウム(大ホール)
クレーメルとクレメラータ・バルティカによる、2002年ザルツブルク・モー
ツァルテウム大ホールでの演奏です。「アフター・モーツァルト」と題されて
2夜にわたり行われた演奏会から、現代曲とモーツァルトの作品を織り交ぜた
アイディア満載のライヴ映像。クレーメルの斬新さが話題となっていた「アフ
ター・モーツァルト」ですが、音だけでは味わうことのできない楽しいライヴ
映像が収められています。モーツァルトのヴァイオリンとヴィオラと管弦楽の
ための協奏交響曲は、クレーメルが指揮とヴァイオリン、気鋭の女性若手奏者
ウラ・ウリジョナがヴィオラを担当しています。第1楽章のヴァイオリンとヴィ
オラの絶妙なかけ合い、第2楽章の優美な二重奏など2人のソリストの息の合っ
た熱演が聴衆を盛り上げ、バックの楽団の表情豊かな演奏がさらに感動的なも
のにしています。セレナータ・ノットゥルナはクレーメルらいしい遊び心に溢
れた演奏で、予想外の展開に驚かされます。また、美しく静謐な作品ペルトの
モーツァルト=アダージョは、モーツァルトのアダージョの旋律の変奏曲。
シュニトケのハイドン風モーツァルトは所々にモーツァルトの旋律が見え隠れ
するものの、口笛を吹いたり足音を立てたり照明をおとしたりと現代風。コン
サートのアンコールで演奏されたと思われるテディ・ボーアの作品は、アイネ
クライネのメロディーが挟み込まれた盛り上がる作品で、クレーメルと弟子た
ちが枠にとらわれない躍動的な音楽を繰り広げる、観るものを飽きさせること
のない1作です。

20 55638(DVD-Video) \2580
字幕:英独仏西
J.S.バッハ:無伴奏ヴァイオリンのためのパルティータ
第1番 BWV.1002、第2番 BWV.1004、第3番 BWV.1006
ドキュメンタリー:バック・トゥ・バッハ
ギドン・クレーメル(Vn)
録音:2001年9月ロッケンハウス 聖ニコラウス教区教会
クレーメルのバッハの無伴奏ヴァイオリンのための作品集はPHILIPSとECMから
リリースされていますが、この映像はECM盤と同時期に録音、撮影されたパル
ティータ3曲が収録されています。その他約60分のドキュメンタリー映像も含
まれており、旧ソ連時代などの貴重な映像に加え、クレーメルが語るバッハ観
など興味深い内容です。(英語字幕あり)





<Medici arts>
MM 021 \2080
モノラル
ブルックナー:交響曲第8番ハ短調
オットー・クレンペラー(指)ケルン放送SO.
録音:1957年6月7日ケルン、WDRフンクハウス、第1ホール(ライヴ)
WDRアーカイヴからの復刻。スタジオ盤では大胆なカットも辞さなかったクレン
ペラーのブル8ですが、ケルン放送響との57年のライヴではノーカットで演奏。
にもかかわらず全曲で72分弱と快速テンポを採用、心身ともに壮健だった時期
ならではの充実ぶりが聴き取れます。正規マスター使用のため、これまでとは
比較にならない高音質で味わえるのがなによりのポイントといえるでしょう。

MM 024 \2080
モノラル
ベートーヴェン:
(1)ピアノ協奏曲第3番ハ短調Op.37
(2)ピアノ・ソナタ第23番ヘ短調Op.57「熱情」
(3)ピアノ・ソナタ第28番イ長調Op.101
フリードリヒ・グルダ(P)
マリオ・ロッシ(指)ケルン放送SO.
録音:(1)1957年2月25日ケルン、WDRフンクハウス、第1ホール(ライヴ)
(2)(3)1957年2月22日ケルン、WDRフンクハウス、第2ホール(ライヴ)
すべてWDRアーカイヴからの復刻。鬼才グルダのベートーヴェンでは協奏曲、
ソナタともに60年代に行ったステレオ録音があまりにも有名ですが、ここでは
即興性満点のライヴというのがこのうえない魅力。さきごろリリースされた
第1&第4協奏曲の53年ライヴ(ORFEOR.745071)に共通する、グルダがまだ20代
後半、感性のほとばしりが聴けるたいへん貴重な内容です。

MM 022 \2080
ステレオ(1)(3)
モノラル(2)
(1)レスピーギ:交響詩「ローマの松」
(2)レスピーギ:組曲「ブラジルの印象」
(3)ロッシーニ / レスピーギ編:風変わりな店
アルチェオ・ガリエラ(指)フィルハーモニアO.
録音:(1)1957年1月22日(2)1955年3月18-21日(3)1959年5月28-29日
以上、ロンドン、キングズウェイ・ホール
EMIより正規ライセンス復刻。アルチュオ・ガリエラ(1910-1996)は、1950年代
初めから60年代にかけてオペラやオーケストラ、コンチェルトの伴奏にいたる
まで、EMIに膨大なカタログを遺したイタリアの名指揮者。すべて初CD化となる
レスピーギとロッシーニは、ポール・ベイリーのリマスタリングも素晴らしく、
めくるめく色彩感がいまによみがえりました。

MM 023 \2080
ステレオ
(1)ヴィエニャフスキ:ヴァイオリン協奏曲第2番ニ短調Op.22
(2)パガニーニ:ヴァイオリン協奏曲第1番ニ長調Op.6
(3)パガニーニ:常動曲Op.11
(4)サン=サーンス:序奏とロンド・カプリチオーソOp.28
(5)サラサーテ:ツィゴイネルワイゼンOp.20
(6)ディニク:ホラ・スタッカート
マイケル・レビン(Vn)
(1)(2)サー・ユージン・グーセンス(指)フィルハーモニアO.
(3)(4)(5)(6)フェリックス・スラットキン(指)ハリウッド・ボウルSO.
ロンドン・フィルハーモニックO.
録音:(1)(2)1960年5月14日ロンドン、アビー・ロード・第1スタジオ
(3)(4)(5)(6)1959年9月10-11日ハリウッド、サミュエル・ゴールドウィン・
スタジオ
EMIの正規ライセンス復刻。事故により36歳の若さで急逝したヴァイオリニス
ト、マイケル・レビン(1936-1972)。甘美で官能的な音色はまさに天性のもの
で、ごく限られた録音がいまも心あるファンの間で大切に聴きつがれています。
かれの遺産として真っ先に挙がるツィゴイネルワイゼンほか、このアルバムに
はすでにCD化されたものも含まれますが、最新マスタリングで格段に音質が向
上しており、あらためて聴きなおす価値は少なくありません。まさに酔いしれ
るという形容がピッタリのヴァイオリン演奏。リマスタリングはポール・ベイ
リーが担当。

MM 025 \2080
モノラル
ステレオ
(※ボーナスのみ)
ファリャ:
(1)バレエ「恋は魔術師」組曲
(2)交響的印象「スペインの庭の夜」
(3)歌劇「はかなき人生」より序奏、第1幕サルーのアリア“笑うものたち万歳!”
(4)バレエ「三角帽子」より、近所の人たちの踊り、粉屋の踊り、終幕の踊り
[ボーナス・トラック]
ブルトン:
(5)「アンダルシアの情景」よりポロ・ジターノ
(6)「アンダルシアの情景」よりサパテアード
(1)(3)テレサ・ベルガンサ(Ms) (2)ゴンサロ・ソリアーノ(P)
アタウルフォ・アルヘンタ(指)
(1)(2)(3)(4)フランス国立放送O.
(5)グラン・オルケスタ・シンフォニカ(大交響楽団)
録音:(1)-(4)1957年2月21日パリ(ライヴ)(5)1956-57年マドリード
スペインを代表する指揮者アルヘンタが急逝して2008年でちょうど50年。亡く
なる前年パリでのライヴは、地元サルスエラやスペインものに抜群の手腕をみ
せた彼のきわめつけの演目をそろえた内容となっています。いずれもドキドキ
させる魔力をはらんでいますが、なかでも若き日の名花ベルガンサが登場する
ナンバーはうれしい聴きもの。これらは以前より知られていたものですが、こ
のたびマスタリングを担当したトニー・フォークナーにより著しい音質改善が
施されています。ボーナスとして収められたスペインの作曲家トマス・ブレト
ン(1850-1923)のみステレオ。

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07-12 No.15-2

2007年12月12日 19時05分41秒 | Weblog
<harmonia mundi>
HMX 2901484 5枚組 \6080
ブクステフーデ:オルガン作品集
[CD1]
前奏曲 ト短調BuxzWV149、ヘ長調BuxWV145、ホ短調、BuxWV143ホ長調BuxWV141
/コラールBuxWV188、BuxWV192、BuxWV197、BuxWV202、BuxWV199/
テ・デウムBuxWV218/チャコーナBuxWV159
[CD2]
トッカータBuxWV156、ヘ長調BuxWV157/コラール・パルティータBuxWV207/
前奏曲 ホ短調BuxWV142、ニ短調BuxWV140、ニ長調BuxWV139/前奏曲&チャコ
ーナBuxWV137/コラールBuxWV182、BuxWV193、BuxWV201、BuxWV219/
フーガ ハ長調BuxWV174/パッサカーリャ ニ短調BuxWV161/
パルティータBuxWV181
[CD3]
前奏曲 嬰へ短調BuxWV146、イ短調BuxWV158、ハ長調BuxWV136、
イ短調BuxWV153、ト長調BuxWV147/
コラールBuxWV180、184、183、185、186、187、189、190、178、208、209、
211/マニフィカトBuxWV203
[CD4]
前奏曲 イ長調BuxWV151、ト短調BuxWV150、イ短調BuxWV152、ト短調BuxWV148
/コラールBuxWV191、198、200、206、217、220、221、222、224、212/
トッカータBuxWV155
[CD5]
コラールBuxWV210、196、194、195、223、213/前奏曲 ヘ長調BuxWV144/カ
ンツォーネ ハ長調BuxWV166, ニ短調BuxWV168/フーガ 変ロ長調BuxWV176/
チャコーナ ホ短調BuxWV160
ルネ・サオルジャン(Org)
使用オルガン:オランダ、スイス、フランスの名器
録音:1967―1970年
ルネ・サオルジャンによるブクステフーデの名録音の数々が、お買い得なセッ
トになって登場。驚くのはそのクオリティの高さ。はや40年が経過するこれら
の録音ですが、オルガンの音の芯が見事にとらえられており、それぞれの教会
やオルガンが目の前にくっきりと浮かび上がってきます。もちろん演奏も、作
品も素晴らしいもの。さらにパッケージが開けてビックリ、オルガンのふいご
を思わせるようなアコーディオン式となっております。さらに驚きなのが、
ブックレットの充実ぶり。使用したオルガンのストップの詳細なデータから、
巻末には作品インデックスまでついています。CD盤もLPを思わせる黒盤。どこ
までも豪華なつくりで、持っているだけでもうれしくなれるセットです。



<CALLIOPE>
CAL 9747 \2180
J.S.バッハ&C.P.E.バッハ:オーボエとオルガンのための作品集
(1)J.S.バッハ:カンタータBWV12よりアリア 
(2)J.S.バッハ:
ソナタ ト短調BWV 1030(原曲:フルートとチェンバロのためのソナタ ロ短調) 
(3)C.P.E.バッハ:ファンタジーとフーガ ハ短調Wq119.7 
(4)C.P.E.バッハ:ソナタト短調Wq135 
(5)C.P.E.バッハ:オルガンとフルートのための3つの作品Wq 193.2、28、29 
(6)C.P.E.ソナタ:ヘ長調Wq70.3よりアレグロ 
(7)J.S.バッハ:
シチリアーノBWV1031-2、アンダンテ ト長調BWV 1034-2、
ソナタ ト短調BWV 1020、狩のカンタータBWV208よりアリア
ミッシェル・ジブロー(Ob)、アンドレ・イゾワール(Org)
オーボエとオルガンによる、バッハ親子の作品集。オリジナルのものではあり
ませんが、有名な旋律が名手ジブローのオーボエによって演奏されると感動も
ひとしおです。たとえば2曲目のソナタは元々はフルートとチェンバロのため
の曲ですが、オーボエとオルガンで聴くと、半音階の動きなど思わず溜息が出
る美しさです。C.P.E.バッハの作品はオルガンのソロ。イゾワールの妙技と
緊張感のある演奏が堪能できます。

CAL 3926 3枚組 \4680
メシアン:オルガン作品集
[CD1](1)栄光の御体―復活したる者の生の7つの短い幻影(1939)
(2)キリストの昇天(1933)
[CD2](1)聖霊降臨祭のミサ(1950)(2)オルガンの書(1951)
[CD3](1)主の降誕(1935)(2)天上の宴(1926)(3)永遠の教会の出現(1932)
ルイ・ティリー(Org)
来年は、オリヴィエ・メシアン(1908-1992)の生誕100周年にあたります。カリ
オペからも、名手ルイ・ティリーによるメシアン作品の名録音がお買い得に
なって再登場します。「天上の宴」(1928年作曲という研究書もありますが、
メシアン自身1926年と言及)はメシアン初期のオルガン作品。メシアンのオル
ガン作品というと、鳥の声を思わせる高い音色を用いてのもの、という印象
が強いですが、これはどちらかというと低く深い音で進行していくもの。しか
し和声の移り変わりやリズムの用い方は後年のメシアンと通じるところも多く、
曲のもっていきかたなども静かな緊張が漲っています。ルイ・ティリーは
1935年生まれのフランスの名手。メシアンから直接オルガン作品について学
んだこともある人物です。

CAL 9390 \2180
ヴェネツィアとトルコのバロック音楽-トプカプ宮殿での音楽
ラ・トゥルケスチャ
17世紀末、イタリアの音楽家たちは、新しい音楽表現を求めていました。一方
コンスタンティノープルでは、トプカプ宮殿での礼拝で音楽の仕事をしていた
アリ・ウフキが、トルコの宮廷で使われていた音楽を西洋の記譜法を取り入れ
たかたちで採譜していました。読み方は、トルコの文字に倣って右から左に読
みます。この楽譜は間もなくイタリアの音楽家仲間たちに伝わり、新しい刺激
を彼らに与えたものです。この楽譜は今では大英博物館に保管されており、こ
のたびめでたく録音されることとなりました。リュートなどの楽器を用いなが
ら、まさにオリエンタルな世界が展開されています。

