現代の虚無僧一路の日記

現代の世を虚無僧で生きる一路の日記。歴史、社会、時事問題を考える

正座へのこだわり

2017-10-16 08:24:07 | 虚無僧日記

「ニューヨークで琴を教えているアメリカ人女性が来日し                                     『残月』を弾く」というので、聞きに行った。

驚いた。金屏風に緋毛氈の舞台で、ハイヒールを
履いたまま正座しているのだ。すごくつらそう。

外国では「人前で靴を脱ぐのは娼婦」という習わしが
あるらしい。靴を履いたままベッドインというシーンも
よくある。それくらい、靴を脱ぐことには抵抗がある
ようだ。

尺八を吹く外国人女性も増えた。CDも出ている。
そのジャケット。ロングドレスだが、片膝立て
だったり胡坐をかいている。でもなかなか美しい
シルエットだ。

そうなのだ。正座は日本でも江戸時代からの文化で
しかない。古代は、尺八は胡坐をかいたり、片膝を
立てて演奏するものだったのだ。韓国は今でもそう。

なにも正座しなければ吹けないというものではない
のだが、やはり正座にこだわる私である。

ところが、昨年の引っ越しで膝を痛め、正座もままならない。

今毎朝「朝起き会」に通って、一時間正座の特訓中。


最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。