失われた時を求めて

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ブレックファスト・クラブ

2006-02-16 22:55:38 | 映画
昭和60('85)年
制作、脚本、監督:ジョン・ヒューズ(プリティ・イン・ピンク、ホーム・アローン、カーリー・スー)

出演:エミリオ・エステベス(チャーリー・シーンの兄)
   モリー・リングウォルド(すてきな片想い、プリティ・イン・ピンク)
   ジャド・ネルソン(ファンダンゴ、ニュー・ジャック・シティ)
   アリー・シーディー(ウォー・ゲーム、ショート・サーキット)
   アンソニー・マイケル・ホール(シザーハンズ、ときめきサイエンス)
   ポール・グリーソン(『ダイ・ハード』の無能なロス市警の現場指揮官)

 ブラット・パック総出演の『セント・エルモス・ファイヤー』ほどではないのですが、この時期の「旬」の青春スターが演技の火花を散らせます。
 舞台はほとんどが図書室の中。その閉塞感がストーリーを引き締め、途中で図書室を抜け出すシーンでのスリルや開放感が際立ってきます。ウマい脚本・演出です。

 冒頭はデビッド・ボウイの一節が引用され、主題歌はシンプル・マインズの「Don't You? (Forget About Me)」です。「大人への反抗心」という題材にこの歳になっても共感できるとは、不思議な魅力のある映画です。

 それぞれに理由があって、面識の無い5人が休日の土曜日、1日登校の罰を与えられて集まります。そして「自分とは何者か」という作文を書かされる羽目に。
 スポーツマン(エステベス)、お嬢様(リングウォルド)、不良(ネルソン)、ネクラ(シーディー)、秀才(マイケル・ホール)とまるで境遇の異なる5人は、最初はお互いをけなし合います。しかし自分の身の上を話し、意外な一面を知り、境遇の異なる者にはなかなか理解してもらえない悩みを聞き、いつしか5人には奇妙な連帯感、友情が芽生えます。
 1日が終わり、下校する時に‥‥。あとは見てのお楽しみ(^_-)-☆

 登校してきた生徒を監視する先生役で、『ダイ・ハード』では無能なロス市警の指揮官役で出演していたポール・グリーソンが、ここでも嫌味な大人の代表を好演しています。こういう役をやらせると、この方はピカイチですネ。

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