感染症内科への道標

研究学園都市つくばより感染症診療・微生物検査・感染制御の最新情報を発信しております。

カナダ留学 その後

2011-01-31 | 臨床留学情報(保存版)
 CTUでの実習が終わる頃には米国での就職活動も忙しくなり、BostonやArizona等へ病院見学に出掛けるようになる。中でも本命はPittsburgh大学であり、事前に予備面接までして頂き準備を整えていった。一方で、単身療養していた母の卵巣癌が再発、進行が認められ帰国する事となる。  紆余曲折あった臨床留学でしたが、1年間、カナダで研鑽できたのも多くの先生方の多大なるご支援の結果であり、今で . . . 本文を読む
コメント

カナダの総合内科

2011-01-31 | 臨床留学情報(保存版)
カナダではGeneral Internal Medicine(以下GIM)の病棟はClinical Teaching Unit(以下CTU)と呼ばれており、3つの診療班より構成されていた。米国同様にいわゆる総合内科システムを採用しており内科系入院は全てGIMで管理、指導医はGeneral Internist又は各専門内科からの毎月の応援があり、その下に2-3年目レジデントが1-2人、1年目レジデン . . . 本文を読む
コメント

カナダ留学、そして総合内科へ

2011-01-31 | 臨床留学情報(保存版)
カナダ入りの前に一旦米国により、最期の難関であるUSMLE Step2 CSを受験しカナダへ入国、TorontoよりLondonへ飛行機で移動した。Londonは経済の中心地Torontoより車で2時間の場所にありDetroitとの中間地点にある。人口は30万人強で地方の中核都市であり又学生が多く若い街であった。そこで与えられた仕事はMale breast cancerの臨床データのretrosp . . . 本文を読む
コメント

カナダ留学までの経緯

2011-01-31 | 臨床留学情報(保存版)
学生の頃より、総合内科、感染制御に関心があった。大学6年生の夏に千葉の病院見学先で北海道に著明な総合内科医が来日しているとの情報を得て、アポをとり質問をこれでもかというぐらい拙い英語で質問したらそれ程、知りたければ米国を来いと言われて、卒業試験の真っ最中の晩秋にPittsburgh入り。実はその時が英語教師以外の英語を話す外国人と会話した初めての経験、又米国も当然ながら初めてであった。そこでも疑問 . . . 本文を読む
コメント

weekly summary 1/23-1/29

2011-01-29 | Weekly summary(保存版)
Medical News Highlight 田辺三菱、また不適切試験 子会社社員が一部の薬で怠る (1/26)asahi.com 腸の味方ビフィズス菌、O157もガード 理研など解明(1/27) asahi.com インフル患者、3週連続で倍増 13県で警報レベル超す(1/28) asahi.com ポリオ予防「不活化ワクチン」…千葉県の2院が独自輸入(1月29日)yomiuri onlin . . . 本文を読む
コメント

いっ木

2011-01-26 | 遠州の幸(保存版)
浜松三ツ星会の会員、いっ木に入店。 若い主人だが流石は会員だけあり、素材の味を大事に仕事をした料理を堪能できる。 店内が狭い事が難点だが、第一通り駅の前でありアクセスは良い。 仕入れ・仕込みの関係より予約が必要。 いっ木 〒430-0944 静岡県浜松市中区田町329-8 第一通り駅より徒歩一分 TEL053-456-0850 月曜定休 昼 12:00~14:00(L.O.13:30) . . . 本文を読む
コメント

母、祖母一周忌法要

2011-01-23 | 日々の出来事(管理人)
1月22日、23日と母の一回忌、祖母の一回忌。 回数が多いのは大変ですが、定期的に故人をしのぶ習慣は大切ですね。 . . . 本文を読む
コメント

weekly summary 1/16-1/22

2011-01-22 | Weekly summary(保存版)
Medical News Highlight MRSAに自分の毒素抑える遺伝子 宿主との共存戦略? (1/17) asahi.com 医学生に実習用国家資格、採血など可能に 医師会が提案(1/19) asahi.com 小児ワクチン「同時接種を」 学会「1回1種類」改める(1/20) asahi.com 武田の消炎剤「ダーゼン」効かない可能性(1月20日) YOMIURI ONLINE 高齢 . . . 本文を読む
コメント

日本病態栄養学会年次集会

2011-01-16 | 日々の出来事(管理人)
パシフィコ横浜で1月15日-16日にかけて開催。 前日入りし、元町で妻と久しぶりのフランス料理を堪能し、パンパシフィック横浜に宿泊。 今年は当院で研修中の1年目の発表、前日まで調整を続け完成。 発表は、昼直前の開催のため人は少なめ。 本人が救急科研修中で大変でありましたが、無事に発表する事ができました。 来年もがんばりたいですね。 . . . 本文を読む
コメント

weekly summary 1/9-1/15

2011-01-15 | Weekly summary(保存版)
Medical News Highlight 性感染症、のどからも感染の恐れ 厚労省研究班(1/12) ASAHI.COM 国民年金保険料、初の引き下げ 月額1万5020円に(1/12) ASAHI.COM インフル流行本格化 患者急増、20~30代目立つ(1/14) ASAHI.COM 中国で腎臓移植、抗生物質効かぬ菌に感染 台湾の男性(1/15) ASAHI.COM Interest . . . 本文を読む
コメント

MRSA ガイドライン その二

2011-01-14 | 微生物:細菌・真菌
小児 29. Vancomycin15mg/kg 6時間毎が菌血症、感染性心内膜炎で推奨される。A-II。治療期間は2-6週間で感染源、endovascular infectionの有無、播種巣の有無により規定されるかもしれない。他剤での安全性、効果に関するデータは限られているが、daptomycin 6-10mg/kg は選択肢かもしれない。C-III。Clindamycin、linezoli . . . 本文を読む
コメント

MRSA ガイドライン 2011 その一

2011-01-14 | 微生物:細菌・真菌
Clinical Practice Guidelines by the Infectious Diseases Society of America for the Treatment of Methicillin- Resistant Staphylococcus Aureus Infections in Adults and Children IDSA ガイドライン  Antimicrob . . . 本文を読む
コメント

CLSI 2011

2011-01-11 | 微生物:診断・検査法
In vitroで感受性がありと判断されてもSと判定してはいけない項目 1) Samonella spp., Shegella spp 第一世代、第二世代セファロスポリン、セファマイシン、アミノグリコシド 2) Oxacillin-resistant Staphylococcus spp. ペニシリン、βラクタム/βラクタマーゼ阻害薬配合、抗ブドウ球菌セフェム、 カルバペネム 3) Enter . . . 本文を読む
コメント

Weekly summary 1/2-1/8

2011-01-08 | Weekly summary(保存版)
Medical News Highlight 性感染症、のどからも感染の恐れ 厚労省研究班(1/8) asahi.com 緊急避妊薬「ノルレボ」、今春にも発売(1月8日) yomiuri online 140人に不要な心臓手術か 奈良・山本病院(1/7) asahi.com インフルエンザ流行じわり 27都道府県で目安超える(1/7) asahi.com イレッサ副作用、国と輸入業者に責任 2地裁 . . . 本文を読む
コメント

鹿児島の休日 4日目

2011-01-01 | 日々の出来事(管理人)
鹿児島は記録的な大雪。 一面雪景色です。 . . . 本文を読む
コメント