CAL 9361 \2180
W.A.モーツァルト:後宮からの誘拐(抜粋)-管楽アンサンブル編曲版
アンサンブル・ヴェンティ
アンサンブル・ヴェンティは、オーボエ2、クラリネット2、ホルン2、ファゴ
ット2、コントラバス、打楽器の10名から成る団体。ここでは、後宮からの誘
拐から特に美しいアリアなどを抜粋して、たのしいアンサンブルを聴かせてく
れます。

CAL 9403 \2180
心洗われるクリスマスのための音楽-きよしこの夜ほか
ジャン=フランソワ・ハットン(Org)、エルヴェ・ラミ(T)、
ヌイイ聖教会合唱団
きよしこの夜などのクリスマス音楽が、心洗われる少年合唱団とオルガンの美
しいハーモニーによって奏でられています。

CAL 9371 2枚組 \4160
リスト:作品集
バラード第2番 ロ短調、詩的で宗教的な調べ(全曲)、愛の夢―3つの夜想曲、
ロマンス、忘れられたロマンス
パスカル・アモワイヤル(P)
シフラの直系、アモワイヤルによるリスト名演集。テクニックと熱い音に圧倒
されます。

CAL 9353 \2180
スクリャービン:詩曲(全曲)
op.32, 41, 34, 61, 51, 59, 36, 52, 47, 38, 52, 45, 44, 69, 63, 71, 72
パスカル・アモワイヤル(P)
シフラの直系、アモワイヤルによるスクリャービン名演集。スクリャービン
ならではのハーモニーの妖しい魅力が存分に堪能できます。




<Grappa>
GRCD 4264 \2280
グリーグ:
アリエッタ 作品12-1、ノルウェー舞曲第2番 作品35-2、スールヴェイの歌
作品23-19、アニトラの踊り 作品46-3、春 作品33-2、小さなヒシュテン
作品60-1、待つうちに 作品60-3、牛寄せの歌と農夫の踊り 作品63-2、
一輪の桜草をもって 作品26-4、口をきかないナイチンゲール 作品48-4、
はじめての出会い 作品21-1、牛寄せの声 EG152L、老いた母 作品33-7、
民謡 作品12-5、君を愛す 作品5-3、茶色のふたつの瞳 作品5-1、山の夕べ
作品68-4、ヴェスレモイ 作品67-2、スプリングダンス ハ長調 作品17-1、
ルンダーネで 作品33-9、働きものの馬のためのおやすみの歌 作品61-5、
スプリングダンス イ短調 作品17-3、この前の土曜日の夕べ 作品17-15、
スールヴェイの子守歌 作品23-26、私は可愛い少女を知っている 作品17-16、
イェンディーネの子守歌 作品66-19
シーグムン・グローヴェン(ハーモニカ) 
イーヴァル・アントン・ヴォーゴール(P、フェンダーローズ)
コーレ・ノールストーガ(Org) 
ペーテル・シルヴァイ(指)ノルウェー放送管弦楽団
録音:2007年4月23日-24日 レインボースタジオ(オスロ)、
5月2日 ノルウェー放送第11スタジオ(オスロ)、4月27日 ヤール教会(ベールム)
ノルウェーで人気の高いハーモニカ奏者、シーグムン・グローヴェン(1946-)。
民俗音楽を研究したことで知られる作曲家アイヴィン・グローヴェンの甥にあ
たります。そのシーグムン・グローヴェンがグリーグの曲を録音しました。ノ
ルウェーの自然に思いを巡らせたくなるような音楽と、グリーグが 「革新的
で創意に富んだ」 作曲家だったことを示す音楽。さまざまなスタイルの曲が
集められました。ピアノとオルガンのほか、ペーテル・シルヴァイが指揮する
オーケストラとの共演もあります。ノルウェーの遺産をひとりでも多くの人た
ちに楽しんでもらいたい。それがグローヴェンの願いです。




<Aurora>
ACD 5053 \2280
ジェイムズ・クラッパトン(1968-):死の歌と踊り
クヌート・ヴォーゲ(1961-):
壁をもうひとつ破壊(クラリネットとブラスバンドのための協奏曲)
ヨン・オイヴィン・ネス(1968-):
砂漠からの悪い知らせ-フンコロガシの深い痛み
ロルフ・ボルク(Cl) 
ペーテル・シルヴァイ(指)ノルウェー陸軍バンド・ベルゲン
創立の歴史を1792年までさかのぼるノルウェー陸軍バンド・ベルゲン(NABB)。
オスロのノルウェー近衛兵バンド(NGMF) とともにノルウェーを代表する吹奏
楽団のひとつです。毎年、5月から6月にかけて開催されるベルゲン国際フェス
ティヴァルでは期間中、街の広場でパレードを行い、フェスティヴァルの気分
を盛り上げます。 そのノルウェー陸軍バンドからベルゲンゆかりの作曲者
たちへの委嘱作品集。作曲者たちにとって新しい挑戦となるブラスバンドの
ための音楽。ノルウェーの若手ホープのひとり、ペーテル・シルヴァイが指揮。
パレードを離れ、ノルウェー陸軍バンド・ベルゲンがどんな音楽を聴かせるか、
楽しみなアルバムです。




<ATMA>
ACD2 2397 \1850
ソル:
(1)エチュード第5番
(2)エチュード第6番
(3)グランド・ソロOp.14
(4)エチュード第13番
(5)エチュード第17番
(6)エチュード第19番
(7)エチュード第1番
(8)エチュード第20番
ジュリアーニ:
(9)ヘンデルの主題による変奏曲Op.107
(10)ロッシニアーナ第1番Op.119
ローラン・ディアンス(Gt) アルチュール・ル・ブラン四重奏団
「ヘンデル変奏曲」はギターソロですが外の曲はディアンス自身によってギタ
ーと弦楽四重奏のアンサンブルに編曲されています。




<RED PRIEST>
新レーベルのご紹介
昨年NHKで放映され大評判になったヴィヴァルディのあだ名「赤毛の司祭」を
グループ名にした英国のバ・ロックグループ 「レッド・プリースト」の取り
扱いを開始いたします。
ワシントンポスト紙:
「ヴィヴァルディの心臓にアドレナリンの注射をぶち込んだ!」
英グラモフォン誌:
「英国で最もダイナミックで演劇性に富み、突飛なまでに異質なバロック・
グループ!」
デイリー・テレグラフ:「まさに爆発的!」

RP 004 \2180
パイレーツ・オヴ・ザ・バロック-
(1)ジャン・マリー・ルクレール(1697-1764):
タンブーラン(レッド・プリースト編曲)
(2)ジョヴァンニ・パウロ・シモネッティ(生没年不詳):
ソナタ ハ短調Op5-2「海の嵐」
(3)トマソ・アルビノーニ(1671-1751)/レモ・ジャゾット(1910~1998)編曲:
アダージョ
(4)フランソワ・クープラン(1668-1733):
「バロックの海賊」組曲(ハワード・ビーチ編曲)
(5)アントニオ・ヴィヴァルディ(1676-1741):
合奏協奏曲 ニ短調RV565,協奏曲「海の嵐」RV433 
(6)トマソ・ヴィターリ(1692-1717):シャコンヌ(レッド・プリースト編曲)
(7)ジュゼッペ・タルティーニ(1692-1770):「海の響き」
レッド・プリースト{ピアーズ・アダムス(Re), ジュリア・ビショップ(Vn),
アンジェラ・イースト(Vc), ハワード・ビーチ(Cmeb)}

RP 002 \2180
ナイトメア・イン・ヴェニス
(1)ヴィヴァルディ:ナイトメア協奏曲「夜」、合奏協奏曲 イ短調
(2)ロバート・ジョンソンらによる「英国幻想」組曲
(3)パーセル:「妖精の女王」組曲
(4)ジョヴァンニ・パオロ・チマ(17世紀):三声のソナタ イ短調
(5)ダリオ・カステッロ(17世紀):ソナタ・デチマ
(6)ジャン・マリー・ルクレール:デモン・エア第1番-第3番
(7)レッド・プリースト:コレッリのラ・フォリアによる幻想曲
レッド・プリースト{ピアーズ・アダムス(Re), ジュリア・ビショップ(Vn),
アンジェラ・イースト(Vc), ハワード・ビーチ(Cmeb)}

RP 003 \2180
(1)ヴィヴァルディ:合奏協奏曲集「四季」
(2)コレッリ:クリスマス協奏曲 ト短調 Op6-8
レッド・プリースト{ピアーズ・アダムス(Re), ジュリア・ビショップ(Vn),
アンジェラ・イースト(Vc), ハワード・ビーチ(Cmeb)}

RP 001 \2180
プリースト・オン・ザ・ラン
(1)ダリオ・カステッロ(17世):ソナタ第3番
(2)ディエゴ・オルティス(1510-1570):2つのスペイン舞曲
(3)テレマン:
ソナタ イ短調「ジプシー」、ヴィオラ・ダ・ガンバのためのファンタジア
(4)ルイス・デ・ナルバエス(1500-1555):カンシオン・デ・エムペラドール
(5)バルトロメ・デ・セルマ・エ・サラベルデ(17世紀):
スペインのカンツォーナ
(6)シュメルツァー:カッコーソナタ
(7)ウッチェリーニ:ラ・ベルガマスカ
(8)パーセル:グラウンド 二人で一緒に
(9)ヘンデル:アリア・アモローザ
(10)モンテヴェルディ/マウリツィオ・カツァッティ(1620-1677):
ゼフィーロのグラウンド
(11)ヴィヴァルディ:協奏曲 ニ長調RV92「司祭逃走中」
レッド・プリースト{ピアーズ・アダムス(Re), ジュリア・ビショップ(Vn),
アンジェラ・イースト(Vc), ハワード・ビーチ(Cmeb)}

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07-12 No.14-1

2007年12月11日 20時43分38秒 | Weblog
<SOMM>
SOMMCD 068 \2180
ヘンデル(1685-1759):ヴァイオリンと通奏低音のための作品全集
ソナタ イ長調 HWV361/ニ長調 HWV371/ト短調 HWV364
ニ短調 HWV367/ニ短調 HWV359/ト長調 HWV358
無伴奏ヴァイオリンのためのアレグロ ト長調 HWV407
幻想曲 HWV406/「勝利」からのソナティナ イ長調/他
エイドリアン・バターフィールド(ヴァイオリン)
キャサリン・シャーマン(チェロ)
ローレンス・カミングズ(チェンバロ)
ロンドン・ヘンデル・プレイヤーズのメンバーによる演奏。
ピリオド楽器を使用。

SOMMCD 070 \2180
管楽アンサンブルのためのベートーヴェンの音楽
ベートーヴェン(1770-1827)/
フリードリヒ・シュタルケ(1774-1835)編曲:
「エグモント」序曲 Op.84〔1812〕(*)
ゲオルク・シュミット編曲:交響曲第1番ハ長調 Op.21〔1817〕(+/#)
ヴェンツェル・セドラク(1776-1851)編曲:
オペラ「フィデリオ」Op.72 より 序曲〔1815〕(+),行進曲〔1815〕(*)
ヨゼフ・トリーベンゼー(1772-1846)編曲:
ピアノと管楽のための五重奏曲 Op.16 より
アンダンテ・カンタービレ〔1809頃〕(*)
不詳者編曲:悲愴ソナタ Op.13〔1810〕(*)
アルビオン・アンサンブル
マイケル・コックス、ロバート・マナシー(フルート)
ジョージ・ケアード、ケイティー・クレモー(オーボエ)
アンジェラ・モルズベリー、デイヴィッド・フュースト(クラリネット)
ピーター・フランコム(ホルン(*)) ピップ・イーストップ(ホルン(+))
ピーター・リチャーズ(ホルン)
ギャレス・ニューマン、ヘレン・シモンズ(ファゴット)
ロビン・ケナード(ファゴット(#))
サイモン・エスティール(コントラファゴット)
録音:2007年5月21、23-25日、ロンドン、ハイゲート、聖マイケル教会
ベートーヴェンの同時代人による編曲作品を集めて演奏したアルバム。
〔 〕内は編曲年または編曲譜の出版年。

SOMMCD 071 \2180
ヴォーン・ウィリアムズ(1872-1959):
交響曲第5番ニ長調(*)
カンタータ「われらに平安を与えたまえ」(+)
ルネ・フリン(ソプラノ(+))
ロイ・ヘンダーソン(バリトン(+))
レイフ・ヴォーン・ウィリアムズ(指揮)
ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団(*)
BBC交響楽団&合唱団(+)
録音:1952年9月3日、ロイヤル・アルバート・ホール、
プロムナード・コンサート、ライヴ(*)
1936年11月、BBCスタジオ、放送初演(+)

SOMMCD 238-9/R(2CD [CD-R/CD]) 2枚組 \2980
ヘンデル(1685-1759):オラトリオ「エステル」HWV50b(改訂版;1732)
ローズマリー・ジョシュア(ソプラノ:エステル)
ジェイムズ・ボーマン(カウンターテナー:アハスエルス)
スーザン・ビックリー(メゾソプラノ:モルデカイ)
クリストファー・パーヴズ(バス:ハマン)
レベッカ・アウトラム(ソプラノ:イスラエルの女)
アンドルー・ケネディ(テノール:第1のイスラエル人)
セシリア・オズモンド(ソプラノ:第2のイスラエル人)
アンガス・スミス(テノール:ハルボナ)
ローレンス・カミングズ(指揮)
ロンドン・ヘンデル管弦楽団&合唱団
録音:2002年8月23、25日、ロンドン、ハノーヴァー・スクエア、
聖ジョージ教会、
ロンドン・ヘンデル・フェスティヴァル25周年記念演奏会、ライヴ
ロンドン・ヘンデル・ソサイエティとの共同制作。1732年版による初録音。
初回製作500ユニットのみ、ディスク1がCD-Rとなっております。これはプレス
工場における原盤トラブルに起因するとのことです。メーカーはディスクの品
質をCD並みに保証すると申しておりますが、弊社は初回製作盤を別ヴァージョ
ンと考え、今回、本来の規格番号の末尾に「/R」を追加し「SOMMCD 238-9/R」
として受注・管理いたします。(外装およびディスク本体の表記は「SOMMCD
238-9」のままです。)
次回製作ユニットが輸出可能となり次第、あらためてご案内する予定です。

