事実は映画よりも奇なり

乳がんで余命2週の告知もキリスト教の27歳の裏千家師範は延命薬で百八夜を内鍵付きの病室にて戦うも・・・

五月の母 01-16

2011年05月16日 00時01分06秒 | 介護   

0516

体重、先週よりマイナス200グラム。いかんなぁ~
って、、、こんなグラム単位の話は良く聞きますが、風呂と食事で簡単に2000グラムは増減する身はどう判断したらいいんでしょうか。

 

 

0515

テーブル上に「眠前薬」 眠る前に飲む薬が置いてあります。
ぷるぷる震える右手一本しか使えない身体。起き上がれないし寝返りもうてないし腰を90度以上深くにも曲げられないから何かを取りたくても大変だし、、、
何もかもが一人で何処まで出来るのか出来る可能性があるのか探求から練習の毎日毎日なんです。
薬の袋を片手でもハサミを使って切り、服用できるように看護師さんがいろいろ考えてくださいます。

ただいま。

19:54 from ついっぷる/twipple 
母と子の空中殺法。トイレの巻。。。
(手がびしょぬれの図) 
「お尻を(便座に)つけるまで待たんね」 
「待たれん」

23:52 from ついっぷる/twipple 
わたしが母をどう思っているのかではないっ。大切なのは、母が如何に考えてここまで育ててくれたのか、、、です。応えるのが子供なんじゃないでしょうか。

 

0514

桃井かおりさんを見舞いで遠方より来る久々の出会いなのに丁重なる挨拶からざっくばらんな会話も小粋に終始され、ササッ、、、引き取られる老夫婦あり。
病院に見舞う極意でした。

少しして、、、
看護師 「はい、なんでしょうか?」
かおりさん 「(ナースコール) 触ってもいません」

かおりさんには大概落ちが有る。
いや、みんなが不安定。

 

 

 

0513

清閑なおばあちゃんと桃井かおりと病にて眼を悪くされたお姉さんと、食っちゃ寝のばあさんにおっつあん。

おばあちゃんの「子供は四人」との身の上話は昨日も聞いたはず、、、
「へえ~っ」 またまた感嘆された。「若い人って良いですねぇ、、、うっふぅん、、、」 
「いま何時ですかぁ」
大口空けて寝ている、、、と思うが油断できないばあさん。
車椅子で遊んでるおっつあん。

とある病室の昨日でした。

 

 

0512

ふと、「母」って漢字の使われ方が気になる。原動力。必要は発明の母。母なる大地。母子。聖母。慈母。父母。母性。母国。母型。重なり合う。何だろう。真なる病室。魂たる真相。日毎夜毎で目にして欲しい、みせてあげたい。日毎の・・・母、夜毎の・・・道 朝顔 (日々更新) - 事実は映画よりも奇なり   via ついっぷる/twipple

 

ただいま。
20:09 from web 
母子漫才。。。
奈良漬けが繋がっていたくらいで箸を止めるなよ。傷つくだろがぁ。手で切ってあげると、、、
「汚い」 
「食べんとね」 
「もう要らん」

 

 

0511

退院後に何処に住まわれるのか優しき身の振り方で最も覚えてるのが、
「お母さんのお好きなようになさってください」 の類。
耳安い会話に終始される御家族です。
肝心なのは、この家族が帰られた後。
おばあさんには安堵感よりも・・・・・

おばあさんは知っている。
トイレ介助できるかな、頼める家族かな、、、と。
される方も、してくれる方も・・・・・

魂が、、、まだ見えない。

 

ただいま。

母の病院では夜勤でさえもナースコール一発で飛んで来てくださり、おしっこさえもトイレ介助してくれます。
ありがたいことです。
が、、、これって普通ではありません。
おしっこどころかウンチさえも「おむつ」を無理強いさせ、朝まで放置って病院、、、多いらしい。
現に、、、他の病院で味わわされちまった。
尊厳は踏みにじっていいのでしょうか。

 

