現代の虚無僧一路の日記

現代の世を虚無僧で生きる一路の日記。歴史、社会、時事問題を考える

「何もしない」という選択

2011-04-13 03:30:26 | 社会問題
「被災者の方々に何かしてあげたい」と、現地に行っても
足手まといになるだけ。現地の役場でも「何かできること
ありませんか」という問い合わせの電話が殺到していて、
復興業務に支障をきたしているとか。

「自分では“いい”と思ってやっていることも、他人には
“迷惑”ということも。『何もしない』という選択もある」
とは、「断捨離(だんしゃり)」の「やましたひでこ」さんの言。

なるほど、今、テレビ・ラジオで「今、私たちが できること」
というメッセージが流れている。
「買いだめをしない」「風評に惑わされない」「無駄な電気を
使わない」「無駄な電話を掛けない」と、「○○しない」と
いう呼びかけだ。

「買い控える」という行動も、「過度な自粛」という行動も、
経済をにぶらせ、復興を遅らせ、第二次被害を招く。

だったら、「何もしない」という選択のほうが よほど潔い。
何ごとが起こっても「平常心」「平常どおりの生活」を
続けることだ。未曾有の大災害に遭っても、「あわてず、
騒がず、動じない 平常心を養うこと」という学びを得る。


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