【十夜 夢想】 から
何処かに、何か、大変な何かが隠れているに違いないんだ。じゃないとここまで執拗に攻めかかるわけがないっ。それも随分と子供じみている。
警察がだ。後ろめたさ指し示す相手の焦りの色は、私自身に「自分を信じ通せ」とする確信を形で見せ付けてくれた。
必死になって歳月を巻き戻そうとした。
考えるだけだと知らず知らずに安易な方向へと逃げ、楽したい思いへと逸れていく。
だから書いてった。
声掛ける「シゴトスンダノ」沓手鳥仕舞う切っ掛け湯呑み酒瓶
世界遺産に散った女性が私に残してくれた、
「書いていいかも」
この“描写”
投稿しなければなりません。何回かには分けますが・・・
そして最後の最後に、卑しくされた黄白の流れとなるんですが、これについては書きません。穢したい人に材料を与えたくないから。
(くつてどり・ホトトギスの異称)
安全圏に逃げていた。そこから逃げたいとした記憶の喪失の中にこそ、真相も尊厳も未来も何もかもが・・・
“あなたは何処に~”
誠しやかに生きてしまった、この面の皮を剥ぎます・・・
打たせ湯の喪屋穿つ靄今日の月