クラシック輸入盤・新譜情報/グッディーズ

コメントはメーカー案内書より抜粋です。お問い合わせ:goodies2@pc.highway.ne.jp

09-02 No.3-2

2009年02月01日 15時21分50秒 | Weblog
<Audiomax>
903 1534-6(SACD-Hybrid) \2850
オランダのチェロ・ソナタ集Vol.1 ――
ペイペル:チェロ・ソナタ第1番/ポンセ:チェロ・ソナタ/ペイペル:チェ
ロ・ソナタ第2番/エッシャー:ソナタ・コンチェルタンテ
ドリス・ホッホシャイト(チェロ)、フランス・ファン・ルート(ピアノ)
20世紀オランダの3人の作曲家、ヴィレム・ペイペル(1894-1947)、ルクトール
・ポンセ(1914-1998)、ルドルフ・エッシャー(1912-1980)のチェロ・ソナタに
スポットライトをあてたチェロ・ソナタ集。
ペイペルは1919年頃から無調音楽を用いるようになっており、作風が変わる直
前に作曲された「第1番」と、完全に調性を捨てずに無調音楽との融合を目指
した「第2番」の両作品を聴ける。20世紀オランダのチェロ作品のみを紹介す
る興味深いシリーズである。




<Cobra Records>
COBRA 0025 \2300
ドヴォルザーク:
ピアノ三重奏曲第4番ホ短調Op.90《ドゥムキー》/同第3番ヘ短調Op.65
オシリス三重奏団〔エレン・コーヴァー(ピアノ)、ヴェスコ・エシュケナジ
ー(ヴァイオリン)、ラリッサ・グレーネフェルト(チェロ)〕
1988年の結成以来数多くのオランダの音楽賞に輝き、2005年からはアムステル
ダム・コンセルトヘボウ管弦楽団のコンサートマスター、ヴェスコ・エシュケ
ナジーをヴァイオリン奏者に向かえさらにグレードアップを遂げたオシリス三
重奏団。
ドヴォルザークの名作「ドゥムキー」では、エシュケナジーのヴァイオリンが
時に優しく、時に物悲しく表情を変えながら訴えかけてくる。コーヴァーのピ
アノが発するほどよい主張、グレーネフェルトの豊かな低音がエシュケナジー
の存在感とブレンドすることにより絶妙のアンサンブルが生まれている。




<Passacaille>
Passacaille 9513 \2300
ヘンデル:
《水上の音楽》組曲第1番ヘ長調HWV.348、
同組曲第3番ト長調HWV.350、同組曲第2番ニ長調HWV.349
テレマン:水上の音楽
パウル・ドンブレヒト(指揮)、イル・フォンダメント
1989年に結成されたイル・フォンダメントは、古楽系オーボエ奏者としても著
名なパウル・ドンブレヒトが率いるベルギーのピリオド・オーケストラ。
"水上の音楽"と題されたこの録音には、"ヘンデル"と"テレマン"の「水上の音
楽」をカップリング。瑞々しくストレートなサウンドと丁寧な演奏はさすがイ
ル・フォンダメント!1995年7月の録音。




<Globe>
GLO 6063 \1880
カッツ:朝の乙女たちと歌曲 ―― 愛の歌/朝の乙女たち/宗教歌曲
カメラータ・トラジェクティナ
詩人としてオランダの文学史に名前を残し、ホラント州の要職にも就いたとさ
れるヤコブ・カッツ(1577-1660)の歌曲集。
カメラータ・トラジェクティナは中世-17世紀オランダの音楽を取り上げ続けて
いるヴォーカルと古楽器によるアンサンブル。




<Musiques Suisses>
MGBCD 6263 2枚組 \4600
ズーターマイスター:歌劇《ロメオとジュリエット》
アドルフ・ダラポッツァ(テノール)、ウルスラ・コシュト(ソプラノ)、
ハインツ・ワルベルク(指揮)、
ミュンヘン放送管弦楽団、バイエルン放送合唱団、テルツ少年合唱団、他
ミュンヘンではカール・オルフに師事した20世紀スイスの作曲家ハイリヒ・ズ
ーターマイスター(1910-1995)。
ピアノ作品や協奏曲、オペラの作曲家として知られ新古典主義を掲げたズータ
ーマイスターの代表作が、カール・ベームの手で初演されたこの「ロメオと
ジュリエット」。
指揮者のワルベルクやミュンヘン放送管、バイエルン放送合唱団など演奏者陣
も大作に相応しく実力者が揃っている。

