事実は映画よりも奇なり

乳がんで余命2週の告知もキリスト教の27歳の裏千家師範は延命薬で百八夜を内鍵付きの病室にて戦うも・・・

五月の母 17-31

2011年05月31日 20時31分48秒 | 介護   

0531

30日は美容師さんが病院に来てくれる日でした。

わずか10分遅れてるだけで、
「死にたいと。。。死なせて。。。」
もう大変。顔も真っ赤に泣き出して、、、
「こんなこと(リハビリ)しても治らん。。。」
、、、大泣き、、、

私は手鏡を持って、ウロウロ、、、
耳はどうの、、、後ろはどうの、、、
ボソボソ、、、ぼそぼそ、、、

「かわいくなった」
みんなに言われて、、、ご機嫌。。。
もう笑った。

「こんどは歯医者に行かな。予約する。先生に聞いてきなさい」

「退院してからにしてください」
言われても、
スコールの通り過ぎた顔色は鮮やかに受け流してくれた。

 

 

ただいま。
今朝ほっけ焼いたんですが失敗なう。
だって酒呑めないから。
ってんで夜もほっけ。

 

病院側には意見を申し述べました。
看護師さんも偉い方を選ぶ嫌らしさではなく、苦手としている長長さんに。
つまり、妻な正しさの方に。
内容も推測は省いた結論だけ。

「おむつの実態を引き取る家族には説明されないのですか?」

説明します、との答え。
奥さんは知らないのでは、と私は付け加えた。
これ以上は他人様の領域。出しゃばらない。

おわり。。。

 

数回でも連載は疲れる。
来月からは(リハビリ中に空いたベッドでの)白昼夢と母子漫才にしましょう。

あれっ、これも白昼夢?

 

 

0530

建物が古くったって肝心要はやる気あるスタッフの表情と充実度、そして上司、経営陣。トイレに風呂場。ゴミ捨て場など外周り、陰になる部分。
月に一度は子供たちを連れて会いに行きたいな。
そんな施設、どこかにないのかな。
探してた。
私には何のことやら解らないが変な夢でした。。。

 

ただいま。

「自宅介護では2時間置きのおむつの交換からお尻を拭いての永遠とも思える毎日になりますがお互いに頑張りましょう」
病院の廊下で若奥様と擦れ違う折に何気に話しかけたかったが流石にできなかった。

 

本日の母子漫才。。。
お年寄りのレクレーションとやらでワイワイガヤガヤ老若(療法士)男女が集まってたから、
「アンタ行かんとね」
「バカなこたぁせん。アンタ行かんね」

 

その後、

病床の母(若奥様には姑)に息子曰く、
「おかあさま、薬はまだ飲んでらっしゃるの?」

?????????・・・・・・
今頃聞くことかあ!!!!!!・・・・
空いた口が塞がらないっ、、、
もう少しで怒鳴りつけてやりそうになった。

我慢できそうにない。
あした、病院側に相談する。
“おむつの実態を若奥様に教えるべき” と。

 

 

0529

色とりどりの饅頭が六個、差し入れあり。
ひとつひとつ手に取っては嬉しそうに裏表引っくり返しては眺めている。
やっと一個食べる。
次、、、

「これ半分に切って頂戴。明日食べる」
んで、、、少し先を指して、、、
「あれ捨てて頂戴」

えっ。。。
俺が買ってきたやつじゃん。。。
それもアンタが買ってこいって言った破れ饅頭じゃん。。。

 

 

0528

ソーシャル関係の方に一言。
要介護者を引き取る家族の人格・本心・無知を知りもしないで無闇に褒め上げるものではありません。
尋ねられてもいないのに自分から振るなんて以ての外。
ただでさえ 「家に帰りたい」 「介護してほしい」 心理状態にある患者を殊更に自宅介護へと誘導してはならない。
ボタンの掛け違い、、、怖いよ。。。

 

 

0527

カネに頼る患者、恰好・形ばかりに囚われる家族。
双方で自他に都合を押し付け誤魔化してある。
察してくださいと言わんばかりに、
二進も三進もいかない日まで、
踏み込めないのはお互いに相手が世間が恐いのでしょうか。

