先輩風(40歳代)と後輩風(30歳代)が酒場のカウンターで飲んでいて、隣のわしは何気に聞こえる会話の中身にうぷぷ。となる。
「あ~困ったな~嫁に逃げられたさ~、まあ、俺が悪いから仕方ないけど、ソファとかテレビとか全部俺が買ってローン支払い中だわけさ、あんたが出ていくか私が出ていくかで迫られていたけど、最終的には嫁が出ていくことになって、家具は全部持っていくってよ~って、じゃあ、ローンはどうなるわけ?でよ、猫はどうするか、とか今でも揉めているけど、最悪なのは嫁の引っ越し先、自分のアパートの下の階になりそうだわけさ~、ええ、考えてみ、もし嫁が男を連れ込んで、そして下でバッタリ会ったらどうするわけ?俺、生きていけないけど。」
後輩風の男、ただ聞き役でまったく意見を言わないっうか、先輩の話に口を突っ込むとややしい事になると経験上知っているらしく、下を向いて笑いをこらえている模様。同じく笑いをこらえるわし、心の中で(ローンは払いなさいね、家具はあげなさい、アパートは違う場所で別々に住みなさい、猫は半分コしなさい、とか考え中)
その後 判ったこと(1)嫁は実家に帰った(家具と猫も)(2)男はアパートを引き払い新しいアパートに引っ越した。なのですが、笑えるのが引っ越し先の場所なんと、
嫁の実家の隣近所です。
もっと飲む?
いくらでも。
よんでくれてありがとうございます。
ご注意・写真の場所(潤旬庵)と、この話の場所とは全く関係ありますありません。