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07-12 No.14-2

2007年12月11日 20時43分06秒 | Weblog
<LIGIA DIGITAL>
Lidi 0201159-05 \2300
愛とノスタルジー フランスの珍しい歌曲と二重唱曲集
バンジャマン・ゴダール(1849-1895):ジョスランの子守歌(*/#)
ルネ=バトン(1879-1940):遺言(+)(!)
シルヴィオ・ラッザーリ(1857-1944):秋の歌(*/+)(!)
ジュール・マスネ(1842-1912):川(*/++)
ガブリエル・ピエルネ(1863-1937):語り歌(*/+/##)(!)
コンスタンティン・ブライロイウ(1893-1958):アラブの3つの詩(+/#/**)(!)
穏やかな時,鳩の眠り,諦め
レオ・ドリーブ(1836-1891):ナイチンゲール(*/##)(!)
アンリ・ベンベルグ(1859-1931):インドの歌(+/**)/愛の時(*/+)(!)
アルフレッド・バシュレ(1864-1944):いとしの夜(*/#)
ジョルジュ・ユー(1858-1948):夢の中で私は泣いた(+)(!)
カミーユ・サン=サーンス(1835-1921):ナイチンゲールとばら(*/++)
ジュール・マスネ:悲歌(+/**)
ルネ=バトン:インドゥスターナ(*)(!)
ジュール・マスネ:最後の眠り(+)
アンリ・ベンベルグ:アラブの歌(*/#)(!)
ガブリエル・ピエルネ:哀歌(+/**)
カミーユ・サン=サーンス:パストラール(*/+/#)
シャルル・グノー:「ファウスト」からのワルツ(*)(!)
エリザベト・ヴィダル(ソプラノ(*))
アンドレ・コニェ(バリトン(+))
ドニ・クラヴィエ(ヴァイオリン(#))
クレール・ブルトー(チェロ(**))
グウェナエル・フェレ(ハープ(++))
フィリップ・ピエルロ(フルート(##))
アンジェリーヌ・ポンドペイル(ピアノ(++以外))
(!)世界初録音。

Lidi 0301169-06 \2300
グリーンスリーヴズ・トゥ・ア・グラウンド
シンプソン、ディヴィジョン・ヴァイオル奏者
クリストファー・シンプソン(1605頃-1699):グラウンド ホ短調
ウィリアム・バード(1543-1623):鐘(ヴァージナルのための)
クリストファー・シンプソン:グリーンスリーヴズによるディヴィション
クリストファー・シンプソン:前奏曲とグラウンド ハ長調
ウィリアム・バード:カッリーノ・カストゥラーメ(ヴァージナルのための)
不詳:カッリーノ(2つのリュートのための)
クリストファー・シンプソン:グラウンド ト調
不詳:グリーンスリーヴズ(2つのリュートのための)
ウィリアム・バード:わがネヴェル夫人のグラウンド
クリストファー・シンプソン:グラウンド ニ短調
ジョン・ジョンソン(1579-1594頃活躍):グリーンによるウェイクフィールド
クリストファー・シンプソン:グラウンド ニ長調
不詳:ロビン(2つのリュートのための)
不詳:ダンプとベルガマスカ
クリストファー・シンプソン:グラウンド変ロ調
ジョン・ジョンソン:The new hunt(2つのリュートのための)
クリストファー・シンプソン:グラウンド ニ長調
ゴドフレイ[ゴットフリート]・フィンガー(1660頃-1730):
グリーンスリーヴズ・トゥ・ア・グラウンド
(原曲:リコーダーと通奏低音のための)
ラクリメ・コンソート
フィリップ・フーロン(バリトン、ディヴィジョン・ヴァイオル、リュート)
ウィリアム・ウォーターズ(リュート)
エマー・バックリー(ヴァージナル)
録音:2005年3月3-5日、パリ、アイルランド文化センター礼拝堂
グラウンドとは持続的に反復される一定の旋律型のことで、グラウンドを構成
する各音をより小さな音価の音符に分割する変奏技法に関する理論書「ディ
ヴィジョン・ヴァイオル奏者」(1659年刊、第2版は「ディヴィジョン・ヴァイ
オル」に改題)を著したのが、イングランドのヴィオル(ヴァイオル)奏者・作
曲家・音楽理論家クリストファー・シンプソン。このアルバムは、グラウンド
に基づくディヴィジョンと「グリーンスリーヴズ」を二重テーマにして構成さ
れています。
バリトン(Baryton;当盤では「Paridon viol」と表記)はヴィオラ・ダ・ガン
バに似た楽器ですが、独特の構造として共鳴弦を持ち、それをネックの裏側か
ら左手の親指でピツィカートで奏することができます。ここでは17世紀にサン
プラ[Sanprae]が製作しクヴァンツが所有した楽器をモデルに1989年にフラ
ンソワ・ボダールが製作した楽器が使用されています。ディヴィジョン・ヴァ
イオルは英国で使用されたヴィオラ・ダ・ガンバの一種で、コンソート用のバ
ス・ガンバより大型でリラ・ヴァイオルよりは小型。

Lidi 0301173-06 2枚組 \3780
マラン・マレ(1656-1728):
ヴィオール曲集第1巻(1686)から
組曲第1番ニ短調,組曲第2番ニ長調,組曲第4番イ長調
ジャン=ルイ・シャルボニエ、ポール・ルソー(ヴィオラ・ダ・ガンバ)
マウリシオ・ブラーリャ(テオルボ)
ピエール・トロスリエ(チェンバロ)
録音:2006年7月24-31日、フランス、ポワティエ、
オーディトリウム・サン・ジェルマン・デュ・C.N.R.

Lidi 0301175-06 \2300
J・S・バッハ(1685-1750):ヴァイオリン協奏曲集
ヴァイオリン協奏曲第2番ホ長調 BWV1042
2つのヴァイオリンのための協奏曲ニ短調 BWV1043(*)
ヴァイオリン協奏曲第1番イ短調 BWV1041
ヴィヴァルディ(1678-1741)
2つのヴァイオリンのための協奏曲イ短調 Op.3 No.8(「調和の霊感」から)(*)
ジルベール・ベッジーナ(ヴァイオリン、指揮)
ラウラ・コロッラ(ヴァイオリン(*))
アンサンブル・バロック・ド・ニース
録音:2006年6月、フランス、ルヴァン[Levens]教会、ライヴ

Lidi 0104180-07 3枚組 \2700
【特別価格】
メンデルスゾーン(1805-1847):オルガン作品集
前奏曲ニ短調(BA 8196 No.1 S.52)/幻想曲ト短調(id.no.4 S.53)
コラール変奏曲「全能の神の御業は大いなるかな」(id.no.5 S.54)
(オスティナート)ハ短調(id.no.3 S.55/2)
アンダンテ ニ長調(id.no.2 S.55/1)/後奏曲ニ長調(id.no.6)
4手連弾のためのフーガ ニ長調(*)
前奏曲とフーガ ハ短調 Op.37 No.1(id.no.7)
同ト長調 Op.37 No.2(id.no.8)/同ニ短調 Op.37 No.3(id.no.9)
フーガ ホ短調(id.no.10 S.56)/フーガ ヘ短調(id.no.11 S.57)
コラール変奏曲「われ心より焦がれ望む」(id.no.12)
前奏曲ハ短調(id.no.13 S.58)/アレグロ ニ短調(id.no.18)
コラール変イ長調(id.no.15 S.61)/コラール ニ長調(id.no.16 S.66)
アンダンテ(トリオ)へ長調(id.no.14)
主題(アンダンテ)と変奏曲ニ長調(id.no.17)
アレグロ変ロ長調(id.no.19 S.62)
行進曲風アンダンテ変ロ長調(id.no.20 S.63)
フーガ変ロ長調(id.no.21 S.65)
アレグロ・モデラート・マエストーソ ハ長調(id.no.22)
ソナタ第1番ヘ短調 Op.65 No.1/ソナタ第2番ハ短調 Op.65 No.2
ソナタ第3番イ長調 Op.65 No.3/ソナタ第4番変ロ長調 Op.65 No.4
ソナタ第5番ニ長調 Op.65 No.5/ソナタ第6番ニ短調・ニ長調 Op.65 No.6
[ボーナス・トラック]
「真夏の夜の夢」(作曲者によるオルガン4手連弾用編曲版)から(*)
序曲 Op.21,スケルツォ Op.61 No.2,妖精の行進 Op.61 No.3,
夜想曲 Op.61 No.7,結婚行進曲 Op.61 No.8
オリヴィエ・ヴェルネ(オルガン)
セドリク・メックレル(オルガン連弾(*))
録音:2007年7月、パリ、サン=ルイザンリール教会

Lidi 0103181-07 \2300
メル・ボニス(1858-1937):守護天使 ピアノ作品集
即興曲 Op.1(1881)/前奏曲変ホ長調 Op.10(1889)
メヌエット Op.14(1889)/楽しい春 Op.11(1889)
牧歌 Op.12(1889)/古い様式によるロンド Op.7(1893)
子守歌 Op.23(1895)/蝶々 Op.28(1897)
無言歌 変イ長調 Op.29(1897)/マズルカ Op.26(1897)
瞑想曲 Op.33 No.1(1898)/スケルツォ=ワルツ Op.35 No.1(1898)
前奏曲と緩やかなワルツ Op.38 No.1(1898)/無言歌 変ト長調 Op.56
サラバンド Op.96(1906)/デズデモーナ Op.101(1913)
守護天使 Op.posth.99(1913)/傷つけられた大聖堂 Op.107(1915)
水車小屋のそばで Op.115(1926)/笛は憧れる Op.117(1926)
悲しい子守歌 Op.118(1926)/ジプシーたち Op.15 No.1(1891)
ロラン・マルタン(ピアノ)
録音:2006年9月、フランス、ミラボー、聖フランソワ・ド・ポール会修道院
メル(メラニー)・ボニスはパリの慎ましい家庭に生まれ、12歳までピアノを独
学した後に音楽学校に入り、セザール・フランクに才能を認められパリ音楽院
で学びました。しかし、そこで出会った恋人との結婚を両親に反対され退学を
余儀なくされた彼女は、25歳も年長の実業家の後妻に迎えられました。子育て
に専念していた彼女は約10年後、かつての恋人に再会、彼の勧めにより作曲を
再開するとともに秘密の関係を続けました。その関係は後に破綻しましたが、
作曲家としての彼女はかなりの数の様々な作品と名声を残しました。

Lidi 0202185-07 \2300
ニコラ・ポルポラ(1686-1768):ヴェネツィアの晩課
ポルポラ:われ喜びに満てり[Laetatus sum]
(ソプラノ独唱、同声4部合唱、弦楽と通奏低音のためのモテット)(*/++)
ヴィヴァルディ(1678-1741):
リコーダー、2つのヴァイオリンと通奏低音のための協奏曲イ短調 RV108(**)
ポルポラ:主が家を建てたまわずば[Nisi Dominus]
(アルト独唱、同声4部合唱、弦楽と通奏低音のためのモテット)(+/++)
ヴィヴァルディ:チェロ、弦楽と通奏低音のための協奏曲ヘ長調 RV410(#)
ポルポラ:深き淵より(ソプラノ&アルト独唱、
同声4部合唱、弦楽と通奏低音のためのモテット)(*/+/++)
イザベル・プルナール(ソプラノ(*))
ギュメット・ロランス(メゾソプラノ(+))
エティエンヌ・マンゴ(チェロ(#))
ジャン=マルク・アンドリュー(リコーダー(**)、指揮)
レ・パション
エクラ合唱団(女声合唱(++))
録音:2007年6月25-28日、フランス、トゥールーズ、洗礼者聖ヨハネ礼拝堂

Lidi 0104187-07 2枚組 \3780
ミシェル・コレット(1709-1795):ノエル 1788
クリスマスのためのミサ(1788)(*)
カリヨン ヘ長調
新ノエル集(1741)
組曲第1番ニ短調,同第2番ト長調,同第3番イ短調,同第4番ハ長調
アンヌ・マグエ(ソプラノ)
ギュメット・ロランス(メゾソプラノ)
オリヴィエ・ヴェルネ(オルガン)
録音:2007年9月16-19日、フランス、Soultz-Haut-Rhin、聖モーリス教会
使用楽器:1750年、ヨハン・アンドレアス・ジルバーマン製




<NIBIRU>
NIBIRU 0147-2 \2080
ヤン・ディスマス・ゼレンカ(1679-1745):
聖母マリアの御清めのミサ ニ長調 ZWV16(1733)(*)
聖母マリアのリタニア「傷付きし者の慰安者」ZWV151(1744)
ガブリエラ・エイベノヴァー(ソプラノ)
ハナ・ブラジーコヴァー(ソプラノ(*))
ペトラ・ノスカイオヴァー(アルト)
ヤロスラフ・ブジェジナ(テノール)
トマーシュ・クラール(バス)
アダム・ヴィクトラ(指揮)
アンサンブル・イネーガル(管弦楽&合唱)
録音:2007年9月1-4日、プラハ、鎖の下の聖母マリア教会
前作「青銅の蛇」(NIBIRU 0146-2)に続く、アダム・ヴィクトラ&アンサンブル
・イネーガルによるゼレンカ。ヴァロッティ律:a=415kHzを採用。独唱者を
メンバーに含む各パート4人の計16人による合唱のしなやかさと切れ味は、シッ
クスティーンやモンテヴェルディ合唱団を思わせるほど。スラヴっぽい重さと
は無縁です。収録曲はいずれも世界初のCD録音。




