先月5月25日は、世界で最初に『STAR WARS』が公開された記念日(もちろんアメリカで)で、今年は30周年だそうです。
昨年は『ウルトラマン』が40周年でしたが、11年でここまで特撮が進化したのですネ。
日本では、ミニチュアの航空機をピアノ線で吊るして行う「操演」が主流です。しかしこの映画ではカメラの方が動き、しかもその動きをコンピューターで制御し、何度でも同じ動きを再現できるという「モーション・コントロール・カメラ」が導入されています。これならば同じ構図で何度でも撮影できるので、合成の効率が飛躍的にアップされました。
セットや小道具、ミニチュアにはどれも汚れや傷があり、それらが使い込まれている「日常」を感じさせます。映画の冒頭の「A long time ago in a galaxy far, far away....」という文の「a long time ago」、つまり「昔々」という部分を忘れがちですが、この『STAR WARS』という作品の舞台は未来ではなく「過去」なのだということを思い出させてくれます。
日常的に惑星間航行が可能であり、多種多様な異星人が往来し、ドロイドが生活必需品となっている世界。そこで繰り広げられるワクワクするような冒険譚。私はこんな映画を待っていましたので、熱狂したのは言うまでもありません。
‥‥しかし、日本公開は翌'78年まで待たなければなりませんでした。それまで、雑誌等で紹介される「砂漠に立つC-3POとR2-D2」、「宇宙船内でレイアを追い詰めるストーム・トルーパー」、「デス・スターを攻撃するX-ウィング」といった写真に見とれるしかありませんでした。
小さな「ジャワ族」が乗る大きな「サンドクローラー」、サンド・ピープルが乗る「バンサ」など、とても刺激的で不思議なヴィジュアル。映画の冒頭でタンティヴIVを追跡している帝国軍の「スター・デストロイヤー」はどこまで大きいんだ! そのどれもが魅力的でした。
そして何といっても、「C-3PO」と「R2-D2」の凸凹コンビ。彼らがいなければ、この映画の魅力は半減でしょう。彼らの設定には、黒沢明監督の『隠し砦の三悪人』が下敷きとなっているそうです。
その他にも、この『STAR WARS』には古今東西の映画の要素が詰め込まれているそうで、西部劇やチャンバラ、ヨーロッパの騎士道物語、戦争映画、魔法もののファンタジーの影響まで見て取れます。それらが宇宙を舞台に繰り広げられているだけなので、これは「SFではない」のかもしれません。
明日から、我が家に少しだけある「STAR WARS グッズ」を紹介していきます。
昨年は『ウルトラマン』が40周年でしたが、11年でここまで特撮が進化したのですネ。
日本では、ミニチュアの航空機をピアノ線で吊るして行う「操演」が主流です。しかしこの映画ではカメラの方が動き、しかもその動きをコンピューターで制御し、何度でも同じ動きを再現できるという「モーション・コントロール・カメラ」が導入されています。これならば同じ構図で何度でも撮影できるので、合成の効率が飛躍的にアップされました。
セットや小道具、ミニチュアにはどれも汚れや傷があり、それらが使い込まれている「日常」を感じさせます。映画の冒頭の「A long time ago in a galaxy far, far away....」という文の「a long time ago」、つまり「昔々」という部分を忘れがちですが、この『STAR WARS』という作品の舞台は未来ではなく「過去」なのだということを思い出させてくれます。
日常的に惑星間航行が可能であり、多種多様な異星人が往来し、ドロイドが生活必需品となっている世界。そこで繰り広げられるワクワクするような冒険譚。私はこんな映画を待っていましたので、熱狂したのは言うまでもありません。
‥‥しかし、日本公開は翌'78年まで待たなければなりませんでした。それまで、雑誌等で紹介される「砂漠に立つC-3POとR2-D2」、「宇宙船内でレイアを追い詰めるストーム・トルーパー」、「デス・スターを攻撃するX-ウィング」といった写真に見とれるしかありませんでした。
