クラシック輸入盤・新譜情報/グッディーズ

コメントはメーカー案内書より抜粋です。お問い合わせ:goodies2@pc.highway.ne.jp

10-01 No,.17-1

2010年01月20日 11時19分30秒 | Weblog
<WIENERPHILHARMONIKER>
WPHLH-2009123 3枚組 \4500
5人の指揮者によるハイドンの交響曲集
CD1
1.交響曲第12番 ホ長調 Hob.1:12
クリストフ・フォン・ドホナーニ(指揮)
1991年11月10日ムジクフェライン・ザール
2.交響曲第22番 変ホ長調 「哲学者」Hob.1:22
ズビン・メータ(指揮)
1972年1月16日ムジクフェライン・ザール
3.交響曲第26番 ニ短調「悲しみ」Hob.1:26
フランツ・ウェルザー=メスト(指揮)
1998年3月22日ムジクフェライン・ザール
CD2
1.交響曲第93番 ニ長調 Hob.1:93
ニコラウス・アーノンクール(指揮)
2009年5月10日ウィーン・コンツェルトハウス
2.アーノンクールによる演奏についての語り
3.交響曲第103番 変ホ長調 Hob.1:103
ニコラウス・アーノンクール(指揮)
2009年5月10日ウィーン・コンツェルトハウス
CD3
1.交響曲第98番 変ロ長調 Hob.1:98
フランツ・ウェルザー=メスト(指揮)
2009年9月8日ルツェルン
2.交響曲第104番 ニ長調 Hob.1:104
ピエール・ブーレーズ(指揮)
1996年3月24日ムジクフェライン・ザール
世界有数の名門、ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団に縁の深い5人の指揮者
によるハイドンの交響曲集です。オーケストラの長い歴史の中で幾度となく演
奏されてきたハイドンの交響曲ですが、ここでは楽団員たちが「ベストと呼べ
る演奏」を選び抜き、敬愛するハイドンへのオマージュを作り上げたものです。
37年に渡る5人の指揮者たちの選りすぐりのハイドンが収録されていますが、こ
の中の 曲はこのアルバムのための新録音になります。ウェルザー=メストの演
奏は、1998年の第26番と、2009年の第98番の聴き比べも楽しそうです。そして、
何といっても注目したいのは、アーノンクールによる2つの交響曲でしょう。現
在、楽員たちが「最も尊敬する指揮者」の一人として名を挙げるアーノンクー
ルですが、彼はハイドンを得意としているにも関わらず、ウィーン・フィルと
の録音はありませんでした。ヨーロッパ室内管との名演を上回るこの演奏、ハ
イドン好きにはまたとない贈り物になるはずです。第103番でのヴァイオリン・
ソロは1795年のこの曲初演時で使われたストラディヴァリウスを使用するとい
う凝り様にも、このアルバムへの力の入れ方が伺えるというものです。(アーノ
ンクールのお得意の語りも収録しています)
英語とドイツ語による 84ページの豪華ブックレット付き。
迫力あるハイドンの肖像画の横で燦然と輝く ROLEXのマークが高級感をさりげ
なくアピールしています。
ウィーン・フィルの自主制作盤はこれからも予定されているとのこと。次のリ
リースをお楽しみに!





<MD+G>
61315212 \2080
モートン・フェルドマン:後期ピアノ作品集Vol.1
三和音の記憶
シュテファン・シュライエルマッヒャー(ピアノ) 
"世界初の図形楽譜の発案者であるアメリカの作曲家モートン・フェルドマン
(1926-87)の後期ピアノ作品集の第1弾。
Vol2とVol.3は昨年発売しておりましたが、第1弾としてリリースされていた当
盤が未発売でしたので、ここでご案内いたします。
1970年代、フェルドマンは西アジア、アナトリア産の絨毯に新たな興味を抱く
ようになります。コレクターとしての情熱というよりも、芸術として魅了され
たのです。基本的には5―6色の糸から作り出される絨毯ですが、同じものは決
してなく、色彩感や風合いが一つ一つ異なるものに仕上げられるのです。フェ
ルドマンの音楽構造にも同じことがいえます。個々の音や和音が繰り返しの中
で変化をしていくことによって、美しい色調の穏やかな流れを作りあげていま
す。