<GRIFFIN>
GCCD 4061 \1500
【低価格帯】
フランスの教会合唱名曲集
ピエール・ヴィレット(1926-1998):汝はペテロなり/聖母讃歌
ガブリエル・フォーレ(1845-1924):小ミサ(*)
ヴィレット:おお、救いのいけにえよ/アヴェ・ヴェルム・コルプス
フランシス・プーランク(1899-1963):
ロカマドゥールの黒い聖母へのリタニア
サルヴェ・レジナ/主に向かいて歓呼せよ
オリヴィエ・メシアン(1908-1992):おお、聖なる宴
ヴィレット:Attende Domine
ジャン・ラングレ(1907-1991):ミサ「御身の平安をわれらに与えたまえ」
ジョナサン・ノット(ボーイソプラノ(*))
ドナルド・ハント(指揮)
ウースター大聖堂聖歌隊
エイドリアン・パーティントン、ハリー・ブランマ、
ポール・トレプト(オルガン)
録音:1976-1988年、英国、ウースター大聖堂 原盤:Alpha
ピエール・ヴィレットはルーアンの聖エヴォード大聖堂の聖歌隊で音楽教育を
受けたフランスの作曲家で、長年にわたりエクサンプロヴァンスのダリウス・
ミヨー音楽院院長を務めました。(*)では現在バンベルク交響楽団首席指揮者を
務めているジョナサン・ノット(1963年生まれ)のボーイソプラノ(1976年11
月録音)を聴くことができます。

GCCD 4062 \1500
【低価格帯】
あの幼な児 合唱とブラスのためのクリスマス音楽
フランス伝承曲/ジョナサン・ラズボーン編曲:天使らよ、栄光の国から
ジョン・ジュベア:かほどに貴きばらはなし
ロバート・ウォーカー:アダムは囚われ横たわりぬ
メンデルスゾーン:アヴェ・マリア
チャイコフスキー:ばらの冠
フランシス・ポット:あの幼な児(*)
ハーバート・ハウエルズ:けがれなきばら
J・S・バッハ/デイヴィッド・ウィルコックス編曲:
クリスマス・オラトリオ から
羊飼いたちがいた,出でよ、麗しき天の光よ(シンフォニアとコラール)
フランス伝承曲/ノーマン・コッカー編曲:この芳香は何か?
ボブ・チルコット:羊飼いのキャロル
ピーター・ウォーロック/ドン・グレゴリー・マレイ編曲:
ベツレヘムへ来たれ
フランス伝承曲/アンドルー・カーター編曲:いと優しき乙女
フランス伝承曲/エドワード・ヒギンボトム編曲:揺らしながら
ロバート・パーソンズ:アヴェ・マリア
ケネス・レイトン/エイドリアン・ルーカス編曲:ルリ・ルラ
ボブ・チルコット:永遠なる富のあるところ
ベン・パリー/ジム・クレメンズ編曲:それはまことか?
ジョン・フランシス・ウェイド/エイドリアン・ルーカス編曲:
神の御子は今宵しも
エイドリアン・ルーカス(指揮)
ウースター大聖堂聖歌隊
ファイン・アーツ・ブラス・アンサンブル
サイモン・レントン、アンジェラ・ウェラン(トランペット)
クリス・パークス(ホルン) ケイティ・ジョーンズ(トロンボーン)
サム・エリオット(テューバ)
クリストファー・オールソップ(オルガン)
録音:2007年1月18、24、30日、英国、ウースター大聖堂
新録音で低価格帯。(*)世界初録音。

GCCD 4008 \1500
【未案内旧譜】
【低価格帯】
ヴィクトリア朝のクリスマス
クリスマスに何を歌おう/クリスマスは一年に一度やって来る
天にはさかえ/聖母の子守歌/御空を馳せ行く御使いたちよ(荒野の果てに)
天使のセレナード(ラ・セレナータ)/とても楽しい/冬の旅
祝福されしこの朝に楽を奏でよ/ベツレヘムの星/クリスマス・ツリー
クリスマス・パーティー/新たな王子、新たな教皇/贈り物
キャロルの歌い手たち/再び響け、美しき鐘の音よ/クリスマス讃歌
カーライル・アンサンブル
パトリシア・サビン(ソプラノ) マイケル・ゴールドソープ(テノール)
グレアム・タイタス(バリトン) メアリー・ケナード(ヴァイオリン)
マーガレット・ライアン(ピアノ、指揮)





<DIES>
DIES 200303 \2450
アルモニーア(ハーモニー)
ハビエル・マルティネス・カルメーナ(1983-):ミサ・アルテ
ドリーブ(1836-1891):オペラ「ラクメ」から 花の二重唱
オッフェンバック(1819-1880):オペラ「ホフマン物語」から 舟歌
フンパーディンク(1854-1921):
オペラ「ヘンゼルとグレーテル」から 夕べの祈り
ビゼー(1838-1875):オペラ「カルメン」から 若者たちの合唱
ドリーブ:小ミサ
ブラームス(1833-1897):子守歌
プッチーニ(1858-1924):オペラ「蝶々夫人」から ハミング・コーラス
ジョン・ラター(1945-):祝祷[A Clare Benediction]
アンドルー・ロイド・ウェバー(1948-):ピエ・イエズ(レクィエム から)
ロレンソ・ラモス(指揮)
エル・エスコリアル修道院聖歌隊
ハビエル・マルティネス・カルメーナ、アルベルト・パドロン(ピアノ)
録音:2002年8月、エル・エスコリアル修道院講堂

DIES 200407 \2450
イン・パラディスム(楽園で)
フォーレ(1845-1924):
小ミサ/アヴェ・マリア Op.67 No.2/
アヴェ・ヴェルム・コルプス Op.65 No.1
タントゥム・エルゴ Op.65 No.2/マリア、恵み深き御母 Op.47 No.2
イン・パラディスム(レクィエム から)
フランク(1822-1890):天使の糧
グノー(1818-1893):おお、救いのいけにえよ
メンデルスゾーン(1809-1847):
僕(しもべ)らよ、主をほめたたえよ Op.39 No.2
シューベルト(1797-1828):
アヴェ・マリア Op.52 No.6/神はわが羊飼い(詩篇23)Op.132
アンドルー・ロイド・ウェバー(1948-):ピエ・イエズ(レクィエム から)
ロレンソ・ラモス(指揮)
エル・エスコリアル修道院聖歌隊
ハビエル・マルティネス・カルメーナ、アルベルト・パドロン(ピアノ)
録音:2002年8月、エル・エスコリアル修道院講堂

DIES 200609 \2450
マルティン・デ・ビリャヌエバ(1555頃?-1605):教会音楽集
イエスは苦悶のうちに(聖木曜日のためのモテット)
エレミヤの哀歌 から 聖土曜日の第1のレクツィオ
ミゼレーレ(詩篇50)/聖母のミサ
キリストは己を低くして(聖週間のアンティフォナ)
ヨハネ受難曲
ロランド・ガルシーア(指揮)
エル・エスコリアル修道院聖歌隊
レアル・カピーリャ・エスクリアレンセ
録音:2005年8月、エル・エスコリアル修道院講堂および個室17番
1999年6月、エル・エスコリアル修道院旧教会
マルティン・デ・ビリャヌエバは1586年にグラナダからエル・エスコリアル修
道院に移りアーカイヴと聖遺物の管理責任者を務めた神父で、鍵盤楽器奏者・
作曲家でもありました。

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07-12 No.13-1

2007年12月11日 19時43分08秒 | Weblog
<Channel Classics>
CCSSA 25207(SACD-Hybrid) \2850
L・V・ベートーヴェン:交響曲第7番イ長調Op.92
C・M・V・ウェーバー:クラリネット協奏曲第1番ヘ短調より アダージョ*
G・ロッシーニ:歌劇《アルジェのイタリア女》より シンフォニア
J・W・ヴィルムス:シンフォニア第4番ハ短調op.23より ロンド
イヴァン・フィッシャー(指揮)、
ブダペスト祝祭管弦楽団、アーコス・アクス(クラリネット)*
19世紀イタリアのオペラ全盛期を支えたロッシーニの名作「アルジェのイタリ
ア女」からのシンフォニア。オペラ的な要素も備えたウェーバーのクラリネッ
ト協奏曲第1番のアダージョ。ハイドンとモーツァルトの伝統を受け継ぎ、新
たな手法も取り入れたヴィルムスのシンフォニア。
イヴァン・フィッシャーはこのベートーヴェンと同世代の作曲家たちによって
作曲された3つの作品とベートーヴェンを1枚のディスクに収録することによっ
て、「交響曲第7番」の独創的なスタイルがどれほど革新的であったかという
ことを作品の対比によって録音で証明しているのである。
チャイコフスキーの「交響曲第4番」(CCSSA 21704/CCS 21798)の第1楽章冒
頭で超個性的で大胆なアプローチを聴かせてくれたイヴァン・フィッシャー。
ベートーヴェンの「交響曲第7番」の第1楽章と第4楽章はどのように攻めてく
るのだろうか?これは要注目!




<Edition HST>
HST-901 \1000
限定発売
ヴァンハル(1739-1813);アダージョ2007(既出CD番号)
1. ハ短調 -弦楽四重奏曲ハ長調Weinmann Va:C7 (HST053)
2. 変ロ長調 -ノッテュルノト長調Weinmann IV:5 (HST044)
3. ハ短調 -カッサシオン変ホ長調Weinmann deest.(HST044)
4. 変ホ長調 -ヴァイオリンソナタ変ロ長調 Weinmann XIa:12(HST046)
5. ハ長調 -交響曲イ短調Bryan a1 (HST045)
6. ヘ長調 -チェロ協奏曲ハ長調Weinmann IId:C2 (HST047)
7. ト短調 -交響曲ト長調Bryan G4 (HST047)
8. ホ長調 -チェロ協奏曲イ長調Weinmann IId:A1 (HST041)
9. ホ短調 -交響曲ト長調Bryan G7 (HST051)
10. ト長調 -弦楽四重奏曲ト短調Weinmann Va:g3 (HST049)
11. ト短調;フィナーレ -弦楽四重奏曲ト短調Weinmann Va:g3 (HST049)
リーダー;松井利世子、福本 牧(ヴァイオリン)
ハイドン・シンフォ二エッタ トウキョウ
録音:2007年、東京府中の森芸術劇場ヴィーンホールでのライヴ録音
松井 利世子(Vn)
桐朋学園女子校等学校音楽科を経て、桐朋学園大学音楽学部演奏学科卒業。
同大学研究科修了。これまでに滝沢達也、江藤俊哉、アンジェラ、辰巳明子の
各氏に師事。室内楽を岩崎淑、藤井一興の各氏に師事。イフラー・ニーマン、
ジェラール・プーレ、フェリックス・アンドリエフスキー、レジス・パスキエ、
モーリス・ハッソン各氏のマスタークラスを受講。ミケランジェロ・アバド 
国際ヴァイオリンコンクール第二位受賞(イタリア)。





<DREYER-GAIDO>
CD21041 \1980
マーラー:交響曲第7番「夜の歌」
(timing: 21:47, 15:06, 11:09, 13:47, 17:38)
ガブリエル・フェルツ指揮
シュトウットガルト・フィルハーモニー
「60年代初頭からの一般的な”マーラー・ルネッサンス”は、バーンスタイン
の功績ではない」とライナーノートからして挑発的ですが、演奏も当初予想さ
れた異常な遅さ、重苦しさによる演奏ではありません。とはいうもの腰の重さ
は相当なものです。ぬかるみを荷車引くような感じもあったり、時としてリズ
ム感抜群にぐいぐい引張ると言った具合で、解説では譜例を挙げてその裏づけ
を行っているものの、文章の最後では、「解釈と言うものは常に主観的」と開
き直る大物振りにも脱帽です。しかもマーラー全集をこのコンビで2,3年中に
完成するという意気込みです。大体「夜の歌」を第1弾にするという事実こそ
只者ではない証ではないでしょうか。2007年4月23,24日シュトウットガルト・
リーダーハレ・におけるデジタル・ライヴ録音。
ガブリエル・フェルツ
1971年ベルリン生れ。ベルリン・ハンス・アイスラー高等音楽院に学び、リュ
ーベック、ブレーメンの歌劇場で研鑽を積み、2001年には名門アルテンブルク
・ゲラ歌劇場の音楽監督に就任、さらに2005年にはシュトウットガルト・フィ
ルの音楽監督も兼任。劇場出身の叩き上げドイツ人指揮者として注目を集めて
おります。本領はもちろんオペラですが、DREYER-GAIDOレーベルの管弦楽曲を
聴けば、驚くべき、そして恐るべき超個性的指揮者であることがわかります。

CD21038 \1980
ジェイク:ヘギー:
I shall not live in vain, As well as jesus, Even, Animal Passion,
To speak of love, Joy alone、ジョン・デューク:April Elegy,
Iride the great Black horses, The white dress, I carry your heart、
アンドレ・プレヴィン:
As imperceptibly as grief, Will there really be a morning,
Good morning midnight他
スコット・ヴァイエル(T)、ジャン・チャイコフスキ(P)
アメリカン・ソング集。

CD21039 \1980
ケージ:龍安寺、
三善晃:Ripple、
石井真木:East Green Springm、
ミン・チ・チャン:
The trees long for silence but the wind still rustles their leaves、
松永通温:Reeds twigs winds and recorder and marimba、
石井真木:虚空
グドゥラ・ローザ(recorder)、藤井はるか(Percussion)
Ko Ku (虚空)日本と中国のリコーダーとパーカッションのための現代音楽
ラディオ・ブレーメン共同制作。2007年2月20-30日の録音