0510

脳梗塞等の後遺症からリハビリを終えて自宅に戻られる患者を介護されるご家族に。
後遺症の程度の差は人それぞれでしょうし、病院側も退院前に受け入れる自宅の環境等が介助に適するのか、手すりやら段差から助言に検分もされる。
それに基づいてリハビリも何処に重点を置くかの予定が組まれます。入院期間に制限があるからです。
その日がくれば否応なく退院しなければならないんです。
母にしても再手術後に転院したリハビリ主体の現在の病院では退院しなければならない日時は決まってた。
問題視されるのは退院後の行き先。
居宅介護を支援されたり色々なサービスも充実している社会に見えます。
しかし24時間で専門職の方達に常駐を頼める裕福な家庭は少ないでしょう。
昼間は支援を受けられても仕事で不在でも、夜は疲れてたって “介助、片付け、介助、片付け・・・・・合間で自分の事、それも繋ぎ合わせなければ段落にならない時間割が毎日” の生活です。
大切なのは、受け入れる家族に気持ちと同じく “介助の心得の有無がお有りなのか” 
その時になって、「こんなハズじゃなかったのに」
良かれと思った行為の重さ・・・

杖に車椅子の扱い方に特性、風呂やら食事は手の空いたときで許してくれてもトイレの介助の仕方、床ずれ防止、寝かせ方、、、、、、、、患者の精神面、、、、、
受け入れる側にも患者の入院中に、介助のイロハから御自分の気持ちの作り方、片付けのたびに初心に切り換えるを学習されたら如何でしょうか。。。
きれいごとではないし継続できる力には素材に努力が必要です。
何らかの事故などにて再入院、、、多いみたいです。それも重症化しての。。。

 

ただいま。

母子漫才より、、、
「今朝、血を吸われた(採血)」
「あらま楽しそうだこと」

 

08:34 from ついっぷる/twipple  静岡徳洲会病院 看護部
RT @shizutokukango: 「看護支援相談室便り」を更新しました!→http://bit.ly/eZ2urP

 

 

0509

片膝立てておいて、両足が同じように足枕に乗らないのを、、、
「長さが違う」 だとさ。。。

おはようございますっ。好い天気、博多ですっ。。。

 

ただいま。
桃井かおり似おばあさんのお顔、、、とうとう見てしまいました。
・・・・・
「おいしいィー」

 

 

「おやすみ」 少なくても二回は病床の母に言い直して帰路につく日々が続きます。多いときには五回、行きつ戻りつ、後ろ髪を引かれる夜が訪れます(実際には髯坊主なんですが)。。。あの娘が大学病院に搬送されたのもGW明けでした。ここから108夜を闘ったのです。二つもの夜、否応なく重ねて via ついっぷる/twipple

2011.05.09 20:11

 

20:24 from ついっぷる/twipple  
病院スタッフは博多弁丸出しです。こんなに強烈だっけと驚きました。参った。。。が、生命を預かるマネキンではない現場の重さが、、、そこにはありました。看護師さんは母の次に、恐い。

22:37 from ついっぷる/twipple 
母の大腿骨の再手術は3月31日。昨日その傷跡を見たんですが20センチほどの縫い目はうっすらとしてるだけなんです。フランケンシュタインみたいに盛り上がってもいなかった。すごい技量。これじゃ思い出がぁ完全に消滅しちゃう。

 

 

0508

再手術した「右外傷性大腿骨頭壊死」では腰を90度以上とか深くには曲げられない。右足の膝自体も同じで内股と合わせて生涯で気を配らなければならない。
脱臼の恐れがあるから。
またまた再手術なんてなったら、、、それこそ。。。
物を取ろうとした時。左向きに寝た時。起き上がる時。数え上げられるものではない。
日常生活そのものに細心の注意を払わなければならない余生です。
心身ともの苦しみ痛みとは無縁で、、、大往生してほしい。

 

ただいま。
22:56 from ついっぷる/twipple 
骨と皮だけの手の甲に私の爪が当たって、
「痛かぁ」
猫みたいに ペロペロ 舐める。。。

体重 42K 元に戻りつつある。良かった。あと1K、頑張ろう。

 

21:47 from web 
母の日のプレゼントを子供たちからもらった桃井かおり似に声はのおばあさん。
「うわぁぁぁつ」 
「うれしいなぁ~」 
「うれしいな」 
「ありがとぉお~」 

、、、が、今日は、誰も訪れる家族なきおばあさんが、、、かわいそうで、、、気掛かりで、、、

 

 

0507

「帰りたい」 
・「帰るよ」 
・・「帰らな」 
・・・「帰ろう」
帰るコール連発。
「タクシー呼ばんね」
顔を真っ赤もクシャクシャな泣き声で、、、
廊下でリハ室で病室で、、、
まるで私が泣かせたみたいに。。。
看護師さんが声を掛けてくれると(帰れるようになるには、と)全く違うことを言い出す。
杖がどうのこうのと。四本足の、、、どれが良いのかと。
(帰るためには歩けないといけないから、と)
白い目で見られた私が泣きたかった、数分前の日の母です。
端折るなっ!