MGBCTS-M 115 2枚組 \4600
2007年に世界初演が行われたスイスの音楽 ――
ジャギ:トリーブ/スクリュプチャク:イニシャル/ジンマーリン:クエリス
/ゴーディベール:ワンダーランドの中で/グブラー:RIT/ゲーザー:ツァ
イト/ブランク:ダンス・ランスタン/ダイアー:D'un amour lance/フー
バー:ヴィダ
デイヴィッド・スターン(指揮)、
バーゼル室内管弦楽団、マルコ・アンギウス(指揮)、
ローザンヌ室内管弦楽団、サクソフォン四重奏団XASAX、他
現代スイスの大御所クラウス・フーバーを筆頭に10人の作曲家たちの新しい作
品を収録。現代のスイス楽壇の最先端とも言える音楽が並ぶ。




<Centaur>
CRC 2968 \2080
ドビュッシーへのオマージュ ――
牧神の午後への前奏曲(ハイミ編)/帆/アナカプリの丘/さえぎられたセレナ
ード/亜麻色の髪の乙女/沈める寺/ヴィーニョの門/ヒースの茂る荒れ地/
月の光がふりそそぐテラス/水の精/カノプスつぼ/花火/グラナダの夕暮れ
/金色の魚/水に映る影/喜びの島/美しい夕暮れ(ベルコヴィツ編)
エリック・ハイミ(ピアノ)
10歳でボルティモア響にソリストとして招かれ、15歳と19歳の時にはワシント
ン・ナショナル響とも共演を重ねてきたエリック・ハイミ。現代アメリカでも
有数のラヴェル弾きとして国際的な名声を得たハイミの"オマージュ・シリー
ズ"からドビュッシーが登場。
色彩感豊かで繊細な音楽をここでもハイミがじっくりと描ききっている。ちな
みに使用ピアノはシュタイングレーバー&サンズのモデルE272。あのカツァリ
スも数種の録音で使用したドイツのピアノである。

CRC 2895 \2080
グリーグ:ピアノ作品集第8巻 ――
3つのピアノ曲EG.105/ノルウェー民謡集Op.66/ノルウェー民俗舞曲Op.72
アントニオ・ポンパ=バルディ(ピアノ)
1998年の「クリーヴランド国際ピアノ・コンクール」最高位受賞、1998年の
"ロン・ティボー国際コンクール」第3位入賞、2001年の「ヴァン・クライバ
ーン国際ピアノ・コンクール」では銀メダル獲得など輝かしい実績を持つイタ
リアのピアニスト、アントニオ・ポンパ=バルディのグリーグも第8集。北欧
の音楽からどことなく地中海のエッセンスが漂う。

CRC 2909 \2080
ブラームス:ヴィオラとピアノのための歌曲とソナタ ――
まどろみはいよいよ浅くOp.105-2/セレナードOp.106-1/ヴィオラ・ソナタ
第1番ヘ短調Op.120-1/同第2番変ホ長調Op.120-2/ヴィオラ・ソナタOp.78
《雨の歌》
レニー・シュランツェ(ヴィオラ)、
ジョン・デイヴィッド・ピーターソン(ピアノ)
イーストマン音楽院、ニューイングランド音楽院で研鑽を積んだアメリカの
ヴィオラ奏者レニー・シュランツェのブラームス・アルバム。ヴィオラなら
ではの味わい深い響きで聴く「雨の歌」や「歌曲」の渋さがこれまた良い。

CRC 2942 \2080
オーボエとコントラバスのための作品集 ――
ゴップルルド:飾り模様/コンスタンティニデス:ディアローグ/モンズ:
2つ踊り/サンドスIII:ミニッツ・インプロヴィゼイション/クリアーフィ
ールド:3つの歌/ゴップルルド:ラムボイド/ナイジェル:バッドタイム・
ストーリー/ゴップルルド:イット・テイクス・ツー/マン:カンツォーネ
・ヴェッキオーネ
カリー・ヴェッキオーネ(オーボエ&イングリッシュ・ホルン)、ロルフ・エ
ルダール(コントラバス)
"オーボエ"と"コントラバス"のデュオ。なかなか普段はお目にかかれない編
成ために書かれた作品を集めこのレーベルらしい一風変わった室内楽作品集。
オーボエの瑞々しい音色とコントラバスの安定感のある低音が意外とマッチ。
管弦楽器のアンサンブルに新たなジャンルを打ち立てるかも!?