<WEST HILL RADIO ARCHIVES>
WHRA6014 5枚組 \7920
シャルル・ミュンシュ+ボストン響 ベートーヴェン・ライヴ
CD1
交響曲第6番「田園」(1956年12月8日)、交響曲第7番(1954年10月15日)
CD2
ピアノ協奏曲第3番(P:クララ・ハスキル1956年11月2日)、
ピアノ協奏曲第5番「皇帝」(P:アラウ 1957年11月30日)
CD3
交響曲第3番「英雄」(1957年11月30日)、
弦楽四重奏曲第16番Op. 135第3楽章(1956年10月26日)
CD4
ヴァイオリン協奏曲(Vn:ヤッシャ・ハイフェッツ 1955年11月25日)、
レオノーレ序曲第2番(1956年1月21日)
CD5
ヴァイオリン協奏曲(Vn:フランチェスカッティ)、
献堂式序曲(1955年9月30日)
全て初出音源。就任直後の凄絶なライヴ集。美麗BOX
第1集の入荷が遅れて申し訳御座いませんが、こちらのベートーヴェンは完成
したとの報告があり、ご案内します。ボストン時代のライヴ録音がここまでま
とまったのは、初めてです。いずれも豪快なミュンシュ節が炸裂した男らしい
ベートーヴェンです。
入念なサウンド・リマスタリングで、商売を度外視するWHRAらしい豪華装丁、
特価にてご提供です。ボストン響の名技に加え豪華ソリストも共演正にアメリ
カン・ドリームとヨーロッパ王道ドイツ音楽を体得したミュンシュの幸福な融
合とも言える名演集です。





<CBC Records>
PSCD 2030 6枚組 \4050
ザ・ヤング・マーヴェリック-若き異端者
グレン・グールド CBC録音集
収録曲:
J.S.バッハ:
ゴルドベルク変奏曲(録音:1954年6月21日)
平均律クラヴィーア曲集第2巻より前奏曲とフーガ第7番BWV.876、
第9番BWV.878、第14番BWV.883、第22番BWV.891(録音:1952、1954年)
パルティータ第5番BWV.829(録音:1954)
3声のシンフォニアBWV.787-801(録音:1955年)
イタリア協奏曲BWV.971(録音:1952年)
ピアノ協奏曲第1番BWV.1052(録音:1955年)
ベートーヴェン:
6つのバガテルOp.126、ピアノソナタ第28番、第4番、第19番(録音:1952年)、
ピアノ三重奏曲第5番Op.70-1「幽霊」 
アレクサンダー・シュナイダー(Vln)
ザラ・ネルソヴァ(Vc)(録音:1954年)
創作主題による6つの変奏曲Op.34(録音:1952年)
「エロイカ」の主題による15の変奏曲とフーガOp.35(録音:1952年)
ピアノ協奏曲第2番Op.19、第3番Op.37 
ハインツ・ウンガー指揮、CBC交響楽団(録音:1951年、1955年)
ピアノ協奏曲第1番Op.15 
アーネスト・マクミラン指揮、トロント交響楽団(録音:1951年)
ピアノ協奏曲第2番より第3楽章 
ポール・シェルマン指揮、スタータイム管弦楽団(録音:1951年)
シェーンベルク:
ピアノ協奏曲Op.42 
ジャン=マリー・ボーデ指揮、CBC交響楽団(録音:1953年)
3つのピアノ曲Op.11、ピアノ組曲Op.25
ベルク:ピアノソナタOp.1(録音:1952年)
ヴェーベルン:ピアノのための変奏曲Op.27(録音:1954年)
カナダCBC放送に残されていた18歳から22歳の間に収録されて放送録音が6枚組
になって発売となりました。CBC放送はグールドの貴重なタイトルを所持して
いるところとしても有名です。グレン・グールドの成長過程で見過ごすことの
できない時期の音源ということで非常に興味深いセットです。

PSCD 2031 5枚組 \4050
ラジオ・ドキュメンタリー集 グレン・グールド
収録:
孤独三部作「北の理念」「遅れてきた者たち」「大地の静かな人々」、
パブロ・カザルス、レオポルド・ストコフスキー
カナダCBC放送でのラジオ・ドキュメンタリーがセット化されます。過去に販
売されていたようですが、かなり入手が困難であったようです。今回セットに
なった上、価格もかなり抑えられております。グールドのファンには絶好のタ
イトルてす。

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07-12 No.13-2

2007年12月11日 19時42分27秒 | Weblog
<MYTO HISTRICAL>
MYTO 131 2枚組 \1750
ヴェルディ:歌劇「仮面舞踏会」
マリア・カラス(アメリア)、
ジュゼッペ・ディ・ステファノ(リカルド)
エットレ・バスティアニーニ(レナート)、
ジュリエッタ・シミオナート(ウルリカ)
ジャナンドレア・ガヴァッツェーニ指揮
ミラノ・スカラ座管弦楽団、合唱団
1957年 ミラノ
以前MELODRAMレーベルから発売あり。素晴らしいキャストによる名盤。
音質良好です。


MYTO 52 2枚組 \1750
ヴェルディ:歌劇「ドン・カルロ」
ユッシ・ビョルリング(ドン・カルロ)、
フェードラ・バルビエーリ(エーボリ姫)
チェーザレ・シエピ(フェリーペ二世)
ルリッツ・シュティードリー指揮
メトロポリタン歌劇場管弦楽団、合唱団
1950年11月11日 ライヴ
MYTO 004H052のリニューアルです。
音源は古めかしく、マスターに起因するノイズもところどころ聴かれます。

MYTO 71 \1050
ゲルトレーデ・グローブ=ブランドル(ソプラノ)名唱集 1948-63年
歌劇「ワルキューレ」、「ローエングリン」、「オベロン」「エレクトラ」 
他から、アリア全15曲の名唱集。
MYTO 023H071のリニューアルです。
オーストリア出身の強大な声が特徴的なドラマテック・ソプラノ。グローブ=
ブランドルの得意としたワーグナー、R.シュトラウスの作品です。

MYTO 118 \1050
チェーザレ・シェピ(バス)名唱集
歌劇「ドン・ジョバンニ」、「セヴィリアの理髪師」、「ナブッコ」
「エルナーニ」、「シモン・ボッカネグラ」、「シチリア島の夕べの祈り」
「ドン・カルロ」 他から、アリア全19曲の名唱集。
MYTO 064H118のリニューアルです。
イタリア出身で指揮者トスカニーニに認められイタリア・オペラを得意とした
シェピ。指揮者フルトヴェングラーとの競演で他の追随を許さないはまり役
ドン・ジョバンニほかイタリア・オペラを多数収録したアルバム。

MYTO 140 2枚組 \1750
ベッリーニ:歌劇「ノルマ」
マリオ・デル・モナコ(ポリオーネ)、
ジュゼッペ・モデスティ(オヴェローソ)
マリア・カラス(ノルマ)、
エベ・スティニャーニ(アダルジーザ)
トゥリオ・セラフィン指揮
RAIローマ交響楽団、合唱団 1955年6月29日ライヴ
以前CETRAレーベルから発売あり。カラスのノルマの中でベストの名盤。
以前から指摘のあったピッチが今回正しく修正されています。音質良好。

MYTO 89006 2枚組 \1750
ベッリーニ:歌劇「夢遊病の女」
マリア・カラス(アミーナ)、チェーザレ・ヴァレッティ(エルヴィーノ)
ジュゼッペ・モデスティ(ロドルフォ伯爵)
レナード・バーンスタイン指揮
ミラノ・スカラ座管弦楽団、合唱団 1955年3月5日
以前、旧MYTOレーベルから発売あり。音質は古めかしいですが全体的に良好。
バーンスタインのリズミカルな指揮が音楽に生命を吹き込み熱演。



<ARCHIPEL>
ARPCD0400 \1050
(1)ドビュッシー:牧神の午後への前奏曲
(2)モーツァルト:交響曲第33番 ロ長調 KV.319
(3)プフィッツナー:ヴァイオリン協奏曲 ロ短調 op.34
ゲルハルト・タシュナー(ヴァイオリン)
ルドルフ・ケンペ指揮RIAS交響楽団 1955年4月17日 ベルリンでのライヴ
とても良い音質です。

ARPCD0375 \1050
(1)チャイコフスキー:ピアノ協奏曲第1番 変ロ短調 op.23
ピエール・デルヴォー指揮
フランス国立放送管弦楽団 1957年4月6/12日
(2)リスト:ハンガリ幻想曲
ピエール・デルヴォー指揮
パリ音楽院管弦楽団 1957年1/2月
(3)超絶技巧練習曲集から第3番「風景」、第4番「マゼッパ」 1957年11/12月
ジョルジュ・シフラ(ピアノ)
とても良い音質です。素晴らしい名演奏の復刻です。
ハンガリーを代表するピアニストの一人。「リスト」の再来と讃えられる驚異
のテクニックを誇りひとつの世代を築いたシフラの名演です。

ARPCD0376 \1050
ベートーヴェン:
(1)「ゴッド・セイヴ・ザ・キング」による7つの変奏曲 WoO.78
(2)ヴラツキーのバレエ「森のおとめ」のロシア舞曲の主題による
12の変奏曲 WoO.71
(3)創作主題による32の変奏曲 WoO.80
ブラームス:
(4)パガニーニの主題による変奏曲 op.35
リスト/オーベール:
(5)歌劇「ポルティチのおし娘」のテーマによる変奏曲
ジョルジュ・シフラ(ピアノ)
とても良い音質です。 シフラの素晴らしい技巧と演奏がまとめて聴ける好企
画のアルバムです。

ARPCD0398 \1050
モーツァルト:
(1)交響曲第29番 イ長調 KV.201
(2)ピアノ協奏曲第25番 ハ長調 KV.503
(3)交響曲第40番 ト短調 KV.550
レオン・フライシャー(ピアノ)
ジョージ・セル指揮ベルリン・フィル 1957年8月3日 ライヴ
音質はとても良いです。初出かと思われます。

ARPCD0399 \1050
(1)ベートーヴェン:交響曲第7番 イ長調 op.92
トリノRAI交響楽団 1955年2月18日
(2)バッハ:ブランデンブルク協奏曲第3番 BWV.1048
(3)ラヴェル:「クープランの墓」
ナポリRAI・スカルラッティ交響楽団 1957年12月17日
セルジウ・チェリビダッケ指揮
ベートーヴェンの音は少し遠く、こもった印象です。
バッハ、ラヴェルは多少の古さが感じられる音質です。




<WALHALL>
WLCD0207 2枚組 \1750
ヴェルディ:歌劇「トロヴァトーレ」
ジンカ・ミラノフ(レオノーラ)、ネル・ランキン(アズチェーナ)
クルト・バウム(マンリーコ)、レナード・ウォーレン(ルナ伯爵)
ファウスト・クレヴァ指揮
メトロポリタン歌劇場管弦楽団、合唱団
1956年3月14日ライヴ
良い音質です。

WLCD0220 2枚組 \1750
ヘンデル:歌劇「エジプトのジューリオ・チェーザレ」 ドイツ語
ハンス・ホッター(カエサル)、ヴァルター・ガイスラー(セスト)
ダグマー・ヘルマン(コーネリア)、
ヴァルブルガ・ヴェーグナー(クレオパトラ)
ハンス・シュミット=イッセルシュテット指揮
北西ドイツ放送交響楽団、合唱団
1950年9月 ハンブルグでのスタジオ録音
とても良い音質です。

WLCD0221 2枚組 \1750
ワーグナー:歌劇「リエンツィ」
ギュンター・トレプトウ(リエンツィ)、ゲルダ・シャイラー(イレーネ)
ヒルデ・レッスル=マイダン(アドリアーノ)
ロベルト・ヘーガー指揮
ウィーン・ラジオ放送大管弦楽団
ウィーン国立歌劇場合唱団 1953年1月7-10日 ウィーンでのスタジオ録音
とても良い音質です。

WLCD0222 3枚組 \2780
ワーグナー:歌劇「タンホイザー」
エルンスト・グルーバー(タンホイザー)、ハンス・クラーマー(ヘルマン)
ブリュンヒルデ・フリートラント(エリーザベト)、
クルト・レーム(エッシェンバハ)
ゲルハルト・ブフリューガー指揮
ライプツィッヒ放送交響楽団、合唱団
1954年 ライプツィッヒでのスタジオ録音
とても良い音質です。

WLCD0223 2枚組 \1750
ワーグナー:歌劇「さまよえるオランダ人」 イタリア語
アルド・プロッティ(オランダ人)、ドロシー・ダウ(ゼンタ)
ミルト・ピッキ(エーリク)、マリオ・ペトリ(ダーラント)
フランチェスコ・モリナーリ=プラデッリ指揮
ミラノRAI交響楽団、合唱団
1955年4月4日 ミラノでのスタジオ録音
音は遠く、多少の聴き辛さを感じます。

WLCD0213 4枚組 \3380
ワーグナー:楽劇「トリスタンとイゾルデ」
ブルギット・ニルソン(イゾルデ)、
ヴォルフガング・ヴィントガッセン(トリスタン)
グレース・ホフマン(ブランゲーネ)、
ハンス・ホッター(クルヴェナール)
ヴォルフガング・サヴァリッシュ指揮
バイロイト祝祭管弦楽団、合唱団
1957年 バイロイト
以前GMレーベルから発売あり。ニルソン、ヴィントガッセンの若々しい歌声が
魅力的なアルバムです。

WLCD0214 4枚組 \3380
ワーグナー:楽劇「ニュルンベルクのマイスタージンガー」
グスタフ・ナイトリンガー(ハンス・ザックス)、
エリーザベト・グリュンマー(エヴァ)
ヴァルター・ガイスラー(ワルター・フォン・シュトルツィンク)
ゲオルギーネ・フォン・ミリンコヴィチ(マグダレーネ)
アンドレ・クリュイタンス指揮
バイロイト祝祭管弦楽団、合唱団
1957年 バイロイト
多少こもりぎみで音が遠いですが、全体的に良い音質です。

WLCD0215 4枚組 \3380
ワーグナー:楽劇「パルジファル」
マルタ・メードル(クンドリー)、ラモン・ヴィナイ(パルジファル)
ジョージ・ロンドン(アンフォルタス)、ヨゼフ・グラインドル(グルネマンツ)
ハンス・クナッパーツブッシュ指揮
バイロイト祝祭管弦楽団、合唱団
1957年 バイロイト
マルタ・メードル氏のプライヴェート・コレクションからの復刻。
ざらつきやマスターに起因する多少の傷が聴かれますが、全体的に臨場感ある
音質で、この素晴らしいアルバムを鑑賞する妨げには成りません。

