京都不動産コンサル研究所所長の徒然草

ジャストアンサーやマンションってどうよで相談員を担当。又アマゾン書籍や宅建登録講習講師を通して後進の育成も心掛けています

縄文と弥生

2008年09月28日 | Weblog
以前から
古代史研究者により
史実からも検証されていたことが、
科学的にも立証されたようである。

今日の読売新聞の記事である。

内容は、日本人のDNAは「本土型」「琉球型」の2分類
に大別されるというもの。

ご存知の方も多いことではあるが、
「本土型」は「髪の毛が硬く・乾いた耳あか」で、
「琉球型」はその逆だと。

地域分布では北海道はほとんど「本土型」で、
近畿・九州は「本土型」「琉球型」が混在。
沖縄地方はほとんどが「琉球型」。
そして「本土型」のほうが中国人と遺伝的に近いと。

このことからも、
日本人の大方のルーツは、
大陸から東シナ海や朝鮮半島を経てやってきた、
「その後弥生人といわれる渡来人」と思われる。

北九州から渡来した弥生人が
先住民族である縄文人を同化していくことで、
日本列島を侵食していったといわれる。
その追い詰めた極限が列島の南端と北端である。

※この検証にはアイヌの方の調査が必要であり、
その結果が「ほとんど琉球型」でないと困るが。

そのころに今の日本の代表的な姿が形成され、
現在に繋がる集団水郷稲作という
不動産活用(小作)が始まる。

狩猟を重きに置く縄文人には、
定着農法はほとんど見当たらない。

それから延々明治時代までの約2000年間
不動産は所有ではなく、
小作・賃貸が中心であった。
それこそ集団稲作に始まる賃貸の考え方が
日本人のルーツではなかろうか。

信託業法も先年改正されたこともあり、
新たな収益還元の考え方ができないかなぁ、
と不動産の波が来る度に思う。

無理やりでも不動産に繋げます。m(u_u)m
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収益マンションの購入順序

2008年09月27日 | 収益マンション
初めて不動産投資をお考えの方から、
自宅と収益マンションどちらが先ですか、
という質問が少なからずある。

私は何時も、自宅が後です、とお答えする。
よく言われることではあるが、
自宅購入時の借入は「単なる負債」であり、
収益性ゼロの不動産である。
金融機関から見る評価はマイナスである。

だから両方を計画するということであれば、
収益マンション購入が先ということになる。
そして収益物を先に購入し、
キャッシュフローがプラスになっていれば
その分が所得として参入できるというもの。

次、自宅を買うにしろ収益物を買うにしろ、
所得がプラスされるということで2棟目以降は「楽だ」という人が多いのです。

また逆に、「一棟目の苦労」をいう人には、
このことでキャッシュフローを良くする為に
自己資金をできるだけ多く捻出することに奔走したり、
利回りの良い物件を探し回る「一棟目の苦労」のことを指摘していることになる。

物件の属性と個人の属性のバランスが積算法重視の今特に見直されている。
(昔のスタンスに戻ったということ)
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夏休みの賃貸事情

2008年09月24日 | 収益マンション
長い長い夏休みも終わり、
もうそろそろ学生の本業が始まるという。

この休みの間には例年、
マンションを探す学生も少なからずいる。

春の入学時には緊張し又は無理をして
自宅から通学するも、
夏頃になるとおおよそ1時間半の
通学圏からの学生の
マンション探しが始まる。

京都市内通学で対象地域といえば、
滋賀県彦根市以遠、
奈良市以遠、
大阪府下東南部以遠、
神戸市以遠、
といったところか。

しかし、
この学生のマンション探しの内情に
二通りあって、
一つは通学時間が勉強に差し障る、
もう一つは学校に慣れ親元を離れ
要領良く学生生活を楽しみたい、というもの。

親御さんも、
子供の将来への投資とはいえ、
マンションを買うなり借りるにしても
負担が大きくなる分、
将来の利回りや回収を考えた行動をせねば!?
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美術品投資?

2008年09月23日 | 収益マンション
昔私が学生時代のころ、「4分法」なる言葉を聞いた記憶がある。

不動産・株・現金そして美術品、というものだった、
と思う。

それぞれ相場の下落リスクを想定し分散投資をする、
という主旨である。

しかし経済市場主義、
金融市場主義とでも言うような現代社会では、
余剰資金は到る所へ流れ込んでいく。

今回のサブプライムローン問題や原油価格高騰しかり。
であるからせっかく財産を分散させても、
上がるときは財産すべてが上がり
下がるときにはすべて下がる、
ということになる。

分散投資の体を成さない。

そこで(^-^)/
下がってもそれなりに鑑賞自体に価値観のある、
美術品に分散投資なのである、
と教えていただいた・・・。

芸術の秋。
過日の国立美術館でのルノワール展を観過ごされた方、
市美術館「芸術都市パリ展」でルノワール・セザンヌ・
ユトリロが観れる。

また、JR京都伊勢丹では
牧歌的な印象画のピサロ展が開催中。

そういえば市美術館では院展も開催中でしたね。
まずは、芸術の秋、美術品に慣れることからですね。
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どうする自宅の転居・・・売却か賃貸か

2008年09月19日 | 収益マンション
自宅を転居する際
誰もが考えることだと思う。

G&Aでもこの手の質問は多いものの一つ。

いつもお答えるする簡単な計算方法がある。
それには調べることが2つ。

当該不動産の
1、売買価格の査定
2、賃貸の場合の賃料査定

2の場合で何年賃貸すると1の売買金額に達するか、
という計算からライフスタイルとの兼ね合いで
どちらかを選択する、
というもの。

やはり、投資物件は、
自身の保有期間やライフサイクルを主体とする、
回収期間での評価であると思う。

※計算は残債や譲渡税は無視しています。
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不動産屋さんが今なすべきことは・・・

これからの不動産屋さんの儲け方
/京都不動産コンサル研究所


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