上海ガニから発がん性剤 「もう食べた」 発表遅れ批判 台湾
(2006年10月19日(木)17:10 西日本新聞)
食べごろを迎えた中国産の高級食材「上海ガニ」から発がん性がある合成抗菌剤が検出されたと台湾の行政院衛生署(保健省に相当)が発表、18日に輸入時の検査強化や個人の携帯輸入禁止などの措置を取った。
問題のカニは計3276キロ、約1万6000匹にのぼる。ほとんどが消費されたとみられ、「衛生署の発表が遅すぎる」と批判が出ている。
ニトロフラン類は、日本も食品からの不検出を定めている抗菌剤。しかし、家畜や水産物養殖場で病気予防のために使われるケースが世界各地であり、問題化している。
私も昨年上海で上海蟹を満喫したのですが(食べ方などを能天気に書いたエントリがこちら。ミソまでたっぷりいただきましたw)、今さら言われてもどうしようもないですなぁ。
上海蟹は高級品なので国内向けにも使っている薬剤なら党幹部も口に入れているわけで、そうだとするとそんなに有害性が高くはないのではないか、また、輸出用にだけポストハーベスト(ってカニの場合も言うのかな)として使われてるものだとしたら、少なくとも私はセーフだ、などと自分に言い聞かせて、この問題は忘れることにしましょう。
それ以上気にしてストレスをためる方が身体に悪いですからw
ところで星座のカニ座を「キャンサー=Cancer」と言いますが,癌も英語で「キャンサー=cancer」ですね。これは古来から知られていたガンである乳ガンにかかって固くなった皮膚を、蟹の甲羅に似ていると考えたことが由来になっているそうです(参照、(財)癌研究会のマークもカニですね)。
縁起でもない・・・(って実は気にしまくりかいw)
上海蟹だけでなく、北朝鮮への制裁措置でマツタケやウニの輸入が止まったりと、今年は秋の味覚が受難ですね。
ろじゃあは香港だって全く気にしてないわけではありませんもの。ただまぁ命に別状ないわけであれば、忘れて気にしないのがおっしゃる通り最善の知恵ではなかろうかと。
それでも海外でもビーフボウルは食べない私が申\し上げても説得力ないっすかね(^o^;)。
そうですよね、添加物安全の前に衛生面の方が心配だったりすることもありますし。
要は自分の本能に従うのが大事ではないかと。
中国駐在の友人の話では、中国は高級食材と一般(庶民用)食材の差が激しくて、外人向けのスーパーでは普通の肉が売っているのですが、市場に行くと黒く変色した肉塊状のものを売っていて、さすがにこれは食べられないとか。
肉より魚(鮮度が落ちると変色どころか食べられなくなる)が高級とされるのもわかりますね。
また、カップ麺も、日本製>韓国製>中国製の順に味、価格とも高く、駐在氏は韓国製まではOKだけど中国製は(絶対この具は怪しい、とか、スープが味の素臭すぎるとか、容器が溶けてるんじゃないかとか)身の危険を感じるそうです。