WLCD0216 2枚組 \1750
ワーグナー:楽劇「ラインの黄金」
4ハンス・ホッター(ヴォータン)、
トニ・ブランケンハイム(ドンナー)
エリーザベト・グリュンマー(フレイア)、
ルートヴィヒ・ズートハウス(ローゲ)
ゲオルギーネ・フォン・ミリンコヴィチ(フリッカ)、
ヨゼフ・トラクセル(フロー)
マリア・フォン・イロシュヴァイ(エルダ)
ハンス・クナッパーツブッシュ指揮
バイロイト祝祭管弦楽団、合唱団
1957年 バイロイト
名盤の復刻。とても良い音質です。

WLCD0217 3枚組 \2780
ワーグナー:楽劇「ワルキューレ」
ビルギット・ニルソン(ジークリンデ)、
ラモン・ヴィナイ(ジークムント)
ヨゼフ・グラインドル(フンディング)、
アストリッド・ヴァルナイ(ブリュンヒルデ)
ハンス・クナッパーツブッシュ指揮
バイロイト祝祭管弦楽団、合唱団
1957年 バイロイト
名盤の復刻。とても良い音質です。

WLCD0218 4枚組 \3380
ワーグナー:楽劇「ジークフリート」
ベルンド・アルデンホフ(ジークフリート)、
パウル・クーエン(ミーメ)
ハンス・ホッター(ヴォータン)、
アストリッド・ヴァルナイ(ブリュンヒルデ)
ハンス・クナッパーツブッシュ指揮
バイロイト祝祭管弦楽団、合唱団
1957年 バイロイト
名盤の復刻。とても良い音質です。

WLCD0219 4枚組 \3380
ワーグナー:楽劇「神々のたそがれ」
アストリッド・ヴァルナイ(ブリュンヒルデ)、
エリーザベト・グリュンマー(グートルーネ)
ヴォルフガング・ヴィントガッセン(ジークフリード)、
ヘルマン・ウーデ(グンター)
ハンス・クナッパーツブッシュ指揮
バイロイト祝祭管弦楽団、合唱団
1957年 バイロイト
名盤の復刻。とても良い音質です。




<ANDROMEDA>
ANDRCD5100 3枚組 \2150
フリッツ・ライナー指揮シカゴ響の黄金時代 1954-57年
(1)ベートーヴェン:交響曲第3番「英雄」 変ホ長調 op.55 1954年12月4日
(2)ベートーヴェン:「フィデリオ」から序曲 1955年12月12日
(3)ヨハン・シュトラウス:「美しき青きドナウ」op.314 1957年4月15/16日
(4)ヨハン・シュトラウス:「皇帝円舞曲」op.437 1957年4月15/16日
(5)ヨーゼフ・シュトラウス:「オーストリアの村つばめ」op.164
(6)ベートーヴェン:交響曲第7番 イ長調 op.92 1955年10月24日
(7)ドヴォルザーク:交響曲第9番「新世界より」ホ短調 op.95 1957年11月9日
(8)ムソルグスキー:展覧会の絵 1957年12月7日
(9)チャイコフスキー:ピアノ協奏曲第1番 変ロ短調 op.23
エミール・ギレリス(ピアノ) 1955年10月29日
以上、指揮はフリッツ・ライナー指揮シカゴ交響楽団
いずれも、とても良い音質です。名演奏を集めた、お買い得なアルバムです。

ANDRCD9029 2枚組 \1750
ジョルダーノ:歌劇「アンドレア・シェニエ」
リチャード・タッカー(アンドレア・シェニエ)、
レナード・ウォーレン(ジェラール)
ジンカ・ミラノフ(マドレーヌ)
ファウスト・クレヴァ指揮
メトロポリタン歌劇場管弦楽団、合唱団
1957年12月28日 ニューヨークでのライヴ
以前 ARKADIAレーベルから発売あり。とても良い音質です。

ANDRCD9030 2枚組 \1750
ベートーヴェン:歌劇「フィデリオ」
クリステル・ゴルツ(レオノーレ)、
ジュゼッペ・ザンピエーリ(フロレンスタン)
オットー・エーデルマン(ロッコ)、
セーナ・ユリナッチ(マルツェリーネ)
ヘルベルト・フォン・カラヤン指揮
ウィーン・フィル、ウィーン国立歌劇場合唱団
1957年7月27日 ザルツブルクでのライヴ
以前 CLAQUEレーベルから、発売あり。とても良い音質です。名盤の復刻です。

ANDRCD9031 2枚組 \1750
モンテヴェルディ「聖母マリアの夕べの祈り」
マリア・シュターダー、ヘルタ・テッパー、マルガ・ヘフゲン
リヒャルト・ホルム、ヘルムート・クレプス、ヘルベルト、ブラウアー
ハンス・ブラウン、ヴァルター・ベリー
オイゲン・ヨッフム指揮
バイエルン放送交響楽団、合唱団
1957年9月6日 ミュンヘンでのライヴ
とても良い音質です。

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07-12 No.12-1

2007年12月11日 17時07分54秒 | Weblog
<Capriccio Phoenix>
カプリッチョが保有している豊富な音源の中から選りすぐられた音源が新たにリ
マスター処理を施され、統一されたパッケージデザインとスリムなディジパック
仕様、そしてミッドプライスとなって復刻!ヴェーグ、コープマン、ペーターゼ
ン・クヮルテット、白井光子・・・カプリッチョを代表するアーティストたちに
よる名盤10タイトルが不死鳥の如くよみがえる。

67201 \1780
A・ヴィヴァルディ:協奏曲集 ――
フルート協奏曲ヘ長調《海の嵐》Op.10-1,RV.433
弦楽と通奏低音のための協奏曲ト短調RV.155
協奏曲変ロ長調《葬送》RV.579
弦楽と通奏低音のための協奏曲ト短調RV.156
弦楽と通奏低音のためのシンフォニア ホ長調RV.131
ヴァイオリン協奏曲イ長調《遠くのこだま》RV.552
フルート協奏曲ト短調《夜》Op.10-2,RV.439
コンチェルト・ケルン
クラウスの交響曲集やスペインの交響曲集、バッハ・ファミリーの音楽など名盤
を生み出してきたピリオド・オーケストラ、コンチェルト・ケルン。ヴァイオリ
ンやフルート、弦楽のための協奏曲を収録したこのヴィヴァルディも同オーケス
トラの名演に数えられている。1988年12月の録音。

67202 \1780
C・モンテヴェルディ:アリアとデュエット集 ――
聖なるマリアよ/われはシャロンの花/おお、慈悲深きイエス/主をたたえよ/
来たれ、見よ/わが魂よ、逃れゆけ/情け知らずの女たちのバッロ/あなたへの
口づけ/しかし、それは本当なのか/常に変わらぬ喜び/あなたはかつて私のも
のだった/おお、ロゼッタ/あの軽蔑した眼差し/シンフォニア/ポッペアよ、
身を横たえたまえ/ただあなたを見つめ
ミーケ・ファン・デル・スルス(ソプラノ)、
アクセル・ケーラー(カウンターテナー)、ラウテン・カンパニー
古楽、バロック分野の第1線で活躍するソプラノのファン・デル・スルス、カウン
ターテナーのケーラーによるデュオ・アルバム。ピリオド楽器を使用しているラ
ウテン・カンパニーの伴奏もいい味をだしている。1993年1月-3月の録音。

67203 \1780
G・P・テレマン:
カンタータ《1日のうつろい》/カンタータ《神の愛の現われしとき》
バルバラ・シュリック(ソプラノ)、ヒルケ・ヘリング(アルト)、
ディヴィット・コーディア(カウンターテナー)、
クリストフ・プレガルディエン(テノール)、ハイン・メーンズ(テノール)、
スティーヴン・ヴァーコー(バス・バリトン)、
ハリー・ファン・デル・カンプ(バス)、
ヘルマン・マックス(指揮)、
ライニッシュ・カントライ、クライネ・コンツェルト
イギリスのバス・バリトン奏者スティーヴン・ヴァーコーなど一流のソリストを
揃えたテレマン。ライニッシュ・カントライ&クライネ・コンツェルトの演奏す
るカンタータへの評価は抜群。1988年-1989年の録音。

67204 \1780
D・スカルラッティ:16のソナタ ――
ソナタ ハ長調K.420/同ハ長調K.513/同ハ長調K.461/同ハ長調K.159/
同イ長調K.208/同イ長調K.209/同ホ長調K.380/同ホ長調K.216/同ハ短調K.115
/同ト長調K.146/同変ロ長調K.544/同変ロ長調K.545/同変ロ長調K.361/
同ニ長調K.490/同ニ長調K.491/同ニ長調K.492
トン・コープマン(チェンバロ)
チェンバロ奏者、オルガン奏者、そして指揮者として世界規模での活動を続ける
巨匠コープマン。カプリッチョに録音を行ったソロ録音の中からスカルラッティ
のソナタ集がフェニックス・シリーズで復刻。コープマンの鍵盤奏者の巨匠とし
ての名声もこの演奏で納得させられる。1986年12月の録音。

67205 \1780
J・S・バッハ:
カンタータ第143番《わが魂、主を讃えよ》BWV.143
カンタータ第14番《神もしこの時われらと共にいまさずば》BWV.14
カンタータ第51番《もろびとよ歓呼して神を迎えよ》BWV.51
モニカ・フリマー(ソプラノ)、エベルハルト・ブッフナー(テノール)、
アンドレアス・シャイブナー(バス)、
ルートヴィヒ・ギュトラー(コルノ・ダ・カッチャ)、
ハンス=ヨアヒム・ロッチュ(指揮)、
マックス・ポンマー(指揮)、
ライプツィヒ聖ト-マス教会合唱団、ライプツィヒ新バッハ合奏団
バッハ自身がカントールを務めるなど縁の深い聖ト-マス教会合唱団による3つの
カンタータ。ソリストや合唱、管弦楽団も優秀だが、それにも増してギュトラー
のトランペットとコルノ・ダ・カッチャが効果的に響く!バッハの作品における
トランペットのお手本である。1984年の録音。

67206 \1780
G・F・ヘンデル:オラトリオ《ヘラクレスの選択》
アーリン・オジェー(ソプラノ)、
ヴェンツェスラヴァ・フルバ=フライベルガー(ソプラノ)、
アラン・ゼプフェル(カウンターテナー)、
エベルハルト・ブッフナー(テノール)、
マックス・ポンマー(指揮)、
ライプツィヒ大学合唱団、ライプツィヒ新バッハ合奏団
ガンによって1993年に53歳という若さでこの世を去ったアメリカが生んだ希代の
大ソプラノ奏者アーリン・オジェーが参加している1982年の「ヘンデル」。自然
と引き込まれていくような歌声はやはり別格。1982年6月19日-25日の録音。

67207 \1780
W・A・モーツァルト:
行進曲ニ長調K.249/セレナード第7番ニ長調《ハフナー》K.250/
進曲ニ長調K.249
アルヴィド・エンゲゴール(ヴァイオリン)、
シャーンドル・ヴェーグ(指揮)、
ザルツブルク・モーツァルテウム・カメラータ・アカデミカ
巨匠ヴェーグの代名詞であるモーツァルトの録音の中からは、「ハフナー」が復
刻。同コンビが録音したモーツァルトの「セレナード&ディヴェルティメント集」
(49368)はもはや説明のいらない屈指の名盤である。1990年5月の録音。

67208 \1780
L・ボッケリーニ:
弦楽四重奏曲ヘ長調Op.64-1/同ニ長調Op.15-1/同ト短調Op.24-6/
同イ長調Op.39
ペーターゼン・クヮルテット
近現代作品の録音が増えているペーターゼン・クヮルテットのボッケリーニとい
う今では貴重なレパートリー。ドイツでアルバンベルク弦楽四重奏団を超えたと
評されるペーターゼン、やはり上手い。1991年11月-12月の録音。

67209 \1780
R・シューマン:
スペインのリーダーシュピールOp.74/ソプラノとテノールのための4つの二重唱
曲Op.78/4つの二重唱曲Op.34/スペインの愛の歌Op.138
白井光子(ソプラノ)、マルヤーナ・リポフシェク(アルト)、
ヨゼフ・プロチュカ(テノール)、マティアス・ヘレ(バス)、
ノーマン・シェトラ(ピアノ)、ヘルムート・ドイチュ(ピアノ)
カプリッチョの歌曲シーンを支えてきた白井光子とスロヴェニア生まれの大歌手
リポフシェクのデュオが聴けるシューマンのライヴ録音。世界一流の歌手たちに
よる夢の共演が実現!
1984年10月3日-4日のライヴ録音。

67210 \1780
F・シューベルト:
ドイツ・ミサ曲ヘ長調D.872/オッフェルトリウム《声をはり上げよ》変ロ長調
D.963/スターバト・マーテル ト短調D.175/マニフィカト ハ長調D.486
セリーナ・リンズリー(ソプラノ)、ガブリエレ・シュレッケンバッハ(アルト)、
ヴェルナー・ホルヴェク(テノール)、ウォルトン・グレンロース(バス)、
マーカス・クリード(指揮)、RIAS室内合唱団、ベルリン放送交響楽団
マーカス・クリードとベルリンの名門RIAS室内合唱団によるシューベルト。全曲
を通してRIAS室内合唱団のハーモニーや表現力、バランスが際立っており、その
歌声に包み込まれるような感覚を覚えさせてくれる。
1986年11月&1988年6月の録音。



<Raumklang>
RK 2701 \2250
アントワーヌ・ダール(1715-1784):
バソン、またはチェロと通奏低音のための6つのソナタ(1759) ――
ソナタ第1番ハ長調/同第6番イ短調/同第2番ト長調/同第3番ハ短調/
同第4番ヘ長調/同第5番ニ短調
クリスティン・フォン・デル・ゴルツ(チェロ)、
ヒレ・パール(ヴィオラ・ダ・ガンバ)、
クリスティーネ・ショルンスハイム(チェンバロ)
太陽王ルイ14世の時代にオーボエとファゴット奏者として活躍したと伝えられて
いるアントワーヌ・ダール。そのルーツなど詳細は明らかになっていないが、パ
リ・オペラ座の母体となったヴェルサイユのオペラ・ロワイヤルの団員として18
世紀フランスの大作曲家たちのオペラを演奏したとされている。
1759年に作曲されたこの「6つのソナタ」は元来「バソンもしくはチェロ」のため
に書かれたもので、スピード感に満ちた早く細かいパッセージと高音域が全曲を
通した特徴となっており、高度な技術を身に付けた奏者でなければ演奏が困難な
作品である。
1991年から2004年までフライベルク・バロック・オーケストラのメンバーとして
活躍したフォン・デル・ゴルツ。ソリスト、室内楽奏者としても精力的な活動を
展開しており、ロンドン・フィルやハノーヴァー・バンド、ベルリン・バロック
・ソロイスツなどに招かれるなど実力派女流奏者として厚い信頼を寄せられてい
る。そしてザ・ハープ・コンソートのガンバ奏者としてその名を知られてきたパ
ール、世界的鍵盤奏者としての名声を確立したショルンスハイムの2人が通奏低音
としてフォン・デル・ゴルツの演奏を支えるという豪華な陣容が実現!強力トリ
オが18世紀フランスの知られざる音楽家が残した難曲に挑む!