家に引き取ってから、おむつの実態を子供が知るどころか夫婦が知る。
汚れたパジャマにシーツはみんな燃えるゴミですか?
これだけではありませんよ。

おばあさんはモノ・カネ、愛想を振りまいて・周囲に媚びて、哀れ・悲しすぎる。

 

 

0526

自宅に帰る患者さんには至れり尽くせりの回復期リハビリテーション病棟です。
看護師さんに療法士さんたち、介護にソーシャルワーカーの方たちスタッフは本当に優しい。
その自宅には、試しの外出も一緒にと計画されます。
部屋から動線のトイレに風呂への段差に障害物の有無に練習もみられる。
手すりが有ったほうが良いのなら介護保険等による補助の制度の説明も。
ここから、退院に向けての最適なリハビリを日程に組み込まれるのです。
・・・・・
行ってきます。。。

 

昼前から19時すぎまでのこの時間帯は昨秋に母が脳梗塞で倒れてからは毎日病院での介助に掛かりっきりでtwitterもブログもパソコンには触れられません。

 

ただいま。
今朝はtwitterのラインが表示されなかったのでそのまま、未だホームには行ってない。規制されたのかな。
いい機会だと考えてtwitter抜きの夜を過ごしながらブログを整理しましょう。
今朝の投稿の続きに入ります。


・・・・・
だが下の世話に関しては一切、決して言葉にはされない。
なぜ? 家族間の問題だからでしょうか。
何故はもう一つ、聞かれないからだ。聞かないからだ。
ここを読み誤り、易しさに他意に自宅介護へと上っ面な浅はかさ、、、
明夜に、家族崩壊に共倒れに招かれる。。。

こうあって欲しい、、、たる願望で限りある病室を流す強がりやら笑い声が虚しい。
患者からも家族からも丸でタブー視されているかのように、話題に上らない面会時間。
恐いのでしょうか。間近に迫る退院を避けては通れないのに。

病院では2時間置きくらいに、おむつの交換と汚れた身体を拭かれる。
ここで始めて汚していた事実を知る患者。
おむつの実態です。

何人もの思春期の子供たちを抱えた若奥さんが出来るお姑さんの介助だとは思えない。
何十年続くのか解らず、寝た切りになる可能性だって捨てきれないのに。。。

それなりに相応しい施設を探し、入られる決断を、、、

 

 

0525

逃げ切れず、とうとう破れ饅頭を買いに走らされました。
思えばよくぞここまで生き永らえたものだったのです。
買えればなんてことない饅頭。
もう親の敵みたいに姿形を脳裏に焼き付けました。
なのに、
一個しか食べず、「おいしくない」
他に求めたのも一個しか。。。
要するにひつまぶしに息子を苦しめて喜んでいるサディストが本性だったのか。

 

ただいま。
焼き飯用として炊くご飯に始めて酒を入れてみました。
ぜんぜん違う。
少しはチャーハンに近づいたかな、とも感じる美味しい出来上がり。
・・・・・今までよりは、、、

20:00 from ついっぷる/twipple 
以前は母でも、倒れてからの病床では女友達として接しています。何十年も見知る母なら折々に嫌な思い出を引き摺る。着替える途中で「おしっこ」と言われ慌てておむつ用のパット(リハパン用とかある、中に充てる大きな吸い取り紙)を手にして押し当てるとバット越しに生温かさが伝わるも友だから出来る

22:02 from ついっぷる/twipple 
50過ぎのおじさんが車椅子にある。いつも食堂でトイレで廊下で看護師さんに迷惑ばかり当たり散らしてばかり。20過ぎのかなりイケメンの息子さんを時々見かける。その時だけおとなしい?今までに発見した恥ずかしくみっともない方達は全て、♂。今日もお一人の認知症のおばあさんと仲良くなれた

22:57 from ついっぷる/twipple 
週に二三度の粗相があります。たまたま今日でした。病院で手洗いしてから家での洗濯機です。最も大切にしているのは後始末で母を傷つけない心配りであり、自身に付いた臭いから感覚を私事に介助に看病疲れへと持ち込まないこと。リハパンだから出来る。おむつでは数時間置きに交換から身体を拭かないと

23:07 from ついっぷる/twipple 
待合室の大きなテレビにも飽きて、、、
「おんなじ・・・」 一言はの文句。
おかき、売店で買い求め、
「あんまり美味しくなか!」 言いつつ、、、
バリボリ、、、喰らってくれた。

