野村トーイ

　昔々は『ロンパールーム』の番組内で使われていた「ギャロップ」や「ニコちゃん人形」などを商品化していた「野村トーイ」。私は同社の「ビッグボーリング」を持っていました。

　ピンを並べる部分の機構がホンモノっぽくて、スウィーパー（レーン上やガーターの溝のピンを除去する装置）もホンモノ同様に機能します。これはよくできていました(^o^)／

　そして、一説によると「レキシィデータ」を販売していたのも野村トーイだったとか。私はこれも持っていました。問題シートは学年別になっていて、５～６セット持っていたと思います。国語・算数・社会・理科などの教科の他に、仏像の名前や楽譜の曲名の問題などまでありました。ライバルはリコーの「マイティーチャー」でした（？）

　画像に映っている「エルくん（LEXY DATAの頭文字からの命名でしょう）」は、テレビＣＭで見ていたのより随分と小さくて驚きましたぁ～^^;
　「レキシィデータ」とは、１枚の問題シートにある12問の三者択一問題に、画像の赤いレバーをスライドさせて答え、全問正解すると「エルくん」が飛び出すというものでした。
　ＣＭでは内海賢二さんの声が
「さぁ、エルくん？」
と全問正解かどうかを尋ねると、
エルくんが
「ヒャッホー！」
と言って飛び出していましたが、実際には「チーンっ！」と鐘が鳴って出て来るだけの無機質な反応でした^^;　私はこれを友達とゲーム感覚でやって遊んでいたので、立派に成長できました（？）。

　野村トーイは「ゴーゴーカニーラ」も発売していました。私はこれが欲しくて欲しくてたまらなかったのですが、これは買ってもらえませんでした‥‥。友だちの家にありましたが、実際に遊んでみたらツマラナかった記憶があります^^;

　「カセット８ムービー」という、ホームシアター・システムの元祖のような商品もありましたネ！


　「野村トーイ」はこんなにも輝かしい歴史のある会社でしたが、その後、米国・ハズブロ社に買収され、そのハズブロ・ジャパンも解散してしまいました‥‥。