RK 2601 \2250
J・S・バッハ:モテット集 ――
伝承曲:コラール《来たれ、神にして創造主なる聖霊よ》
J・S・バッハ:
モテット第2番《御霊はわれらが弱きを助けたまう》BWV.226、
コラール《Du heilige Brunst》
伝承曲:《Zund uns ein Licht an im Verstand》
J・S・バッハ:モテット第5番《来ませ、イエスよ、来ませ》BWV.229
伝承曲:コラール《Denn du bist der Troster》
J・S・バッハ:コラール《おお人よ、汝の罪の大いなるを嘆け》BWV.622
作曲者不詳(15世紀):主キリスト、神のひとり子
J・S・バッハ:
モテット第3番《わが喜びなるイエスよ》BWV.227、コラール《主キリスト、神の
ひとり子》BWV.601
作曲者不詳(16世紀):
わが魂は主をあがめ/モテット第4番《恐るるなかれ、われ汝とあり》BWV.228
作曲者不詳(16世紀):主にみさかえあれ
伝承曲:コラール《Gott Vater sei Lob》
H・シュッツ:レスポンソリウム
J・S・バッハ:
「マニフィカト」によるフーガBWV.733、モテット第1番《主に向かいて新しき歌
を歌え》BWV.225
ジュリアン・ポッジャー(指揮&テノール)、トリニティ・バロック
ゴシック・ヴォイセズ、ザ・ハープ・コンソート、そしてタリス・スコラーズの
メンバーとして、またソリストや指揮者としても目覚しい活躍を見せているイギ
リスのテノール奏者ジュリアン・ポッジャーがリーダーを務めるトリニティ・バ
ロックの新録音がラウムクラング(Raumklang)からリリースに!
ルネサンス時代からバロック時代までの声楽作品のスペシャリスト集団としてケ
ンブリッジ・トリニティ・カレッジで結成されたトリニティ・バロック。
バッハのモテット集、マタイ受難曲、ヨハネ受難曲、シュッツの宗教作品集、イ
ギリスのルネサンス音楽、スペインのミサ曲集など、楽曲研究や時代考察に基づ
いて組まれたトリニティ・バロックのコンサート・プログラムは各方面から絶賛
を受けている。この「バッハのモテット集」でもバッハのモテットだけでなく同
じくバッハのコラールや同時代に書かれたとされる作曲者不詳の作品、シュッツ
のレスポンソリウムが組み込まれるなど、1つ1つの作品に対する熱き信念とこだ
わりがプログラムに表れている。

RK 2303 \2250
ミルテイト-ギリシャの伝統歌曲集 ――
San To Feggari Tis Anixis/Lemonia/Apo Makran Elepose/Myrtate/El
Clavel y La Espada/Mia Paraskevi/Tis Trichas To Gefiri/Moiroloi Tou
Idomenea/Anathema Tis Moires/Anixe Porta Tis Xanthis/Pano Choros/
Triantafilia/Sto Pa Kais To Xanaleo
テオドラ・バカ(ヴォーカル)、ティミオス・アツァカス(リュート)、
パンテリス・パフリディス(リラ&ヴォーカル)、
ビヤン・チェミラニ(トンバック)
古くからギリシャに伝わる伝統的な11曲の歌曲を集めた作品集。ドイツのレーベ
ルであるラウムクラングは、旧ソ連の小国グルジアの伝統音楽を集めた「グルジ
アの旅-世俗的で霊的な合唱音楽」(RK 2304-1/2)をリリースするなど、ヨーロッ
パの伝統音楽の分野でもクォリティの高い録音を生み出した実績がある。
幼少の頃からギリシャの伝統歌曲に親しんできたヴォーカルのテオドラ・バカ。
ここでは伝統音楽の旋律や音色と、現在のギリシャや他国の音楽のスタイルの融
合に成功している。物悲しい歌声と独特のリズムが奏でるギリシャ音楽は魅力に
あふれている。




<Globe>
GLO 5229 \2250
フランスの合唱作品集Vol.3 ――
キャナ・ドゥ・シズィー(1950-):
カンショーネス、トゥ・ギャザー・パラダイス、ディオス
モーリス・オアナ(1914-1992):白鳥の歌、ルイーズ・ラベの墓
ローラン・ハイラベディアン(指揮)、オランダ室内合唱団
ドビュッシーやラヴェル、ジョリヴェ、フランセなどを収録した第1集(GLO 5215)、
メシアンやジョリヴェなどを収録した第2集(GLO 5216)に続く合唱ファン待望のオ
ランダ室内合唱団によるフランス作品集の続編が登場!
第1集と第2集から収録作品の時間がさらに現代へと進んだ第3集では、21世紀とな
った現在も活躍中の女流作曲家ドゥ・シズィーと20世紀の作曲家オアナの作品を
カップリング。
両者の作品とも独特で高度な技術を要する難曲であるが、世界有数の室内合唱団
に数えられるオランダ室内合唱団の何を歌わせても揺るぐことのない安定感とハ
ーモニー、そして別格の上手さは流石である。
前2作ではスパニャールトからカリユステに指揮者が引継がれたが、第3集ではフ
ランスの現代合唱作品のスペシャリストであるハイラベディアンがタクトを執っ
ている。

GLO 5228(CD+DVD-PAL/1枚分価格) \2250
16世紀-17世紀のコンソート・ミュージック ――
ウィリアム・ブレイド(1560-1630):
アルマンド、パドゥアーナ、ガリアード、アルマンド、ヴォルタ、マスカレード、
アルマンド
W・バード:6声のファンタジア、5声のブラウニング
クリストファー・タイ(c.1505-1571/3):5声のイン・ノミネ
作曲者不詳:6声のイン・ノミネ
エルウェイ・ベヴィン(c.1554-1638):3声のブラウニング
ヒュー・アシュトン(c.1485-1558):ヒュー・アシュトンのマスク
トマス・カンピオン (1567-1620):卿のマスク(1613)より
アムステルダム・ブリスク・リコーダー四重奏団、
スザンナ・ブラウマン(ヴィオラ・ダ・ガンバ)、
ライナー・ジッパーリング(ヴィオラ・ダ・ガンバ)、
コンスタンツェ・アラニック(ハープ)
スヴェーリンク音楽院で名手ケース・ブッケとワルター・ファン・ハウヴェにリ
コーダーを師事し、生粋のオランダ系ヴィルトゥオーソとして活躍中の女流奏者
サスキア・コーレン擁するアムステルダム・ブリスク・リコーダー四重奏団のコ
ンソート・ミュージック集。
16世紀-17世紀のイギリスで流行した「マスク」と呼ばれる仮面劇のために作曲
された作品など、当時のイギリスで親しまれた器楽作品の姿が演奏からしっかり
と伝わってくる。またメインのリコーダー四重奏だけでなく、通奏低音的な形で
加わるヴィオラ・ダ・ガンバが響きの幅を広げる重要な役割を果たしている。
ボーナスDVDにはブリスク・リコーダー四重奏団の演奏とアニメーションがコラボ
した映像が収録されている。
(ボーナスDVDはPAL方式となります。予めご了承下さい。)

GLO 6062 \1880
劇場音楽の黄金時代-1600年-1650年のオランダの劇場音楽 ――
P.C.ホーフト-グラニダ(1605)より、Geeraerdt van Velsen(1613)より、
Baeto(1626)より/J.H.クラル-ディアナ(1623)より、Rosemondt en Raniclis
(1632)より、Pastorel Musyck-Spel van Juliana, en Claudiaen(1634)より
J・ファン・デン・フォンデル-Gijsbrecht van Aemstel(1638)より、Peter &
Pauwels(1641)より
J.J.スタルテル- Zingende klucht van Lijsje Flepkous(1621)より
カメラータ・トラジェクティナ
オランダやベルギーなどで劇場音楽が最も輝いたとされる17世紀前半。J・ファン
・デン・フォンデルなど16世紀オランダで活躍した4人の劇作家たちにが手懸けた
舞台作品の復刻演奏を収録したのがこのアルバム。
主に17世紀オランダの古楽作品を専門としている声楽と古楽器によるユニークな
アンサンブル、カメラータ・トラジェクティナ。オブレヒトの世俗作品集やアン
トワープの歌曲集など、歴史的にも価値のある録音を残している。




<Phaedra>
DDD 92052 \2250
In Flanders' Fields Vol.52 ――
ピート・スウェルツ(1960-):交響曲第2番《朝焼け》
ベルナデット・ルジュラン(ソプラノ)、
ビャルテ・エンゲセト(指揮)、フランダース放送管弦楽団&合唱団
ベルギーの作曲家の作品を世界中に向けて紹介する“In Flanders' Fields”も今
回で第52集。
日本では「マルテニッツァ」、「エピタフ」、「タイタニック・サーガ」など吹
奏楽作品の作曲家としてその名を広く知られているベルギーの作曲家ピート・ス
ウェルツ。ベルギーのレメンス音楽院で史上最高となる成績で卒業を果たし、
1993年度のエリザベス女王国際コンクールで1位を獲得するなど抜群の実績を誇る。
2000年に作曲された全7楽章で構成される「交響曲第2番」は、ネオ・ロマンティ
ックを標榜するスウェルツに相応しい聴き応え十分の大作である。第3楽章の「怒
りの日」は、これまでにヴェルディやベルリオーズといった大作曲家たちが残し
てきた作品にも匹敵する激しさと劇的な表現が大きな特徴であり魅力。また第4、
6、7楽章の歌詞はリルケの詩が題材となっており、宗教的な表題を持つ第1、2、
3、5楽章との対比と融合も斬新と言えるだろう。
ノルウェーのマエストロ、ビャルテ・エンゲセトのタクト捌きとフランダース放
送管&合唱団の熱演が光る。2000年9月7日のライヴ録音。

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07-12 No.12-2

2007年12月11日 17時07分23秒 | Weblog
<Etcetera>
KTC 4022 \2250
ランベール・ド・セーヴ(1549-1614):
来なさい喜び歌おう、深き淵より、Et ecce terrae motus、Quod nova nupta、
知恵、アヴェ・ステラ・マトゥティナ、アヴェ・マリア、ミサ曲《主は王となら
れる》
ジョヴァンニ・プリウリ(1575-1626):
8声のカンツォン、8声のソナタ、6声のカンツォン
ジョヴァンニ・ガブリエリ(1554/7-1612):第10旋法によるカンツォン
ウィム・ベク(指揮)、アンサンブル・オルトレモンタノ、カピラ・フラメンカ
リエージュで生を受け、ウィーンのインペリアル・チャペルでは当時有数の作曲
家だったフィリップ・デ・モンテの弟子となったランベール・ド・セーヴの宗教
作品集。
最終的には16世紀オーストリア帝国の宮廷音楽監督にまで上り詰めたとされるド
・セーヴ。最重要作品と評されるミサ曲「主は王となられる」に加えて同時期に
活躍したプリウリとガブリエリのカンツォンとソナタも併録しており、声楽と器
楽両方の神々しいハーモニーが響いてくる。
ベルギーの中世&古楽の音楽を歌わせたら並ぶもののいない「カピラ・フラメン
カ」と、サクバット&コルネットを主体としたピリオド・アンサンブル「オルト
レモンタノ」の相性もすこぶる良い。

KTC 1351(特別価格) \2850
D・ショスタコーヴィチ:ヴィオラ・ソナタOp.147
ラムゼイ・ナスル:冬のソナタ-ショスタコーヴィチへの追憶
ラムゼイ・ナスル(朗読)、
スザンヌ・ファン・エルス(ヴィオラ)、ラインベルト・デ・レーウ(ピアノ)
ハーグ・レジデンティ管やシェーンベルク・アンサンブル、ニュー・シンフォニ
エッタ・アムステルダムのヴィオラ奏者を務めてきたオランダの女流ヴィオラ奏
者ファン・エルスのショスタコーヴィチ。ファン・エルスの奏でるダークな音色
が作品の持つ暗く深い雰囲気とマッチしており、表現力も見事。スタンダードの
1つとして食い込む可能性は十分にある。
カップリングにはオランダの俳優ラムゼイ・ナスルが朗読する「冬のソナタ」を
収録。第2楽章で狂気とも言える凄まじいヒートアップを聞かせてくれる「冬の
ソナタ」は、ショスタコーヴィチのヴィオラ・ソナタの影響を受けて書かれた約
30分の朗読である。ちなみに韓国の某ドラマとは無関係なのでご注意を。
(A5サイズの特殊ディジパック仕様となります。)




<Cobra Records>
COBRA 0020 \2250
P・I・チャイコフスキー:ピアノ三重奏曲イ長調Op.50
E・ブロッホ:3つの夜想曲
オシリス三重奏団
1988年に結成されたオランダを本拠地とするオシリス三重奏団。ハーグ王立音楽
院で共に学んだピアノのエレン・コーヴァーとチェロのラリッサ・グレーネフェ
ルトに加えて、
新たに2005年からはロイヤル・コンセルトへボウ管のコンサートマスターである
ヴェスコ・エシュケナジーがメンバーに参加。2007年6月にオランダのフリース
ランドで開催された音楽祭では15のコンサートが完売するなど、現在のオランダ
で特に勢いのあるアンサンブルである。
チャイコフスキーとブロッホの両作品でもまろやかで包み込むようなサウンドを
生み出しており、各楽器のバランスや表現の統一感も素晴らしい。
2007年2月6日-8日の録音。




