えん罪・布川事件 国賠を求めてたたかう夫の傍で

えん罪を晴らし、普通の一市民に戻った夫。二度と冤罪が繰り返されないようにと、新たな闘いに挑む夫との日々を綴ります・・・。

「尾瀬ジゴク」克服!!

2007-06-25 | 日記
syoujiさんが言った。
「尾瀬ジゴク」克服できたよ!!って・・・。

オゼジゴクって?

そう、そう!
前に、syoujiさん、尾瀬に行った時また「病気」(拘禁障害って言うんだって)が出ちゃってね。
苦しくって、苦しくって・・・・・。とっても辛かったんだ・・・。
だから、今度もね、守る会の皆さんと「葉留日野山荘」へ行こう、って言いだしたのはsyoujiさんだったんだけど、尾瀬ヶ原ハイキングはあまり気乗りしなかったらしい・・・。
また、前みたいになったらってとても不安いっぱいだったみたい。
keikoさんに、
「そのままではいつまで経っても、『尾瀬苦手』が克服できないよ」って言われ、みなさんにも
「大勢で行くと、また違うかもしれないよ」って言われ・・・・。
それでも、出かけるまでの気持ちってどうだったんだろうね。
でも、syoujiさんのモットーって、
“みんなで楽しく、みんなが楽しく”でしょう?
かなり頑張ったんじゃないかな・・・。
出来るだけ、自分も楽しんでこよう!って・・・。

 鳩待峠から尾瀬ヶ原に出て、途中でkeikoさんが訊いた。
「大丈夫?」って。
「大丈夫。オレ、『尾瀬ジゴク』克服できたような気がする」って明るい返事が返ってきた。

「ジゴク?」って・・・。なんと重い言葉だろう・・・。
本人が言うその表現・・・。
そんなにしんどかったんだ・・・。
改めて、syoujiさんの苦しみの深さを知らされたような気がした。
でも、「克服できた」って!よかったー!

 「今度は、(keikoさんが前に天候が悪くて小至仏で引き返したという)至仏山に一緒に登ろう!」って言うことになった。
「そうね」って笑いながらkeikoさんは答えたけれど、本当は「それまで、体力が残っているかな・・・」って頭の中は自問自答していたんだ・・・。

 葉留日野山荘のかけ流しの温泉はいつもの事ながら、とっても満足!
それに、オーナーのご家族がみなさん温かな人たちで、行くたびに
「きてよかったー」という思いが残る・・・。
皆さんは、東京の守る会にずーっと昔から入っていてくださって、本当に古い時代から守る会ニュースをちゃんと綴じて下さっていて、宿泊者が自由に読めるように、また署名用紙もおいてくださったりしているんです。
今回も、オーナーの奥さんがkeikoさんの顔を見るなり、
「ジュネーブ、お疲れ様ー!」と言って、手を握って歓迎してくれたんです。
keikoさん、感激しちゃって・・・ちょっとうるうるしてたみたい・・・。

 夜は、思いがけず私たちがアコーディオン伴奏で歌ったりしてたことから、一緒にいいですか?と来てくれた同宿者(ご夫妻)や団体さんがいたりして、とてもいい交流の場になりました。

 久しぶりのリフレッシュ・・・
 やっぱり自然ていいなぁ・・・ってkeikoさん、
 尾瀬で撮った写真を眺め続けています・・・。

谷川岳、天神平は最高でした!

2007-06-24 | 日記
 水戸から群馬県水上町へ。
葉留日野山荘午後4時集合ということで、守る会の交流親睦会が行われるということで、syoujiさんとkeikoさんはふたりで出かけていった。
高速で常磐道から外環、関越自動車道で行くか、それとも国道50号線をどこまでも西に向かって走り、途中から関越に乗ろうか、それも決めないまま・・・。

 結局、ドライブを楽しもう、と5時間かけてトコトコと一般道を走って水上町へ入った。
天気は最高だった。夕方までの時間を、どこかに回って楽しみたいというkeikoさんの希望にsyoujiさんが応えてくれ、水上温泉街のなかにあるお薦めのおそば屋さんで昼食をとり、それから谷川岳一の倉沢、天神平を案内してくれた。
syoujiさんは、以前に支援者の方と一緒に来たとのことで、そのときの記憶を辿りながら案内してくれた。
それにしても・・・とkeikoさんは思った。
syoujiさんて記憶力がいい、って。