小さな「ジャワ族」が乗る大きな「サンドクローラー」、サンド・ピープルが乗る「バンサ」など、とても刺激的で不思議なヴィジュアル。映画の冒頭でタンティヴIVを追跡している帝国軍の「スター・デストロイヤー」はどこまで大きいんだ! そのどれもが魅力的でした。
そして何といっても、「C-3PO」と「R2-D2」の凸凹コンビ。彼らがいなければ、この映画の魅力は半減でしょう。彼らの設定には、黒沢明監督の『隠し砦の三悪人』が下敷きとなっているそうです。
その他にも、この『STAR WARS』には古今東西の映画の要素が詰め込まれているそうで、西部劇やチャンバラ、ヨーロッパの騎士道物語、戦争映画、魔法もののファンタジーの影響まで見て取れます。それらが宇宙を舞台に繰り広げられているだけなので、これは「SFではない」のかもしれません。
明日から、我が家に少しだけある「STAR WARS グッズ」を紹介していきます。
先日、無い財布をはたいてやっと手に入れた46インチ液晶テレビでエピソードⅣ「A NEW HOPE」を再見したのですが、あのオープニング、スター・デストロイヤーの超仰角カットを観て「うわー、この戦艦、こんなに長かったっけ」と改めて感動しました。
「ここが艦尾か」と思ったら、ブラケット・ランナー捕獲用のくぼみだったという(笑)。
「ウルトラマン」と同じく、この作品もビジュアルショックに満ちた「絵で納得させてしまう」名作だったんですね。シリーズが進むにつれ、映像の魅力が薄れていったのが少し残念でしたが、それでも初志を貫き通したルーカスの偉業は高く評価したいと思います。
そうなんですよネ! 私も同じ勘違いをしました(笑)。初回上映の'78年ではなく、'90年頃にビデオで見た時ですが。
46インチで映画を見るって、いいなぁ(羨望)。我が家も一応はワイドTVを早い時期に買ったのですが、28インチですから‥‥。
本文記事で書くのを忘れましたが、ブラスターやファイターのレーザーなどの効果音も、新しさを感じましたネ。もちろんライトセーバーを振り回したり、光刃を交わしたりする音もよくできています。
「ジャワス」や「グリード」のセリフにも感心しました。
>この作品もビジュアルショックに満ちた「絵で納得させてしまう」名作だったんですね。
『ジェダイの復讐』のジャバの宮殿のバンドや、サルラックの処刑場に行くセール・バージ内の面々には脱力でした‥‥。『帝国の逆襲』の「トーントーン」や、ランドーの腹心の「LOBOT」、「AT-ATスノーウォーカー」までは驚きが詰まっていました。
満席の中で、友達と新聞紙敷いてみました
一応、少したってからのリバイバル上映なのに、すんごく混んでました。
お供は、キオスクで買った都こんぶとボンタンアメ
ビデオやDVDが普及した今だと、考えられないことですよね。
おまけ付のスターウォーズキャラメルなんてのも、売ってました。
最初の無印(現在は「新たなる希望」)の『スターウォーズ』は、吹替版の公開の時もかなり混んでいました。私も何度も見に行きましたが、熱心なマニアというか、リピーターが多く存在した映画でしたネ。
「映画館でお菓子を食べながら見る」というのも懐かしいですネ。家でDVDを見る時には、飲み物を取りに行ったりする時に一時停止したりしますから‥‥(苦笑)。
都内はあちこちにいます。
東西線沿線は長かったですね。
あの頃から、飯田橋の不二家はペコちゃん焼きがあったような。
あんなに混んでなくて、子どものワタシは生ケーキに心ひかれてましたし。
ガンダムもスターウォーズも、外伝あり銘々伝ありの「忠臣蔵」のようにロングランですなぁ。
デートで白い座席カバーの付いた「指定席」を取った時には、ちょっと贅沢をして「キミは特別だよ」とアピールしたものです。あのドキドキ感は、今の若者には味わえないものですかね(苦笑)。