<AR Re-Se>
AR 2007-1 \2250
ニコラ・バクリ(1961-):
弦楽四重奏曲第6番Op.97/同第5番Op.57/同第4番Op.42《ベートーヴェンへのオ
マージュ》/同第3番Op.18《墓碑のスケッチ》
プソフォス弦楽四重奏団
2006年、2007年の「ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン」に出演するなど日本
でも知名度の高まりを見せているプソフォス弦楽四重奏団の新録音。
フランスを拠点として活動中のプソフォス弦楽四重奏団は、日本人ヴァイオリン
奏者の田中綾子を中心にリヨン国立高等音楽院出身の奏者によって1997年に結成
された女流奏者4人によるアンサンブルである。既にリリースされているオアナの
弦楽四重奏曲全集(AR 2004-7)が話題を呼ぶなど近現代作品の演奏と解釈に称賛の
声を受けており、新たにリリースされるバクリの作品集の完成度も高い。
2007年4月11日-14日の録音。




<Pavane>
ADW 7517 \2250
J・N・フンメル:七重奏曲ニ短調Op.74
W・A・モーツァルト(フンメル編):交響曲第39番変ホ長調K.543
ルク・デヴォス(ピアノフォルテ)、ソルスティス・アンサンブル
ソルスティス・アンサンブルは、ブリュッセル王立音楽院でトラヴェルソの名匠
バルトハルド・クイケンに師事した女流奏者イザベル・ランファルシーを中心と
したベルギーのピリオド・アンサンブル。
七重奏の主役ルク・デヴォスは、ペルルミュテールを師と仰ぎシギスヴァルト・
クイケン&ラ・プティット・バンドからもその実力を認められた鍵盤奏者。素朴
で深い音色がアンサンブルの演奏にに華を添えている。
ピリオド楽器の演奏による室内楽編曲版の「交響曲第39番」も興味深いところ。
2006年の録音。

ADW 7377 \2250
C・P・E・バッハ:
フルートとチェンバロのためのソナタ ニ長調Wq.83/同ト長調Wq.86/デュエット
ハ長調Wq.73/トリオ・ソナタ変ロ長調Wq.161-2/二重奏曲ホ長調Wq.84
クリスティアン・ナイキスト(チェンバロ)、
ジャン=ミシェル・タンギー(フルート)
ベートーヴェンオーケストラ・ボン、ロッテルアダム・フィル、ベルギー国立管
などの首席奏者などを歴任したフルート奏者ジャン=ミシェル・タンギー。
パヴァーヌ(Pavane)にはマクサンス・ラリューとのコンビでバッハ・ファミリー
のレコーディングを行うなど、名門オーケストラで磨かれた音色を録音でも遺憾
なく発揮してくれている。1996年9月の録音。

ADW 7381 \2250
アブラハム・ファン・デン・ケルクホーフェン(c.1618-1701):オルガン作品集
幻想曲ヘ長調/ファンタジア・コルネット ハ長調/フーガ ト長調/前奏曲とフ
ーガ ニ短調/幻想曲ニ短調/幻想曲ト長調/幻想曲《Pro Duplici Organo》/
フーガ ト短調/幻想曲 ハ短調/前奏曲とフーガ ト長調/幻想曲ニ短調/
フーガ イ短調/幻想曲ハ短調/前奏曲とフーガ ニ短調
フランソワ・ウタール(オルガン)
ブリュッセルの音楽一族に生まれたフランドル楽派の作曲家ケルクホーフェンは
オーストリアのヴィルヘルム大公にオルガン奏者として仕え、その作品はオルガ
ン作品のみという特徴でも知られている。
16世紀前半から続く伝統的なスタイルを継承した作品がルクセンブルク大聖堂の
オルガンから重厚に鳴り響く。1995年9月の録音。

ADW 7367 \2250
チェンバロ・インプレッション ――
ジョン・ブル(1562-1628):パヴァーナ、ガリアルダ
ルイ・マルシャン(1669-1732):組曲ニ短調
J・S・バッハ:前奏曲とフーガ イ短調BWV.894
ハンス・フォークト(1911-1992):スティナート・スタディ(世界初録音)
D・スカルラッティ:
ソナタ ハ長調K.132、同イ短調K.175、同ト短調K.426、同ト長調K.427
クリスティアン・ナイキスト(チェンバロ)
フルート奏者タンギーとの共演などでパヴァーヌ・レーベルから録音をリリース
してきたナイキストのソロ・アルバム。
ロサンゼルスに生まれ、アスペレンやレオンハルトから学んだチェンバロの腕前
は相当のもの。16世紀のブルから20世紀のフォークト(世界初録音)までの幅広い
レパートリーでいい仕事をしている。1994年-1995年の録音。




<Hortus>
HORTUS 505 \2250
ホルンとオルガン ――
オレスト・ラヴァネロ(1871-1938):瞑想曲
L・モーツァルト:ホルン協奏曲ニ長調
W・A・モーツァルト:ラルゲットK.581
L・ケルビーニ:ホルン・ソナタ ヘ長調
G・F・ヘンデル:アンダンテ
ベルンハルト・クロル(1920-):ミサ・ムタOp.55
アルヴィド・クリシャンス(ホルン)、オルゲルツ・シンティンス(オルガン)、
タリヴァルディス・デクスニス(オルガン)、
アイワールス・カレイス(オルガン)
世界遺産に指定されているリガの旧市街にあり、世界最古のオルガンの設置やス
テンドグラスで有名なラトヴィアのリガ大聖堂。
このアルバムは、歴史的にも重要な建築物を舞台とした世界最古のオルガンとホ
ルンのデュオというオルガン・レパートリーに強いオルトゥス(Hortus)らしい内
容となっている。
ホルンのクリシャンスは、1954年からラトヴィア国立交響楽団の団員としてその
サウンドを響かせてきたラトヴィアきっての名手。ホルンファンにもオススメ。

HORTUS 005 \2250
ルイ・アルフレッド・ルフェビュール=ヴェリ(1817-1869):
サン・シュルピス教会のクリスマス・ミサ
ヴァンサン・ジャンヴラン(オルガン)、ラ・リーヌ・セラフィク&モデルヌ
「ダヴィンチ・コード」でも広くその名を知られるようになったパリのサン・シュ
ルピス教会でもオルガン奏者を務めていたルフェビュール=ヴェリ。この教会で
演奏するために自ら作曲を行ったのが「サン・シュルピス教会のクリスマス・ミ
サ」である。
ルフェビュール=ヴェリの19世紀フランスにおけるオルガン奏者、作曲家として
の真価を知り得ることが出来る作品である。





<BNL>
BNL 112945(CD+dts/2枚分価格) \4500
F・ショパン:
夜想曲第8番変ニ長調Op.27-2/バラード第1番ト短調Op.23
夜想曲第7番嬰ハ短調Op.27-1/バラード第2番ヘ長調Op.38
夜想曲第13番ハ短調Op.48-1/バラード第3番変イ長調Op.47
バラード第4番ヘ短調op.52
ジャン=セバスチャン・バルドン(ピアノ)
フルート奏者の父とピアニストの母を両親に持つジャン=セバスチャン・バルド
ンは、1972年生まれのフランスのピアニスト。リヨン国立高等音楽院では、ロケ
・アルシーナやバルビゼ、ハイドシェックといった名手たちから指導を受けた経
歴を持つ。陰と陽を上手く使い分けた表現力と、骨格のはっきりとした演奏スタ
イルが印象に残る演奏を実現させている。
(このCDはノーマルCD+同内容の5チャンネルdts盤がセットになっております。
/dts盤は専用の再生機器でないと再生することができません。スーパーオーディ
オCDプレイヤーやDVDプレイヤーとは異なります。ご注意下さい。)

BNL 112916 \2250
J・S・バッハ:
ソナタ第1番ト長調BWV.1027/同第2番ニ長調BWV.1028/同第3番ト短調BWV.1029
ポール・ジュリアン(チェロ)、ルドミラ・ヤンコフスカ(ピアノ)
ピエール・フルニエの門下生だったフランスのチェロ奏者ポール・ジュリアンと
クラコウ音楽大学でペンデレツキから音楽を学んだポーランドの女流ピアニスト、
ルドミラ・ヤンコフスカによるデュオ・アルバム。
大きな表現を抑えて作品の持つ自然な流れを大切にした演奏を聴かせてくれてい
る。2001年5月の録音。

BNL 112917 \2250
C・P・E・バッハ:
6つのシンフォニアWq.182,H.657-662(ハンブルク・シンフォニア)
ディディエ・タルパン(指揮)、コンチェルト・ポラッコ
Cコンチェルト・ポラッコは鍵盤楽器奏者であり指揮者でもあるマレク・トポロフ
スキによって1991年に結成されたポーランドのピリオド・アンサンブル。
バロック時代から古典派初期に作曲された作品の演奏には特に定評があり、BNLレ
ーベルにはベートーヴェン&メユール(BNL 112920)やヴィヴァルディ(BNL 112941)
など高い評価を受けた優秀な録音を残している。2001年7月の録音。

BNL 112912 \2250
フランスのバッハ ――
幻想曲ト長調BWV.572/幻想曲とフーガ ハ短調BWV.562/アリア ヘ長調BWV.587/
コラール《われら皆唯一の神を信ず》BWV.681/コラール《古き年は過ぎ去りぬ》
BWV.614/コラール《バビロンの流れのほとりに》BWV.653/コラール《おお愛す
る魂よ、装いせよ》BWV.654/6声のリチェルカーレBWV.1079-9/コラール《ああ
人よ、汝の大きな罪を嘆け》BWV.622/コラール《われら悩みの極みにありて》
BWV.641/前奏曲BWV.552-1/パッサカリア ハ短調BWV.582
ベルナール・コードゥリー(オルガン)
フランスのサン・マキシマン教会にあるイスナール製の歴史的オルガンと、ドイ
ツのグラウホフ教会にあるトロイトマン製の歴史的オルガンの演奏による大バッ
ハの作品集。2001年5月&10月の録音。




<Cybele>
SACD 160.403(SACD-Hybrid) \2850
エーリヒ・イトル・カーン(1905-1956):ピアノ作品集 ――
6つのバガテルOp.5/8つのインヴェンション/シャコンヌ/短いピアノ小品/
5つのバガテル(全曲世界初録音)
トーマス・ギュンター(ピアノ)
K1905年にドイツのオーデンヴァルトで生まれたエーリヒ・イトル・カーン。近現
代の音楽に精通したピアニスト&作曲家として活躍しながらも、第2次世界大戦の
影響でドイツからフランス、そしてアメリカへの移住を余儀なくされ1956年にア
メリカで没している。
カーンの作品にはシェーンベルクからの影響である十二音技法が色濃く見られる
が、「8つのインヴェンション」などはバッハに対するオマージュとして作曲され
るなどバロックから古典派、ロマン派の作曲家たちへのリスペクトの思いも込め
られている。
エッセンのフォルクヴァンク音楽大学でピアノ科教授を務めるギュンターの冷静
な演奏を、シベーレ(Cybele)の優秀録音が1つ1つの音を丁寧に再現してくれる。
全曲世界初録音。

Cybele 660.202 2枚組 \4500
ギュンター・ベッカー(1924-):ポートレート ――
管弦楽のための《安定と不安定》/パッセージ/弦楽四重奏曲第1番/クラリネッ
ト、サクソフォーンと室内管弦楽団のための《コレスポンデンスI》/合唱と管
弦楽のための《夜と夢の歌》/オーボエ協奏曲/金管五重奏のための《蛇状曲線》
/フラグメント/スキャンニング/カプリース・コンチェルタント
ミヒャエル・ギーレン(指揮)、
バイエルン放送交響楽団、パレニン弦楽四重奏団、ダンツィ金管五重奏団、
アメリカン・ブラス・クィンテット、他
カールスルーエ・バーデン音楽大学とデトモルト音楽大学でフォルトナーに作曲
を師事した20世紀ドイツの重鎮ギュンター・ベッカーのポートレート・アルバム。
収録されている1960年代から1980年代までの放送音源の中には、ギーレン&バイ
エルン放送響やアメリカン・ブラス・クィンテットなどワールド・クラスのアー
ティストたちによる演奏が含まれている。

Cybele 660.101 \2250
ヴォルフガング・ハフシュミット(1934-):ポートレート ――
トリオII/無言歌集-24のピアノ小品/天使の歴史
スザンヌ・アキリーズ(ピアノ&チェレスタ)、
マーカス・ハフシュミット(フルート)、イェンス・フェッター(クラリネット)、
ミヒャエル・ハマン(ヴァイオリン)、他
エッセンのフォルクヴァンク音楽大学で教会音楽と作曲法をジークフリート・レ
ダに指導を受けたドイツの作曲家ハフシュミット。コンテンポラリーの手法で書
かれた3つの室内楽作品には、各楽器のサウンドが効果的に散りばめられている。
柔軟性の高き演奏者たちの特殊奏法もポイント。

Cybele 660.301 \2250
ミヒャエル・デンホフ(1955-):ポートレート ――
El sueno de la razon produce monstruos(ゴヤからの即興による)Op.32/
妄Op.54/夜曲Op.74-2/ピアノ三重奏曲第3番Op.74-1/ツー・ワンス・ソー・
モアOp.66
ミヒャエル・デンホフ(チェロ)、ウルリッヒ・ハルトマン(ヴィオラ)、
石坂トリオ、ヴェルディ弦楽四重奏団、他
D現在も作曲家、チェリストとして活躍するドイツの中堅作曲家デンホフの室内楽
作品集。デンホフは絵画からの得たインスピレーションで作品を書き上げること
が多く、Op.32とOp.54ではスペインの画家ゴヤの絵が根幹をなしている。ちなみ
にOp.74の2作品では石坂団十郎らによる石坂トリオの演奏が聴ける。

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