おはようございます。

 

ただいま。

19:49 from ついっぷる/twipple 
例の桃井かおり張りお婆さん、街中で倒れているところを 「湖月堂」 の方に助けられたそうです。
私からも、、、「ありがとうございました」

20:11 from ついっぷる/twipple 
母子像漫才から。 
「トイレ行くね」 
「行っとって良いよ」 
「するのはアンタよ」

20:15 from ついっぷる/twipple 
母子像漫才、トイレの巻。 
「何しに来たとかいな」 
「おしっこやろ」 
終わったあと黙って立とうとしたのを見て 
「拭いとらんやないね」 
「あんたが悪いと」 
・・・・・?

21:38 from web 
お年寄りを見舞う家族・他にお願い。。。微笑ましき家族愛でも通過儀礼でも貴方方の想像以上に、患者の体力の消耗は激しいみたいです。貴方方が帰られた後、ぐったりされたり寝こむ患者さん多い。お年寄りの顔色の変化・表情・姿勢・相手の立場などにもっと注意を払っていただければ幸いです。


0506

病室に着くと、、、寝ていた、、、はず。
が、、、パッ、、、目を見開くと、、、
笑いながら何かパクパク言い出す。
こんな時はロクな用件ではありません。
身の回りを片付けて徐に聞いてやると、、、
案の定。
「ダイエーに行って羊羹を買ってきなさい」
聞こえない振りして 「やぶれまんじゅうね」
お使いは何回溜め息に抱擁されたことでしょう。
が、破れ饅頭がどんなものやら買いに走らされることを考えれば楽でした。
羊羹くらい知っている。

食べ終えたら、
・・・・・
それも自分で揉み出すんです。あからさまに、、、
仕方なく、「なんね、足を揉んで欲しいとね」 投げかけるしかありません。
と、頷く。。。
で、「自主トレは夕方から」 と続くのでした。。。
、、、昨日はホントにホントーに疲れました。

 

ただいま。

そこのバァちゃんの叫び。
何時もとは違う薬がテーブルに用意してあったのを見て、
「これなんね、なんの薬ね、、、あたしは飲まんよ」

20:01 from ついっぷる/twipple 
今日の桃井かおりばりのおばあちゃん。お嫁さんの見舞いでたっぷりの優しさに満たされ、帰られたあと、亡き御主人の遺影(多分)に、
「パ~パ~ しあわせだよ~ 」

 

 

0505

どこで買ったのか、小さなマットを敷いた。
「滑るから危ない。使えんよ」
何度も言った。
勝手に捨てても機嫌が悪くなるのは、、、せいぜい数日だったのに。

元来のパーキンソン病に、その2005年の足を取られての「右外傷性大腿骨頭壊死」・・・母(原点) 【気】  - 事実は映画よりも奇なり となるのです。

その時 「ドスン」 鈍くて大きな音がしたので数秒で駆けつけた私です。
マットの件は、、、互いに、言わない。言えない。
母と私、それぞれに秘する胸の中。。。

左半身不随の脳梗塞後遺症をも患い現在のリハビリです。

内蔵は何処も悪くありません。食事も普通で良いんです。

 

 

0504

「貧乏して育てとうけん親の気持ちがよー解るんよ」
その子供さんたちがこのおばあさんを呼子までイカを食べに連れだされた。
おいしかったそうだ。
お孫さんからは初月給でメガネケースをプレゼントされたらしい。

聞こえてきた会話に顔をクシャクシャにして泣き出した昨日の母です。
その泣き顔からテーブル上の何々を 「食べる」 いきなり笑い出して命令を下すのです。
ちょっと戸惑います。