CRC 2957 \2080
ディーセンドラック:《バベルの塔》より 音楽理論、合意**/オン・ザット
・デイ#/弦楽四重奏曲第2番《バベルの夢》+/ハウ/フィール*
ドナルド・ベルマン(ピアノ)、スコット・クルックスダール(チェロ)**、
チャド・メリガン(ピアノ)**、ライオンズ・ゲート・トリオ#、
プロ・アルテ四重奏団+、ジル・ローズ(指揮)*、
ボストン・モダン・オーケストラ・プロジェクト*
ローマ賞、クーセヴィツキー財団賞、アイヴズ賞を授与されてきた作曲家タマ
ール・ディーセンドラックの作品集。ピアノ・ソロからオーケストラ作品ま
で、ディーセンドラックのアイディアが駆使されたモダンな5作品が収録。

CRC 2903 \2080
CDCMコンピューター・ミュージック・シリーズVol.36-サウンド・コラボレー
ションズ ―― No.7/メインの捨てられた湖/男と月/煙/雑音の縁/山の風
アラン・オッテ(ジリ)、アラン・バーン(アコーディオン)、
リック・バンメーター(サクソフォン)、電子音楽による演奏、他
コンピュター・ミュージック・シリーズの第36集では、アコースティック楽
器と電子音楽の融合がテーマ。




<Retrospective>(Retrospectiveはレーベル・オフィシャルのCD-R盤となります)
RTS 4116 2枚組 \2080
ポール・ロブスン-オールマン・リバー ――
オールマン・リバー/ロンサム・ロード/アイ・スティル・スーツ・ミー/
スティール・アウェイ/ジェリコの戦い/ウォーター・ボーイ/揺れるチャ
リオット/ディープ・リヴァー/まるでばらのように/故郷の人々/ケンタ
ッキーの我が家/ロッキン・チェア/行け、モーゼよ/レイジーボーンズ/他
ポール・ロブスン(バス・バリトン)、
ヴィクター・ヤング&ブランズウィック・コンサート・オーケストラ、他
ニンバスが供給する新シリーズ"レトロスペクティヴ(Retrospective)。20世紀
前半、1920年代-50年代にかけて当時のポピュラー・アーティストたちが収録
した貴重な音源の復刻がスタート!
1989年にアメリカのニュージャージー州で生まれ、人種差別と高いながら自由
と平和の歌声を発信し続けたバス・バリトン歌手ポール・ロブソン。その懐の
深い歌声で聴く「オールマン・リバー」や「ケンタッキーの我が家」からは安
心感や安らぎを覚える。1925年-1945年の録音。

RTS 4118 2枚組 \2080
トニー・マーティン-アイ・ゲット・アイディア ――
アイ・ゲット・アイディア/マナクーラの月/ディス・メイ・ビー・ザ・ライ
ト/9月の歌/国境の南/ヴィオレッタに捧げし歌/トゥナイト/フールズ・
ラッシュ・イン/ドンキー・セレナーデ/タブー/フラミンゴ/メイク・ビリ
ーヴ/テネメント・シンフォニー/ビギン・ザ・ビギン/ウォーク・ハンド・
イン・ハンド/他
トニー・マーティン(バリトン)、
アンリ・レネ&ヒズ・オーケストラ、
ヴィクター・ヤング&ヒズ・オーケストラ、他
アメリカのオークランドで生まれ、バリトン歌手、サクソフォン奏者、ヴォー
カリスト、俳優として活躍したトニー・マーティンの録音集。ウォーク・ハン
ド・イン・ハンド(Walk Hand In Hand)は当時の全米ヒット・チャートにラン
クインした名作。1936年-1956年の録音。




