京都不動産コンサル研究所所長の徒然草

ジャストアンサーやマンションってどうよで相談員を担当。又アマゾン書籍や宅建登録講習講師を通して後進の育成も心掛けています

リフォームの裏側を衝く・・・都会の温度計

2012年10月26日 | リフォームについて
先日仕事の関係で知り合った方が小説家でもあると伺った。

君の話はおもしろい、
とお気に入りのご様子で早速「無慙(むざん)」なる
自作出版本が送られてきた。

自費出版ならぬ自作製本限定数百本の「売らない小説家」のサスペンス物。
事件の現場が京都だけに
場面場面の情景が目に浮かび引き込まれる。

市販本と変わらぬ装丁の単行本。
根気の要る作業である。



気に入った人にしかあげない、
との気持ちは分かる。
そしてありがたい。

限定商品のきわみである。
2冊目の「都会の温度計」は一刷の第一版とあり
ナンバリングしてある。

製作がおっつかないので
保存版をお持ちしたようである。
読んだら返してね、
というからそれなりに引き合い配布があるようである。

青岸寺 彬、
単なる好奇心旺盛なるおっちゃんか
はたまた酒好き小説家の先生か。
今後の活躍を祈りつ・・・乾杯
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「えき」KYOTOエリザベート展~京都駅周辺の伸張

2012年10月24日 | 京都の景観
京都不動産コンサルタントのブログ

JR京都伊勢丹併設の「えき」KYOTOが開館15周年、
その記念企画として
「輝ける皇妃エリザベート展」が開催されています。
期間は今月下旬28日まで。


見ものは日本初公開のエリザベート愛用の「星の髪飾り」。
さすがにこれは人気で貴重なのでしょう、
近くにはこの手の展示会では無粋なガードマンが
張り付いて居てすぐ分かります。

絶世の美女、贅の限りを尽くした生活、自由奔放、
形容詞はいくつもある皇妃の展覧会にしては、
展示会場全体の雰囲気は
黒を基調に落ちついたクラシック流れる重厚感溢れるものです。

と、ふと現実に返ってみれば、
このJR京都駅舎全体の完成は、なくようぐいす、の
平安京開都794年から遷都1200年記念の1994年です。

ということはもうすぐ完成20周年になります。
人間でいえば成人式です。
早いものです。

当時は駅舎の風貌が京都駅を境にした
南北を隔てる「屏風」だと、
反対意見も多かったようですね。

しかし、今から思えば今日の京都駅周辺地域の活性化は
このときを境にしているといえます。

その昔、他都市の方は京都駅前というと
京都を代表する地域だと勘違いする方が多く、
当社も存在以上に勘違いされたものです(笑)

今でようやく京都の繁華街河原町や四条に
追いつくほどに集客できているそうです。
バックパッカーならぬキャリーバッカーのキャスターが
うるさいほどに観光客が多いのを見れば理解できます。

景観法が制定されて5年です。
観光都市を宣言し、
敢えて建築基準法以下の高さ制限や
色彩・広告に制限の網をかけました。

全体計画と「なりたい京都」の具体像が無かったということか、
お蔭で地価は大きく下振れしました。

50年100年先を見据えた京都を創ろう、
このキャッチフレーズが確認できる当事者は
居るのだろうか(笑)

次なる展示会はこれ。


会場が珍しい京都文化博物館です。
シャガールの「ふわっ」とした色彩や画風は何とも言えず
現代の「癒し」画ともいえるのではないでしょうか。
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駅中って反則・・・・

2012年10月22日 | 契約のこと
地下鉄京都駅北口に地下鉄では四条駅、御池駅と、
3番目になるコトチカショッピングゾーンが先月25日オープンした。

格安めがねチェーン等力が入っているが、
何といっても「アンティアンズ」とかいうどこかで見たような
ドーナッツの類の店、
おじさんの目にはお隣ポルタで売る
洋菓子との違いは分からないせん。

しかし、
そのオープンからいまだに行列である。
いつもこれを横目でそそくさと雑踏を避けて通る。

近年この駅中ビジネスが注目で盛況のようで
やり切れない。

人間どうしても便利さを求める。
不動産ではマンションは駅前分譲が常態化し、
駅上マンションというのもある。

わざわざ祇園まで交際でも行かないし、
会社近くや駅近の居酒屋が盛況である。

駅中ビジネス、
便利さの極限とでも言って良いが、
商店街からの視点では反則ビジネスといって良い。

郊外型SCが地方都市商店街をシャッター通りとしたが、
商店街からすると黒船第2波にも匹敵するのではないか。

商店街も更なる有効活用を!
ということになるが早々期待できる手が見出せないというのが
実情だという。

個別事情に大ナタを振れるかどうか、
という街づくり専門家の意見もある。
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日本の京都

2012年10月20日 | 日本の源流を求め
京都不動産コンサルタントのブログ

暑い暑いと言った猛暑の夏も、
朝晩は風邪の心配するほど涼しくなりました。
コスモスも風に吹かれて揺らぎ乱れています。

そして、京都の殆どの川には鯉、鮒、鮎、オイカワ
そしてウグイが戻ってきています。

古くから住まいされる方は口をそろえて言います。
「京都の川はきれいになった」と。

そういえば先日のニュースでも大阪都心の淀川で
天然うなぎが大量に捕れたとの情報もあったが、
日本の自然も「高度経済成長期」を卒業し
熟成した「職人経済」へと移行したのでしょうね。

大量生産から多種少量生産が板につき、
スマイルカーブという言葉も聞き及ぶ。

不動産は特にサービス業であることに
認識を新たにする必要があります。
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破綻した不動産再生販売のアイベックス

2012年10月19日 | 不動産と経済情勢
経営破綻した不動産ディベロッパーから
在庫を安く買い取り再販売するという昔で言うところの「バッタヤ」さん。

倒産品を安く仕入れ違うマーケットで売る。
またはリノベーションでバリューアップして売る。

デフレの世の中考え方は良しとするも、
それが永遠と続くわけでもない。
逆にそうそう続いてもらっては困るともいえる。

日本セルカが約58億円、
アイベックスが約13.5億円、2社合計で71.5億円の負債
という大型破綻。

アイベックスさんの担当者とはコンタクトはあったが、
その物件仕入れ姿勢からは
物件の目利き姿勢までは感じられず、
バリューアップ販売に疑問を持ったものの一人だけに
「やはり無理な買取」でもあったのだろうと思わずにはいられない。

リノベーションは超パーソナルなものなのでしょうね。

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