 天神平の展望台から、山の稜線に沿って登っている人たちを見ながら、今度来るときは絶対登山を目的に来たいなぁ!って
keikoさんは思っていた。
それくらい、最高に気持ちのいい天神平の見晴らしだった。
と、同時に・・・
活動から離れてすごす時間に、「じゆう」を満喫した満足感があったのかもしれない・・・。

裁判長さんへ

2007-06-19 | 日記
 keikoさんが、またお手紙を書いている。
ジュネーブに行ってきたことを、裁判長に報告するんだって・・・。

だって、これで3人目なんだよ。
東京高裁へ行って、2年5ヶ月目にまた裁判長が交代したんだ。
どうしてそんなに代わるんだろうね。
もっとしっかり、受け持った仕事がきちんとできるように、上の人も考えないのかな?
何だか、腰掛みたいでひどいよね。なによりsyoujiさんたちがかわいそうだよ。

 keikoさん、ジュネーブから帰って直後だったから、余り突然の交代でショックを受けていたんだ・・・
何故って、ジュネーブに行ったことが裁判所の「怒りに触れて」そんなことになってしまったのか・・・って。

でも、誰もそんなこと言わない・・・。
keikoさんの思い過ごしならいいんだけどね・・・
なんか恐いね・・・

 でも、ジュネーブでのこと、新しい裁判長にしっかり報告をしたほうがいいって、助言を受けたんだ。
これまでは、報告集会を無事に済ますことで精一杯だったけど、東京でも、茨城の会の集会も無事に終わって、みな多いに盛り上がり、だれもが元気の出る集会となったんだ。
もちろんkeikoさんも、今は元気いっぱい
だから、また、パソコンの前に座っている時間が長くなって・・・
それでwatasiのごはんも忘れられてしまうくらい・・・

 そうそう、この前の日曜日はひどかったんだ・・・
何故って、keikoさん、朝からパソコンの前に座って、ずっと写真を使った報告集を作っていたらしいんだけど、最後に「アップロード」をしたら、「重くて」だめだったみたい。

 うっそー!ショックー!!って大泣きしてた・・・(キノドクだった・・・)
今はそちらを諦めて
ひたすら、裁判長さんにあててお手紙を書いている。
今度、東京へ行くときに持っていくんだって!!
今夜は、仕上がるのかな?
がんばれ!keiko!

健康診断

2007-06-18 | 日記
 Keikoさんも、shoujiさんも定期健康診断がそれぞれに済んだ。
shoujiさんは、町の医療機関で。keikoさんは、自分の勤務する病院で。二人とも心配ないとはいえ、結構数値的に、問題があるところがいくつか出てきたらしい。watasiから見たら、二人とも結構「走り通し」の生活だから、それに年齢も年齢だし、注意するきっかけになっただけでもいいのかもしれないね。
「お酒を少し控えてね」と言うkeikoさん。「あんたも無理しないで。俺たちには裁判の終わったあとの人生があるんだから」とshoujiさん。
でも、お互い「分かってはいるけれど…」とつぶやいている・・・。

 あとで後悔はして欲しくないんだけどね・・・。

 watasiもそろそろ病院へ行くのかな・・・

いやだな・・・
病院は、だいっきらいなんだけどね。
夏になるといつも連れて行かれちゃうんだ・・・
でも、本当にだいっきらいなんだ・・・

そういえば、syoujiさんも病院だいっきらいだったけど
最近は余り言わなくなったね。
「オトナ」になったのかな

光政さんのコンサート

2007-06-11 | 日記
 京王プラザホテル八王子で、バリトン歌手・佐藤光政さんの「第9回ランチョン&コンサート」が行われた。
毎年行われているのだが、改めて「第9回」という文字に惹きつけられたkeikoさん。

