【十一夜 ☆家族】 から
≪桔梗色そびれる支度まどわかし ツバキ常夏きわなし雫≫
ともあれ究極の心遣いを姉は考案されるが、これも余りにも私を侮るというか、私を知らないというより、〝お金の使い方をご存じない〟育ちの成すところと、きつい書き方になってしまいますが、ブログの特徴を考えたら書かざるを得ない。
それは、内々での結婚の式。意図は私の見舞いの実現と、妹へのはなむけ。
・・・・・鬼さんこちら、手の鳴るほうへ・・・・・
・・・・・こっちのミーズはアーマイゾ・・・・・(こんな歌、ありましたよね)
が、これも義兄の反対で断念されている。これはこれで良いが。
院長、夫の言いなりにならずに電話一本、
「なぜ見舞いに来てくれないんですか」とぶちまけて下されば、
「見舞いに行っても良いんだ」と私は判断して、すっ飛んでいった。
が院長の言いなりに落ちぶれて〝見舞いに行ってはいけないんだ〟と決め付けてしまった私が一番悪い。
何十億か知らないが、たかがカネのために。
悲しすぎる。
昨日の投稿【バラの花束】にしても・・・・・
【カネは不幸を退ける道具物】(最新記事で投稿済み)は座右の銘になってしまいました。
奇妙不可思議なんてもんじゃない。かわいそう、でも片付けられない。
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我が家では家庭争議にもならなかった。
忌み嫌われ、私は骸(むくろ)、生きる屍(しかばね)。
私との会話は、内鍵の取り付けられた大学病院の病室における恐ろしい性犯罪という毒牙に結わえ付けてしまう。
条件反射なのか、普通の会話も消え失せる。
八月に入っていた。
お盆になります。迎え火に送り火、きつい日々が過ぎます。
「どうせ助からないのだから勉強を」と遠方の大学に行っておられた長男が帰郷されていた。