23:09 from ついっぷる/twipple 
現世で私を打ち負かせるのは母と一人娘だけ。。。

 

 

0524

介助・介護で最も重大視される要点の一つに「便意の有る無し」が取り上げられます。
無ければ、おむつにしてあげないとどうしようもありません。
母は過去の投稿に何度も見られるように「待ったなし」なんですが、有ります。
だからリハパン。おむつではない。
術後の一時期、数週間だけは止む無く、おむつでした。動かせないので。
それでも直ぐに、「熟れすぎた無花果」 「おさるさん」 になってしまった、お尻なんです。
治りつつありますが、まだ完治というわけではありません。治らなければ、次に来るのが、恐い床ずれ。
だから常におむつが必要な要介護者では大変なんです。
後始末も大変です。
心のケア、臭い、捨て方、おしりの拭き方。そして環境。
これからも粗相はあるでしょう。
そのときこそ、ここぞで求められるのが母子の繋がりであり、細やかな気配りで応えてあげられると考えております。

おむつとリハパンとでは天地の差がある介護です。
こんなはずではなかったでは遅すぎる自宅介護の明日です。

 

20:52 from ついっぷる/twipple 
リハビリパンツが両腰骨あたりでふんどしみたいに裂けて外せるなんて今日まで知らなかった。
脱がせてた今までの辛酸を労苦をどうしてくれる。
縫い目の荒っぽさが気にはなってたんだ。
誰も教えてくれなかった。

 

 

0523

退院後はバリアフリーも小さな子多き大家族での家を新築される潤沢な資金から年金をお持ちならば、、、選択肢の一つとして、ふさわしい施設も考えられたら。。。

 

 

ただいま。
リハビリパンツとは便意の感覚はある母にとって、
「座ったり立ったりの力を入れた時に、チョロッと漏れる事もあったりするオシッコに備えて」
私には、
「上尻の部位を握り締めたら身体を支えられるワコールでは無理なパンツ」

 

21:19 from ついっぷる/twipple 
おばあさんたちの会話から。
「右足骨折。左足も、骨折。真ん中の足も、、、」 
すると別のおばあさん、
「股関節の、、、」 
わたしにはなんのことやらさっぱり。おばあさんも女性ですよね、、、真ん中の足って、、、何?

 

 

0522

病室で敬語を遣い合う親子ってなんなんでしょう。
さりげなく合間に何気に辛辣に、チクチク一刺し一刺しの息子。
丁寧な言葉ゆえの隠された本意に背筋が凍る。

おむつしていることも、
どうやってトイレしているのかも、
知らなかった息子。
いや知らぬ振りか。

退院は来月か再来月の始めなのに。
これが自宅介護、リフォームどうのと話していた数週間前の親子。
どうするつもりだ? どうされるんでしょう?

 

11:01 from ついっぷる/twipple 
帰られた後の病室は一斉に、おむつ交換ラッシュ。
「はい、どうしますか。トイレですか? 交換しますか?」 
「おねがいします。すみません」 
「気にしないでくださいね」 
「ありがとうございます」
こんな会話の遣り取りも実情も知る由もない家族。
お一人になられて触れる優しさ。
寂しさ、、、


そろそろ私たち母子も本筋に戻らねば、、、
【 朝顔 】 にて。。。

ただいま。
本日の心は馬耳東風でした。

20:50 from ついっぷる/twipple 
トイレ談義。 
「しっかり立ってよ」 
「立たんね」 
「立つのはアンタやろ」 
と言ったものの、母は自分の足の不甲斐なさに腹立て自身に命じたのです。瞬時に判断できないで、、、ゴメンね、かあちゃん。。。

 

 

0521

此処、半世紀前には山でした。前の道路はトンネル、地下は石炭採掘の坑道だったのです。
持て余す時間の束は思い出を引き出すのでした。
温かい微笑みだから助かる自分史に散策してくれる病床です。
今日は刺身を持っていくつもりです。良いのがあれば、、、
昨夜も帰りに2割引のを買ったんですが、これは私自身の腹に入れます。
やっぱり、新鮮なのを。。。

 

 