 

ただいま。
病棟の声は桃井かおり、、、いいなぁ。
朗読劇。
聞き惚れます。
お顔は見ないように心がけてるが果たして何時まで・・・

20:38 from ついっぷる/twipple 
目を悪くされた入院患者さんから ずっと 「おにいちゃん」 と呼ばれている。。。うれちぃ。。。私より若い女性です。みんな病院に行こう、、、
20:59 from ついっぷる/twipple 
「荷物運びを誰も手伝ってくれない、おばあさん」 車で数十分のところにはご主人から子供たちが何人も居られる田舎のお百姓さんなのに。そのご主人のところに、、、帰られるのに。。。車椅子で何回も何回も往復して運ばれたらしい・・・(私は居なかった)

 

0503

このところ私との二人だけで自主トレに励んでくれます。病棟内の廊下に取り付けられた手すりやら食堂の椅子で。
計画された病院側のリハビリは一日に二回あります。一回は40分間なんですが物足りないらしい。
自分から積極的に私を急かすのです。
「身体を支えんでいい」 とか椅子選びから車椅子の位置まで細かに指示を飛ばします。
この1時間20分で一日が“終わる”のが歯がゆいのだ。


0502

ただいま。
母の環境、完璧。
昨日までにも増して明るくなった。
笑顔から鼻血の固まった家庭ごみが陽光に零れ落ちる。
よかった、よかった。ありがとうございました。
なのに、、、病院側の御苦労から配慮から何から何までを、、、
数時間後、、、

19:54 from web 
なのに、数時間後、、、困りん子。三重苦に病床の母に苦悩の色が滲む。長女に、、、全てを預けたのに、、、してくれない。と、、、車椅子で頬杖。まるで私が苦しめたかに世間様には映る、、、困った。

 

0501

踵の床ずれは治りました。

病床では環境に大きく影響されるお年寄りです。
患者は勿論のこと家族の気持ちの持ちように快気も祝いなりで明日が掛かっている。
何処かに陰は必ず、、、有る、、、芽生える。
それを、、、切っ掛け、動機、理由を読み取れるやいなや。

すぐさま動く。
今まで何処を如何に歩んだのかと、
今こそ、、、今日の為に生かされたんだ、、、と。。。

 

ただいま。

ある女性の、愚痴かな? いや、希望、、、失わない心、大切。。。
「おトイレがこんなに辛いものだとは思いもしなかった。元気な頃にはなんともなかったのに」
「さっき行ったでしょ、と、(介助を頼むスタッフに) 言われるのが一番辛い」
「行きたいものは行きたいのにね」

(何ヶ月も以前から顔見知りだった、私より若い女性との始めての会話から)

・・・星になってあげたい。。。

 

 

19:41 from ついっぷる/twipple 
とある病室における見ず知らずの母子像から。
「あんた卵巣はもう要らんけん切除してもらおうか」
「なんでね」
「いや向こうの病棟の看護師さんたち若くて可愛い子ばかりやけん」 
「ばかちん。恥ずかしかぁ。もう明日から来んでよか」

20:14 from ついっぷる/twipple 
おばあさんは国の宝、って言われますが、、、本日またまた素敵なおばぁちゃん発見なう。なうなう、なのにおじいさんでは影も形も、、、ありまへん。。。わても性転換しようかしらむ。。。
20:24 from ついっぷる/twipple 
私の一人娘が幼かりし頃、風邪で鼻を詰まらせたので自分の口で吸い取りました。同じです。母は子供に戻っていくのです。ウンチさえ鼻水さえ可愛く、、、なっちゃうんです。。。吸い取るのは、、、勘弁。
20:31 from ついっぷる/twipple 
幼な子が鼻づまりで苦しんでるんですよ、テイッシュには出しますが吸い取ってあげられないってのは、、、わたしは、おかしい、、、と思う。それでいて、、、69、はできるの、、、?
20:40 from ついっぷる/twipple 
病床の母の本日の「おやつ」は、松露饅頭・バナナ・白菜漬け・キュウリの漬物・チョコレート・もずく酢・ごぼう畑・梅干。。。豪華食い合わせ。

 

 

 

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母(原点) 【気】  - 事実は映画よりも奇なり

 


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