<ECM>
4763315 \2080
ベートーヴェン:
1.ピアノ協奏曲第4番ト長調Op.58
2. 同 第5番変ホ長調Op.73《皇帝》
ティル・フェルナー(ピアノ) 
モントリオール交響楽団 指揮:ケント・ナガノ
録音:2008年5月25-27日(1)、11月26-28日(2) 
ウィルフリッド=ペルティエール・ホール、モントリオール
日本でも現在進行中の「ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ全曲演奏会」が好評な
ティル・フェルナー。ウィーンのベートーヴェン弾きというと、ピアニストで
はグルダの名前を真っ先に思い起こしますが、フェルナーの才気と溢れる音楽
センスは、スタイルこそ大きく異なるものの、まさにグルダ譲りのウィーン音
楽の一つの系譜を受け継ぐものと言えましょう。重厚にして精神性を強く感じ
させるドイツ風のベートーヴェン表現と一線を画し、過度に重くならず、時に
軽妙、時にアイロニカル、またはブリリアントな表情で人を驚かせる彼の至芸
を、ケント・ナガノ指揮モントリオール響の精妙な伴奏に乗せた2つの協奏曲
で、たっぷりお楽しみください。




<Linn>
CKD 356 2枚組(1枚価格) \2180
J・S・バッハ:
ゴルトベルク変奏曲BWV.988/サラバンドと変奏ハ長調BWV.990/イタリア風
アリアと変奏イ短調BWV.989
マシュー・ホールズ(チェンバロ)
アンサンブルの再始動と時を同じくしてリン(Linn)へと新たな活動の場を求め
たレトロスペクト・アンサンブル(旧キングズ・コンソート)。
移籍第1弾となったパーセルの「4声のソナタ集」(CKD 332)に続く"レトロスペ
クト・シリーズ"のリリース第2弾は、現音楽監督マシュー・ホールズのソロ録
音、バッハの「ゴルトベルク変奏曲」!
英国屈指の名門レトロスペクト・アンサンブルの音楽監督を継承するなど、実
力者がひしめくイギリスの古楽シーンにおいても一目置かれる存在のマシュー
・ホールは。指揮者としてだけでなく鍵盤奏者としての腕前も一級品。
大バッハの永遠の名作「ゴルトベルク変奏曲」でこの若き名匠の真価が明らか
となる!HDCD仕様(Normal-CD)。

CKD 343(SACD-Hybrid) \2580
ソル:初期作品集 ――
3つのメヌエットOp.11-6、7、8/モーツァルトの魔笛の主題による変奏曲Op.9
/メヌエット ハ短調Op.24-1/メヌエット ハ長調Op.5-3/アンダンテ・ラル
ゴOp.5-3/2つのメヌエットOp.11-5、4/12の練習曲Op.6より 第2番、第9番、
第11番、第12番/グランド・ソロOp.14/メヌエット ト長調Op.3
ウィリアム・カーター(ギター)
パラディアン・アンサンブルの創設メンバーであり、バロック・ギターの名手
として高名なウィリアム・カーター。
エンシェント室内管弦楽団、イングリッシュ・コンソートのメンバーでもあり、
ギター、バロック・ギター、リュート、テオルボを高いレベルで弾きこなす類
稀なる名手の"スパニッシュ・アルバム"第2弾はスペイン・ギターの王様フェル
ナンド・ソル(1778-1839)の初期作品集。
自身もギターの達人でありギターの発展に大きく寄与したソルだがその初期の
作品集は珍しい。

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