0520

本日の母子漫才。
病室から見える景色に、
「藁葺き屋根が見えるはず」
「ないよ。100年前の話やろ」
「何時か出てくる」

 

 

0519

塩分に対して神経も味覚も鈍いくせに過敏になってきました。
頭でっかち、過去の記憶、見た感じ、で。。。
深読みすべき態度だと、、、子は観る。。。

09:55 from ついっぷる/twipple 
RT @enfermer_a: 福岡で理学療法学科や作業療法学科がある大学ってとても限られている…;3大学しかない。そのうち1大学は新設;

 

 

昨夜、かおりも例の桃井さん似のおばあちゃんがベッドから落ちたらしい。
毎日毎日あれだけ看護師さんから療法士さんから注意されてたのに、、、
わたしも見舞いに訪れた家族に 「注意してください」 換言してたのに、、、

私も自分に許される範囲で動く。今後も後悔しないように。
黙って見て見ぬ振りした訳ではない。
何をしたのか何をしなかったのか。何にでも言えることではないでしょうか。

そこからは本人の自覚。
幸い、怪我はなかったみたいです。
しかし、、、いずれ命取りになるでしょう、、、

見えてしまった。
これを運命とよぶのでしょうか。
おばあさんの心の中まで家族は入らない。病院は入れない。

手のレントゲンは撮りに行かれたらしい。
落ちる予想位置にクッションを置いていた想定内。
今後もうまくいくとは限らない。

おばあさんは苦しんでいる。
直前までテニスをされていたらしい、、、
道端で倒れての、、、現実に。

さみしさ、、、淋しさ、、、寂しさ、、、
家族は、、、深層を読めていない。
いや、、、読もうとはされてない。。。

読めばの、、、
怖さか、、、
完全看護に押し付ける。。。

 

21:46 from ついっぷる/twipple 
松坂、、、復帰一ヶ月 アンド おたふく風邪? か

 

 

0518

ただいま。
このところは病室内でのリハビリが終わるなり、、、ニヤニヤ笑い出す。
つまり、
柏餅に桜餅、買いに走らされました。

店への道順を描いてるのか、
すでに心は餅に有り早や絵に描いた餅で食べ始めたのか、そんな餅の絵を見せて、
「グルグル回って探してきなさい」

泣く子と親には勝てませぬ。
お言葉通り、
八百屋で太股剥き出しで野菜を物色してるのは女性らしき脇をキョロキョロ、、、
交番前で立ち番のおまわりくんから不審者まがいに見つめられる昼下がりの影だったのです。

〆は、
「今日んとはあまりおいしくなかった。ダイエーで良かったね。コンビニはいかん」
体調が良くなると、これだ。

、、、はぁぁぁぁぁっ、、、

 

22:11 from ついっぷる/twipple 
食っちゃ寝 食っちゃ寝の病床なのに何故体重が増えるどころか減るんでしょう。それともこんなに喰らってたっけの快便では内蔵まで切り出してるのでしょうか。。。

 


0517

胸部検査にて肺炎が発覚したのは 五月十二日 朝でした。
昨日十六日 月曜日の朝 再検査にて 「よくなってきています」 との判断。
安心なんて出来ない。

 

ただいま。
20:37 from ついっぷる/twipple 
淡々と自分にしか出来ないことだらけの今日でした。どちらを向いても。。。お弁当を作ってあげられるのは~ そこでヒットを打てるのは~ あの花を育てられるのは~ 手抜きのエッチでも出来るのは~ 明日も頑張ろうっとぉ、、、

 

 

 

ふと、「母」って漢字の使われ方が気になる。原動力。必要は発明の母。母なる大地。母子。聖母。慈母。父母。母性。母国。母型。重なり合う。何だろう。真なる病室。魂たる真相。日毎夜毎で目にして欲しい、みせてあげたい。日毎の・・・母、夜毎の・・・道 朝顔 (日々更新) - 事実は映画よりも奇なり 

 

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1124-1231 の母 - 事実は映画よりも奇なり

母(原点) 【気】 - 事実は映画よりも奇なり
元来のパーキンソン病に、この2005年の足を取られての「右外傷性大腿骨頭壊死」・・・  左半身不随の脳梗塞後遺症をも患い現在のリハビリです。

 




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