事実は映画よりも奇なり

乳がんで余命2週の告知もキリスト教の27歳の裏千家師範は延命薬で百八夜を内鍵付きの病室にて戦うも・・・

向こう正面

2010年06月04日 08時33分42秒 | 朝顔 「椿灰」 

 【十夜 夢想】 から

月末あたりから毎夜のように動物園で食い殺され続ける悪夢にうなされ寝汗が酷かったせいか昨日は風邪で丸一日寝込んでしまいました。

熊本は阿蘇ファームランド前に私の山小屋というか、荒屋が建ちます。
真ん前すぎてストリートビューではランドの正面玄関へとカメラが入ってしまい、屋根しか見えません。
バス路線を映し出しているらしいビューです。
が、この屋根さえ上空写真では道路の地図記号で隠されている。

ランドで野外コンサートが何度か開催された時、ステージの右奥に道路を一つ隔てただけの位置にてズーッとテレビに映し出されておりました。
恥ずかしかったし、申し訳なかった。
道路沿いはワインレッド(建設当初)の壁です。
阿蘇五岳側に回ると「ジャングルジム」だと新築時から形容された屋根裏部屋まで三階建ての丸太と木造の建築です。
物置に至っては工事途中でストップされた状態のまま、二十年が経ちます。
二十年前といえば、そう八王子抗争が春にありました。

その年、九月十五日に御山を下りて福岡に帰る時、車の後部座席に積んだ荷物だけで何も持ち出せなかった。
壁を埋め尽くしていた本も、桜に紫檀の家具も、電気製品に洋服さえも何ひとつ。
その数ヵ月後に二回ほど登りましたが、トラブッただけの情けなさです。
検察に二回呼び出された折に寄りました。それっきりです。
この時には家に残さざるを得なかった金目のもの全て盗難に遭っていました。被害届は出しましたが。

この山小屋は、彼女の十三回忌過ぎれば私は御山を下り、後はグリーンヒル南阿蘇の管理事務所としてだけの物件となるはずだったのです。
が、小中学校長夫妻を始めとして自治会どころか村役場に警察までもが暴力団色に染まり、挙句の八王子抗争です。

懲戒請求とした検察官は辞職された。

後の連中はのうのうとしている。弁護士さえも。

建築時に自治会と契約した代金も、私は受領していない。

地域社会は守りぬけて自負する折れない心が私を支えているが、山小屋の扱いでは後には引けない。

暴力団に負ける自分をも意味する幕引きにはできない。

山の人たちも分かっているから、私には面と向かっては何も言えないで居る。

今の私の住所なんて、この時から教えているのに。

さて・・・