そうだ、そうだったんだ・・・って。
あれが、あのときが第1回だったんだ・・・って。

 その1回目の時、keikoさんとsyoujiさん、最高におめかしして行ったんだ。
あの時は、きっと5月だったような気がする。
二人の結婚を祝う会を仲間が準備してくれていて、
案内状に使う「二人一緒のいい写真」をどうしても撮りたいって、実行委員の人も二人と一緒に八王子のコンサート会場・京王プラザホテル八王子に行ってくれたんだ。
祝う会は7月の初めだった。だから、本当にあわてていたんだ・・・。
ホテルの廊下の壁をバックに、何枚も撮ってくれて・・・あの時の写真をkeikoさんは今でも大事にしている・・・。
だって、本当に「これから新しい旅立ちなんだ」って二人とも本当にいい顔して映っているんだよ。
人間って、こんなに希望に満ちているときって「いい顔」になれるんだって思える、そんな写真だったんだ・・・。
 そしてね、その日のコンサートで、光政さんが
「ボクの友人が、今日フィアンセと一緒に来てくれています!」って紹介してくれて・・・
二人とも最高に嬉しかったみたい。会場からもたくさんの拍手をいただいたんだ・・・

 あれから、もう9年も経ってしまっているけれど・・・
光政さんは相変わらずお元気で、素晴らしい声で会場の皆さんを魅了してくれている・・・
光政さんとsyoujiさんの関係は、本当に不思議なんだけれど、より固い絆で結ばれている・・・
獄中にいたsyoujiさんの音楽の先生という形からスタートした関係だというけれど・・・
お陰で、syoujiさんはたくさんの作品を創ることができたし、おまけに、今では「自称・歌手」?にもなってしまった。
いつも光政さんがsyoujiさんの後で支えてくれていることを感じられるんだ・・・。本当にsyoujiさんて幸せな人だね・・・。

 だから、ここでのコンサートは必ずsyoujiさんはどんなことがあっても行くようにしている。keikoさんもできる限り一緒に行って、フランス料理をいただき、ゆっくりとホンモノのクラシックコンサートを楽しむんだ・・・。

この日の光政さんのプログラムは
 
 ♪オーソレミオ     ♪幸せを売る男
 ♪忘れな草       ♪ラ ボェーム
 ♪ボラーレ       ♪人生の贈り物
 ♪アルディラ
 
 リクエストで
   ♪千の風になって
   ♪乾杯

  最高に満足できた一日となった。

帰りは、shoujiさんが食事の時にワインを飲んだからと、keikoさんの運転で水戸まで帰ってきた。
keikoさんも、長時間運転、長距離運転に慣れてきたようだった・・・

 keikoさん、この日思いがけず嬉しいことがあったんだって。
それは、インターネットを通じて知り合った人の奥様が会場にいらして、
わざわざご挨拶にみえたんだ・・・。
きっかけは、syoujiさんの作詞作曲した歌を、光政さんが歌ったCD[壁のうた」をネットを通じて欲しいと、keikoさんにメールを下さったことから・・・。
ご本人は都合で来られなかったとのこと、keikoさんたちが会場にいることをどなたかに聞いたらしいのだ。
出会いって、本当に不思議だね~。

思い出に残る一日となりそうだね

小鳥の声が聞こえて

2007-06-08 | 日記
外はいい天気〓
寝てばかりいるのも、飽きたなあ,
気持ちいい風も吹いて、小鳥も鳴いてるんだろうな?watasiにとっては最高の昼寝日和。明日はkeikoさんもおやすみだから一緒に過ごせるかな?眠い〓
また、寝よう〓

keikoさん、感動して・・・

2007-06-07 | 日記
 このあいだ、keikoさん、朝日新聞を読んでいて「カンドーしちゃった!」ってsyoujiさんに報告。
なんだろうと思ったら、投稿欄に書かれてあった一つの記事。
「80歳、85歳、88歳の義姉妹でメール交換をするのが楽しみ」ってそんな内容が書かれてあったらしいの。

すご~い!って

keikoさん、80代の方にメールは無理でしょうって思い込んでたことを深く反省したんだ・・・
そして

「耳が不自由になってメールが楽しみ」

本当にそうかもしれない!
そうだよね!って

とにかく感動して
次に考えたのは
「おじいちゃんも使うことできるかな・・・」ってこと。

もうすぐ父の日
なにやら計画を始めたkeikoさんです



かみなりだ!

2007-06-07 | 日記
外が真っ暗になって風が吹いて来た!天気予報通りだね。でも、この家は誰もいない。watasiは、ひとりでお留守番。いっぱい降るのかな?涼しくなってきたよ。早くkeikoさん、帰って来ないかな?お腹もすいたな~。