一寸の虫に五寸釘

だから一言余計なんだって・・・

ニュースの天才

2005-08-23 | キネマ
また、レンタルビデオネタです。

今回はニュースの天才

※以下ネタばれ注意です。

The New Republicという名門のニュース雑誌の売れっ子記者の書いた記事が、その大半が捏造だった、という実話をもとにした映画です。

事実関係はこちらのCBS Newsのサイトに詳しいです(本人の顔写真&動画もあります)。
※ここのサイトを読んでしまうと、ほとんどストーリーがわかってしまいますのでご注意ください。

実はこの事件、僕も以前新聞でも読んだ記憶があったと思っていたのですが、それは上のサイトでも言及されていたニューヨーク・タイムズの記者の捏造事件の方だということにも気がつきました(けっこう多いのかもしれませんね)


映画としては、主人公の捏造の動機の描写がほとんどなく、また、組織として止められなかった欠陥や、露呈してからの編集長の苦悩も描きこみ不足で、全体的に中途半端な感じがしました。
回想と同時進行させるとともに人間関係とからめたことが、かえってわかりにくく、インパクトを弱くしてしまったように思われます。

脚本の力不足ですね。


主演がStar Wars でアナキン・スカイウォーカー役だったヘイデン・クリステンセンですが、Star Warsほどは演技がクサくはなかったように思います。


元ネタを知っていた(と思っていた)分もあり、ちょっと残念でした。








+++++++++++++++++++++++

6/26加筆

Hard Waveさんのコメントを読んで、上の記事はちょっと酷評過ぎたかな、と考え直しました。
こちらをごらんください。

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2 コメント

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奇遇ですね (HardWave)
2005-08-23 22:23:10
こんばんは。

先週、かみさんが借りてきてて、たまたま横から見ていました。

実在の捏造記者の話しだとは気付かなかったので、途中からの展開にいささか驚きました。
返信する
Re:奇遇ですね (go2c→HardWaveさん)
2005-08-23 23:22:03
ごぶさたしてます。

考えてみると、日本のようにマスコミ報道がすべて横並びだとそもそも捏造は無理な話で、それぞれのメディアが独自性を競っているアメリカならではの事件なのかもしれませんね。
返信する

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