<Nimbus>(Nimbusはレーベル・オフィシャルのCD-R盤となります)
NI 7701 \1700
ショパン:
アンダンテ・スピアナートと華麗なる大ポロネーズ変ホ長調Op.22、
ピアノ・ソナタ第3番ロ短調Op.58
リスト:ハンガリー狂詩曲第2番、ピアノ・ソナタ ロ短調S.178
シューラ・チェルカスキー(ピアノ)
1995年の没後も根強い人気を誇るウクライナ出身の名匠シューラ・チェルカス
キー。ヨーゼフ・ホフマンの流れを汲むチェルカスキーが弾くショパンとリス
トの"ロ短調ソナタ"。
"音の魔術師"、"ピアノの魔術師"と呼ばれたチェルカスキーが、異名の由来を
自身の演奏で説明してくれる。1985年6月&10月の録音。弊社初紹介。

NI 7704 \1700
メンデルスゾーン:
カプリッチョ イ短調Op.33-1/ロンド・カプリチオーソ ホ長調Op.14/前奏曲
とフーガ第1番ホ短調Op.35-1/練習曲第2番ヘ長調/前奏曲とフーガ第5番
ヘ短調Op.35-5/スケルツォ ホ短調Op.16-2/無言歌集より/厳格なる変奏曲
ニ短調Op.54/7つの性格的小品Op.7/ピアノのための小品第2番
マーティン・ジョーンズ(ピアノ)
コルンゴルトやグアスタビーノからブラームス、ドビュッシー、ラフマニノフ
など、凄まじい量のレパートリーを持つニンバスの看板ピアニスト、マーティ
ン・ジョーンズ。
メンデルゾーンのピアノ作品全集からのハイライトは、「無言歌」を中心とし
たプログラム。1972年-1979年の録音。

NI 7703 \1700
グレインジャー:ピアノ作品集 ――
ストランド街のヘンデル/婚礼のララバイ/カントリー・ガーデンズ/ダウラ
ンド-いまぞ別れの時か/J・S・バッハ-羊たちは安らかに草を食み/ガム・
サッカーズ・マーチ/わたしのロビンは緑の森へ/岸辺のモリー/スタンフォ
ード-マーチ・ジグ/ロンドンデリーの歌/チャイコフスキー-ピアノ協奏曲
第1番の冒頭部分/R・シュトラウス-歌劇《ばらの騎士》より ランブル・オン
・ラヴ/コロニアル・ソング/シェパーズ・ヘイ/ウッドストック・タウンの
近くで/モリスもどき/ザンジバルの舟歌/子供のマーチ/わたしのジョンよ、
もう一日/ダオメーにて
マーティン・ジョーンズ(ピアノ)
「リンカンシャーの花束」などの吹奏楽作品や、民族音楽を取り入れた傑作の
数々で人気の高いグレインジャーの作品をマーティン・ジョーンズが弾く。オ
リジナル作品だけでなく、グレンジャー編曲によるチャイコフスキーのピアノ
協奏曲第1番冒頭部分を加えるなど、プログラミングのセンスも高い。
1989年4月&5月の録音。

NI 7702 \1700
ドビュッシー:ピアノ作品集 ――
月の光/パスピエ/雨の庭/水に映る影/仮面/そして月は荒寺に落ちる/
グラドゥス・アド・パルナッスム博士/雪は踊る/ゴリウォーグのケークウォ
ーク/レントよりおそく/雪の上の歩み/西風の見たもの/亜麻色の髪の乙女
/沈める寺/ミンストレル/ラヴィーヌ将軍/カノプスつぼ/花火/アルペッ
ジョのために/和音のために
マーティン・ジョーンズ(ピアノ)
メンデルスゾーンと同じく、ドビュッシーのピアノ作品でも全集を完成させた
マーティン・ジョーンズ。全集からの抜粋となるドビュッシー・アルバムでも
「月の光」や「亜麻色の髪の乙女」、「沈める寺」など聴き応えは十分。
1988年4月-10月の録音。




<Cybele>
Cybele 960.209 \2300
DEGEM-CD9 ―― オルフェウス400-20のエレクトロアコースティック作品集
電子音楽による演奏
ドイツ電子音楽作曲家協会(DEGEM)に所属する作曲家たちの作品集"DEGEM"。
第9巻はシュテファン・フリッケのコンセプションによるもの。

この記事についてブログを書く
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 09-02 No.2 | トップ | 09-02 No.3-1 »

Weblog」カテゴリの最新記事